(○・∀・)ノ マイド!!
ジェネです🍀*゜
今回のテーマはハンコンの人気ブランド、スラストマスターとLogicoolの代表的なモデルであり、実は価格帯も同じくらいという事で、この2台を比較対象商品として挙げて「同価格帯ライバル比較」というお題目の元にレビューしていきたいと思います☝️⸜︎🐣⸝
実はLogicoolのG923の販売開始当初は6万円、対するスラストマスターT248も同じ位でスタートしている。今現在、2022年7月末の段階では、この両モデルに関しては初動段階の値段より落ちて5万円~半ば位で推移している。
大体、2~3年周期位で新モデルが追加または登場してくるのだけれど、各社の考え方やコストの投じ方など、様々な切り口で見ていかないと、そのものの正確なレベルや品質、そして、性能差は具体的なもの同士の比較でないと立ち位置が分からない。
そこで、実際にスラストマスターT248やLogicool G923なども所有していた実績から、いろいろなテストを経て、前々から書いてみたかったこのブログ記事に行き着くのであった(笑)
実はこの辺のモデルは、ハイエンドSIMペダルとの質感のバランス的にも実際に感触として確認しておきたかったという部分も本音であるのよね(笑)
(✿´༥`✿)
さてさて、同価格帯ライバル比較!
ジェネシス流に分析しつつ、正当な評価と共に、他機種とのレベル差なども添えて情報をお送りしたいと思います☝️⸜︎🐣⸝
◻️thrustmaster T248とは
歴代のスラストマスター製のハンドルコントローラー(※日本での呼称:ハンコン)の中でも、PlayStation3/4/5世代に跨いでリリースされていたFFB(フォースフィードバック付)のモデルがT150、T300、T500と来るのですが、最も古い設計のT500RSは後にT-GTが代換え機種としてラインナップに加わる。T500RSは今どきのPS機種でも動くけれども基本的には非対応という形で途中から公式でも「PC専用機」として位置づけされていた。
PlayStationも5世代となり、永らく発売されていたTシリーズもラインナップを絞り、代表的なモデルとして現段階では最終的に、T248とT-GT2の2台体制となる。
このT248は設計上、T150のベルト&ギアのハイブリッド方式と上位モデルであるT300RSやTX Racing Wheelが存在するが、それ等を纏めた位置づけとなっておりT248は上位モデル並のパワフルなトルク特性を持っています💡
因みに筆者はどのモデルも所有し、体験している事からそれ等を踏まえて比較情報を添えていくとしましょう☝️⸜︎🐣⸝
T248は基本設計こそはT150に類似したベルト&ギアのハイブリッドスタイルであるけれども、メーカーが言うようにT150よりも最大トルクは70%向上している事は間違いなく、それ等をフルに体験できるのはゲーミングPCでのシミュレータでT248の性能はフルに発揮される。因みにPlayStationなどに接続すると安全上の規制値までトルクを抑えられているので薄くなりパワフルさは影を潜める。
上位モデルであるT300RSとTXでは、同じ立ち位置であるものの、実はTXの方が感じるトルクは穏やかで、T300RSの方がパワフルに感じる。そして、T248というと、実は体感パワー的にはTXに近しいです。
設計が古くなったT300RSやTX、そしてT150RS。
これ等をひとつに纏めたモデルが「T248」という捉え方はあながち間違いではないようだ。
また、T248では、従来の泣き所であったオーバーヒートも対策として施されており、ホイールベース本体の発熱源はモーターのみで、T-GTと同じく外部電源化され、オーバーヒートはしない傾向にある。
これはゲーミングPCでのACやrFactor2などのレーシングシミュレータソフトにて、フルトルクでテストしてみたけれど、特に問題なく作動していた事を情報として付け加えておきます。
旧来のモデルだとトランスなどはホイールベース本体にINされてる設計であったが、ご覧の通り発熱源はモーターのみ。モーターそのものはマブチモーターのそれと同じく、モーター本体に温度検出用のセンサーが備わる。データはUSBタイプCで情報伝達される。
基本的にステアリングは交換出来ない。
もうひとつネガティブな情報を添えるならばパドル操作した時の擬音が大きい‼️しかし、これは先日に御紹介した対策で帳消しに出来るので、その対策をすれば問題は無くなる。
もしかしたら、あのカッチンカッチンとした擬音は今どき流行りのマグネティックみたいな擬音を付与したかったのかな?とも思えるが、何せ音が大きい事がユーザーにとっては予想以上に大きくネガティブになっていまっているのである……。
