GenesisPlanA’s diary(ジェネプラA・ダイアリー

主にシミュレーター関連に携わっています。世界的な範囲で扱った実績は多く、現在も複数台所有しています。日々の問い合わせが多く一問一答する側ら、掲載内容は検証・リサーチしたモノを含めて得られた情報など知的財産をオープンにしてます。レビュー等をTwitterやYouTubeなどの動画でも発信しています。現在は海外ブランド数社と友好関係にあり、技術的な面と、マニュアルの和訳にも携わってたりします。また、国内でも技術支援しています。此方の掲載内容は有効な情報を得たいと考える愛読者様への無償奉仕です。

AUTOMOBILISTA2 / Spa-Francorchampsサーキットと大型アップデート来たゾ

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

明けましておめでとう御座います🎵

今年も宜しくお願い致します!

(。◕∀◕。)ノ⋆。оO(㋵㋺㋛㋗㋧♡

 

さて、今年初の今回のブログ記事はAUTOMOBILISTA2になります。実は新年直前に実装されておりました、Spa-Francorchamps(スパ・フランコルシャン)サーキットがDLCに追加されました。そして、それと同時にGT-1クラス車両の3台の追加が大きな目玉となっております。

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スパ・フランコルシャンの正式名称は、シルキュイ・ド・スパ=フランコルシャン(Circuit de Spa-Francorchamps)は、ベルギーのワロン地域リエージュ州にあるサーキットです。スパとフランコルシャンにまたがっていることから、この名称が名付けられています。

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実は2021年を迎えた時点で、何と100周年を迎えます有名なサーキットです。

実は改修されており、改修される前の全長は7,004kmで、改修後は6,976kmになっています。

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今回の追加車輌は以下になります。

・Added GT1 Series (featuring Mercedes CLK LM)

・Porsche 911 GT1

・Mclaren F1 GTR LT

Added Mclaren F1 LM to Street Cars series

 

実は試走してみましたが、Porscheが一番乗りやすくてコントローラブル、Mercedesが少しアンダー強めで、McLeanが終始緊張感のある動きをしています。

 

SPAに関しては完成度も高く、高低差もちゃんと感じる程。今回の実装車両以外にも少し走り込んでみましたがブレーキング時に気難しい傾向のストック・カーでも楽しく走れました。

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AUTOMOBILISTA2は現段階までのアップデートで、ホントに走ってて楽しくてつい走り込んでしまう(笑)

まだまだプチバグ的なモノがあったりしますが、それを差っ引いてもプレイする価値があるSIMだと思いますゾ!

d(˙꒳​˙* )

 

ここでスパ・フランコルシャンサーキットのDLCについて注意点です(2021年1月2日時点)

シーズンパス購入ユーザーや、プレミアム・トラックパック購入ユーザーは問題ないのですが、サーキットを個々で買ってしまったAMS2ユーザーさんは現段階で購入出来ない事になってしまってます。そしてもうひとつの注意点は、プレミアム・トラックパック未購入ユーザーさんが、他のサーキットを個々に購入して所有していたとして、これを購入しても値引きはされないという実態があります!

 

因みに私は、他サーキットを個々で所有していましたが、今回スパ・フランコルシャンの為にプレミアム・トラックパックを購入したので、スパ・フランコルシャンに3000円程の課金をしております。苦笑

 

単品購入は現在、出来ない状態ですので時期を見て課金解放するとは思います!

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AMS2の実装サーキットはどれもハズレが無いので、まだ追加コースにあまり課金されてない人は、今のうちにプレミアムパック買って、フルコンボする方がお得かもです。

 

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2021年も精力的にワークしていく予定のAMS2。

往年のル・マン車輌の追加を匂わせる(笑)

まだまだ楽しませてくれそうです。

\(^o^)/

 

今回はこんな感じでしたが如何だったでしょうか。

また次回にお会いしましょう。

 

アディオス!!( -`ω-)b💕

2020年度が間もなく終わります。来年度も変わらぬ御付き合いを~

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

いつもブログ講読ありがとうございます!

2020年度も間もなく終わりますね。コロナ騒動から波乱のスタートとなった今年度。

リアルの仕事もプライベート(私生活)にも影響が出ましたね。

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コロナの影響でStayHomeする事が多くなった事で沢山のeスポーツが日本でも盛んになりました。そして、プレイヤーも急増しました。

そんな中、私も良い人と巡り会えたり出来た事は幸運に思います。

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最近、御覧になってらっしゃる方はご存知無いかも知れませんが、当方のブログはまだまだ若いです。

 

ブログを開設したのが2019年7月です。

ブログ開設する動機は、やはり、Twitterなどに相談頂いたり、動画での質問に一問一答していた事がきっかけだったりします。しかし、同じ様なお悩みのある方々や、何を選んだら良いのか?など、質問内容は様々です。そこで、同じ様な情報が知りたい人がもっと居る筈だと思い立ちまして、ブログを開設し、今日に至ります。

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文章などで伝えるには、細かいニュアンスを伝えるなど限界がありますので、そこは実際の映像を手元動画などて観て頂いて、例えばホイールベースの制御の仕方で手の持っていかれ感を「こんな感じなんだね」と分かりやすくする工夫している次第で御座います。

 

因みに現時点で、ブログ記事は229、ブログ投稿日数は168になります。

登録されている方々は50人です。ありがとうございます!

