GenesisPlanA’s diary(ジェネプラA・ダイアリー

主にシミュレーター関連に携わっています。世界的な範囲で扱った実績は多く、現在も複数台所有しています。日々の問い合わせが多く一問一答する側ら、掲載内容は検証・リサーチしたモノを含めて得られた情報など知的財産をオープンにしてます。レビュー等をTwitterやYouTubeなどの動画でも発信しています。現在は海外ブランド数社と友好関係にあり、技術的な面と、マニュアルの和訳にも携わってたりします。また、国内でも技術支援しています。此方の掲載内容は有効な情報を得たいと考える愛読者様への無償奉仕です。

今だからGRIDがめっちゃ面白い!GRID AUTO SPORT

(○・∀・)ノ マイド!!ジェネシスです。

 

いいネタ情報発信!またまた紹介します。

※個人的な主観です(笑)

 

皆さんはGRID2019をプレイされました?

ゲームと言うよりはレーシングSIM志向の強いGRID。グリップもドリフトも、駆動輪の異なる個体で、それらに合わせてドライビングテクニックを駆使して走る様はレーシングSIMに該当するものと思います。

今回の記事は、今のGRID 2019の事ではなく、GRID AUTO SPORTに焦点を当てていきたいと思います。

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◻️Twitchで昨年度にリリース

実は2019年9月19日にはTwitchでリリースされるなど、最近でも話題が再浮上してきたものですが、遡ると同作は2014年8月にSteamやPS3などで発売されています。

イギリスのディベロッパー、CodeMasters(略してコドマス)が開発を手掛けたこのレーシングSIM。

今回は、Twitch初の本格レーシングシュミレーターとしてデビューしました。

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プロレーサーのキャリアの世界に飛び込み、世界一の速さを誇るマシンに乗って、インディアナポリス・モーター・スピードウェイのレースコース~バルセロナの狭いストリートまで、モータースポーツ史上最高にエキサイティングなレースに参加出来る!

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Twitchユーザーは恐らく後方視点でのプレイヤーが多いという観点からか、GRID 2019ではなく、AUTO SPORTを採用した。何故、以前のタイトルを採用したのだろうか?

この当時のレースゲームって、やはり後方視点重視のものが多かった気がします。それは、GRID AUTO SPORTと同じ様な時期にGRANTURISMO5~6等のタイトルに人気があり、ハンコンを使っているユーザー意外のパットプレイヤーが後方視点重視のプレイをしている傾向にある様にも思えました。特に海外は後方視点でのプレイがスタンダードだった事もあり、バンパー視点やコックピット視点でのプレイを主観に置いて無かった様な傾向にあります。今も俗に言う洋ゲー(レースゲーム)は後方視点がまだ意識されて作られてるものが多いです。

パットの進化やハンコンの需要、ゲーミングPCのハイスペック化、販売増と共に、シュミレーションとして意識され始め、次第にバンパー視点やコックピット視点でのプレイへとシフトして来ました。ここまで車での間、後方視点ゲームは歴史が長かったので、製作者としては葛藤していた部分があるかと思います。

そんな中、コドマスからGRID AUTOSPORTがリリースされた訳なのですが「取り敢えずコックピットあります」的な感じで、一応、意図的に?ボヤけたコックピット視点は備わっていたのです。

(。-`ω´-)ンー

 

◻️動きは本格派なレースゲーム

レースゲームというとリアルな動きなどをシュミレートしてないか?というと実はそうではない。

レースゲームに位置づけされてる?けど、動きに安っぽさは無く寧ろ本格的なんですけどね。

GRID AUTO SPORTは、既存のGRID 2019と基本的には同じ物理的な動きをします。2014年当初、これが世の中のユーザーの需要にハマったか?というと、コアな玄人志向のゲーマー層に愛されるレーシングシュミレーター的な位置づけな感じがします。私もそうでしたから。

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GRID 2019と何が違うが?と申しますと、最新のGRIDはコックピット視点が綺麗に描かれており、今時のSIMレーサーの需要に応えています。物理的な動きはどうか?というと、どちらも本格的な動きをするので玄人志向が強い。万人受けはしないが「待ってました!」とばかりに本格思考な人にはハマる。タイヤやサスペンションの動きも良い。特にあのスリックタイヤが溶けてヌメっとした滑り出しから、スリップアングルで曲がるあの感覚は走ってて楽しい♪

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GRID AUTO SPORTのコックピットはボヤけた描きをしているけど、画面サイドにはタコメーターやレースに必要な情報が表示される。耐久レースもあるので当然、タイヤの減りも要素として盛り込まれている。プレイした感じだと、本当にリアルのレースと同じ様にタイヤが垂れてくるのが分かる。そこが自然な感じで難しくもあり楽しいのだ。

(〃゚A゚)

 

もしたかしたら、この種のレーシングSIM志向の強い味付け故に、俗に言うパットでは扱いにくい「鬼畜ゲー」に位置づけされていた可能性だってある。パットプレイヤーの需要は圧倒的に多い。でもプレイしたい。でもパットで動かせないなら使えない的な感じで敬遠されがち.........。アセットコルサも当時はそんな評価されてました。

(´;ω;`)

 

よくSteamのレビューとかで見るのが、パットでプレイ出来ないから鬼畜ゲーと低評価を付けられてるSIMって少なくない。

シュミレーターなんですけど('-' ).........。

 

良いレーシングゲームなんだけど、それ程ヒットしなかった理由って、これって本格的過ぎたんじゃないかな?と、今だから思えます。2011年にも、やはり本格的な味付けなレースゲームであるプレイスタイルのNFS Shiftも同様に早過ぎたデビューってヤツだったんでしょうかね。

 

当時はあまりウケませんでした。

あまりウケなかったゲームって、その後、日本での販売をしなくなる傾向ってありますよねぇ。

宣伝もしないし、結果的に本数も出ない。今更ながら見定めも甘い気がします.........。

 

◻️音良し!動き良し!グラフィック良し!

リアルのレース車両のエキゾースト等の音を、そのまま流用はしていないが、サウンドには拘りを感じます。エンジン&エキゾーストからは迫力のあるサウンドを奏でる。タイヤのスキール音もリアルでサーキットを走っている時のキュルキュルとした音でさえも心地良い。

物理的な動きはリアルと同じ。物理エンジンが優秀で、重い車は重いなりに、軽いフォーミュラならば軽快且つクイックなハンドリングを示します。滑りながら巻き込む様な挙動は完全なるグリップと言うよりはスリップアングルで曲がるレーシングカーそのものでドリフトとグリップの両立(ドリグリ)で曲がる。勿論、ドリフトも意図的な荷重移動を起こせば可能です。

コックピット視点はオプション扱い的な感じでボヤけているが、ProjectCARSシリーズでもスピードがのってくると手前の視界がボヤけるといった視覚的効果を狙ったのか?単純にゲームとして重くなるからボヤ化して軽くしたのかは分かりませんが、当時としてはやり過ぎ感がある様な気がします(笑)

しかし、路面の質感やコースの雰囲気、レース車輌の外装においてはめちゃくちゃ綺麗で、夢中になって走っている最中はコックピットがボヤけている事を忘れる瞬間は多々あります。

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PCなら先日に御紹介したこんなツールを使うとコックピットがボヤけているのなんて全く気にしなかったです。めちゃくちゃ新鮮な感じでプレイ出来ました。今やスマホでもこの手のアプリがありますので連動させるのも良いですね!

