(○・∀・)ノ マイド!!
ジェネです🍀*゜
先日の記事で報じました通り、Simforge Mark-1用に新たに開発された"V5 Electronic board"と、そしてキャリブレーションが出来るソフトウェア"Simforge Pedal FX"
これが今後の大きな武器になる💡( *˙ω˙*)و グッ!
Simforge Mark1ペダルの基本接設計は凄く良いので、Heusinkveldなどと同じくスチールカットフレームのハイエンドSIMペダルでアンダー10万円(日本円)の中では最強の部類になるだろう。
新型のV5 Electronicボードは、この機能を付与するために開発された新型のボードで、従来からキャリブレーションにはHeusinkveldの簡素なキャリブレーションソフトDIVIEWが使われていたのだけれど、人によってはキャリブレーションが難しいと感じる側面もある。
T3PAや、ワンランク格上のFANATECのV3ペダルの様なTOY系のペダルだと、ホイールベースでオートキャリブレーションするもんだから"手間"に感じてると思うんですよ。
私も使うユーザーの立場に立ってなって考えたら、そういう簡素なお手軽機能だけではなくて、より上の水準でコントロールする機能が欲しいだろうと思い、Simforgeと水面下で開発を進めていきました。
玄人志向な方々ならばDIVIEWみたいな簡素なキャリブレーションソフトでも「フラットなフィーリングが好きだ」って人も少なくはない。
しかし、そんなTOY系のペダルから乗り換えるユーザー、そう!エントリーユーザーから玄人志向なユーザーまでカバーするなら必要な機能だと考えておりました。
初代のボードから現在の新型ボードに至るまで、何回も何回も作り直してはテストを繰り返して今日に至るわけで、ボードを開発するSimforge Engineeringと私との共同作業は続くのであった。
各ペダルの磁気センサーも当然それに合わせて作り直してきました。
◻️Simforge Mark1ペダルってどんなペダルなのか
Simforge Mark1ペダルの性能はSRGのバリーさんも認めてるのであるが、このペダルは不思議にも安価帯の設定で販売されている。
それは生産国がインドという事もコストダウンのおおきな要因ではありますが、多くの人に使って欲しいと願うSimforge Engineeringのポリシーでもあるのです。
単純に「安い」と見てしまうと安っぽい印象を受けるのが普通ではありますが、実はいろいろなところに随所に拘った部品が採用されているのは驚きである。
メインフレームはHeusinkveldと同じくスチールカットフレーム。しかしHeusinkveldのフランジブッシュのライフは短い。キコキコと擬音が出る場合はワコーズのバイタスドライみたいなドライケミカルで鳴りは消せるが定期的なメンテナンスが必要です。
酷くなるとこのフランジブッシュを交換する場合もあります☝️💡
優れたペダルだけにコストはかけて欲しかった。
Simforgeはこの部分だけ見ても、いろいろなフランジブッシュを試し、結果的に性能に満足出来なかったとして独自のフランジブッシュをオーダーして、それを採用している。
踏み込んだ際にテコの原理でこの軸部に負荷が掛かるので頻繁に稼働する軸部のライフは無視出来ないと考えてます。
ブレーキに関しては、使って頂いてるユーザーさんからも性能が良いと評判の容量の高いロードセルを採用しています💡✨
これは、通常のロードゴーイングのレーシングSIMからラリーSIMまでコントロールの幅も広く、ジャンルを選ばずに踏めますし、微妙なニュアンスを残しつつ荷重移動で車体をコントロールするなんて事も容易なものです。
アクセルもクラッチも非接触式の磁気センサーを採用しており仕様としては今どきのスタイルなのです。
◻️キャリブレーション兼用ソフト"Simforge Pedal FX"の機能
先ず、新型のV5 Electronicボードを手に入れたならば、Simforge EngineeringのHP下部にあるマニュアル&ファームウェアダウンロードページから、最新のV5 Electronicボード用のファームウェアとソフトウェアをダウンロードしよう‼️
この動画のガイドに沿って作業を行えばスムーズにインストールが出来る。