ブログ講読数が42万超え!間もなく43万購読を超えます。

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日本では、意外とネットで情報をリサーチしても出てこない情報だったりする様で、クチコミやTwitter、ブログから沢山の御質問や相談を頂きますが、時間の合間に対応可能な範囲でお応えしていたりします。「この人なら答えを持ってるかも」という事で伝をたどって来られる方もいらっしゃいましたね(笑)

 

自分で試してみて、その試した事を記録として残している側面もありますので、そこは知的財産を開示する事で、それを見れた事で自己解決出来るのは近道です。やはり、これも一人一人の質問から一問一答するよりも効率的と考えている訳です。

こんな情報であれば活用して頂ければ、それは人のためでもありますし、私が普段から開発業を営んでますので、そこは「使う人のため」という共通点があったりします。

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相談内容としては、海外製品の故障に関する相談や、購入するにあたっての選択肢、どんな感じなのか?などなど多岐にわたります。

私の友達が体調を心配する程、ほんと沢山の御相談を頂きます(笑)

 

そんな中で最も反響があったのがFANATEC製品とSimexperienceのAccuForceですね。後者の製品は日本国内では知名度があまり無いのですが、レーシング・モーションシュミレーターを製作しているメーカーですが、AccuForceというDirect Driveは即納モデルが無いので受注生産故に敷居が高い感覚がありますね。

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元々、機械が好きで、車が好きで始めたレーシングSIMですが、気がついたらマニアな存在になっていた訳で(笑)

 

一時よりも保有台数は相当減らしましたが、今保有しているモノは以下になります。

ホイールベース

・FANATEC CSL elite for PS4

・FANATEC CSW V2 & V2.5

・FANATEC Podium DD1(初期ロット)

・Simucube2 Pro

・OSW

・Simexperience AccuForce Pro V2

Logicool G923

 

《ペタル》

・FANATEC V3Pedals(カスタム)

・FANATEC elite Pedals LC

・SimRacing Pro SRP GT 3P

 

《シフター、その他》

・FANATEC

・thrustmaster

・各社ステアリングホイール

 

減らして行かないと部屋の中が大変になってしまいますので(笑)

 

今や複数機を保有しておりますが、そんな折り、とある企業さんからお声を頂き、モーションシュミレーター事業も始まりました。実績としては、まだまだですので可能な限りは継続的にワークしていきたいと考えています。

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それと傍ら、日本では扱いの無いPS4対応のFANATEC CSL eliteの輸入、メンテナンス品の販売もしておりました。これは海外の協力者のお陰で実現出来た販路であり、日本でも欲しいPS4プレイヤーの手助けになればと継続しておりました。

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2020年の夏頃は相当台数のセット出荷で大変でしたが、コロナの影響による物流の悪化や、運搬コストの高騰、関税率の上昇もあって、現在はあまり承らない様にしております。値段が高いとその人の為にならないですから。

儲けはありません。儲けるためにやってはいません。年末の駆け込みオーダーの相談を頂いていた方までは承りました。

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初期不良が出る箇所を予めメンテナンスして潰して、完全体にした状態で提供してました。

 

◻️2021年度は

現在も尚、御相談を頂いておりますが、ここでひとつお願いがあります!

 

御相談を承るのは問題ありませんが、コメント欄に御自身のお名前と連絡先(メールアドレスなど)を記載しないで下さい。PS4ならSONY PlayStationの機能であるメッセージを頂けますし、SNSを御利用であればTwitterでのダイレクトメッセージで沢山承っていますので其方を御利用下さい。

Genesis Plan A+まで。

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そして新年度も変わらず検証した内容や、手にしたアイテムを紹介していけたら良いなと思っております。まだ開始していないブログ記事がありますが、それは時間の合間にコツコツと書いてますので、そのうち御紹介します。

 

新しいペダルも買いましたしね(笑)

 

そんな訳で、読まれている皆様、当方のブログを今後とも宜しくお願い致します。

良いお年をお迎えくださいませ。

 

それでは!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕

DD用にFord Fiesta WRCステアリングだゾ

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

今回はオーダーメイドのステアリングについて触れていきたいと思います。私が今回導入したのはFord Fiesta WRCステアリングになります。1ヶ月ほど前にオーダーしておりました。

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価格は........んーーー!?忘れました😅💦

 

実は所有しているAccuForce Pro V2とOSW用にと思いまして。コチラのDDはUSBケーブルでPCに繋いでアサインしてるので其方の方でラリーSIM用として考えていました。

以前にブログに記載していたAccuForce用のOMPステアリングも凄く良いのですが、今回は敢えてレプリカを持っておきたかったのです。

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ステアリングのグリップはアルカンタラで、実はステアリングはコーン型になります。よってパドルはついておりません。

コチラを使う時はシーケンシャルシフターを併用して使います。

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実は現在、片側パドルシステムを発注してますので、最終的な形としては写真の様になります。これを狙っておりました。

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ステアリングにはボススペーサーとクイックリリースは付属しておりませんので、予め購入して用意しておりました。リアルの車両パーツがそのまま使えるのも利点です。

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このFord Fiesta WRCステアリングはsimlineでオーダー出来ます。納期は1ヶ月~2ヶ月程でしょうか。当然ながら即納はありません。

組み合わせるステアリングは2種類あって、それにより値段が変わります。EKOかOMPの選択肢があって、当然ながら後者は高くなります。

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パネルはドライカーボンを使用してます。

各ボタン類とセンター下に備わるダイヤルもちゃんとアサイン出来ますので機能します。ダミーではありません。

両サイドに備わるボタン部の出っ張りは親指に触りそうな感じがすると思いますが、実は触りません。レーシンググローブしてる状態でも1cm位のクリアランスがあります。このデザインが功を奏してか、仮にWRC9をプレイしている最中でも、このボタンをワイパーに割り当てておくと自然な感じで操作が出来ます。凄くアクセスし易いです(笑)

ボタンBOXは表面はドライカーボンですが、背面は3Dプリンターで制作されています。実はボルト固定は3点止めで強度は特に問題ないです。

コレにコーン型のステアリングを組み合わせる事で、BOXがサンドイッチされるのでトータルでの強度は確保されてるという訳です。

ミシミシと軋む事も今の所無いので、この先使っていく上でも全然問題ないと思います。

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他のレプリカステアリングも同じ様な仕様になっていますが壊れていませんね(笑)

 

