(○・∀・)ノ マイド!!
ジェネです。
SIMレーサーでもレーシンググローブを装着してプレイされてるユーザーは、それ程少なくは無い。私も普段からグローブをしていますが少なくとも格好だけで装着しているユーザーはあまり居ないだろう、、、と思う(笑)
で!今回は何度も相談を頂いてます、レーシンググローブについて触れていきたいと思います。
ハンコン(ハンドルコントローラー)はいろいろなタイプがありますが、一般的にはPlayStation4やXbox ONEなどのコンシュマー機がターゲットになっているものが多いので、基本的には素手でも出来なくはない。寧ろ素手でプレイされてる方が多いかな?
グローブは値段もピンキリで、どれを選んだら良いのか分からない人も居ると思います。どれがベストなのか?好みで選ぶのも良いけど、滑っていては正確なステアリング操作が出来なくなるので無視出来ない要素でもありますね。
ステアリングの表皮材質がレザーであったり、アルカンターラであったり、無垢のエンプラ材質であったりしますが、皆さんはどのタイプのステアリングをお使いですか?
物の選択によってはステアリング表皮材質の寿命を短くしてしまったり、過剰なグリップがあり過ぎても、ステアリングフィールが悪かったりと様々です。
どれが良いのかは最終的には皆さんの使用感に委ねる形となりますが、どれが良さそうなのか?
これから選ばれる方も、今の使用感にしっくり来てない人も、もしかしたら参考になるかも知れません。
あと、メカニックグローブとレーシンググローブでは使用用途が違いますので使用感が変わってしまいます。
グローブの種類はほんと多い、、、。
◻️シリコンラバーの表皮面積が多いタイプ
レーシングカートでは多いでしょうか。スーパーカートに近しいクラスでないとバックスキンとかアルカンターラ表皮のステアリングって余りお目見えしませんね。レーシングカートはダイレクトにガツガツとインフォメーションが来ますから、ステアリングに手を添えるだけだとしても滑っていては正確なステアワークがやり難いですよね?
主にレザー基調の合皮や無垢のエンプラ材を実装したステアリングに向いていると思います。汗で滑ったり、またステアリング表面が妙に滑りやすかったり感じたら、こちらのタイプが望ましいかも知れません。カート用グローブがこの類のタイプに多いですが、手のひらの部分の多くの面積をシリコンラバーで覆ってるスタイルなのでスリップは皆無です。
アルカンターラ表皮以外のステアリングならば、どれをとっても安定したグリップが得られることでしょう。デメリットとしましては初動段階から少しゴワゴワとした質感がつきまといます。通気が悪いので汗も溜まりやすいといった感じです。
価格帯は有名どころのスパルコなどでも安めな価格帯で手に入ります。使用感は個人で意見が別れるかも知れません。
◻️シリコンラバーの表面積が少ないタイプ。
レーシングカート主体から一般のレース車両に多いタイプです。適度なグリップ感が得られるのが特徴的ですね。主に指先と手の甲の部分に模様が描かれていますが、この部分のみシリコンラバー材を採用しています。
ステアリング表面がレザー又は無垢のエンプラ材に適してます。先に触れたタイプより生地も若干厚めでシリコンラバー材の表面積が少ないので、生地の質感が活かされてます。ステアリングの握り心地はしなやかで、比較的、自然な感じですね。通気性も高めなので、汗が出てもある程度の揮発性を保ってますから不快感は少なくなります。
値段的には少し高めです。
◻️不織布・合皮・本革レザーのタイプ
カートの一部~一般のレース車両から上級クラスのレースシーンに使われることが多いタイプです。採用される生地も厚めのものから薄くてステアリングが握りやすいタイプなどあります。
レザー基調の合皮や無垢のエンプラ材を実装したステアリングでは少し滑り易いです。但し、汗が染み込み、熟れてくると、時間の経過と共に生地が馴染んでくる事で適度なグリップ感を得られることから、好まれるユーザーは多いと思います。値段は先に触れたタイプのグローブより販売単価の価格帯がとても広いです。下は5000円前後~2、3万円かそれ以上。
合皮または、豚革、羊革、ヤギ皮などを鞣(なめ)したものでレザー特有の自然なフィット感が得られます。ものによりISO規格に準じた難燃素材を採用しているものもありますので値段はほんとピンキリ。手の甲の部分が何層か厚めに仕立ててあるものもありますが、硬いクロスミッションや強烈なキックバックから耐える為にこの様な設計になっている事が多いです。
長期間使用した際に、汗が染み込む度合いがドンドン増すとゴワつき感が出てきますし、洗えませんので基本的に使い捨てになりますでしょうか。そう考えますとコスパは悪いです。実はあまりオススメしてませんが、、、洗えない事は無いのですが、皮が縮んだり固くなったりするので基本的には使い捨て、、、という感覚になると思います。
値段はピンキリですが、比較的安い価格帯でしかも使用感も抜群なタイプもありますので洗えないにしてもコストが安く済むものもありますし、経済的に優しいものもあります。
FETなどの製品はその類になります。適度なグリップとしなやかさ、そしてコスパが良いのです。
トルクの高いハイエンドなハンコン使うなら、いざと言う時、ステアリングから手を離す瞬間に適度にすべってくれるので怪我の防止にもなります。
GTカーやフォーミュラを含め、最近、親指を突っ込むガングリップタイプのステアリングの実装車両が多いですが、クラッシュなど強烈なキックバックが来るので適度な逃がしが必要です。なので、このタイプのグローブを装着しているレーサーは多いですね。
因みに、私は個人的に昔から本革~合皮タイプを好んで使っています。実車両ですとOMP商品を好んで使ってます。
◻️手のサイズ、自分に合ったタイプのものをチョイス
指先が余ってたり、自分の感覚に質感が合わなかったりすると、ステアリングやシフト操作時に妙な違和感を感じつつ、またそれは時として不快感を生んでしまいます。
普段からグローブを装着しないでプレイ又はドライブされている方々には初めての経験かも知れませんが、値段が高いからと言って質感が良いとは一概には言えません。グローブ選びは幾つか試さないと自分にあった物を見つける事は難しいですが、自分の環境やプレイスタイルに適したものを選ぶと良いでしょうね。
また、ステアリング表面が合皮や無垢のエンプラ材のタイプだと、仮にハイグリップなグローブを使っていると経年でステアリング表面にテカリが出始め、使用感が目立つようになります。そこは実車でも同じ事が言えますが(笑)
逆に、ハイグリップグローブをアルカンターラ生地のステアリングに使うと表面が短期間でボロボロになって禿げ上がる事もありますので、使用感や用途に適したグローブ選びは注意が必要です。ステアリングを交換出来るハンコンのタイプなら使い分けも良いでしょう。
さて、参考になりましたでしょうか?
これらの紹介はグローブのほんの一部の紹介です。似たようなタイプなら差ほど使用感は変わらないと思います。
それでは、快適なレーシングSIMライフを!
それでは!
アディオス!!( -`ω-)b💕