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正直、今はGRID 2019がリリースされていますが、GRID AUTO SPORTを今風にコックピット視点を含めてリマスター化しても良かったんじゃないかな?とさえ思える出来栄えだと思います。

(´-ω-)ウム

 

◻️今だからめっちゃ楽しいGRID AUTO SPORT

既にGRID 2019を遊び倒してやる事がなくなっているユーザーさんは、画質のグレードこそは少し劣るもののGRID AUTO SPORTをプレイされてみても良いのではないでしょうか?延長線上で走るの楽しいですよ!

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スペックを要求する2019を、まだプレイ出来ないユーザーさんも少なからず居ると思います。私の友達も何人かは居ます。既存のGRID 2019はマシンスペックを要求しますので、数世代前のゲーミングPCでは正直重いです。しかし、GRID AUTO SPORTならプレイは可能ですし、今、スペックを満たしていない、プレイする環境が無いユーザーさん、又は体験した事が無いユーザーさんには、仮想的にGRID 2019の傾向が伺える=体感出来ると思います。

RTX2060クラスのグラボなら、ウルトラ画質でも配信と同時にプレイされてても余裕で軽快に動くと思います。

 

普通のレーシングSIMで不足感を感じたなら、時々、気分転換で走るのも凄くいいです。Steamのセールで買うならめちゃくちゃ安いですし。

 

◻️今時のハンコンを使うと、また一味違った味わいが

先日にプレイしてて思ったのですが、PS2PS3世代に出回っていたハンコンって、種類が限られていたと思います。今時の様な高性能なものも、あまり無く、選択肢もまた無かったようにも思えます。

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同作は2014年と少し古いですが、当時プレイされていたユーザーさんは、もしかしたら今どきのハンコンだったら、また違った味わいが感じられるかも知れません。私がプレイしていて思ったのは、「今だからコイツの本当の味が分かる」とか「当時にあまり感じられなかったリアル感」的なものを凄く感じました。久しぶりにプレイしてみて、キャリアを再びやろうかな!とも思えました(笑)

因みに今時のハンコンではFANATEC Podium DDでも作動します。

 

まだの方はこの機会に是非ともプレイしてみて下さい。

(* ॑꒳ ॑* )⋆*

 

Steam、PlayStation3、※Twitchで発売中。

※Twitchのコックピット視点が有るのかどうなのかはプレイしていないので分かりません。

 

 

それでは!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕

僅か$1300で手に入る!省スペース設置と可動範囲の広い2 Axisリアルモーションシュミレーター!Consumer H2

(○・∀・)ノ マイド!!ジェネシスです。

 

省スペースで設置が出来て、可動範囲も20°と広く、手軽に始められるリアル・モーションシュミレーターの御紹介です。手軽に始められますが本格的なんですけどね(笑)

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この可動式のコックピットと据え付けのモニターさえあれば、リアルシュミレーターも比較的安価に実現可能なんです。勿論、VRを使えば、よりリアルになります。その名もConsumer H2(コンシュマー・エイチ・ツー)です。ブランドはDOF Realityになります。

 

H2 Consumer Motion simulator platform(エイチ・ツー・モーション・シュミレーター・プラットフォーム)は、大出力工業用ブラシレスモーターを2基搭載しますが、それぞれに可動式のアームが備わり、前後~交互に動作することにより、コックピット全体を最大20°まで傾けて制御します。H2モデルは、シートだけでなく、モーションプラットフォームに取り付けられたすべてのシミュレーターコントロールステアリングホイールジョイスティック、ペダル、スロットルなど)と連動するように設計されていますので、ステアリングなどのコントローラーを動かすと全てが連動する様に設計されています。

 

プラットフォームはまた、振動フィードバックを提供して、路面のテクスチャ、ギアの変更、衝突、およびButtkicker Bass shaker(s)または他のアドオンを介した情報をシミュレートします。

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ベースフレームにシートを取り付ける事により、全体的に稼働させ、一般的なシリンダーを使った軸式よりも簡素でありながら、多軸の様に滑らかに動かす事が可能となっています。

特にアクチュエータベースのプラットフォーム(Prosimu、SimXperienceなど)と比較して非常に静かです。 騒音に関しては20 dBAの冷却ファンの風の音のみが聞こえます。 最小限のスペース要件で組み立てやすく設計されており、ほとんどの家の入り口からこれらのパーツを室内へ持ち込む事が出来て、コンパクトでありながらパッケージとしては強力です。

2基のブラシレスモーターはピッチとロールを細かく制御し、そのトルクは25Nmもの出力をもちます。

59✕150cmに+α程度のスペースさえ確保できれば、それが実現出来る訳です。

耐荷重は330lb(150kg)になります。

 

さぁ、手軽に始められる、このリアル・モーションシュミレーター!如何でしょうか?

 

因みに個人輸入になります。

 

宜しかったら是非!

 

 

それでは!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕

 

 

 

🎊㊗ブログ開設75日目にして3万アクセス突破しました。

(○・∀・)ノ マイド!!ジェネシスです。

 

気がついたのですが、ライブ配信や動画に対するコメントなど多くのお問い合わせを頂いていた事もあり、ブログ開設するに至りましたが、つい昨日、75日目にしてお陰様で3万アクセスを超えました。

"(ノ*>∀<)ノ

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皆さんがよく読まれる記事は、やはり殆どがFANATECを含めハンドルコントローラー(ハンコン)に関する情報が多いです。私とて今は一般のサラリーマンですから四六時中、レーシングSIMをプレイしている訳ではありませんが、今や個人的な趣味の一つなんです(笑)

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経験や知見を含め知り得た情報を!と思い、ブログを始めた訳ですが、友人や読者さんから、感想やコメントをたくさん頂きまして、それなりに反響があったのかなぁ~と思っております。

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伝えたい事、何かしら知りたい事があれば、ここを見れば分かるぞ!的な存在になれたら、それも良し。

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今後も、何かしらの検証やレビューを、動画やブログなどに載せていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします•*¨*•.¸¸♬︎

(〃・д・) -д-))ペコリン

 

Rally&ドリフトSIMには必需品!thrustmaster TSS HandBrake+ SPARCO Modを試してみた!の巻

○・∀・)ノ マイド!!ジェネシスです。

 

今回はthrustmasterからリリースされているハンドブレーキ、TSS HandBrake+ SPARCO Modをとあるルートで出物があったので購入してみました。コイツを試してみたので紹介します。私は普段、FANATECのサイドブレーキを使っていますので、その辺の使用感の差などもお伝え出来ればと思っております。

