GenesisPlanA’s diary(ジェネシス・ダイアリー

主にレーシングSIMを好みます。フライトSIMも少々(笑)。FANATECユーザーとしては長く、他機種も扱った実績は多く複数台を所有しています。SIM機材に関する問い合わせが多く一問一答する傍ら知識を公開する為にブログを開設しました。検証した事を含めレビューをYouTubeなどの動画を記録として残しております。巷ではジェネさんと呼ばれています。掲載内容は経験やリサーチしたものを含めて知的財産をオープンにしており愛読者様への無償奉仕です。SIM機材輸入販売。ペダルブランドSRPオフィシャルパートナー。

FANATEC ファームウェアV415について~諸々検証~注意事項とトラブル対処法

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

今回の情報はFANATECファームウェアV402以降にリリースされたV411、V412、そして最近配布されたV415についてのお話になります。

(2021年10月1日 記)

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FANATECファームウェアV411は、新しくリリースされたCSL DDというダイレクトドライブが先行で各ユーザーにリリースされたホイールベースではありますが、前倒しであった為に間に合わせのファームウェアであったと思われるパッチでした。

初期ロット故に、各ユーザーのPCを含むハードウェアの環境などの組み合わせに上手く順応できなかったユーザーも多く、それらのコメントはコミュニティフォーラムに沢山の情報が集まってました。

 

また、V411をPCに適用してしまうと、同ブランドからリリースされている周辺機器等にも影響が出ていた事もあり、USBアダプターというアクセサリーも機能しなくなるというトラブルも当方の方でも発生しておりました。

 

本来ならば、FANATECファームウェアの最終形態は、新しくリリースされたCSL DDを含め、Podium DD、CSL Elite、CSW V2、V2.5と統合的なプログラムとして組まれると予想しておりましたが、各ホイールベースのHP掲載欄のダウンロードパッチもV411に更新されていた(USBアダプターは除く)事で、新しいファームウェアが配布されたという認識でダウンロードされた方々も少なくは無いと思います。

 

しかし、これら様々なトラブルが誘発してしまった為に、情報を収集し、統合的に見てトラブルのトリガーになっている因子を潰すべく、ログを回収するパッチとしてV412が配布されました。

このバージョンは根本的なトラブルを改善するためのパッチではなく飽くまでも自動でログを回収し、情報収集する為のパッチでした。

 

2週間以上経過後、突如としてリリースされた新"ファームウェアV415"

\_(・ω・`)ココ大事

 

今はまだ継続的にテストを行っておりますが、V411、V412とは異なり、V415は一時的に"V402"世代のファームウェアと同じ様に部分的に棲み分けしたコントロールが出来るようになっています。

 

◻️ファームウェアV411に関して

CSL DDが予定より前倒しでリリースされたホイールベースであった為に、完成形を待たずしてリリースされたパッチ。実は新規ユーザーや、CSL DDメインで切り替わるユーザーには大きな影響が出ていないパッチです。

ホイールベースそのものには大きな影響はなかったのですが、例えばV3ペダルなどをPCへと直接USBで接続して使うや、別売のUSBアダプターを介して使うというユーザーにはトラブルが出ておりました。

そして、従来からあるCSL EliteやCSW V2やV2.5においては、作動はするものの突如としてFFBが無くなるというトラブルもあり、他のホイールに対してはトラブルが多発していました。

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当方の方にも多くの相談があり、その場合には、以前に安定期を迎えていたバージョンV402にダウンコンバートするという方法をオススメしておりました。

 

"ダウンコンバージョン"の方法は後に記載しますので、症状が出ているユーザーさんはお試しされるのも宜しいかと思います。この方法で"無事に直りました"という報告が多数来ております🍀*゜

 

◻️ファームウェアV412

先行リリースされたファームウェアV411の改良バージョンであるが、チェンジログ(現時点での改良点)記載以外の部分は記されておりません。

このバージョンは各ユーザーにて発生したトラブル情報のログ回収をする為のプログラムが主体で、大きな改善が成されていませんが、新ファームウェアV415への布石としてリリースされたパッチになります。

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V412に関しては、やはり、こちらも新ファームウェアがリリースされたとしてインストールしてしまったユーザーも多く、CSL DDを手に入れたユーザー以外で、ベルトドライブを新規で買われたユーザーや、中古をお求めになられたユーザーからのトラブル報告&御相談が殺到しておりましたので、以前に安定して動いていた最終バージョンである"V402"を適用することをオススメしておりました。

 

"V411も"V412"も、今までのFANATECファームウェアとは異なり、プロパティ画面やアップデートの容易さなどを含め、1歩進んだファームウェアではありますが、まだまだ熟成が必要なパッチであることには変わりはなく、ネクストの安定期を待っておりました。

 

◻️現段階での新ファームウェアV415はどうか?