◻️オススメのクイックリリース

組み合わせるクイックリリースはSIM用にいろいろな選択肢がありますが、私が主に愛用しているのは以下のモノになります。

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実は3種類目のクイックリリースは、他では同型で類似した商品がネットショップでも安価に売られています。(※ボールの数が一つ少ないですので写真上のモノとは合いません)

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価格的には3000円台~4000円位です。アルミ削り出しのモノより少し重いですがハイトルクなDDを有してあるならば特に問題はありません。

FANATEC Podium HUBの方が寧ろ重いかな?(笑)

安価ですがカチンと遊びが無く固定できるのでライフは長いと思います。

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一番最初の写真のクイックリリースは主軸が細いせいもあって長く使ってると経時で磨耗度合いで遊びが増え、結果的にガチャガチャしてくる事もあるので、多少重くとも信頼性を取るならボールロックの方が宜しいかと。

 

◻️Ford Fiesta WRCステアリングの使用感

ステアリングは全体的に軽く、グラベルなど走行中には細やかなFFBがソリッドな質感で伝わります。

AccuForce Pro V2でもOSWでも同じ様なフィーリングで、何方に着けても変わりません。

デザインは、やはりリアルの競技車両にデザインされたモノなのでボタン類のレイアウトも特に不満は無く、ボタンの位置関係に慣れてしまえばドライビングに集中出来ます。

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ラリーSIMのレプリカステアリングって実はあまり世の中に出回ってなく、オリジナルも良いんですけど、やはり本物と同じデザインの方が視覚的にも良くて気分も上がります(笑)

 

因みにステアリングの径は330φになります。

\_(・ω・`)ココ大事

 

パドルが備わってないステアリングになりますが、Hシフターやシーケンシャルを多用するプレイヤーなら魅力な1本かと思います。他社でパドルのみのシステムが売られていますが、パドル部分をステアリングに合わせて工夫する必要もありますが、そこも考えるのが楽しいのがSIMでもあります。

又は私みたいに片側パドル(押してダウン、引いてアップ)を製作されるのも良いかも知れません。

 

 

さて、今回はFord Fiesta WRCステアリングを紹介しましたが如何だったでしょうか?

 

それでは!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕

 

WRC9/12月のアップデート内容ですゾ

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

ここのところバタバタしてて、なかなかSIMやってる時間がありませんでした。その間に2020年12月9日にWRC9のアップデートがありました。

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アップデート内容は以下に。

 

◻️12月アップデート

対象はPC、PS4(海外版)、Xbox Oneライブ。

〇車輌2台の追加

アンドレアスミケルセンピレリテストカラーリング
トヨタガズーレーシングヤリスラリーコンセプトカラーリング

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・すべての新しいボーダフォンラリードポルトガルステージ

(ポルトガルステージ・リバース含む6コース)

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・待望のコ・ドライバー・モード

(まだ試せて居ませんがオンラインでコ・ドライバーするみたいです。フレンド談)

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実はアップデート内容に記載されていませんが、試走した感じとしては、タイヤを含むジオメトリ変更がされてるみたいですね。

グリップ感やサスペションのしなやかさ等が、更に随分と感覚掴みやすくなってました。

低速域でのヘアピンコーナーのターンや、中高速域での粘り感など、より自然な仕上がりになっていると感じました。

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それは追加車両以外でも実感としてありましたので、全体的に良い意味での正常進化とも取れる感触でした。

従来の挙動に慣れてしまってる方は「ん!?」って思ったかと思います(笑)

 

よりリアルに、より最新鋭のWRCマシンの挙動感を満喫出来る仕上がりになってきましたね!

 

残念ながらPlayStation4の日本語版は、まだ発表されておらず、待ち焦がれているプレイヤーも多いのではないでしょうか。

 

 

今回はこんな感じです。

では!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕
 

 

レプリカではなく本物/FANATEC Podium BMW M4 GT3ステアリングホイール

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

つい先日、FANATECから新しいステアリングホイールであるPodium ステアリングホイール BMW M4 GT3が発表されました。

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過去にFANATECからレプリカステアリングはリリースされた実績があります。それはBMW GT2であったり、McLean GT3であったり。

 

今までとは違い、全く新しいアプローチで、レプリカではなく実際に使われるステアリングホイールを設計、デザインしています。

 

◻️フルカーボンファイバー構造のボディ

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BMW Motorsportプロドライバーからのフィードバックで最適化され、フルカーボンファイバー構造で、究極のパフォーマンスを実現するように作られています。見てお分かりの通り、以前にもブログで説明した鍛造カーボンボディを採用しております。

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ホイールはBMWモータースポーツの要件に合わせて指定され、プロジェクト発足からFanatecによって開発されました。

 

◻️新しい設計デザインのクイックリリース

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実際のレースカー接続の要求を満たすために、Fanatecの電子機器は、自動車通信の業界標準であるCANバスと互換性を持たせています。また、新しいクイックリリースシステムを開発し、ホイールを耐水性と耐衝撃性にまで高めています。

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このクイックリリースシステムは、既存の丸型から角型のタイプに見直されています。海外のSIMプレイヤーはこれと類似したタイプを使っていたりしますが、高トルク、衝撃の強い瞬発性の高いFFBにも耐えれる様にスリットに鉤爪を嵌めるタイプから角型で4点の面で保持するモノへと進化。

また、リングを引くことなく、押すだけでカチンと嵌るので脱着のスムーズさと、メカニカルなトラブル要素を極力排除する意識のあるデザインに変更されています。

 

因みにクイックリリースシステムは様々なタイプが存在しますが、それはSIMにおいてもリアルパーツを転用しているモノもあったりします。

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FANATECはクイックリリースシステムにステアリングとの接合にピンで直にアクセスする構造のため、太く四角い形状をした独自設計になっています。

 