ここで1つ注意点がありまして、日本語版のWindows OSだとデスクトップ上にショートカットが作成されない時がある。
そこに関しては後に挙げる私のYouTube動画でも説明してますので参考にして頂ければと思います👍🏻👍🏻
さて、このSimforge Pedal FXというソフトウェアは今回初めて実装したものですが、多国の言語に対応しております。勿論、日本語にも対応しておりますが文字変換する際の少ない誤字はありますが、そこはご了承ください。
〇キャリブレーション機能
先ず、最初に紹介するのはキャリブレーション。
各ペダルの項目毎に右下の位置にボタンがあり、それをクリックすると操作のガイドが表示されます。それに従って操作をすれば簡単に進められます。
①ボタンをクリック
②ペダルを踏みボタンをクリック
③ペダルを離してボタンをクリック
④完了する
簡単でしょ☝️🍀*゜
〇デッドゾーンの調整
ユーザーによっては踏み込み、又は踏み切ったポイントでのデッドゾーンが欲しいと思う人も少なくありません。
バーの両端にある右(MAX側)と左(Min:0点側)にある丸いボタンをクリックしながら任意の位置に置くだけ☝️💡
後はキャリブレーションを完了で確定すれば、全て完了します。
凄く簡単です。
〇曲線カーブを変える
フラットな曲線を描くフィーリングが好みの人も居れば、踏み始めのカーブを変えたいとか、中間から立ち上げたいとかいろいろなフィーリングに変更可能です。
これはプリセットのパターンが予め用意してありますが数値を入力する事で細かく調整が可能になってます💡
最後にボードに保存をすれば、その設定した曲線の通りにコントロールしてくれる訳で、従来より大きく飛躍した機能性をもたせました。
この辺の機能に関しての議論は、やはりメーカー側との間で話し合った結果、必要だろうという結論に至り実装まで漕ぎ着けたという感じです。
それに伴い、新型のボードを製作しないといけないわけで、Simforge Engineeringはよく頑張ってくれました❣️と思います。
(。-ω-ヾ(>᎑<`*)
◻️Simforge Engineeringの技術力と思想
元々、電子工学系の大学卒なので、具体的なアイデアをそれなりに提案するとイメージ通りのモノを造れるのは素晴らしい技術力だと思います。
"V5 Electronicボード"と"Simforge Pedal FX"という組み合わせで、目標であったスチールカットフレーム構造のアンダー10万円SIMペダル最強という目標へ来れた気がします✊🏼♥️
やはり、人的に、見た目や機能美で判断される部分が多いでしょうから、ソフトウェアや多機能も同じ土俵に載せてやろうと野望を抱きつつ造り続けてきた形がコチラになります。
これぞ本当のスーパーコストパフォーマンスである。
裏話なんだけれど、ここだけの話、SRGのバリーさんも「この性能で安すぎるだろ!」って言ってたらしいですけれど(笑)
Simforge Engineeringとしては元々の思想が「多くの人に使って楽しんで欲しい」という事なのでこの価格帯にしているのです。
確かにHeusinkveldにしろSimforgeにしろ、この辺のスチールカットフレーム構造のSIMペダルでは、SRP(SimRacingPro)みたいな踏み応えのある重厚感や深みのある質感は得られません。
しかし、スチールカットフレーム構造のペダルでも、思ってる以上に今どきのSIMペダルは昔と段違いで性能は大きく向上してあるのです👍🏻👍🏻
私もそんなSimforgeの思想に共感しているから開発にも協力したいと思ったから、より一層いいものにしたいという想いもありましたしね。
いろいろなSIM機材を触ったり所有したりしてる部分もあり、それ等の情報をフィードバックする事も可能な訳で、少なからず貢献出来る部分が有るのではないかと微力ながら携わってきました。
Simforge Mark1べダルは、そこには安っぽさは無く、彼の情熱が沢山詰まった逸品であります。
高いSIM機材が買えないアジアを含む多国の多くのSIMレーサーに使って頂けると幸いと思います🙇♂️🙇♂️🙇♂️✨
こちらで紹介した"Simforge Pedal FX"のキャリブレーション方法や機能の紹介は、近々挙げる私のYouTubeチャネルでも紹介しますので参考までに御覧になって下さい。
それでは!また!
アディオス!!( -`ω-)b💕