GenesisPlanA’s diary(ジェネプラA・ダイアリー

主にシミュレーター関連に携わっています。世界的な範囲で扱った実績は多く、現在も複数台所有しています。日々の問い合わせが多く一問一答する側ら、掲載内容は検証・リサーチしたモノを含めて得られた情報など知的財産をオープンにしてます。レビュー等をTwitterやYouTubeなどの動画でも発信しています。現在は海外ブランド数社と友好関係にあり、技術的な面と、マニュアルの和訳にも携わってたりします。また、国内でも技術支援しています。此方の掲載内容は有効な情報を得たいと考える愛読者様への無償奉仕です。

Simforgeペダルが更に進化する‼️新ソフトウェアの実装とPS4/5/Xboxへのマルチ化へ/Simforge Engineering

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

現在、開発中の新型board、そしてオプションのサブboardが具体的な形として完成したので、近々、ロングランテストを行う💡

( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )


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◻️新開発のサブboardについて

先ずは新開発のサブboardについて紹介したいと思います💡

これは、通常なら社外のペダルをPlayStation4/5にて認識させるには、Collective MindのDrive HUBに互換性のSIMペダルを接続して、異なるブランドのホイールベースとペダルをDrive HUBを媒体としてセットで使うというスタイルである。

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従来ならLogicoolならLogicoolのペダル、スラストマスターならスラストマスターのペダルと、同社製の製品をセットで使うスタイルでありますが、このDriveHUBを使う事でPlayStation機種などに互換性を持たせる。

 

実はSimforgeとしてはDrive HUBは要らない‼️

 

Simforge Engineeringとして目指したモノは、これとは別口のアプローチでSimforge Mark-1ペダルを自社開発のサブボードで認識させる事で、Logicoolやスラストマスター製品にセットとして認識する。

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メリットとしてはPlayStation4/5でも認識してくれるばかりか、DiRT5などのPCでもセット物のデバイスでないとトータルで認識してくれないモノもあるため、この様な特異性のあるゲームでも仮装互換を持つことで上手く認識してくれるという事である。

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この新開発であるオプションのサブboardは、従来からあるDriveHUBを使って互換性を持たせるというのとは全く異なり、Drive HUB無しでもペダルを認識させることを目標に開発を進めてきましたが、いよいよ具体的な形となって完成したのです。

 

コンシュマー機種に接続した際のキャリブレーションも行える様に細工が施されているので、Logicoolとセットで使う場合はLogicoolとのセットモノで認識してくれ、スラストマスターとのセットで使う場合はスラストマスターとのセットモノのペダルとして認識する様な仕組みになっている💡

 

これは完成したサブboardが近々私の手元に届くので、ロングランテストを経て、信頼性の確認をした後に、一般ユーザー向けにオプション販売としてリリースを予定しています💡

(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

◻️もうひとつの目玉!新開発のメインボードが進化する‼️

これは、初期の頃のバージョンから現在のバージョンへの過程として、最近流行りのダイレクトドライブホイールベース(DD)がサーボモーターである事が殆どであるため、実はノイズを発生する傾向がある。実はそれのノイズ対策を施した新バージョンのboardが現在販売されているSimforge Mark-1ペダルにセットされている。

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ノイズをカット出来るメリットとしては、ペダルをキャリブレーションする際の正確な検出精度と、実際にプレイしている最中にノイズによる誤作動を防ぐ事で、プレイする感覚に阻害な要素を排除し、正確なコントロールを実現することを主眼に置いている。

実はこの辺の対策が取られてるSIMペダルはSRPペダルなどの少数のブランドに留まる。

Simforgeとしては電源アダプタを接続することでそこを介してノイズをスムーズに抜くというスタイルである。

 

しかし、この度、更なるニューバージョンのboardがいよいよ完成‼️更なる進化を遂げる。

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コチラも実は出来たてホヤホヤの新開発boardでありますが、近日に完成形のプロトタイプが手元に届く予定ですので、ロングランテストを経て、品質の良さを確認出来た段階で、一般ユーザー向けに、今後販売されるMark-1ペダルにセットされ販売される。