◻️レプリカではなく実車に使える本物

FANATEC曰く、これは2022年のBMW M4 GT3車輌にそのまま採用される事になっており、これは本物であるという。

YouTubeでアップされた動画を御覧になった方もいらっしゃると思いますが正にそれです。

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実際の映像シーンではFANATEC Podiumから外したステアリングを実車に取り付ける映像をご覧になったと思います。

過去を遡ると、同じ様なデモンストレーションをしたBMW GT2ステアリングホイールの時もそうでした。同じアピールをしています。

今回は実際の車両でそのまま使える!というのが最大のアピールポイントですね。

 

◻️ロータリーエンコーダー

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親指で操作するロータリーエンコーダーは、これまでで最高のものであり、ホールセンサーを使用することで非常に信頼性が高く、そして正確です。

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まったく新しいプッシュプル磁気シフターパドルにより、ドライバーはどちらの手でもシフトアップおよびシフトダウン(または他の機能をアサインする事によりアクティブ化)できます。

 

◻️デザインと機能美

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12個すべての前面ボタンとバックライト付きマルチポジションスイッチの背後にあるRGBLEDは、競争の激化の中で常に適切な入力を見つけることを意味します。実車ではCANバスを介して、PCではFanaLabを介してプログラムも可能です。

 

◻️特徴

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BMWモータースポーツの公式製品
・多層(8層)フルカーボンファイバーボディ
・衝撃と振動、IP65定格(防塵および耐水性)の厳しい環境条件仕様に適合
・RGB LEDバックライト付きフロントボタン(色調整可能および調光可能、交換可能なキャップ)
・FanaLabを介してカスタマイズ可能
・ホールセンサーを備えた2つのカスタム設計された12ステップサムエンコーダー
・デュアルアクション(プッシュ/プル)磁気シフターパドル
・Fanatec QR2:まったく新しいクイックリリースにより、2022 BMW M4GT3レースカーでの操作が可能になります
・CANバスを介して2022BMW M4GT3と通信します
・直径310mm
・FanatecとBMWMotorsportによってバイエルンで設計および開発されました

・カーボンファイバー構造の上に成形されたラバーハンドグリップ
・700 gの起動力を備えた14個の押しボタン(前面に12個、背面に2個)
・1インチOLEDディスプレイ
・エンコーダ機能を備えた3つのバックライト付き12ポジションロータリースイッチ
BMWロゴの下の4方向十字キー
・2つのデュアルホールセンサークラッチパドル
・統合されたUSB-Cポートを介してアップグレード可能な新世代ファームウェア
・WindowsPCと互換性があります
PlayStationライセンスのホイールベースに接続すると、すべてのPS4およびPS5システムと互換性があります
・1400g(約)

 

◻️その他

今回発表された新型ステアリングホイールBMW M4 GT3に採用されているクイックリリースシステムは、従来のモノとはタイプが大きく異なります。従来の丸型でオードソックスなスタイルは歴史が長いのですが、それはCSLやCSW、Podiumにも採用されていました。今回の新開発クイックリリースシステムでは、ステアリングの取り付け軸も、受け側も全くの新設計であり、資料を見る限りでは今後のモデルが同じクイックリリースに変わる可能性も有り得る。

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だとすると、今回はPodium対象のステアリングとクイックリリースシステムではありますが、高トルクを発生するFANATECのDDラインナップはコイツに移り変わっていく可能性だってあるという事もあります。

すると、従来から所有していた丸型クイックリリース製品はどうするの?って事になるとは思います。そこ大事な所ですよね。

従来のクイックリリース接合部もと換装するのかしないのか?流用するにも微妙に径が違うから根元から換装だと予想します。

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何にせよ、今のところ価格も細かい部分も分からないので、リリースされるその時まで待つしかない!

 

 

アディオス!!( -`ω-)b💕

 

AUTOMOBILISTA2/2020年12月、今年度末までのアップデートを予定

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

ここの所、過密なスケジュールをこなしてるReiza Studios。AUTOMOBILISTA2(以下AMS2)での走る楽しさは今後もより一層高まります。

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彼等が2020年12月の年末までに用意しているアップデートですが、着々と進んでいる様です。しかし、今後(2021年初旬)は修正パッチが優先されるのかな?という事でコンテンツの安定化に注力するという情報もあったりします。若しかしたら2021年の早いタイミングで予定している追加車両の実装も有り得るかも知れません。

 

さて、Reizaが12月に予定している追加コンテンツを紹介していきましょう。

 

◻️スパ・フランコルシャンサーキット

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先ずは完全レーザースキャンをベースに彼等が制作したスパ・フランコルシャンサーキット。現段階でのグラフィックの美しさやダイナミックな味付けは、先日のニュルブルクリンクでも体験済みです。

今年の目玉とも言えるスパ・フランコルシャンサーキットを予定しています。

象徴的なスパフランコルシャンは紹介する必要がなく、運転能力の最も徹底的でエキサイティングなテストの1つであり、レース用の素晴らしいトラックとしてのメリットは争われていません。ニュルブルクリンクのように、他に類を見ないトラックであり、その人気シミュレーションレースでは完全に保証されています。

 

シーズンパス購入ユーザーは実装され、パス未購入者は追加DLCにて購入する感じだと思います。

(掲載情報より予想)

 

◻️GT1車輌の追加実装

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1990年代後半の強力なGT1車が再び復活します。AMS2では、最初は少なくとも2つのモデル(メルセデスCLKとポルシェ911GT1)

このアップデートでは、少なくとも2台以上の車が登場します。実はクリスマスのサプライズをいくつか節約されますが興味をそそられますね。

写真では2台確認されてますが、他の追加予定車輌に関しては未公開です。

 

◻️今後の追加予定車輌

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McLean F1を予定してます。大きなリアスポイラーからロードゴーイングバージョンではなさそうなのでレース車輌かな?と予想します。

 

今回のお知らせは以上になります。

 

初代のAMSに比べれば遥かにボリュームアップを果たしているAMS2。走った乗り味はReizaらしい味わい深いフィーリングですので、今回、公式から報じられた情報はファンにとってはホットな情報です。

尚、彼等の開発進捗状況によってはリリースが遅れたりする場合も当然ありますので、そこはお楽しみという事で(笑)

 

実装されるその日まで楽しみに待たれよ!