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◻️TSS HandBrake+ SPARCO Mod

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箱の中身はこんな感じでズッポリと収まっています。本体、グリップ&アーム、それを固定するネジ類、ケーブル2種(内、USB変換ケーブル1本)が付属しています。デスクなどの固定台へのネジ類は付属してません。

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TSS HandBrake+ SPARCO Mod本体
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USB変換ケーブルです。
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thrustmaster製のハンコン用接続コネクターです。

 

ボディ外観はこんな感じです。片面にのみシーケンシャルシフトの切替スイッチが備わっています。

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本体底面には計8つのネジ穴がありますが、4箇所固定で大丈夫です。恐らく固定台のネジ位置との関係も考慮して予め、位置の違うネジ穴が設定されているものと思われます。

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グリップにはネジ切りがされており、長さを調節出来る機構を備えています。大凡10cm近くまでは調整出来そうです。

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角度は任意に変えることが可能で、好みの角度や長さなども調整出来ます。

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握りは太めで、リング状のラバーで滑り防止効果を付与してます。握った感じはボコボコ感がありますので好みが別れるかもです。thrustmasterユーザーさんがオールインワンで使うとなると此方のサイドブレーキの選択肢になってしまう訳ですね。

 

◻️使用感について

あくまでも私が個人で所有しているFANATECのサイドブレーキとの使用感での比較になります。

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・引きしろがやや狭く、微妙な強弱のコントロールには少しばかり慣れが必要かな?と思います。かと言ってスライドタイプのアナログセンサーを使っていますのでリニアに効きますので、慣れてしまえば違和感が無くなるかもです。

・引く度合いが増すと硬く感じる。しかし、引いた時の剛性感はあり、しっかりとした手応えを感じます。内部の構造上、バネの縮み度合いが増すと硬くなるので、それが顕著に出ているものと思います。

・引いた時、リリースした時に金属音が鳴る。これは、内部の可動範囲を制限するストッパー(フレーム)にアーム根元が当たるので鳴りが出ます。集合住宅などですとガチャガチャとした金属音がちょっと気になるかもです。

 

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対してFANATECのサイドブレーキは引いた時の感触や、MAXまで引ききったフィーリングに変化はなく、僅かな引きしろでもコントロールがし易いと感じます。引いた感触は若干柔らかめですが、ペダル等に採用しているアナログセンサーを使っていますので、角度に応じてリニアな反応を示します。シリコンラバーの様なもので成形されたダンパーを採用していますので金属鳴りなどの擬音は出ません。

 

◻️TSS HandBrake+ SPARCO Modは買いか?

サイドブレーキとシーケンシャルシフトの兼用設計なので汎用性に富む。thrustmasterユーザーなら例えばPlayStation4などのコンシュマー機で使うならオールインワンという選択肢になります。

別売でthrustmasterから増設用のHubがリリースされているので、シフターとの兼用も可能で、将来的な拡張性が可能です。ハンコンがthrustmaster製で、尚且つコンシュマー機でのプレイがメイン環境なら買いでしょう!

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ですが、価格面でいくと少し割高感があります。某ネットショップでも一時は法外な値段の上乗せがあったりと値段の変動が激しいです。この部分で購入を躊躇うユーザーさんは多いのではないでしょうか?SPARCOとのコラボなのでこの辺は致し方ないところではあります。

適正価格に関しては、海外市場ですと大凡、日本円にして2万6000円位で売られていますので、運搬コストと税金が乗ると国内での適正価格は2万後半~3万弱といった所でしょうか。

 

使用感や作動時の擬音など気になる方もいらっしゃると思いますので宜しければ配信動画を参考にして頂ければと思います。

 

それでは!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕

 

 

 

Podium DDって、どのSIMにも使えるの?についてレビューまとめ

(○・∀・)ノ マイド!!ジェネシスです。

 

FANATEC Podium DDって最新のハンコンだから~っという感覚で購入検討している人も少なくないと思います。

かく言う私も、そんなつもりで購入した節がありますが、今のところCSL eliteもあるから、いざと言う時に切り替えればいいじゃないか!と思ってました。

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でも、いちいち本体を入れ替えるのって一般的に考えれば面倒な作業ですよね?(本体10kgもあるし、取り付け角度も違うし.........などなど)

(・д・)

 

私がプレイしていた幾つかのゲーム&レーシングSIMでPodiumではハンコン設定すら受け付けなかったものを参考までに此方に紹介します。これからプレイを検討されてる方は参考にして頂ければと思います。該当しない場合は、そのままPodiumを検討されるのも良し!ですね。

尚、ここに御紹介するのはXbox ONEPlayStation4などのコンシュマー機ではなく、PCでの話になります。

 

◻️認識しないもの一覧

(※訂正:FORZAシリーズはV2.5モードに切り替える事によってキーの割り当てが可能と確認出来ました。)

※FORZA HORIZON4

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※FORZA MOTER SPORT7

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・CAR X Drift Racing

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・Copa Petrobras de Marcas

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・Drift Streets Japan

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・F12016とそれ以前のタイトル

 

 

◻️何とか認識してくれたもの

・Shift 2 Unleashed

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・Race07

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※ステアリング割り当ての際にコツが要ります。

 

◻️意外にデフォルトで認識してしまってビックリしたSIM(笑)

・formula track 2013

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◻️何故、認識出来ないのか?

FORZAシリーズに至ってはTurn10の方でPodium DDのドライバーを盛り込んだ修正パッチが配布されていないからだと思います。Podium DDのステアリング舵角が1080°を超えるので、グルングルン回ってしまいます。ステアリングの割り当てはおろか、認識すらしてくれない状態です。ある一定の範囲(1080°まで)で一区切りとして認識させてくれれば認識する筈なんですが.........。

人気のレーシングSIMだけに、ほんと残念です。

Turn10にも直接説明しておきましたが、今後対応するのか分からない状況です。

(●`-ェ-´)んー

(※訂正:各ステアリングのモデルごとに割り当てられたモード切り替えボタンにてv2.5モードで認識してくれる事を確認しました。)

m(_ _)m

 

Shift 2はステアリングの限界付近でステアリングを揺さぶると何とか認識してくれました。

(๑و•̀Δ•́)و

 

此方に載せてないレーシングSIMタイトルは殆ど動きますね。

 

因みにまだ試せていないモードがありますので、後日に検証をしていく予定です。

 

現段階ではこんな感じです。認識させるコツ的なモノが見つかったり、まだ試せていないSIMなどありますので随時更新していきたいと思っております。

 

それでは!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕

 

気分も上がる⤴︎︎︎⤴︎︎レーシングSIMに必須!SimRacing Dashboardを試してみた♪

(○・∀・)ノ マイド!!ジェネシスです。

 

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。今年も宜しく御願いします。

 

今回は昨年度の12月初旬にオーダーしていたアイテムSimRacing Dashboard(シムレーシング・ダッシュボード)を入荷しましたので御紹介したいと思います。

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尚、此方はロシアからの輸入になりますが、価格はそれほど高くはなく、視認性も良好なのでハンコンのお共に良いかと思います。

 

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Logicool製のハンコンや、FANATECの一部機種にはこの様なシグナルが点灯するものがあるので視認性が良いのですが、一般的には標準装備されてる事が非常に少ないです。出来れば欲しい機能のひとつですよね!