既存のMark-1ユーザーさんは、個別に購入出来るように準備する事はちゃんと考えています。

 

ここが大きく進化するポイントで、実は従来のキャリブレーションソフトにMicrosoft PCのコントロールパネルにて簡素なキャリブレーションを行うか、旧来からあるHeusinkveldのDIVIEWというソフトウェアを使っていました。

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今回の新開発boardでは、新しくファームウェアとソフトウェアを実装する事で、従来から人によっては難しいとされていたキャリブレーションも簡素化されEASYになる‼️

そればかりか、踏み込んだ際のカーブも任意で変更可能で、人の好みや癖によって調整がカスタム出来るという、所謂ハイエンドSIMペダルと同じ機能を付与するというスタイルである💡

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現在、既にユーザーとなり、Simforgeペダルを手懐けてるプレイヤーは、安価でありながら、Simforge Mark-1ペダルのポテンシャルを発揮され、SIM Racingにおいても好成績を収めていたりと定評が高い。

当方の過去のブログ記事においても付属MODやペダルの調整方法などを実践してみて、そのSIMペダルとしてのポテンシャルの高さを実感して頂けたことでしょう。

 

Simforgeペダルは単に安価なSIMペダルとしてリリースする事を主眼に置いた安っぽいシロモノではなく、"勝つためのSIMペダル"として考えてるので現段階でも戦闘力はHeusinkveld Sprint並に高い💡

 

踏んだ感触も申し分なく、SRPペダルみたいな重厚な質感は無いものの、SIMペダルの性能としてはトップクラスであり、言ってしまえば同クラスの価格帯であるFANATEC V3 ペダルよりも遥かに戦闘力が高いペダルと言えましょう☝️✨

 

実は最近ではドリフトやラリーを好むプレイヤーにも好まれていたりする(笑)

 

◻️今後の展開として

先ずは新開発のプロトタイプ新開発boardと、サブboardの作動及び認識チェック、そしてPlayStation4/5などでの作動チェックをする予定でスケジュールを進めている段階です💡

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因みに現段階ではLogicoolとスラストマスターのみの仮装互換を持たせた仕様になってますが、FANATECホイールベースとのセットで互換へ向けて開発を進めていく予定です🗓

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実はLogicoolもスラストマスターもFANATECも発信するシグナルは似た様な傾向であるため、以外と簡単な細工で認識する可能性もある為、今後の開発次第でそれも近くなる。

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例えばLogicoolハンコンとのセットでは写真のようになり、PCでもPlayStation等のコンシュマーでもマルチに扱える様になる為、コンシュマーでプレイする際にもペダルを同社製のモノに載せ替える必要も無くなるわけだ‼️

👍🏻👍🏻✨

 

従来からゲーミングPCでの使用用途に限られたが、これで従来から目標としていたマルチ化が実現出来るというものだ。

 

現段階ではこれらの確認を経てGOサインを出しますが、これを心待ちにしていたプレイヤーさんは楽しみに待っていて下さい。

 

尚、今後のSimforge Mark-1ペダル購入予定の方々は、現在は暫定的にコンシュマーセットと、このサブboard無しの選択肢で購入出来る形を考えている。

 

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気がつけばもう2年ほどSimforge Engineeringとの御付き合いしていますが、実は密に連絡を取り合って、あーでもない、こーでもないと日々ディスカッションしている(笑)

元々の設計の素性が良いので伸び代はある。これらの開発にバックアッパーとして関与してきた訳ですが、目標としてきた形に漸くなった。

 

今後も更なる進化の底上げと、実は追加付与でのオプションパーツ類の開発も現在は進めています💡

 

 

今回は速報チックにお届けしましたが、実装される日もそれ程遠くはない。

今後の進め方で少し改良が加わるかと思いますが、楽しみにお待ちください🙇‍♂️

 

 

さて、今回はこの辺で!

またね!

アディオス!!( -`ω-)b💕