 

 

それでは!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕

FANATEC/ V3 Pedalsを個人の好みにカスタムする&メンテナンスする編

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

今回は、以前から質問の多かった内の1つでもあり、そして、既存ユーザーさんから、これから購入する方には気になる部分でもあるとは思います。

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FANATEC VシリーズのペダルはV1~現在のV3へと進化してきました。

 

そして、FANATECペダルのラインナップで使用感に合わせてカスタム出来る人気ペダル、V3 Pedalsですが私個人的にいろいろ調整して試していたりします。

 

アクセルペダルと、主に大きくいろいろ変更していたのはブレーキペダル。ブレーキペダルに関しては、プレイするSIMによってはやり易さだったり、フィーリング改質というところがポイントになります。

現在、主にプレイされてるSIMによっては、既存のV3 Pedalsユーザーには良いヒントになるかも知れません。

 

いろいろな良いペダルが各社からリリースされていますが、V3ペダルも細かいことを含めて上手く仕上げれば、もっとポテンシャルを秘めていると思います。

 

オードソックスなスタイルでノーマル状態で使うのも良しですが、性能を使い切らずに他に乗り換えるのもコストが嵩みます........。

(;-ω-)

 

ここで紹介していく内容によってはメンテナンスする上でも、どうやって良いのか分からなかった人には解体部分とかを参考にして頂ければ幸いです。

 

それでは内容に触れていきましょう。

 

◻️アクセルペダルのフィーリング変更

V3 Pedalsのアクセルペダルは赤スプリングがデフォルトで装備されています。踏んだ瞬間に柔らかいな........とか、クニャクニャしてて嫌だと感じるならば、ハードの黒ステアリングに変えるのも手です。

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私は現在、ハードを選択してますが、長時間のプレイは少し疲れます。セナ足の様に小刻みに繊細なアクセルワークをされるならば柔らかい方がやり易いと感じると思います。実はハードスプリングにすると踏むのは大変なんですが、押し戻される反力も強いので、気持ち、ペダルの戻りが速かったりします。

 

初めての方ならば、それ程プレイしていないのに足が疲れてくるとは思いますが、慣れてしまえばカッチリとしているのでペダルフィールとしては悪くは無いと感じる筈です。

因みにハードスプリングは付属品です。

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スプリングを交換される際には、背面スポーク側からアクセスし、ボルトを外して下さい。そうする事で簡単にユニットが解体出来ます。精度の悪い工具はネジ舐めの原因にもなりますので使わない方が宜しいです。

 

また、アクセルペダル側は非接触なので、ペダル側の根元にあるメスネジを無理やり緩めたりしないで下さい。シリンダーの沈み込み量が変わってしまい、そして故障の原因にもなります。

実は修理依頼が最も多いのが、この部分の修理&再調整だったりします。勿論、新品時にも入念にチェックします。

 

シットリとした押し戻し感を付与したい場合は、別売のダンパーを装備するとフィーリングが改質出来ますよ!

 

◻️ブレーキの調整

V3Pedalはブレーキがロードセルとなってます。ペダルを踏み込んだ時に内部に入っている発泡PU(ウレタン)がクッションになっています。

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写真の1番右にあるのが標準の発泡PUで、これが踏んだ時のクッションであり、踏み込み量に対してジワっとブレーキが効く訳です。

経年のダンピングで少なからずヘタりが出て来るのも否めません。そこで、このヘタリ感を緩和するために別売のプロMODを一つだけ交換するといった事もひとつの手です。プロMODはブレーキフィールをカッチリとしたハードな質感にしたりする時に活用します。

 

ノーマルの発泡PUは、ブレーキを踏み込んだ際に完全に潰れている訳ではありませんが、何千回~何万回も押し潰される度にほんの少しずつ馴染んできて、それがいつかは劣化してきて、縮んで復元する作用が劣化と共に弱まってきます。業界ではこれらの発泡材の物理的な試験ではCS性が悪くなるという表現もしますが、このCS性が悪くなるというのは元の形に戻りが悪くなるという表現の方が分かりやすいと思います。CS性が悪くなり落ち着いた時点での状態でSIMをプレイすると、例えばレーシングSIMにもよりますが、ブレーキングの途中で急にロックする様なフィーリングを感じたとします。時にはブレーキング時に発泡PUが底づきした時にブレーキロックのタイミングが掴み難いのはロードセルへの力が急にMAXになるからです。

時には、目一杯踏み込んでるのにロードセルがMAXで効いていない時にもタイトな質感を出してくるので、この様なフィールを感じたなら、プロMODを活用する事も検討してみては如何でしょうか。

 

◻️プロMODを使ってみる

発泡PUとプロMODとの組み合わせで、ブレーキの投力に対してリニアに効いてくれるといったフィーリングにも出来ます。

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油圧ダンパーが取り付けられている場合は、先に其方を外します。ブレーキユニットの背面にあるネジを外せば簡単にバラす事が出来ます。

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ブレーキユニットには強弱調整用の赤い筒(ケース)が仕込まれている訳ですが、こちらは緩めることで簡単に取れます。中には標準の長めの発泡PUが2つ入っていますが、奥側に入っているものは容易に取れません。よく見ると小さい穴が空いてますので細い針金の様な物で優しく押してあげて下さい。

プロMODにはRED、GREEN、発泡PU(少し短い)がセットになっています。

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組み合わせは、硬さの好みによって組み合わせは自由です。添付されてある組み合わせ表を参考にすると宜しいかと思います。

 