但し、素早くステアリング操作をすると小さくともギアの音が出るので静音性はT150よりもやや静かなレベルである事を添える。ゴリゴリ感は殆どありません。
ステアリングは合皮でT300RSやT-GTと同じ。
◻️Logicool G923とは
前モデルであるG29の次世代機種としてリリースされる。新技術てあるTRUE force(トゥルーフォース)というメカニズムが組み込まれているが、それはメカニカルなモノではなく、処理能力が従来機よりも速く細かく処理し、表現するというシステムである。
中身を見た事がある人だと分かりますが、歴代のGシリーズと何ら変わっていない基本設計。メインギアをダブルモーターとヘリカルギアで駆動するとこでFFBを表現する☝️⸜︎🐣⸝
が、しかし‼️ぶっちゃけた話をすると、体感的なトルクはG29よりもかなり低い。確かにTRUE forceで細かく情報を表現するものの、ゲーミングPCでのシミュレータでも体感パワーは低く、個人的なフィーリングの好みとしては、大味な情報ではあるものの体感パワーが大きい前モデルのG29の方がモリモリして楽しい。
(。¬д¬。)
◻️両社のペダルについて比較
T248は従来のT3PAからセンサー類をポテンショから、非接触磁気センサーへと変更されています☝️
好みに合わせで質感を調整出来るMODも付属。
基本的な設計は別売モデルであるT-LCMペダルの、ロードセルセンサーではない、継承廉価版モデルのペダルが付属している。
踏み心地は悪くは無い。
対してG923のペダルは、従来から受け継がれているモデルとそう変わりはなく、ブレーキのみ内部のスプリング径が太くなってる分、踏み応えは増したものの、ポテンショメーターというセンサーでLogicool専用として採用されている分は、今どきのモデルに因んで進化させて欲しかったところである。
◻️総合比較
同じ価格帯であるこの2つのモデル。
このコロナ禍において、材料を含めたコスト削減はメーカーの生き残りを掛けてるうちのいくつかの誤り中のひとつであるけれども、そんな中で、モデルを集約してラインナップを絞るという選択肢はメーカーにとっても苦肉の策であったであろうと思います。
旧いモデルはいつかは新モデルへと移り変わっていくものではありますが、旧来のモデルのネガティブな要素を排除して進化してくるのがセオリーなのですが……。
Logicool Gシリーズに関しては旧モデルの方が面白いと感じますし、中身もそれほど変わっておらず、値段的にもちょっと考えさせられられるモデルであると言えましょう✋😅
確かにTRUE forceで細かくは表現しているものの、それはトルクの波の上限を抑えてしまえば0→ピーク値までの到達点も近いので、情報をコントロールしやすくするには最も近道であり妥当策ではあるものの、何だか味気なく感じてしまった😨
個人的に買いなモデルは「スラストマスターT248」
コイツは人気の1つでもあるステアリングが換装出来ない設計になってるものの、体感する最大トルクやFFBの表現力は高いです💡
今のところMAXトルク設定で使ってるものの、オーバーヒートは今のところ一度もありません。
クオリティーとしては5万円半ばという現在の価格としては妥当なところだと思います。
(っ ॑꒳ ॑c)
コストの掛けどころは上位モデルであるT-GTやT-GT2とは違いますが、それはステアリングを操舵した時に感じるトルクやFFBの表現を含めた品質のレベルに差があります。特にGRANTURISMOに特化したGTモードはチートか?と思わせるくらい滑った状況をブルブルと伝えるので瞬間的な情報が分かりやすいのです。因みにこの機能は他のSIMでは機能しません。
T300RSとT-GTでの質感の差は、「値段の差」でもあり「質感の差」でもあるので、それはT248においても同じく言え、感性的なモノを含めてT-GTより情報としての質が落ちる様に位置づけられた設計となっている。
かと言ってT248は戦闘力が無いのか⁉️と思われるでしょうが、先日にオンラインロビーでレースした時にはT-GTにもFANATEC GRANTURISMO DDとタメを張れる戦闘力は持っており、実際にレースシーンでも勝っている💪✨(笑)
それは、モーターからメインギアまでの僅かな区間をベルト、メインでギアを介してFFBを表現するのがギアドライブ。そして、ギアドライブが故にベルトドライブとは違うソリッドな細かい質感のFFBの表現する能力と扱いやすいパワー感があるのがT248である。
因みにT-GTとのパワー感の差は、T300RSとの差と同じ位の差であり、それほどT248との差も大きく無い。
