GenesisPlanA’s diary(ジェネプラA・ダイアリー

主にシミュレーター関連に携わっています。世界的な範囲で扱った実績は多く、現在も複数台所有しています。日々の問い合わせが多く一問一答する側ら、掲載内容は検証・リサーチしたモノを含めて得られた情報など知的財産をオープンにしてます。レビュー等をTwitterやYouTubeなどの動画でも発信しています。現在は海外ブランド数社と友好関係にあり、技術的な面と、マニュアルの和訳にも携わってたりします。また、国内でも技術支援しています。此方の掲載内容は有効な情報を得たいと考える愛読者様への無償奉仕です。

VRではなくMRという選択/没入感が半端ない!ウルトラワイド湾曲スクリーン~大画面で繋ぎのない自然な映像でSIM環境を

(○・∀・)ノ マイド!!ジェネです。

 

今回の御紹介はウルトラワイド湾曲スクリーンの紹介です。実は私と協賛しているDrive and Flightでも取り扱う商材「SIM PIT」です。

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レーシングSIMやフライトSIMでは単画面が一般的で、それだとウルトラワイド3440×1440、その上が5120×1440(49インチ)ですが、確かに視界は広くなるけど横に広がります。

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更に囲まれ感=没入感が欲しいとすれば、そうなってくると三画面という選択肢か、若しくはVRという選択肢になると思います。

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環境構築には飽く無き欲望が付きまとう訳ですが、そんな欲張りさんに打って付けのモニターとしては、ウルトラワイド湾曲スクリーンというものがあります。

 

◻️VRとMRの違い

VRバーチャルリアリティ、そしてウルトラワイド湾曲スクリーンはMRでミックスドリアリティ。

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バーチャルリアリティVR)とミックスドリアリティ(MR)シミュレーションはコンピュータで作り出される世界を「体験」するという意味では同じですが、MRシミュレーターに よるシミュレーションでは、VRゴーグルを使わなくても目の前に景色や状況がスクリーンに投影され、そこには圧倒的な複合現実が実現します。 VRだとIPD(瞳孔間距離:瞳と瞳の距離)などちょっとした使用感の弊害があったりします。

瞳孔間距離とは英語だとInterpupillary distanceと呼ばれ、頭文字を取ってIPDと表記されます。

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視力の悪い人や、眼鏡を含めVR特有の装着感、VRに酔う等、人によっては様々な不快感を伴います。また、VRは遠視や近眼、乱視の人が裸眼で見るにもピントが合わなかったり、逆に眼鏡を掛けると画面が近すぎるが故に人によっては感覚が合わなかったりするケースも少なくはありません。密閉度の高いゴーグルを装着しますので、蒸れてレンズが曇り、視界が遮られるなんて事もあったりします。

 

MRは通常のモニターと同じ様に自然な感じで映像を捉えられます。VRとは違い、年齢制限(遠視または老眼など)がありませんので、小さなお子様から高齢者の方まで幅広くお楽しみ頂けます。また、密閉感や窮屈さを感じませんし、空気感をも自然に感じる事が出来ます。

 

◻️MRの投影方式はどうなってるの?

映像を映し出す媒体はプロジェクターを使います。今やフルハイビジョンから4Kまであります。通常は平面のスクリーンに投影する際には1つのプロジェクターを使いますが、ウルトラワイド湾曲スクリーンは2基~のプロジェクターを使います。

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こうすることで複数の映像を湾曲スクリーンにミックスする事で視野角いっぱいに歪みのない自然な映像を映し出す、特殊な技術なんです。

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ことレーシングSIM、フライトSIMにはそこに居る空間を自然に感じ取れないと臨場感が出し難いですよね。ウルトラワイド湾曲スクリーンなら繋ぎ目の無い自然な映像が視界に映し出されるので違和感はほんと少ないです。

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時にはレーシングカーのコックピットに。時には戦闘機のコックピット周りやらキャノピーから映し出される映像を。そして、時にはヘリコプターのウィンドウ越しに映る自由度の高い広い視界を。それらを自然な形で体験出来るのです。

 

感覚は、レーシングSIMならコックピットにスッポリ収まり、ドライビング時の映像の自然な視界や、オーバーテイク時の視界に飛び込んでくるライバル車の姿が捉えられます。フライトSIMならば……もう空に飛んじゃってます(笑)
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◻️180~270°で計5タイプ選べるシムピット ワイド湾曲スクリーン

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・AVENGER180(120インチ180度/プロジェクター2台)

AVENGER PRO(202度/プロジェクター2台)

・CENTURION 270(180インチ270度/プロジェクター3台

・CENTURION 270Pro(270度)

・e-SPORT(e-モータースポーツ向け)

 

ワイド湾曲スクリーンのラインナップは計5タイプあります。三画面スタイルのプレイヤーならば180度でも十分な視界を確保できると思います。フライトSIMならよりワイドな270度の湾曲スクリーンが好ましいと思いますが、そこはお求めになる使用用途に応じて御相談して頂き、選ばれるのも良いでしょう。

 

さて、今回はこんな感じでシムピット・ウルトラワイド湾曲スクリーンについて御紹介しましたが如何だったでしょうか。

 

今回の資料はAIMS様から御提供頂きました。

 

私が協賛しているモーションシュミレーター事業のDrive and Flightでは、此方のシムピット・ウルトラワイド湾曲スクリーンとモーションシュミレーターとセットで組み合わせるプランも御座います。勿論、御相談は承っております。

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尚、此方のシムピット・ウルトラワイド湾曲スクリーンを体験されたい方は、シムピットを扱うAIMS(アイムス)様にお問い合わせ下さい。事前にご確認頂けると幸いです。

 

・(協賛)Drive and Flight : http://www.landcraft.jp/

・(協力)AIMS(シムピット): https://www.aims-jp.net/

 

それでは!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