どうも!
(○・∀・)ノ マイド!!
今回はFANATECのシフターClubSport Shifter SQ V1.5に関するレビューを記載していきたいと思います。
HパターンシフターはMT車も好んでドライブされる方には最適なツールと言えます。勿論、私も愛用してます。
現代の自動車はATやCVTなどが多い中、それ以外を旧車を含めてMT車両というのが、だいぶ昔と比べて激減してしまいましたね。そんな中でもAston Martin V8 Vantageとか、KTM X-BOWなどは2000万円と高価なスポーツカーでありながらピュアにスポーツ走行を楽しんで欲しいと、MTとして潔い作りをしていたりします。
MT車に乗った事がある人はお分かりだと思いますが、ブレーキングをしつつ、クラッチを切ってアクセルを煽る、所謂ヒール&トゥというテクニックを使ってシフトチェンジを行う訳ですが、未だに電制に頼らず、人間の感性の領域を残した貴重な現存する機構だと思います。ヒール&トゥというテクニックは現代のレースシーンや競技車両、市販車のスポーツ走行においても有効なテクニックです。
◻️ClubSport Shifter SQ v1.5
FANATECのハンコン本体にコネクターで接続出来る様に予め設計されています。勿論、PCでのSIMレーサーでも別体のUSBアダプタを介してPC本体に接続すれば使えます。
7速トランスミッションで、R(リバース)と7速だけ押し込んでシフトします。動かした感触は遊びは殆ど無く、カチカチと節度感の良い感触と共に微かに金属音が鳴ります。内部構造は実車の基本的な設計と同じ様な仕様ですから、ちょいと御値段の高いスポーツカーのシフトした感触のそれに似てます。
特徴的なのはスライドレバーを動かすだけでシーケンシャル式シフター(押し引きするだけでシフトが出来る機構)に簡単に切り替える事が出来る事です。
工具を一切使わず、切り替え可能にするこの機構はメカニカルな内部設計に秘密があります。先に触れました、スライドレバーを動かすと確かな感触と共に金属のスライドステージが内部で動いている事が分かります。
これにより、確実にシーケンシャル式とマニュアルトランスミッションを切り替える事が出来るのです。動かした感触はグニャグニャとした感じは一切無く、カチンとした金属の感触が手にも伝わる位にタイトな感じです。
シーケンシャルって何ぞや?耳慣れない用語だと思われる方もいらっしゃると思いますが、パドルシフト式が流行る前や、現代もフォーミュラの一部カテゴリーや自動車競技において、信頼性も相まって未だ採用されているシステムです。一般的には押してシフトダウン、引いてシフトアップという形で変速します。
また、ClubSport Shifter SQ v1.5はシフターのBOX脇に備えてあるイモネジを、付属の六角レンチで締めたり緩めたりする事で、これらの硬さを好みで変えることが出来ます。
実は市販の乗用車用シフトノブに換える事が出来ます。ねじ切り部分が同じ規格で作られてますのでカー用品店や競技用のシフトノブと交換出来るように予め設計されてます。因みにシフトノブは長めと丸い形状のグリップが付属しております。どちらも金属製の削り出しシフトノブです。
また、付属しているスライドレール用ガイドを取り付ける事で同社製のサイドブレーキも取り付けることが可能に。(※角度は固定です)
これにより、別体で治具を用意すること無くサイドブレーキを固定することが可能になります。
このシフターの価格は、現在価格は改定しており(値下がり)、日本円にして28900円+税+送料掛かりますが、レバーとか小物パーツ以外は全て金属パーツで構成されててこの質感!何と重量は3.3kgもあります!(笑)
机などに固定する場合は別途、取付けステーが必要になります。自作出来る方は別です。
スラストマスターから提供されているSPARCO MODよりも重量感も質感も高いと思います。
✧٩(๑❛ᗨ❛๑)✧
販売は日本の窓口であるEnderジャパンで普通に買う事が出来ます。在庫があれば2、3日、無ければ現地(Germany/ドイツ)から直送になると思いますので少々日数掛かります。
さぁ、一度で二度美味しいこのClubSport Shifter SQ v1.5。如何だったでしょうか。
前から気になってたけど詳しい情報がなかったりと、購入を考えていた皆様に、今回のレビューがお役にたてたなら幸いです。是非体感してみて下さい。
(*ˊᗜˋ*) ノ
それでは!またね!
アディオス!!( -`ω-)b💕