◻️ハイエンドなSIMペダルとの組み合わせでのフィーリングチェック
純正のペダルではなく、社外のハイエンドSIMペダルとの相性も実はチェックしている(笑)
代表例はSimforge Mark-1とSRP GTという、ハイエンドモデルのペダルである。
SimforgeはHeusinkveldのsprintと同じような性能を持っているし、SRPに関しては30万円ほどの油圧ペダルと等しく性能を有してる事から、どれくらいのものなのか想像はし易いと思います。
( ˘͈ ᵕ ˘͈ )💭
実は、ホイールベースのトルクやFFBの伝達能力が低く、ペダルとの質感の差があまりにも大きいと、所謂、頭の中で感覚の「不一致感」が出るので走ってて気持ちよく無い傾向になってしまう。
それ等を踏まえて実際に、Logicool G923やスラストマスターT248をそれぞれ組み合わせて、純正ペダルとの歴然とした差や、走った時の気持ちよさがどんな感じなのかレビューしていくとしましょう🍀*゜
Logicool G923の場合は、PlayStationやゲーミングPCにおいても体感する最大トルクも操舵した時の感触も軽いので、どうしても頭の中で感覚の不一致感が生まれてしまう。ペダルが勝ち過ぎてて、ステアリングが妙に軽いので、そんな感覚が誘発する。
超軽いパワステ付きの車に、レーシングカーのペダルを踏んでる様な大きな不一致間が生まれてしまうのです。
しかし、ペダルとしてはレベルが高いモノなので、それはASSETTO CORSAやiRacingにおいても"速くは走れる"ものの、どうしてもその間隔が付き纏ってしまう。
まだ旧来のモデルであるG29の方が体感パワー的にはG923よりも大きく勝るので不一致感が少なくなる傾向であるが故に、ここの部分に残念な感じがします。
対してスラストマスターT248でのテストにおいては、その不一致感が少いというか無いに等しく感じるレベル💡
それはT248自体がそれなりの高いトルクを発生しているポイントも大きい。実は先日に行ったGRANTURISMO7でのマルチレースにおいてもこの組み合わせで走ってる。
不一致感の無さは、ゲーミングPCでのシミュレータソフトでも体感的なモノは確認しており、DiRTRally2.0やWRC10などのラリーSIMにおいても気持ちよく走ることが出来た☀️
( ー̀дー́)و
この、よりしっかりとした質感はハイエンドなSIMペダルとのマッチングも良くなる傾向であり、スラストマスター製のハンコンよりさらに次元の高い質感を持つFANATECでも更に不一致感は無くなる‼️
上位モデルのT-GTですらも、FANATEC CSL eliteや更に上位モデルのベルトドライブであるCSWよりもカチッとした感覚やタイトなトルクの出方など、差は大きく、そして敵わない。
速く、より緻密なペダルコントロールするならば、純正の簡素なペダルよりも、よりハイエンドなSIMペダルのほうが圧倒的に理があるし、より走るのが楽しく感じられる要素なのです。
T248においては、それはG923よりも大きく勝っており、走ってて気持ちいい♥️と思えるのです。
そしてT248はベルトとギアのハイブリッドドライブなので、同価格帯のベルトドライブであるT300RSの様でもあり、T300RSよりも正確で細かいFFBも伝えてくれる。比較するとT300RSのFFBってT248よりもボヤっと少し濁る感じはします。
今どきSIMが細やかな情報をアウトプットするので、その表現をなるべく忠実に再現するなら、ステアリングを操舵した時や細やかなFFBをより正確に伝えるには「ハイブリッド」という選択肢になったのではないかと予想します☝️⸜︎🐣⸝
これで良いのか!Logicool‼️(笑)
しかし、G923も細やかな情報を表現する能力は持ってます。
あのO社さんの開発したシステムを導入すれば勝ってたのに。
まぁ、メーカーの販売戦術やコストへのアプローチの考え方もあるので致し方ないところではありますがね(笑)
(。¬д¬。)
さて、今回の記事は如何だったでしょうか?
両社のハンコンの質感と体感的な性能差、そして、将来的な拡張としてハイエンドSIMペダルとの組み合わせに関するレビューなど。ちょいと中身が濃い内容になってます。
噛み砕くとまだまだお伝え仕切れない情報は山ほどありますが、要所を踏まえてポイントを絞ったレビューが今回の記事であります。
また、将来的に同じ様な組み合わせで考えているならば、今回の記事は参考になるとは思いますので参考までに見ていって下さいませ🍀*゜
それでは!今回はこの辺で!
またね!
アディオス!!( -`ω-)b💕