(○・∀・)ノ マイド!!ジェネシスです。
以前にもリーク情報を掲載しましたが、ついに2020年2月13日の現地時間、これらの情報が公開されました。詳細は以下に記します。
THRUSTMASTER®T-LCMペダルはブランドで最も期待されているペダルセットであります。
PlayStation4やXbox ONE等のコンシュマー機対応機種ではFANATEC以外にロードセルブレーキを採用したモデルは、前々から噂が流れていたスラストマスター製のTHRUSTMASTER®T-LCMペダルになりますね。正式な呼称もこれと同じになります。
◻️THRUSTMASTER®T-LCMペダルに関する公開情報
2020年2月13日— Thrustmasterはレーシングゲームやシミュレーション用の高品質のアクセサリーを設計する20年以上の専門知識を活かして、メーカーの新しいペダルセットT-LCM Pedalsが登場し、新たにレースエコシステムに加わりました。これまでで最高且つ最も先進的なモデルになります。
Thrustmasterの有名な米国特許H.E.A.R.T(HallEffect AccuRate Technology™)磁気センサーシステムを搭載したT-LCM Pedalsは、Thrustmasterレーシングペダルセットにとってエキサイティングで、無限の寿命を最先端の精度で提供します。
ブレーキペダルの背面に組み込まれたロードセルのフォースセンサーテクノロジーにより、多数の調整オプションが可能になり、T-LCMペダルはあらゆるタイプのレース、すべてのユーザーの好み、各ドライバーのお気に入りのポジショニング設定に最適化出来ます。
T-LCMペダルの制御、精度、柔軟性が最もよくわかります。多くのベータテスターは、ペダルセットの卓越したパフォーマンスにより、ラップタイムから数十分の一秒を削ることができた事を喜んで報告してきました。
◻️16ビット精度と無制限の寿命
H.E.A.R.T磁気センサー技術(ポテンショメーターなしの革新的な非接触システム)を組み込んだT-LCMペダルは、レース中の最適な精度で、激しい使用の無限の寿命を提供します。
※センサーの寿命ね!
仮想ドライバーは、驚異的な16ビット*の解像度を享受し、ペダルあたり最大65,536の値を表します。
ロードセルフォースセンサーテクノロジー:最大220 lb / 100 kgの圧力、6個のスプリングのセットにより、ユーザーはブレーキ性能を非常に迅速かつ簡単にカスタマイズできます。
※lbはポンド(質量)
T-LCMペダルのブレーキペダルは、その力センサーのおかげで、レース中に大きな利点があります。 プレイ中のゲームの強さ、各ドライバーの運転スタイルとリズムに合わせて、ブレーキ力は適用される圧力(角度ではなく筋肉)に応じて検知され、完全な制御が可能です。
ブレーキに最大220 lb / 100 kgの圧力をかける能力は、このペダルセットに固有のものであり、その産業用ビルド品質と高性能設計の両方を際立たせています。
ThrustmasterはT-LCMペダルの所有者に6個のスプリングのセットを提供し、ブレーキペダルの感触と応答を完全にカスタマイズするための多数の迅速で工具不要の調整を可能にします。
これらのスプリングにより、すべてのユーザーは非常に高い精度でゲーム設定に応じてブレーキペダルの機械的抵抗を簡単に変更できます(テーブルまたはデスク、Wheel Stand Proホイールスタンド、GTスタイルコックピット、F1スタイルコックピットなどで使用)。
予荷重の有無にかかわらず、弱、中、強の抵抗オプションが利用可能です。
11 lb / 5 kg以上の重量:一流の素材で作られた安定したデザイン
T-LCMペダルは、プレミアムな100%金属製の滑り止めペダル(ペダルアームとヘッド)を備えています。
※ペダル部はスチール
※アーム部分はアルミニウムのダイキャストでハニカム構造で強度をもたせてますね。
最も熟練したレーサーによって完全にテストされた安定した頑丈な構造に取り付けられたこれらのペダルは、ユーザーに最適なグリップを提供し、レース中のコントロール感を高めます。