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尚、PlayStation4などのコンシュマー機には使えません。PC専用と思って貰っても良いと思います。

 

結構、この手のアイテムは日本国内では普通に売られている事自体が皆無で、thrustmaster製のものが唯一手に入り易い.........けど、ぶっちゃけスタンドとセットで買わないと美的にも宜しくないし、価格も結構するので物の割には高いです。

海外に目を向けると結構、似たような仕様のものが売ってたりしますけど、運搬コストが法外で場合によっては商品と変わらないという矛盾した事態もあったりします。ほんと、日本のこういったものを取り入れるには敷居が高くなってしまい、そして妥当な価格ではないので、手に入れにくいですよね。

アジアも良いけど、以前に買ったある物は、高い値段だった割にはゴミみたいな物もありました.........。

 

今回は違った方向性でリサーチした結果、ロシアとかでも面白いアイテムを幾つか見つけられましたし、品質も確かな物!が大前提でしたので、いろいろ欲しい中の1つであるコイツを入手する事にしました。

 

◻️SimRacing Dashboard

シムレーシング・ダッシュボードと称するこのアイテムはPCとUSBケーブルで接続します。勿論、PCで使うのですからハンコンの違いなど関係はなく、今お手持ちのハンコンのお共に備え付ける事が出来るのです。

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光源は素子剥き出しのLEDで、非常に明るく、質感的には宜しいです。センターにシフトインジゲーター、左の小窓にはスピード、右の小窓には回転数を表示します。スマホ等でもこの手のアプリはありますが、光源は眩しい位なので、目線が逸れていても光が視界に飛び込んで来るので分かりやすいです。

ボディはABS製です。ドライカーボンの様な模様で模造していますのでカッコイイですね。

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高さ6.3cm、幅13cm、厚み2.3cmあります。iPhone10の分厚いボディとでも申しましょうか(笑)

デスク固定のスマホスタンド等使うと、カッチリ固定できますね。私は以前紹介したスマホスタンドをそのまま使っています(笑)

 

専用のソフトでレーシングSIMと連動させます。ソフトは提供主がダウンロードリンクを紹介してくれますが、紹介画像のデスクトップにはロシア語ですが、親切にも下部に英語で説明書きされていました。

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Steamで取り扱っているSIMと、FORZA HORIZON、FORZA MOTERSPORTもサポートされていました。勿論、ASSETTO CORSA COMPETIZIONEも然り、有名どころのSIMに関してはF1に至るまで問題なく動きますね。

先日にテスト放送してますので宜しければご参考までにドゾ。

(⊃ ´ ꒳ ` )⊃□ドゾッ

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残念ながら今のところWRC8には対応していません。(マニュアル操作で認識できるのか試す予定です。)

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気になる価格は(送料込でも)1万円くらいで買えます。ですが、ロシア圏は手元に届くまで結構時間が掛かりますので気長に待つ事をオススメします。

※特に危険物や電子部品関係は空港での停滞が長いのです。

私も届くまでに時間を要しましたので、20日~30日を目安に見ておくと良いかもです。

(๑•̀ㅁ•́ฅ✨

 

実は、この手のアイテムは個人的に輸入販売代理しようかと考えた事がありますが、手広くやってしまうと大変なので、今は仲良しさんだけの提供窓口をと考えています。

 

今回はこの辺で!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕

 

 

ん?撓み?何故DDはソリッドに感じるのか~ハンコンに関係するベルトを含めた構造についての話です。

(○・∀・)ノ マイド!!ジェネシスです。

 

今回はベルトについてのお話も含みます。

 

巷ではDD(ダイレクトドライブ)はインフォメーションがソリッドだ。とか、ベルトドライブは撓(たわ)む。とか、言われていますが、その撓みと感じる原因は何か?という部分に触れていきたいと思います。

 

尚、あくまでもユーザー目線とエンジニアとしての個人的な分析などを含んでます。メーカーにとっては非公開な部分が多いですが、内部構造と設計からの考察や、部分的には主観で物事を言っていますので参考程度に御覧になって下さい(笑)

私なりに纏めてみました。

 

◻️構造を考える

ハンドルコントローラ(略してハンコン)の内部には動力を伝えるモーターが備わり、それをプーリーやギアを介してトルクやキックバック感を伝える機構を備えているのがFFB(フォースフィードバック)付きのハンコンです。

thrustmasterやFANATECなどはベルト機構、ギアを介しているのがLogicool製のハンコンに大別されます。

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Logicool製のハンコンに備わるギアはきりもみ状のヘリカルギアを採用していますが、ギアには山と山の噛み合せの部分にほんの僅かな隙間を儲けてあります。完全に隙間を噛み合せるとゴリゴリとした感触が出てしまいますので、目で見て分からない位の僅かなクリアランス調整がされています。バックラッシュとも言います。この機構により撓みとは皆無で、トルクが発生した時にはゴリッとした質感と共にリニア且つソリッドな質感をステアリングに伝えてくれます。

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対してベルトドライブはどうかと申しますと、モーターからステアリングボスの回転軸までの経路にプーリーを介しますので、ハンコンのタイプによっては撓み(たわみ)感を感じる事があります。

 

◻️ベルトの構造ってどんなの?結構頑丈なんです!

 

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ベルトの歴史は長く、一般的な自動車や工業用機械、家庭用の掃除機など、モーターから動力を伝える手段としてフレキシブルなベルトが使われるケースが多かったですね。今や自動車に関してはタイミングベルトは金属製になり、切れてしまう事は無くなりましたが、それまではベルトが普通に使われていました。

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ベルトの基本構造は引っ張られた時に伸びない様に芯線にグラスファイバーが入っています。タイヤにも使われる繊維で非常に丈夫な素材なんです。人の力では当然伸びないですし、先にも触れました自動車のタイミングベルトにも同じような構造の物が使われていましたので、その丈夫さは確かな剛性感があります。

複雑に屈曲され、且つ高速で回転されるのでフレキシブル性が求められます。芯線の外皮にクロロブレンゴムなどを採用している事が多いです。ギザギザの歯先は磨耗を防ぐためにナイロンを使ったりしますので適度に噛み込み、そしてその歯先も耐摩耗性をが必要なので耐摩耗に強い繊維やカーボン繊維などが使わてます。(※この辺の素材の選定や設計はメーカーによって違います)

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話は横道に反れてしまいましたが、話を戻します。

ベルトはこの様な構造により回転方向への伸びは殆ど皆無で、俗に言う「撓み」を感じる原因となるものは別の部分のパーツや構造に起因するものがあります。

 

◻️何故ベルトドライブ構造が必要だったのかを考える

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こちらはthrustmaster製のT-GTの内部構造です。径の異なる2本のベルトを採用しており、ステアリングボスの主軸側には山の大きなベルトを採用してます。ベルトとベルトを駆動させるためにモーターの出力とのバランスで回転比を儲けて設定されていまさので各々の回転するスピードは微妙に違います。例えばモーターは同じでも、ベルトを駆動させるプーリーの径のサイズによって伝える力が変わるのです。

