GenesisPlanA’s diary(ジェネシス・ダイアリー

主にレーシングSIMを好みます。フライトSIMも少々(笑)。FANATECユーザーとしては長く、他機種も扱った実績は多く複数台を所有しています。SIM機材に関する問い合わせが多く一問一答する傍ら知識を公開する為にブログを開設しました。検証した事を含めレビューをYouTubeなどの動画を記録として残しております。巷ではジェネさんと呼ばれています。掲載内容は経験やリサーチしたものを含めて知的財産をオープンにしており愛読者様への無償奉仕です。SIM機材輸入販売。ペダルブランドSRPオフィシャルパートナー。

SRPペダルは何故、傷にも強いのか!解説するゾ!

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

SRP(SimRacingPro)ペダルですが、そろそろオーダー頂いた方々のお宅にペダルが届いている頃ではないかな?と思ってます。

金属の輝きの中に発色が良い品のいい色合い✨

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そこにはSRPが性能以外にも拘った内の一つでもある、「傷に強い」という部分も考慮されています。

永く使う上では視覚的に見た目も大事な要素であるのは無視は出来ません。

そこで、ちょっと解説していきたいと思います。

 

◻️SRPペダルの品質

SRPペダルはアルミをベースとしていますが、陽極酸化仕上げなので非常に硬いです。

オードソックスなスタイルのペダルはHeusinkveld等もそうですが一般的にはスチールが多く使われる事のほうが多いですが、スチール材質またはメッキ処理といったものはいつかは「錆る」可能性はあるため、メッキにおいてはベースにはニッケルを使いますけれど表層のクロムは硬いです。しかしニッケル層は錆びないけれどもクロム層は点錆が発生するなど、ちゃんとケアしないと取り返しのつかない事になるばかりか、ビジュアル的にも宜しくない傾向になってしまいます……。

 

SRPはアルミをベースに製作されていますが、アルミというと柔らかいというイメージが一般的に意識としては強い印象を持っている人も少なくは無いと思います。加工性や成形精度、切削する事においても好まれる材質ではありますが、一昔前まで実はちょっと高騰している傾向でもありますので安い材質ではありません。

しかし、SRPはこのアルミを陽極酸化(アルマイト処理)仕上げをする事により、硬度の大幅なアップで強度を上げると共に、軽さと美的なビジュアル、そしてロングライフな表面処理を共有させる事で永く使って頂けるようにと配慮されたペダルになっております。

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アルミニウムは活性な金属であり、大気中では酸素と結合して自然に表面に薄い酸化アルミニウムの皮膜を形成します。酸化したアルミニウムは、それ以上変化しないという性質を持っているので、内側のアルミニウムを保護する役目をもち、そのために、一般にアルミニウムが腐食しにくいといわれるわけです。しかも軽量であり、自動車部品にもこの辺の優位な特徴から部品として使われる事も珍しくはありません。

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その昔、HONDA NSXがアルミフレームを採用した事は有名な話ですが、旧車として今も尚、人気があるスポーツカーです。アルミは錆びないので数十年の時を超えて現代に至る訳ですがボディは良質なまま維持しているという事もあって、錆穴なども発生しておらず、良質な固体が手に入るという事もあり、そしてHONDAもNSXの部品生産を始めた事により、再び人気が再熱しているという状況になっています。

現代もエンジン部品などにも使われる位にポピュラーな材質であるため、アルマイト処理等をする事により、高強度と成形精度、軽量化といった観点からも良い材質であると思います。

 

さて、話は横道に反れてしまいましたが話を戻します💡

 

SRPは陽極酸化仕上げ(アルマイト処理)した硬質化したアルミを使っています。

アルミでもいろいろグレードがありまして、AL6061アルミニウムで構成され、それを5軸CNC機械加工で製造しています。最終的に完璧で耐性のある陽極酸化仕上げを施しています。

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アルマイト処理というモノは、やはりコストが掛かる訳ですが、そこは「ビジュアル」「寿命」「機能性」、擦り傷防止を含めた「高耐久」という観点においては、そこにコストを掛けてでもより良い品質を確保したいと考えているからです。

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勿論、SIMペダルとしてはハイレベルな性能は確保されてる上で、更にその様な配慮をされているのです。

 

SIMペダルは一般的な乗用車と違って、ペダルキー部分には金属を用いられる事か大半です。こと使用するにあたってレーシングシューズ等を履いてプレイする事も当然、視野としてありますので、靴底に付着したモノで擦れ傷が着くことも想定としなくてはいけませんし、各フレームや軸部の摩耗=ライフという部分も無視は出来ません。

SRPは一般的(ポピュラー)なアルマイト処理とは異なり、SRP専用にコストを掛けて仕立てております。

アルマイト処理は酸を使用しますが、それは電解液(硫酸、しゅう酸、その他の有機酸)の中にアルミニウム製品を入れ、これを陽極として弱い直流、交流または、交直流の電流を流すと、表面に酸化皮膜が形成しますが、SRPは、わざわざ別の種類の酸を用いてコストと手間を掛けてアルマイト処理しています。

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ヨーロッパの方もですが、一般的なペダルがアルマイト処理する際には、他メーカーと同じ一般的なアルミ製と同じで8μ(ミクロン)のアルマイト処理です。

 

SRPは走行時に靴からの摩擦を受ける部分で25μ(ミクロン)をエクストラハードでアルマイト処理をしています。それはカラフルなカラーキーに贅沢にも使われている訳で、そう易々とは色が剥がれず、いつまでも綺麗な色や質感を維持し続けます。

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最近、SRPのラインナップとしてカラフルなキーを選べる様になってます。スタンダードはOrangeなので数は作れますが、他のカラーにおいて値段が異なる点は、やはり生産個数が少ない=コストアップするという実情がありますが、これを敢えて行っているのです。

(言い出しっぺは私の様な気もしますが(笑))

 

アルマイト処理は通常は、銀や黒でしか処理しませんが、処理層を空にして、SRP専用の処理液に変えてからアルマイト処理しています。カラフルなカラーキーにおいては、アルマイト処理液に予めカラーをブレンドする事により、色ごとアルマイト処理する事で擦れ傷にも強い発色のいいペダルが造られているのです。

 

決して安くは無い手間を掛けた処理ですが、SRPとしてはペダルを提供する価格に、あまり負担にならない様にと配慮された価格で御提供しています。

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特殊なアルマイト処理は全てのアルミパーツおいて処理されていますから、各軸部の摺動効果や擦り傷防止において一役買っているのです。

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性能はもとより、ビジュアル的な部分と機能美の追求はスペインらしい考え方ですね🎵

♪( ◜ω◝و(و "

 

 

◻️Heusinkveldも軸部パーツにアルマイト処理

SIMペダルにおいて、日本でも人気なHeusinkveldペダルも軸部にアルマイト処理された軸パーツが今は採用されています。

ベースはオードソックスなスチールですが、軸部は磨耗を意識してかアルマイト処理の軸パーツが採用されている事から、一昔前の過去に磨耗によるトラブルがあったと考えています。

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設計やデザインの関係上、どうしても軸部に負担が掛かってしまうので、ライフを考慮しての採用だと思います。

 

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こんな感じで今回はご紹介させて頂きましたが如何だったでしょうか。

SIMペダルと単純に愛用されることと存じますが、メーカーがソレを提供するにあたり、出来るだけ永く使って頂けるようにという「想い」が込められて居ます。

 

それでは!この辺で!

またね!

アディオス!!( -`ω-)b💕