プロMODを採用すると、極端にブレーキロックしやすかったレーシングSIMの個体は、突発的にブレーキロックし難くなる·····というか、ブレーキロックする予兆を掴みやすいというか、そういう改質的なタッチ感を生み出します。

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しかし、実際にいろいろなレーシングSIM又はレースゲームを嗜むユーザーには時としてブレーキがピーキー過ぎてフィーリングを損なうケースもあったりします。

 

そんな私もいろいろなモノをプレイしますし、プレイするSIMによっては一般的な箱車の様なブレーキタッチ感を残したい部分もありますので、私の場合は標準の発泡PUにGREENのプロMODを一つだけ入れています。

 

例えばラリーSIMや、PlayStation4GTSタイトルなどで、タイトに硬いブレーキフィールだとピーキー過ぎて扱いにくいと感じるプレイヤーなら、この組み合わせを試すのもアリだと思います。柔らかい中に奥でしっかりとした硬さを付与する改質的なチューニングです。

 

個人的にはFANATECホイールベースと連結して使うのも、USBでダイレクトにPCへと繋ぐのもそれ程フィーリングが変わらない様に考えてます。

そうする事で、他社のホイールベースと併用して使うのも、あまり違和感ない組み合わせになると思うんです。

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高いペダルは確かにフィーリングも性能も良い。しかし初期投資するには敷居が高過ぎて手が出せない!そんなユーザーさんなら、少し背伸びしてV3Pedalからでもレベルの高いフィールが得られるなら~ここからステップアップも良いと思うんですよね~。

 

◻️クラッチペダルのフィーリング変更

V3Pedalのクラッチは、アクセル側と少し構造が違います。

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上はサポートフレームで、下がダンパー部分。クラッチを踏み込んだ際に標準の赤スプリングだと「柔らかい」と感じるならば、付属している黒スプリングに交換してみると良いでしょう。

コチラもアクセルと同じく、強く踏み込む力が必要になりますが、戻りが早いので素早いクラッチ操作が出来るようになります。

しかし、長時間の耐久レースなどでは毎度力を必要とするので疲れます(笑)

プレイされるレーシングSIMによっては、その微妙な戻りのスピードの差でさえも必要性を感じるならば、スプリングの交換はお試ししてみるのも宜しいでしょう。

 

◻️最終的なカスタム

V3Pedalは水平に置くとペダル角度が寝ています。平面に近いペダル設置ポジションだと、ペダルを踏む時に足首が大きく動いてしまい、「踏み難い」「疲れる」と、場合によって感じるかも知れません。

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コックピットでも様々な種類があり、取り付け角の懐の大きさも様々です。

そんな時は付属している、角度調整機能がついたペダルを着けてあげるのも手です。

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高価なハイエンドなペダルは角度が立っている設計のモノが多いのですが、一般的なハンコンでもペダル角度が寝ている設計が多いので、FANATEC V3Pedalもそれに準じて寝た設計にしているものと思います。

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※スラストマスターT-LCMペダルも寝た設計になってますよね(笑)


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※ハイエンドなペダルは角度が立っています(笑)

 

しかし、付属しているペダルアタッチメントを使えば、意図的にペダル角度を立てる事が出来るばかりか、御利用になられているコックピットやSIM環境に合わせて微調整出来る様に予めこれらがセットされています。

 

◻️ジェネはどうしてるのか?

因みに一例として、私の場合はペダルを極力角度を立てる様にセットしてます。

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水平に置くと少し角度がつく感じで、コックピットに据え付けると3枚目の写真の様な角度になります。

現段階でいろいろ試した形がコレになりますが、気持ち少しペダル角度を寝かせる位が丁度良いと感じています。

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アクセルペダルのみ、裏側に標準でセットされていたスペーサーを挟んで、少しアクセルペダルを浮かせています。こうする事により、アクセルペダルも角度をつけた際に、ペダルがフレームに接触しない様にするのもありますが、ペダルワークの際のヒール&トゥ時に足を大きく動かさなくても、足首を捻るようにするだけで容易にアクセルペダルが踏めるように考えています。

ここら辺は好みにもよりますがフィーリングは悪くはありません(笑)

 

角度を立ててる理由のもうはひとつは、踏み方にも関係してきます。

ペダルを踏み込んでる時は足首を殆ど動かさず、足全体を使って押すように踏んでいるのもあります。時には細かく、時には素早く、強く踏力を伝えるなら、足首を大きく動かさない操作の方が個人的には考えとして合っているのでその様にしています。

 

◻️その他

提供したお客さんに、時々、使用感はどうですか?やり難くないですか?と、その後の状況をお聞きしてたりします。そんな中で、使用感をもっと良くしたいという要望のあった方々には、私と同じ様にペダルアタッチメントを使って踏む角度など改質的な提案をしてたりしますが、「格段に踏むのがやり易くなった」と好評だったりします。

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吊り下げ式のInvertedも良いですが、フォーミュラやいろいろなレーシングSIM固体を乗り回すならば、V3Pedalをカスタムして使った方が、フィーリングのバリエーション(選択肢)も増えます。使い方次第だと思いますね。

 

投資することにゆとりがあるなら高級なペダルを買ってしまうのも良いですが、そこは人それぞれです。そこそこの価格帯のペダルであるならば、FANATEC V3Pedalも決して悪くない選択肢だと個人的に思います。

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プレイされるレーシングSIMにもよりますが、それでも満足いかない場合は高額なものならばフィーリングは、それ程ハズレを引くこともありません。油圧式だと本物感は確かにあります。踏む力もそれなりに要ります(笑)

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高価なペダルを買えば確かに速さに対しても効果的な部分はあります。しかし、少し高価だけど頑張れば手に入り易いFANATEC V3Pedalは、使い方や調整次第では、まだまだやり様がありますし、パーツを追加すればバージョンアップだって出来るのです。自分のスキルに合わせてステップアップするも良し。

 

コイツにはまだまだ伸び代があるペダルだと思っています。

 

それでも足りないと思ったなら、より高価なペダルへ移行すれば良いんじゃないかな!とも思えるのです。

 

説明が長くて少し口説くなってしまいましたが、今回のブログ記事は如何だったでしょうか?