また、ベルトとプーリー、そしてベルトテンショナー(遊びを抑えるローラー)の距離感があります。

 

回転比に関しては、皆さんも自転車やバイクに乗っている時にハイギア側とローギア側へとギアチェンジした際に、蹴り出す力の変化を体験されている方は多いと思いますが、それと同じく、これらもギア=プーリーの径の違いで、加わる=感じる力が変わります。

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対してFANATEC CSL等も同じくベルトドライブを採用していますが、先に触れたthrustmaster製のハンコンと大きく違うのは、大径のプーリーとベルトの太さ、抱き込み角の広さで、且つ高出力に耐えれる構造をしています。ベルトテンショナーも極力、メインプーリーに近しく、遊びは皆無です。これによりベルトの撓み感は、ほぼ無きに等しく感じ、ドライビングにはダイレクトな感触がだけが伝えられます。

両者の設計を見比べますと、FANATECはプーリーと、ベルトの抱き込みの面積、プーリーからギアまでの距離が極端に短い事が写真を見て頂ければ分かると思います。

FANATECは搭載しているモーターそのものがパワフルであり、thrustmasterはプーリーの径で力を増大させる機構を有してますので根本的に力の掛かり方が違います。

撓み感は、この駆動軸までのベルトが接触していない距離でも感じる部分なので極力ムラのないソリッドな質感をステアリングに伝える工夫がされているのがFANATECになります。

 

◻️撓み感はベルトの伸びではない

実はベルト以外に撓み感を感じる要素があります。それはモーター出力そのものも起因してます。ステアリングをきっている最中に踏ん張る時に、トルクに逆らう反力として働きます。その反力はプーリーを介し、モーターへと伝わりますが、モーターの出力が小さいと回転したい方向とは逆方向に力が掛かります。押し戻される力が「撓み」を感じる要素の一つでもあります。

Logicool G29はギアドライブですがソリッドな感触の中に同じような「撓み感」と称するフィーリングが感じ取れます。

 

◻️モーターそのものの設計が違う

最近流行り始めてきたダイレクトドライブ(俗に言うDD)は、従来のモーターの設計とは違います。

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モーターには様々な種類があり、従来より搭載される事が多かったものは俗に言うブラシレスモーターと呼ばれるものです。代表的な構造はこの様になってます。

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thrustmasterなどに搭載されているT-M.C.Eと見比べますと、オードソックスなブラシレスモーターを採用している事が分かります。

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このオードソックスなブラシレスモーターは、ブラシ付きのモーターの進化系であり、ブラシレスモーターのはしりでもあります。今や小型のものはドローンにも採用されていますよね。

今のところベルト式のハンコンに搭載されている中で最も強力なモーター搭載グレードはFANATECのCSW V2.5で8Nmになります。

何故ベルト化が必要だったのか?というところにポイントがありますが、先に触れましたプーリーの径でトルク感を増大させる為にベルトを介した造りになっていたと考えられます。

モーターそのものも押し戻される反力に負ける部分もあったりします。

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さて、今や流行りつつあるダイレクトドライブ(DD)は構造こそは公開されていませんが、モーターそのものをパッケージングした造りになっています。しかもモーターそのものの内部の大きさが違います。

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その外観から見えて来るのは強力なトルクを生み出す工業用AC/DCモーターにも構造が酷似しており(※メーカーによって微妙に設計が違う)、これにヒートシンクのボディと組み合わせ、背面に備わるIC、又は別体のBOXで細かな制御を実現出来ています。この様な機構はOSWのダイレクトドライブにも見られる構造です。

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強力なモーターを搭載する事でプーリーなどでトルクを増強する必要性もなく、まんまモーターを搭載する事でシンプルに纏められているのがダイレクトドライブの特徴です。

 

◻️撓み感の正体とは一体?

thrustmaster製のハンコンはモーター、プーリー間に距離が少しあるので微妙な遊びが生じます。それはT-GTも同じく言える事です。対してFANATECは抱き込み角を大きく取り、ベルトテンショナーを配置する事でプーリーに伝達するトルクを極限まで減らす工夫が施されています。

撓みと感じられる正体は、モーター~プーリー間の減速比など、間接的な構造故に発生する感覚であり、ステアリングを切った際のモーターへの反力も少なからず起因しています。

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何も介さないモーターそのもののダイレクトドライブはガッチリ感が、モーターそのものが強烈なトルクを生み出す設計のものであるので、シャープであると感じる。入力に対して瞬間的なトルクの逃がしもコントロールされている。その差だと思います。

解像度を数値で表そうとすると、それほど驚く様な大きな差は無く、機構を介さないシンプル且つシャキシャキとしたトルクの加減がシャープであり、ソリッドだと感じる部分に差が出ているのだと思います。単純に出力特性が違うのです。

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撓みと感じる正体は間接的な構造とモーターそのものの特性が起因しているものと考えられるのです。

オードソックスなスタイルであるベルトドライブはマイルドに感じ、ダイレクトドライブはソリッドに感じる。コレだと思います。

 

さて、長々と説明してしまいましたが如何だったでしょうか?

 

あくまで構造や個人的な経験則、そして知見で物事を言っていますのでご了承下さい。

 

今回はこの辺で。

 

それでは!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕

 

新Firmwareで激変!?FANATEC / Podium DD新Firmware実装テストのレビュー!

(○・∀・)ノ マイド!!ジェネシスです。

 

今回はFANATEC Podium DDについて最近のFirmware V335、FANATEC Driver 352 Beta導入後のレビューになります。FANATECは、まだ現段階では途中の改良バージョンとして、このFirmwareをユーザーに配布しています。詳しくは以前のブログ記事を参考にして頂ければと思います。

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使っているハンコンは私が所有しているPodium DD1になります。今回の検証では、ステアリングは新しいPodium wheel Porsche 911 GTレプリカを使用しています。

Porscheステアリングも新しいFirmwareが既に改良バージョンとして配布されています。まだ修正箇所があるみたいなので、そのうち新たなFirmwareが配布されると思います。

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MAXトルク20Nmに解放するには、このKeyパーツを本体裏側のコネクトに差し込むことで解放されます。禁断の解放Keyパーツ·····私は常時挿入しています(笑)

( ゚∀゚)・∵ブハッ!!