大きくて質感のあるフットレストは、足の滑りを防ぎ、不注意によるスリップを防ぎます。 11 lb / 5 kg以上の重量があるこの頑丈なペダルセットは、常に信頼できる安定性を提供します。
T-LCMペダルは、パフォーマンスを向上させ、驚くべき新しいレベルの精度を実現することに加えて、すべてのレーサーにパーソナライズされた快適さを保証します。
3つのペダルのそれぞれの位置は、さまざまな方法で個別に調整できます。
・垂直および水平傾斜
・高さ
・間隔
最後になりましたが、可能な限り最高の運転快適性を提供することを目的として、Thrustmasterは、現在のGEARに慣れているレーサーのためのT- LCMペダルとなります。
これは、このペダルセットによって可能になっ長いリストの多機能オプションと、さらに別の大きな利点を表しています。
◻️個人設定を微調整する補完的なキャリブレーションソフトウェア
T-LCMペダル専用のキャリブレーションソフトウェアを使用すると、ブレーキ力を電子的に(つまりソフトウェアで)調整できるほか、3つのペダル(アクセル、ブレーキ、クラッチ)のそれぞれのデッドゾーンをカスタマイズできます。
このツールはゲーマーにとって高精度の資産であり、フォースセンサースプリングに関する調整や特定の変更を完全に補完する上で、切り離すことはできません。 ロードセルの抵抗を機械的に増加または減少させることは、関連する電子力を変更することを意味します。ユーザーは自分の好みに合わせてこれらを自由に調整できます。
※キャリブレーションソフトウェアは予めPCが必要になります。PCが無いとデッドゾーン調整は出来ません。
◻️すべてのレース設定に適応するためのT-LCMエコシステムの拡張
Thrustmasterは、T-LCMエコシステムの最初の付属製品を発表できることを誇りに思います。これは、新しいペダルセットの発売に利用できます。
〇T-LCMコックピットアダプター:
この製品は、新しいThrustmaster T-LCMペダルセットを購入したいThrustmaster T3PAおよびT3PA-PROペダルセット(別売)の所有者向けに特別に設計されています。 T-LCMコックピットアダプターは、コックピットの変更や、新しい穴の穿孔を避ける完璧なソリューションです。ThrustmasterT3PAまたはT3PA-PROの取り付け穴に合わせて、T-LCMペダルペダルセットの取り付け穴の位置を簡単に調整できる ペダルセットです。
詳しくは、関連するThrustmaster FAQをチェックして、T-LCMコックピットアダプターがレースのセットアップに適しているかどうかを確認してください。
〇T-LCMラバーグリップ:
100%テクスチャラバーカバー:Thrustmaster T-LCMペダルペダルセットを完璧に補完します。 T-LCMラバーグリップは、ペダルへの優れた密着性を確保し、独自の足の動きを可能にすることで、ユーザーのレース体験を向上させるように設計されています。
〇Tペダルスタンド:
ThrustmasterペダルセットのスタンドであるT-Pedalsスタンドは、完全なコックピットを購入することなく、最高のゲーム条件を探しているゲーマー向けに設計された、アクセス可能な高品質の代替ソリューションです。
高さ、深さ、傾斜の面での調整機能により、すべてのゲーマーは自分の好みに合わせてペダルセットを配置し、最適なレースの快適さとパフォーマンスを実現できます。
Tペダルスタンドは、Thrustmaster 3ペダルセット(T3PA / T3PA-PRO / T-LCMペダル)と互換性があります。
◻️T-LCMペダルの主な機能:
H.E.A.R.T磁気センサー技術:ポテンショメーターなしの非接触システム
ロードセル力センサー(完全にカスタマイズ可能)
完全に汎用性があり、各ペダルの完全な調整が可能
安定性の向上:ステンレススチール製フットレスト付きの重量ベース
フル機能の直感的なキャリブレーションソフトウェア
人間工学に基づいた構造:合理化された効果的な設計
Windows®10/8/7のPC(USBケーブル経由)と互換性があり、市販のすべてのレーシングホイールに対応