実はCSL DDやPodium DDを接続すると強制的にV412バージョンの統合されたメニュー表示へと誘われるが、旧来のベルトドライブであるCSL EliteやCSW V2やV2.5での接続時には、従来のコントロールパネル表示が顔を出す様に大きく改良されております。

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V411からV412まででは、ここの部分が自動的にメニューまで飛んでしまい、個別で接続している機器を見る事も調整することも出来ない仕様になっていたため、従来からFANATECユーザーである方々は、パッと見「新しいファームウェアだ!」と思われたでしょうが、個別接続で使われるユーザーには、非常に使いにくいバージョンであったと思われたでしょう💡

 

"ファームウェアV415"はDDホイールだと統合メニューへ、CSL DD以外の従来からある機器を接続するとプロパティ画面がでるようになった為に個別で管理する事が可能になった事で、それらの機器を所有するユーザーにとってもパニックになる事も少なくなったのではないかと思います🍀*゜

 

V411以降のパッチからFANALabと連携度合いが強くなったので、ファームウェアを入れ替えた際にはFANALabも再インストールされる事をオススメします。

 

◻️V411以降のパッチで傷跡を残している

実は先にリリースされたファームウェアV411を入れてしまったホイールベースは、Podium DD以外のベルトドライブホイールベース内のファームウェアプログラムに消せないログがある様で、それが引き金(トリガー)になって、実際のプレイ中にFFBが無くなるという症状に見舞われたユーザーさんは私の周りにもそれなりに居ました。

そんな時はファームウェアのパッチをV402にダウンコンバートする事で直るのですが、実は細かい傷跡を残していたりするのです。

プログラムはPCとホイールベースファームウェアとしてインストール又は適用するのですが、PC内のデータはソフトウェアで消せても、ホイールベース内のプログラムは上書きする方式であるため、上書きされる部分以外のプログラムは残存している部分が少なからずある訳です。

 

ファームウェアV415では、かなりその部分を上書きしてくれてはいますが、ふとした時に急にトリガーが発動し、場合によってはFFBが突如として無くなり、ハンドリングがスカスカになる!というトラブルも症状としてあったりします💡

 

CSL DD以外のFANATECホイールベースユーザーさんは、そんな時にはCSL DDがリリースされる以前の安定バージョン"ファームウェアV402"を使ってみましょう。

 

◻️ファームウェアのダウンコンバート

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FANATECのファームウェアは前バージョンのファームウェアは、ネットで検索すると出てきます。また、見つからない場合は所有している友達等に相談して入手しましょう。

 

ホイールベースの電源をoffにしておく。

②PC内のセキュリティソフトウェア(ファイアウォール含む)の機能をoffにして下さい。Windows defenderは特に問題はありません。

③PCにインストールされているファームウェアをアンインストールします。場合によってはFANALabもアンインストール。

④安定バージョンであるファームウェアV402をPCにインストールする。インストール完了後に再起動を促される。

⑤PCにホイールベースを接続し、電源をONにする。

⑥PCがホイールベースを認識したのを確認したらソフトウェアを起動しFANATECのプロパティを開く。

ホイールベースファームウェアを更新する。(ダウンコンバートしてくれます)

 

※稀に作業中に止まる事があったりしますが、慌てずに作業を進めましょう。難度も強制終了するなどはNGです。

 

◻️(番外編)CSL DDとCSWを併用して使っているユーザー向け

先ず、CSL DDにファームウェアV415をインストールして適用した後に、CSLやCSWをPCに接続すると、従来のV411世代の統合されたメニューに促されるケースがあります。そんな時はファームウェアV415を補修インストール、又はアンインストール→インストールしてからCSLやCSWを接続してみて下さい。

そうしますと旧来のコントロールパネルウィンドウが表示できる様になる筈です。

ここまでの作業が記載通りであるならば、その接続したCSLやCSWホイールベースを、ファームウェアV415のManual(マニュアル)項目にチェックを入れると手動でファームウェアを更新する事が出来ます。