 

また、何か情報としてご提供出来る様でしたらブログで紹介したいと思います。そして、御自身に何か当て嵌る事があれば、これらの内容をお試し下さい。

 

寄り良い環境になれれば幸いです。

 

では!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕

FANATEC CSL eliteの内部構造はこんな感じですゾ!

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

FANATECブランドの中でも特に人気も高く、販売台数も多いグレードCSL elite。

実はあまり故障しないFANATEC CSL eliteでは御座いますが、新品でも稀に組み立て時の不具合による?初期不良があったりします。

酷い時はセンターボスを回すとゴリゴリと........🥺

これはほんと稀な事なのですが、その時に解体した内部をお見せしたいと思います。中身が気になる方は居るとは思います(笑)

 

ここで、注意点として興味本意に安易な考えで個人で解体はしないで下さい。私は修理依頼やらメンテナンスやらで何台も手掛けているので慣れていますが、個人で行った場合に万が一組み立てをミスすると取り返しのつかない事になる可能性があるからです。

また、全てバラバラにするのは設計を晒してしまうので割愛します。

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では、中身をお見せしましょう!

♪(*‘ω‘ ≡ ‘ω‘*)♪

 

先ず、CSL eliteのボディを開けていきます。フロントのネジと、ホイールベース下側の固定ネジを取ればボディは外れます。

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少し渋いですが上部カバーを外すと大きなプーリーとベルトが顔を出します。プーリーの前に円盤が固定されていて、それをよーく見るとエンコーダーが読み取りするスリットが細かく刻まれています。

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写真のはLogicool G27、G29のオプティカルエンコーダーですが、FANATECのと比較すると、めちゃくちゃ大きくて細かい事がお分かりになると思います。

細かいステアリング舵角もこれで検出されるので、忠実な再現をしてくれます。

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CSWと違う点はベース部分がクローズド(閉じている)になっています。エンプラ率が高いですが内部構造は大きく違いはありません。CSWは上部に備えるウインドウから中を覗かせ、金属製のパーツ類を見せるという視覚的な演出をしていますが、CSL eliteは性能を下げずにコストを下げるため、エンプラを使うのでクローズドにしていますが、フロントにLEDを備える事で視覚的な演出をする手法を取り入れています。

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CSL eliteの上カバーです。裏側には空気を取り込むファンが内蔵されています。実はPCで長時間フルトルクでFFBを掛け続けると回転数が上がるので僅かに風切り音がします。PS4/XB1ではあまり作動していません。という事は性能をフルに使っておらず余力を残してるという事になります。

また、CSL eliteはLEDが上部カバーに固定されています。

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ブラシレスモーターになります。彫りの深いヒートシンクで放熱を促します。私個人での使用感は、CSL elite、CSWに関しては殆どMAXトルクで使っていますがオーバーヒートは一度もした事がありません。ほんと丈夫に出来ています。触っても短時間で冷えているので全く熱くもありません(笑)

尚、電源は外部接続なのでボディー内の熱の発生源はモーターのみです。

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モーターと逆側はコネクターや配線類が纏まっています。基盤はカバー背面側とベースのこの隙間に所狭しと収まっています。両側の小さなネジと爪で固定されています。実はコネクターとの接触不良の際にはココを解体してハンダ付けし直す事が過去に2度ほどありましたが、CSL elite、CSWは、ほんと万が一的なレベルの確率でしか不良はありません。

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大きなギアにタイミングベルトが密着する様にグルりと巻く様に抱かれ、モーター側の上下をベルトテンショナーで締めています。よって指で押してもベルトの撓み=遊びはありません。

初期不良は他の部位よりこの部分の組立工程の不備で渋い動きをする事があります。メンテナンスの際にはここら辺を重点的に見ますし、渋いと判断した場合は解体して組み直しする事でスムーズになります。この辺のメンテナンス次第でモーターへの負担や、ステアリングを回した際のフィールが微妙に変わるので、メンテナンスは入念にしている所です。寿命も大きく変わります。

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CSL eliteとCSWのフィールの違いは後者がカッチリとしたタイトな質感があります。この辺のパーツ類が金属製であるというのも質感の差を生んでいますが、エンプラはエンプラの優しい質感がベルトの耐摩耗性に一役買っています。しかし、どちらもベルトが摩耗してベルトが切れたとか、壊れたというトラブルが今のところ無いので特に問題は無いかと思います。私も長期的に見ても問題ないです。

純正グリスは、殆どの部位に同じタイプのグリスが塗布されています。それは組立コストの部分で関係してきます。ケチってる訳ではなく長期で保つタイプを採用しています。

部位によってはちょっと固いかな?と思われる所には異なる粘度のグリスを注油したりしてます。長期的にみると固くなっていくからです。先の事を考えると私がメンテナンスしたモノは注油する際には異なるタイプのグリスを使います。

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そうする事で少しでも長く愛用出来るようにと考えているからです。

機械は個体差があり、いつか壊れる時もあります。

少しでも不安材料を取り除けば、その分永く愛せます。私はそういう細工をしています(笑)

 

 

今回はCSL eliteの内部構造をお見せしましたが如何だったでしょうか。

 

Logicoolやthrustmaster製のハンコンでオーバーヒートなどされた方はFFBトルクを下げて使ってるユーザーが殆どだと思います。

 

コンシュマー対応機種では最高峯のFANATEC。CSL  eliteでも価格を考えると、性能的にもコスパに凄く優れた設計が成されています。

 

「冷却性能はどうなのよ?」とか「オーバーヒートしないの?」とかを含めて他社製のハンコンユーザーにも、これから買われる方にも気になる内部構造ですので、今回のこの記事が何かの判断材料になれば幸いです。

(◍︎´꒳`◍︎)

 

さて、今回はこの辺で!