Thrustmaster T-GT、T300、T150、TS-XW、TX、TMXレーシングホイールを搭載したPC、PS4™、XboxOne®(RJ12ケーブル経由)に対応
コックピットとの互換性:アタッチメントシステム、サポート、ドリルテンプレートが付属
商業の詳細:
希望小売価格:
・T-LCMペダル:$ 199.99 /£179.99 /€199.99
・T-LCMコックピットアダプター:$ 19.99 /£14.99 /€14.99
・T-LCMラバーグリップ:$ 19.99 /£14.99 /€14.99
・Tペダルスタンド:59.99ドル/ 49.99ポンド/ 49.99ユーロ
先行予約日:
・T-LCMペダル:2020年2月13日
・T-LCMコックピットアダプター:2020年2月13日
・T-LCMラバーグリップ:2020年2月13日
・Tペダルスタンド:2020年2月13日
市販開始日:
・T-LCMペダル:2020年3月26日
・T-LCMコックピットアダプター:2020年3月26日
・T-LCMラバーグリップ:2020年3月26日
・Tペダルスタンド:2020年3月26日
情報は以上となります。
2月に先行予約開始、この間の予約オーダーで反応を伺いつつデータを取るとは思います。それによっては追加で増産。3月後半には予定日通りにリリースされるとは思います。
気になる日本国内の売買では、某ネットショップ等では何れ出回るとは思いますが、今のところ予約受付すらされていないので、受付は発売当日かな?と予想します。価格に関しては運搬コストと+tax(税金)が掛かりますので、公表された価格にそれは当然乗りますが、もしかしたら価格は上乗せされて販売されることが予想されます。
◻️LCMという呼称の由来
恐らくLCMというタイプのロードセルを使用しているのでそこから来ているのだと思います。円柱状のものです。
◻️気になるポイント
非接触磁気センサーの精度がどの程度なのか?物理的に検出するポジションセンサー式から非接触磁気センサーを採用した点に関しましては、同社(スラストマスター)製のペダルと比較した場合に耐久面において信頼性の向上が図られた上での選択肢だと思います。
※写真は従来のT3PAに実装されているポジションセンサー
価格的にも性能的にもベンチマークとなっている、FANATEC CSL elite Pedalsもポジションセンサー式ですが、他社のものとは構造が微妙に異なり、コイツはギアと直結した駆動・検出方式を取っていますのでFANATEC製ペダルは容易に壊れません。フレームもペダル類も全て金属製のFANATEC。高剛性と高品質は折り紙付きです。勿論、16BIT制御されます。
今回の新型ペダルは、あくまでもスラストマスター同社製ペダルと比較しての信頼性向上と、今後実用されるであろう、スラストマスター製のスタンダードに成り得る形であるかも知れません。
ロードセルブレーキに関しては、形やロードセル自体の検出・演算は同じように作用するので差は無いかも知れません。
金属製の支持部の耐久度(寿命)が気になる所です。T3PAシリーズでもT-GTに標準でセットされたペダルセットはアルミ材を使っていましたが、反力を抑制してるスプリングの支持部の磨耗による脱落というトラブルは非常に多かった。今回、追加されたTHRUSTMASTER®T-LCMペダルはダンパーをシャフトで固定するスタイルに大きく変更していることで、この辺の合成に関する信頼性は高めているものと思われます。
従来のハイエンドモデルであるT3PA Proが存在としてありますので、性能面で越してしまうとコチラを買うメリットは薄くなってしまう。この辺の差別化はどうなっているのか?それともT3PA Proは従来のままで存続させるのか?値段はどうなっていくのか?など気になるところではあります。
また、何か進展がありましたらブログに掲載しようとは思います。あくまでも予定です(笑)
--------❮追記❯-------
最後にSIM Racing Garageさんがプロトタイプ(ほぼ量産製品とされるもの)を動画で紹介していましたので、ここにリンクを貼ります。宜しければ御参考下さい。
では!また!
アディオス!!( -`ω-)b💕