 

これを付けてないと画面には「law torque(ロー・トルク)」と表示されます。因みに差し込むと「High torque(ハイ・トルク)」と表示されます。マニュアルにも記載されていますが自己責任で!という注意書きもされています。特にお子様等、若年者さんが扱うには危ないのでくれぐれも気をつけて下さい。

FFB設定の際にはDanger(デンジャー)という表示が所々で表示されますが私は無視してます(笑)

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Keyパーツを挿入してない状態ではlaw torqueの状態ですが、FFBトルク設定をMAX100%にしても、はっきり言ってユルユルです。体感的には4Nm前後かな?って感じです。4NmというとCSL eliteのMAXトルクよりも弱い重さです。(※CSL eliteは6Nm MAX)寧ろthrustmaster T-GTに近いかな。

勿論、この設定でも新しいFirmware V335により、従来より格段に且つ小刻みなFFBが体感できました。従来の様な雑味も殆どありません。

続きましてKeyパーツを挿入して20%、40%、60%、80%、100%と設定し、試走してみました。

今回使ったレーシングSIMは、ASSETT CORSA COMPETIZIONE(アセットコルサ・コンペティツィオーネ)と、ナチュラルなフィーリングのrace roomで走ってみました。

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20%の段階で既にそこそこ重みを感じます。40%レベルだと結構ズシリとした重みを感じます。このレベルになってくると通常はFFBの雑味が顕著に分かるのですが、かなりスムーズになっているのが確認できました。細かく、そして繊細に情報を伝えてくれます。初段階でプリセットで実装されていた8BIT制御(256刻み+ボカされたフィルター)による雑味は殆ど無く、16BIT化(65536刻み)された事によりリニア感が大幅に増しました。

 

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※角線が8BIT、滑らかな曲線が16BITです。

 

Firmware更新前と更新後のテストでは、この新しいフォームウェアにより、ハンドリングのスムーズさや、ブレーキングからコーナーへのアプローチもスムーズになってる様にも感じました。

全ての解像度が向上したことにより、感性に近くなったという個人的な感想です。

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60%~80%域でもそれは感じられ、ステアリングは鬼のように重たいですが、重たさの中に確かな細やかなフィーリングが感じられ、ゴキゴキとしたぎこち無さは薄れています。それはFFBトルク設定をMAXの100%にしても同じです。小刻みにリニアに伝わる振動感、車体から伝わるフィーリングがほんと自然に近くなった。因みに100%にすると20Nmレベルなので、かなりガッツン!ガッツン!と持っていかれますので、試される際にはご注意下さい。

 

個人的な好みのFFBトルク設定は大体、走る個体によっては40~60%位が妥当な感じで、大凡10~12Nm前後ならばカテゴリー上位のGTカークラスのキックバック感かなと。

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昔乗ってたパワステの無いHONDA NSX-Rや、AW11型のTOYOTA MR2並のステアリングの重たさや、リニア感を体験出来ましたし、勿論、実車に近しいか?と言われますと、バーチャルなのでリアルのステアリングから伝わるインフォメーションとは、ちょっと違いますが、近しいステアリングの重みを感じる事が出来ました。新Firmwareによる16BIT化への恩恵はありましたね。

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実は、このテストの前に試走しているのですが、気のせいかPodiumだけでなくCSL eliteなどにも少しフィーリングが変わった風にも思えます。他モデルへの影響については公式からも開示されてないので分かりませんが、もしかしたら·····もしかするかも知れません。

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FANATECは現段階でのFirmwareは、まだ改良の予定をしていますので今後の変化が気になるところです。

 

しかし、まぁ、Podium DD1でもこの鬼のようなトルク感ですから必要にして十分なスペックですよね。

今のところSimucube2にかなり近しくなったフィーリングなので概ね満足です。

 

また、何か進捗がありましたらブログ記事を書きたいと思います。

 

では!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕

やっぱリアル感が欲しい!FFB(フォースフィードバック)のお話です。

(○・∀・)ノ マイド!!ジェネシスです。

 

今回はFFB(フォースフィードバック)のお話です。

 

ハンコンのFFB設定は、個人の好みによってマチマチだと思います。しかし、余りにも設定値が低いと元々のスペックを活かしきれていません。ハンコンの設計上の耐久度も絡んで来ますので全ては該当しないのですが、そのハンコンの「旨味」を引き出すのはハンコンのFFB設定次第だと思いますし、そして感覚は激変します。

 

単位を表す〇〇Nmって何だ?と思われる方もいらっしゃると思いますが、1 重量ポンドフィート(ポンドフィートとも) = 1.3558179 N·mです。

 

◻️FFBのトルク設定は

御自身で所有されているハンコンのトルクであるNmは、これで表されています。しかし、thrustmasterやLogicoolは、これらの情報を一般公開していません。御興味のあるユーザーさんは、私の過去のブログ記事に記載されている数値を見て、御自身で所有されているハンコンの最大トルクを見てみて下さい。

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また、thrustmaster製のハンコンですとオーバーヒートし易い傾向もありますので適度な設定が望ましいです。T-GTと言えども4NmクラスのMAXトルクを発生しますが、MAXトルクを掛け続けると、内部のベルトが歯飛びしたりしますし、プーリーとベルトの摩耗も発生するので多少のダメージが入る懸念はあります。ガツンガツンと擬音が·····。

(;.Д.)

 

T500RSクラスでもMAXトルクを10分程度掛け続けるとオーバーヒートしたりしますので寿命を縮めてしまいますよね。

グランツーリスモSPORTやアセットコルサなどの家庭用コンシュマー機でのプレイである場合は、半分程度の設定値に留めておかないとオーバーヒートし易いです。thrustmaster製のハンコンでもMAXトルクでプレイするとFFBの旨味を体感出来ます。しかし、将来的なトラブルを誘発しかねないので無理は禁物です。御興味のある方はほんの数分間だけMAXトルクで試されては如何でしょうか。御自身で所有されているハンコンの本当のスペック、旨味を体験する事が出来ます。

私の友達でもあるlonely 〇hostさんもT-GTでの普段のトルク設定は3~4割以下レベル程度の設定にしてます。

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◻️私にとってのリアル感

私は、過去に幾つものハンコンを所持し、又は友人や知人に他機種のハンコンの挙動を体験させて頂いた経験がありますが、今は普段使いとしてFANATEC CSLを使っています。

私の場合はFFBの設定は殆どMAXの6Nmを掛けてプレイしてます。この辺はレーシングSIMによって多少の強弱は違いますが結構重いです。レーシングSIM設定で言うところの100%ですね。但し、妥当な設定値でなけれは微調整はします。ですか、殆どMAXトルクてプレイしていることの方が圧倒的に多いのです。

そうしますと、ずっしりと重たい中に細やかな情報が詰まっている事が分かります。それはリアル感にも直結しますし、実際のレース車輌の質感も感じる事が出来ると考えています。

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ASSETTO CORSAやASSETTO CORSA COMPETIZIONE、rFactor2等の本格的なSIMは、実際の挙動情報を実車の感覚からフィードバックされ、現実のインフォメーションが味付けされていますので、例えば「あのレーシングカーの様な重みのあるリアル感を体験したい!」と思うならば、それに近しい重みや情報を感じる事が出来ます。いやー、素晴らしい時代になりました!

