(○・∀・)ノ マイド!!
少しばかりご無沙汰しておりました。
今回ご紹介するのは、日本ではまだ知名度が低いが海外では割とメジャーな存在である"CAMMUS"についてご紹介したいと思います。
今どきのハンコン(日本での略称)市場はとても目まぐるしく、ここ2年ほど見ても新しいブランドが参入してくるなど賑やかになってきました。
所謂コンシュマー色の強いLogicoolやスラストマスター、そしてPCと兼用するマルチな使い方が出来るFANATECがあり、世界中の多くのPSやXBOXプレイヤーが愛用しているブランドであり、そこに割って入ってくるか?と思えるNewカマー"MOZA Racing"が日本市場へ流れ込んで来ており、市場を賑わせております💡
MOZAと言えばご存知の方もいらっしゃると思いますが、MOZAはこの「ジンバル」で有名で、個人~商業用途に手持ちなどのジンバル機構のコントロールが特徴のブランドです。
MOZA DDにこのジンバルの技術が関係しているのかどうかは定かではないにせよ、造りに関しては、デザインや機能美、スペック共に従来から居るライバルとは遜色は無く、ここのところ少し安価な価格設定で市場を伸ばしてきて来つつある。
そしてMOZA Racingは、つい最近、セットで10万円(日本円)を切る価格帯の5NmクラスのDDの販売がスタンバイしておりますが、ステアリングには十字キーがデザインとして備わっているのでXBOX又はPlayStation対応する?コンバーターも自社で出すのでは無いかという情報があったりします。
MOZAの方向性としてはFANATECを意識したアプローチで市場に切り込んできたニューカマー。
質感はなかなか良い☀️ჱ̒ ー̀ ー́ )
さて、ここでは"CAMMUS e-Sports Racing Sim"のDirect Drive(以下略:DD)を御紹介する事となるが、このホイールベースは15NmクラスのDDである為、価格帯的に見てアンダー20万円クラスと線引きして紹介して行きたいと思います🍀*゜
しかし、侮るなかれ!質感としては十分なポテンシャル✨️
先ず、アジア市場はホットだけれど日本ではまだ聞き慣れない"CAMMUS"(日本語読みとしてはケーマスで宜しいのではないかと思います)って何?って思う方も居るかも知れません。しかし車好きなら御存知の方々もいらっしゃると思います。
日本の自動車市場では昔から名の知れた有名なチューナーブランドがあって、海外では海外市場の外車に使うチューニングツールとして、そして自動車業界として"CAMMUS"は存在する。
例えば、「ウィンドブースターパフォーマンスチップ」と呼称する製品は、自動車のECUを再フラッシュしないでエンジン出力をBoostする、最もスマートなガジェットであり、出力コントロール、スロットルの応答性の改質などの性能アップを主とした製品である。
自動車用のチューニングパーツの一つなのである。
そして"CAMMUS"はEVレーシングカートも手掛けるポピュラーな存在である。瞬間的に多くの電力をサーボモーターに流す過酷な使われるこの様な分野にも存在する。一見単純な制御であると思われるが瞬間的に大量の電流を送り込み、モーターで制御するというEVカートとしてはスピードレンジが高い部類のカートであり、レジャーとしてのカートだけではなく、EVスポーツとしてのレーシングカートでもあるのです。
そして今どきの環境問題に対応すべく世に出されたEVスーパーカー"TITAN"がある。最高速度は260kmで0-100kmまで加速するのに3.9秒というスペック。
高性能電動パワートレイン、バッテリーシステム及び、自動車全体の研究と専門的な生産に関する幅広い知識を備えている。
"Shenzhen CAMMUS Electronic Technology "
実は"CAMMUS"ブランドの創設者である胡氏は大の車好きでプロフェッショナル。CAMMUSのジェネラルマネージャーでありチーフエンジニアでもある。
さて、レーシングSIM市場としては後発であるが、そのCAMMUS e-Sports Racing SimからリリースされているCAMMUS DDとはどんなものなのか。
遡ること、もう2年ほど前だっただろうか。その当時は具体的な写真の掲載はなく、出来たホイールベースのみのCAD画をHPに載せていたと記憶している。
その当時から着眼していたが、ここ最近になって活発化してきており、周辺機器やコックピットRIGまでセットでシミュレーター市場に展開している。
現在は完成系である写真に擦り変わっているが、コチラが現在のCAMMUS DDWB2021である。
"CAMMUS e-Sports Racing Simulator DDWB2021"という呼称になります。少し長いので以下"CAMMUS DDWB"と呼ぶことにしましょう。
実はここ3ヶ月半ほど前に遡るが、シミュレーター事業を担当しているCAMMUS責任者さんとずっとコミュニケーションをとっていた。具体的なラインナップの充実と、実はレーシングイベントにも主催として行っていたり、参加も精力的に行っている。ほぼ毎日の様にコミュニケーションをとりつつ今日に至る訳ですが個人的に親密な関係が築けました。