 

ここでも同じく、FANATECのファームウェアインストールの際には、御自身のPCにインストールされているセキュリティソフトウェア(ファイアウォール含む)を停止させてから行いましょう。

\_(・ω・`)ココ大事

 

 

はい、今回は現時点での新ファームウェアV415の検証内容とトラブルシュート。そしてV411以降からV415に至るまでの経緯と内容に触れております。

 

◻️FANATECファームウェアは何故代わるのか

FANATECのファームウェアはFANATECホイールベースがPCとPlayStation4/5、Xboxなどのコンシュマー機(家庭用ゲーム機)に対応してます。それはFANATECに限らず、Logicoolやスラストマスターも同じくファームウェアは存在します。

それ等は不定期ではありますが最近のファームウェアパッチを更新している訳でして、コンシュマー機対応機種のハンコンは、全てにおいてホイールベース本体にそのソフトウェアのパッチをインストールしておく必要がある訳です。

 

因みにSimucube2やAccuForceProV2、SIMAGICなどはコンシュマー機対応では無いため、ホイールベース内にファームウェアをインストールする事は無いですが、PCにはインストールする必要があります。

 

FANATECを含むコンシュマー機対応機種はホイールベースと、PC併用のプレイヤーならばPCにもファームウェアを適用しておく必要があるのです。

そうしないと、例えばPlayStation4/5対象である場合は、プレイするSIMやゲームによっては誤認識してしまい、正常に動かない部分が出てきます。

しかし、ある程度ならば、各メーカーからリリースされているゲームタイトルには誤認識しない様にドライバーが予め盛り込まれているわけで、例えば新しいゲームタイトルだとハンコンが動かないものが後のアップデートで動く様になったりするのはその訳です。

 

但し、注意書きにお使いのホイールコントローラーは最新のプログラムを適用して下さいなどと記載があったりするものがありますので、相互のデータ指示転送に差があると誤作動を引き起こしてしまう可能性がある事を指しています。

 

◻️FANATECのファームウェアはちょっと特殊

他社のホイールベースファームウェアそのものはPCのデスクトップに常駐してる形で使います。

FANATECのソフトウェアはインストールされた際には再起動を求められますのでWindowsレジストリに介入します。それはログの回収にWindowsの機能の一部を利用してる事もあり、その様な形になっていると思われます。

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実はこのレジストリに介入するシステムが故にトラブルのトリガーになっている要素もあったりするのです。

 

個人のPCには皆さんがPCを購入された際には、様々なセキュリティーソフトウェア(ファイヤーウォール含む)が入っていたりします。

通常、SIMだけするならWindows defenderだけで十分なんですけれど、仮にASSETTO CORSAのMOD類を何処かでダウンロードするとウィルスが着いているんじゃないか?という懸念から、それらのウィルスソフトをご利用されていると思います。

 

実はかれこれ、結構前からファームウェア適用時のトラブルで相当数の相談を頂いた背景には、ファームウェアインストールの際のトラブルが少なからず何件かありました。

 

説明書が英語なので分からないという方もいらっしゃると思いますが、どのメーカーでもファームウェアインストールする際にはセキュリティソフトウェアを停止させてから行って下さいという注意事項が記されていたりします。

 

ですので、PCを経由してファームウェアを適用する場合は、必ずウィルスソフトウェア&ファイアウォールソフトウェアを停止させてから行って下さいませ🍀*゜🙆🏻👌✨

 

必要なプログラムは部分的に蹴られてしまうと完全なるプログラムではなくなってしまうのでトラブルを引き起こしてしまう……。

一見、普通に入ってると思われていても、何かが変だと思いながら使ってらっしゃるユーザーって稀だとは思いますが、完全体で使ってあげてこそ本来のスペックが活かされるのです💡

(σ・ω・)σYO♪

 

実際に調子が悪かったモノをお預かりして、当方でファームウェアを含めメンテナンス及び作動チェックしたところ、それを受け取られたユーザーさんはビックリしておられたケースもあります(笑)

 

 

さてさて、今回の掲載記事はちょっと長くなってしまいましたが、お伝えしたかった一部として公開しました。

 

全てを伝えようとするとボリュームが出てしまうので、必要な時に適度な情報の量を提供する事を心掛けています。

 

何かに御活用頂ければ幸いです🍀*゜

 

楽しいSIMライフを☀️٩(´・ω・`)و

 

 

 

それでは!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