(´ー`*)ウンウン

 

◻️インフォメーション重視のFFBか、リアル重視のFFBか

縁石や路面のうねり、肩輪走行やジャンプからの着地した路面への接地感などなど、様々なシチュエーションが情報としてステアリングに伝えてくれる、FFBという人間が感じる事が出来るインフォメーション情報。時折、キックバックでステアリングを持っていかれるヘヴィな荷重感でさえも楽しむ事が出来るのです。

速く走るには、レーシングSIMをプレイされてるユーザーには過度なFFBは速さには繋がらない部分が多いので、誰に聞いても比較的軽くしている事が多いのですが、私の場合は、例え走りが遅くなってもリアル感を感じつつ走りたいので、今持てるハンコンのその性能をフルに使う様にしています。

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もう既にFANATECユーザーになってから3年近く経ちますが、今メインで使っているCSL elite君はオーバーヒートを1回もした事がありません。非常にタフな作りになっています。これでも十分な位に重いFFBですが、ここまでトルク掛けてる人って意外と少ないんですよねぇ·····。

 

個人的にはもうちょいトルクが欲しいと思っています。慣れって怖いですよね(笑)

 

◻️更なる高みへ~DD(ダイレクトドライブ)へ

Podium DDって一般の人が手に入れやすいものです。日本の窓口でも買えますから。(英文ですが)

simucube2などは日本に販売代理店が無いので個人輸入になります。しかし、Podium DD2クラスは商業用ですので、一般家庭で使うには、ちょっとやり過ぎ感ありますよね。既に購入した、又は所持してるユーザーさんは、これの過大なトルクを含め、使ってる今、それの性能を活かしきれているのか?という疑問にぶつかります。私も何度か触らせて貰ってますが、60~80%程度のトルクを掛けた時はDD1でも十分過ぎる位だと感じました。個人的にいろいろ見比べて考えてみましたが、現実的にはPodium DD1でもCSL eliteの3倍強程のMAXトルクですから、これで十分だと思います。DD2とDD1の違いはMAXトルク値とキルスイッチの有無であって、細やかな制御は全く同じですから。価格差は付属してくるスイッチとモーターの出力だけ。

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ハンコンは「見栄で買うもんじゃない!」と個人的には思ってますので自分の腕力(能力)に見合ったスペックのモノを他のユーザーさんにもオススメしたいです。

ベルトドライブとダイレクトドライブ(DD)の違いは、ベルト等の機構を介さないダイレクトドライブだからこそ強大なトルクを掛けられる設計が実現できてるんです。20NmのMAXトルク値を有するハンコンでも、それを5Nm以下クラスか、それ以下の程度だと、全く性能を活かしきれているのか疑問に思います。それならば高い金出すよりもCSLクラスでも十分なのではないか。性能を持て余すよりも適したクラスでプレイする方がドライビングスタイルに合致しますよね。CSLで少し不足感を感じるならばCSWでも8Nmクラスの強大なトルクを得られます。強大なトルクを有したハンコンは初心者さんには危なくてオススメしにくいです。大怪我したりする事もありますし、場合によっては当たりどころが悪いと指の骨を骨折·····なんて事もあったりします。

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FANATECや他メーカーのDDは、モーターも専用で、特に全体的な台数が出ないから単価も高い!それが今のDD市場です。

 

◻️つい最近、Podiumを含めてFirmwareが更新

強大なモータートルクを有し、そしてそれを活かす解像度の高い制御については、最近、FANATECのFirmwareが最新のモノに更新されましたが、一気に解像度が増しました。以前のDDでしたら8BIT制御(256刻み)で、しかも意図的にボカした制御をしていたので、あの雑味のあるインフォメーションでは、個人的にはまだPodium DDは買い時ではないと思ってました。

しかし、最新のFirmwareで16BIT化された事で65536刻みの解像度になりました。以前にレビューで書きましたsimucube2並の細やかな情報が得られるのであれば、Podium DDは、今ならば買いかも知れません。

同じ感覚や、ここまでに述べました情報に共感を持って頂けているならば購入検討しているユーザーさんはPodium DDを検討されるのも良いでしょう。

 

◻️個人的にはPodium DD1という選択肢

MAXトルク20Nm、コンスタントなMAX保持トルク18Nmは申し分ないスペックです。simucube2 Proに近しく、所有しているコックピットの経年劣化と耐久度を考えたらDD1でも十分過ぎる位だと考えてます。

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CSL eliteでMAXトルク6Nmの軽く3倍ですから必要にして十分なトルク感を得られ、万が一の不足の時にはトルクを上げられるキャパシティを持っていますから、それを考えるとアドバンテージは大きいですよね。

例えばクラシックフォーミュラーに乗ったとしても、そして、時にはその昔、国内のサーキットを走っていたグラチャンマシンに近しい重みや情報を得られるのならば、それ以上の渦状なスペックは要らないと思えるからです。

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私がその昔乗っていたHONDA NSX-Rもパワステなど着いていないのでステアリングはクソ重かったですが、走ってる時のソリッド感は今も忘れられません。凄くいい車でした。

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時には重く、時には昔の所有していた車たち、そして時にはパワステ付きの今どきのGTカーを身近に感じられるならば私はそれで大満足だと考えてます。まぁ、パワステ付いてると言ってもキックバック感は半端ないですが(笑)

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FFBのトルク設定値の幅があるということは、それだけ入力に対するボリュームも増大すると言うことで、ハンコン本体そのものに、その表現力があるとするならば、それはリアルを身近に感じるだけでなく、まるでそれに乗ってるかの様なレーサーになった気分も十分に味わえるのです。

必要にして限度のスペックはチョイスするには妥当で、それ以上は過剰なスペックになりますので必要ありません。私の場合はGTカーがメインなので、あの太いタイヤから来る路面からのインフォメーションや、大パワーによる蹴り上げ感などがリアルならばそれでいい。今どきはパワステ付いてますからカテゴリーによっては10Nmも使わないかも知れない。いろんな事を想定として選んだ場合、Podium DD1クラスが最も適していると思いました。流石に商業用向けのDD2までは要らないかと思ってます。例えばドッカンとFFBが来るrFactor2などは特に、怪我などの注意が必要です。

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◻️万一の故障には大きな代償が

高いハンコンを所有するという事は、万が一の故障の際には高い修理費が嵩みます。FANATEC Podium DDに関してもモーターが殆どのパーツの主格とも言える部分なので、故障するとするならモーターそのもののコストがそのまま掛かってしまいます。一応、3年保証が無条件でついてるものの、例えば3年で故障した場合は3年後に再び高額な修理費が掛かってしまうことを頭に置かなくてはなりません。

同じものを欲するという事は、今後も同じくらい高い費用が係るリスクも考えないといけませんね!

(。-`ω´-)ンー

 

※Podium DD1は新品購入時に3年保証

※Podium DD2は新品購入時に5年保証

 

◻️購入するのは最終的に御自身の判断

よくハンコンの購入に関しては、「買い時」も含めて相談されることは多いです。お財布に見合った価格帯と当人の体力や、要求している内容にマッチングするものを幾つか提案させて頂いたりしてます。勿論、予算が多ければ選べるものも多ければなる訳ですが、一度いい物を味わってしまうと後戻り出来ないのが人間の性。慣れって怖い(笑)

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購入する際の予算にゆとりが有れば、何を買われても良いと思いますが、怪我やそれに伴うリスクを承知の上で買われるならば、それはそれで良しだと思います。

ただ、個人的には恐らく、この先もPodium DD1でも持て余すと思いますので、今、Podium DDを検討されてる方はこの記事を参考にして頂ければと思います。

 

それでは、長々とした呟き風な記事になってしまいましたが、楽しみつつ読んで共感して頂ければ幸いです。

 

では!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕

超高品質!FANATEC / Podium Steering Wheel Porsche 911 GT3 Rを買ってみたの巻!