アディオス!!( -`ω-)b💕

AccuForce用マグネティックパドルキットがありますゾ

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

Simexperience/AccuForce Pro V2のパドルは今時流行りのマグネティック仕様ではありません。

マグネティックは個人によって好みが別れます。

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勿論、私個人的にはノーマルの状態でもカツンカツンと適度な反発力とレスポンスの良い動作に全く不満がありません。

しかし、マグネティックパドルに替えたいユーザーさんは少なからずきっと居るはずです(笑)

そんな貴方に朗報です。

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この商品はSim-motion.comで販売されています。

価格は116€(輸入コスト抜きの値段)です。

マグネティックになっているのと、パドルの固定穴位置調整に幅を持たせた設計になっているので細かく個人の好みに調整出来ます。

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ノーマルのパドルは、カーボン厚み3mm程あり凄く剛性感がありますので、しなる事もありません。

パドリングのストローク量も背面のネジで細かく調整出来ますので、ステアリングの径や握り、指の長さ等に合わせてお好みで調整が出来ます。

 

カシャカシャと安っぽい音もしないので個人的には何の不満もありませんが、そのノーマルのパドルをマグネティックに替えたいと思ってる方は、このマグネティックパドルキットを試して見ては如何でしょうか。

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換装するにはボタンボックスの背面パネルを開けると、この様に剥き出しになります。

①先ずは表側のネジを取り、ステアリングを外します。

②ボタンボックスの背面のネジ類を取り、パネルを開けます。

③パドルキットを付け替えます。

④コネクターを差し替えます。

⑤背面パネルを閉じて解体した手順通りに組み立てて完成。

 

簡単です(笑)

 

ノーマルパドルより、調整幅は狭くなりますが、そこは好みの問題でも有りますので、マグネティックの様な歯切れのいいカチカチ感が欲しいという人には良いのかも知れません。

気になる方は是非、御検討してみて下さい。

 

それでは!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕

ホイールベースの電源は大丈夫です?/電源ユニットのお話です。

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

実はココ最近もなんですが、周りでFANATEC Podium DDの電源が壊れる!?という症状がチラホラ出てました。

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それはPodiumに限らず他の高出力DD(Direct Drive)でも可能性は無くもありません。しかし、方式が違うので故障するリスクや比率が極めて少ないのも事実としてあるのでは無いでしょうか。

 

◻️FANATEC Podium DDの電源

FANATEC Podium DDは、DD2にキルスイッチが備わり、DD1がオプション扱いになっている訳ですが、キルスイッチホイールベースの電源をOFFにしたとしても、実はコンセント~電源ユニットまでは通電しており常にパイロットランプが点いております。

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それはPodium DD本体背面にある、ON/OFFボタンを操作しても変わりません。

実はこの、常時通電してる状態が危ないのです。

 

特に夏場は気温も暑いので、電源ユニットは冷えるまで時間が掛かります。そして冷えた後にも通電しっぱなしになるので経時劣化が進みます。

 

故障された方々から情報を聴取すると、その大半がコンセント差しっぱなしで、コンセントタップのON/OFFもされてないケースが多い事が分かってきました。

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オードソックスなベルトドライブだと電源は小さく、写真の通り、DDだとこんなに大きな電源を使ってますので瞬間的に消費する電力は大きいのでそれなりに負担が蓄積されていくのです。

ここら辺は、個人個人の使用感や、プレイするトータルの時間でも変わってくるので具体的にどう?という事は言えませんが、常時通電している状態を回避する方法はあります。

 

◻️他のホイールベースも同じ事が

CSWやCSLでも電源のパイロットランプが消えていないです。それはホイールベースの電源を落としたとしても、コンセントから電源までは常に通電してるという事です。FANATECに限らず、他社の機種にも同じ事が言えます。

 

◻️常時通電の回避策

①コンセントタップでON/OFF付きのものを使用する

②コンセントを抜く

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単純にこの2つが挙げられます。

プレイされた後にホイールベースの電源を落とした後に、これらの事をするだけでも経時劣化は相当に防げます。モノには寿命がありますし、少しでも延命して永く使うなら、ほんの少しの手間を付与してあげると宜しいでしょう。

因みに、コンセントタップでOFFをしてもコンセントを抜いても電源ユニットには蓄えた電気が残存しているので直ぐに切れることはありません。

(約5分~10分位パイロットランプが点灯してます)

 

◻️他社のホイールベースはどうなの?

今のところDDではFANATEC Podiumの設計上、コンセント~電源ユニットまでの電源を切る事が出来ません。また、他社のホイールベースでもパイロットランプが備わっていないモノもありますので一概には言えませんが、ホイールベースの電源を落としたつもりでも電源が切れてない設計のモノがあるのです........。

 

Simexperience Accu Force Pro V2みたいに電源ユニットの手前にON/OFFスイッチが備わってるモノならば完全にカットされているので、そういった電源絡みの故障の原因を無くしている設計と言えましょう。

 

無いと動かない結構重要なユニットなので壊れてしまうと困ってしまう。

レーシングSIM出来ないと困りますよね。

 

◻️壊れた!?と思ったら

FANATECでいえばPodium DD1で3年、DD2で5年の保証が付いています。「壊れたの!?」って思ったら速やかにメーカー窓口に相談して下さい。それは他のメーカーにも同じ事が言えます。FANATECだと極稀に日本国内に余剰在庫があったりします。余剰在庫があると言うことは、他に類似した故障トラブルが頻発した時にという事で、保有しているケースがあります。この場合は約1週間ほどで電源が到着したりします。逆に無い場合は........1ヶ月後とか結構待たされる事もあったりします。

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常時通電の対策案で延命処置してあげるだけで、少しでも末永くお付き合い出来るように心掛けていれば少しでも安心出来ますよね。

 

今回はそんなアナウンスでした。

 

それでは!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