(○・∀・)ノ マイド!!ジェネシスです。

 

2019年11月初旬の発表の際に、既に予約を入れてたPodium Steering Wheel Porsche 911 GT3 R。

コンシュマー機(PlayStation4Xbox ONE)対応機種をリリースしているFANATECから、超質感の高いステアリングがリリースされ、実在のレーシング車両のステアリングレプリカともあって期待感はありました。

実は、つい昨日に到着したので、組み立て方や、質感などレビューしたいと思います。

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このステアリングはレザーとスウェードの2タイプありますが、私はスウェードをチョイスしました。ステアリングセンターのマークがイエローになっています。因みにレザーはレット色です。

このステアリングキットは、同社製ステアリングキット(レザーとスウェード)が2タイプ存在しますし、デュアルパドルキットが備わるので、基本的に簡単な組み立てが必要になります。ですので、現物はバラけて入荷されます。私は発売前に予約して購入しましたが、今ならばオーダーすれば現地(ドイツ)から空輸で2~3日で到着すると思います。

※在庫があればメニューでカゴに入れられる様になってる筈です。

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必要な工具(L字レンチ)やネジ類は予め同伴されてますので、御自身で用意する工具は必要ありません。また、FANATECに付属してくるL字レンチ等は精度が良いのでネジ舐めするなんて事も無いと思います。しっかりと時間を掛けて組み立てましょう。

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先ずはHUBの樹脂製キャップをレンチでネジを緩めて取り外します。そうしますとモジュラーを差し込むコネクター差し込み口が顔を出します。下部に3つ、両サイドに1つずつありますが、基本的にはこの両サイドのコネクターにパドルの配線を繋げます。精密部品ですので無理矢理ねじ込むと故障の原因になりますのでご注意下さい。

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左右どちらに繋げるの?という質問が出そうですが、樹脂製キャップの「F」マークを上にした位置がトップ(頭)ですので、上下を間違えない様に。

パドルキットは、パドル用のパネルを一部組み立てます。これはフォーミュラー用のパドルも兼用なので2種類付属してきますが、GTスタイルなら写真と同じタイプを選択します。そこはお好みかも知れませんが、私はGTスタイルで組み立ててます。

小さな金属製のスペーサーが付属してますが、大きなパドル部分の取り付けに必要になります。他のパドル部分より少し浮く形になりますので入れ忘れしないようにして下さい。

尚、マグネティック(パドル用の磁石)にネジ類が組み立ての際に持っていかれそうになりますのでご注意下さい。

予めパドルにネジを差し込んだ状態で組み付けると磁力で持っていかれる事は少ないと思います。万が一、ご心配な様でしたらピンセットやラジオペンチ等を用意しておくと良いかも知れません。

モジュラーケーブルは配線が細いので些細な事で切れたりする事も少なくありません。無理矢理退かしたり引っ張ったりすると切れてしまう恐れがありますので御注意下さい。

パドルキットを組み立てますとHUBの両サイドに、このパドルキットをネジで固定して取り付けます。

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ネクターは先程触れましたHUBのコネクター端子に差し込む訳ですが、コネクター端子を見ますと位置関係が決まってますので、上下関係をよく確認してから接続しましょう。

ネクターを接続したら樹脂製キャップで閉じて、再びネジを取り付けて元の状態に戻します。配線はキャップに逃がし穴がありますので、配線が噛み込んだ状態でキャップを無理矢理閉じますと故障の原因になりますのでご注意下さい。

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こちらのユニットとステアリングを、先程組み立てましたHUBの上に乗せてネジで仮組みをします。ネジ穴との位置関係を確認します。

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ステアリングを固定するネジは、写真くらいの深さまで手で回し絞めておくと、初期のネジかじりやネジ舐めはしないと思います。実車のステアリング交換など経験した事ない方もですが、全てのネジを対角線状に絞めるとネジの一つ一つに適切な力が掛かるので宜しいかと思います。一気に絞めないで、ゆっくり、きっちりと作業を進めます。

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最後にパネルから伸びているケーブルをHUBに差し込めば完成です。ここも無理矢理刺さないようにご注意下さい。

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付属してくるデカール(SPEED Limitなど)はお好みでアクセントとして貼るも良し、シンプルに無しでも宜しいかと思います。

見よ!このカッコ良さ!(笑)

 

従来からあるBMW GT2レプリカステアリングが重いので、比較してみる事としました。持った感じの重量感を比較してみましたが、同じくらい重いです。

パドル操作は、従来のパドルよりも遊びが無く、今どき流行りのマグネティックが実装されてますのでカチカチと手応えのあるシフト感触が得られます。

全体的なパッケージとしては、とても質感が良く、FANATECブランドのステアリングの中でも一番高い(8万程します)だけあって実車と同じ位に素晴らしいです。

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BMW GT2ステアリングは親指の部分に窪みがあるので、不意にFFBが掛かった時に親指が持っていかれそうになり怪我をした事がありましたが、Podium Steering Wheel Porsche 911 GT3 Rは、その部分がシンプルに出来てますので指の引っ掛かり感がありません。この辺は好みで別れますでしょうが、個人的には概ね満足です。

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12月16日に発売日でしたが、出荷が遅れた理由として、パドルキットの不具合が発覚したので、急遽、原因究明を進めていた為に対策品が到着するのを待っていたのが原因です。世界的一斉に出荷されたのが20日です。恐らく私を含めて早めの先行予約をされたユーザーから優先的に出荷されたものと思われます。まだ到着されてない方は遅かれ早かれ出荷されると思いますので今暫く待ちましょう。

それと同時に最新のフォームウェアがFANATECより提供されています。まだ導入されていない方はFANATECのサポートページよりダウンロードして下さい。

違いはPodium用に最適化された最新のフォームウェアでありますが、CSLやCSWを含めプロパティのメニューが一部変わってます。

 

〇注意点として

現時点で、CSL eliteやCSWにこのPodium Steering Wheel Porsche 911 GT3 Rを接続しても認識してくれません。Podiumのユーザーでない方は、今は機能が使えませんのでご注意下さい!

また、Podium HUBを使っていますのでCSL eliteやCSWでは機能しない部分が多いです。Porscheステアリングをお求めな場合は従来のHUBキットとの組み合わせのPorscheステアリングがリリースされてますので、其方を選択することをオススメします。

特徴としてはパドルがワイドなので微妙な握り位置でもパドルがし易いものとなっています。

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使用感については近日にLIVE放送する予定ですので、手元カメラの映像と共に生の情報をお届け出来ると思います。宜しければ参考までに是非。

 

 

今回はこの辺で!

では!

アディオス!!( -`ω-)b💕