そしてついに先日、CAMMUSから公式に私の手元にCAMMUS DDWBがメーカー直送で送られてきました。
これらが収まっていたダンボールには"Gene"専用という事でサインがされていた(笑)
今回、私がチョイスしたのはCAMMUS DDWBと、GTSレーシングホイール、非常停止キルスイッチを指定🈯️
何とこのセットで19kgとかなり重い。
ホイールベースはアルミ削り出しのボディと端面がCNC旋盤で削られ、金属製である光る部分が良いアクセントになっている。全体重量としては当然重いが、これはトルクによる振動抑制やヒートシンクデザインもあってトータルの安定性を求めたデザインとなっている。
ステアリングホイールに関してはGTスタイルである"GTSホイール"であるが、コチラもやはりボタン類以外は全て金属製なのである。
そしてキルスイッチまでをも金属製。重厚感半端ないです💡
FANATECのキルスイッチがオモチャに見えてしまいます(笑)
ホイールベースの前面に備わるボタン類は、実はステアリングホイールにボタンが無い場合は、ボタン類のアサインを補う役割もあり、ドリフトする人ならそこに利便性もあったりする。また、ステアリングホイールに備わるボタン類のアサイン(ボタン割り当て)で不足と感じた場合は、ホイールベースのボタン類を別でアサイン出来るため多岐にわたるSIMに対応出来てしまうというスグレモノ。
ステアリングホイールのボタンボックスもアルミという金属製で纏い、ステアリングフレームはスチールであるため重厚感が凄い。
クイックリリースはボールタイプで下面に備わるボタンを押しながらリングを引くとQRから外れ、そのまま位置を合わせて差し込むとカシャンとカッチリ固定出来て、そして微動だにしない位に固定は強固だ。
一見、ポピュラーなボタンと思われがちですが、プッシュすると光る。SIMに没入している際に光った事で反応している事が僅かに視界に入るため、プレイ中に不快感は無く、快適にプレイに集中出来る。
本体であるホイールベースも同様にメイン電源ボタンとダイヤル以外のボタン類はプッシュするとボタンが点灯するという細かい配慮が成されている。
ホイールベース背面に排気ファンが備わるも、吸気口は何処かな?と思ったら、フロントパネルの"CAMMUS"ロゴがフィルターになっており、外観を損ねる事無くデザインと一体化した設計になっているゾ❣️
ステアリングのグリップ径はポピュラーな太さに纏められ、握った感じはスっと手に馴染む。若干柔らかい質感をもたせたラバーグリップであるが、アルカンタラやスウェードといった毛羽立ちも心配することはなく、今日まで1週間程の使用感の激しいプレイにおいても全く表面が擦れる事は無かった。
パドルは任意でパネルのポジションを変えれるが私の場合は一番短い位置に固定。パドルはマグネティックであるが、パドリングした時の固さはMOZA Racingのソレと同じ位の固さであり軽快にパドル操作が可能です。
ホイールベースの固定にはサイドと底部でボルト固定🔩
私の場合は底部でボルト固定しました。
ホイールベース背面は電源とUSBケーブル、そして同社製周辺機器がプラグイン出来るので、シーケンシャルシフターやハンドブレーキなども接続可能となっている。キルスイッチもコチラに接続する。
CAMMUS DDWBはPCでのソフトで設定・管理出来るが、実はスマートフォンアプリでBluetoothで接続する事により、ホイールベースを認識させる事でスマホでもコントロール出来るスグレモノ❣️
これが超便利で、プレイ中にPC画面を切り替える事無くスマホでEASYに調節出来るので不快感は全く無い。
因みに「custom」「Racing」「Drifting」「Rallying」とボタンをタッチする事でモードも切り替えられる。ステアリング舵角など弄るとステアリングがクククッと反応してたりするので面白い✨️
ホイールベースのメインであるドライブシャフトを手で回すと、MiGEモーターを使うSimucube(OSW)やSimucube2のそれに似ていて凄く滑らかにヌルヌル回る。
最大トルクは15Nmというスペックではあるものの、そこはロー・トルクスペックのDDとは全く異なり力強いトルクを発生させる。
プレイ中に感じるトルクの質感はSimucube(OSW)の様な素直でシャープなFFBの表現に近しいもののSimucube2の様な質感も感じることから、この2つのDirect Driveに似たフィーリング。
しかし、Simucube2の様な縁石などに乗った際などの過剰なエフェクトによる突き上げ感とかはなく、ほんと自然に細かくFFBを感じ取る事が出来るのは感覚的に不満は無い!
かと言って素っ気ないシンプルなFFBか?というとそうではなく、シッカリと細かく目に飛び込む情報と感覚がシンクロする感じは凄く心地良さを感じました✨️
15Nmという開示スペックですが、体感的には十分に重く、適度な心地良さと、当然ながら疲労感は伴います🤣
トルク値を100%でプレイするにもシムそのもののトルク特性に依存する部分があるので、クソ重たいSIMもあれば、心地よい重さのトルク特性のSIMもある。
RaceRoomRacingExperienceなどプレイしていても、シフトアップの度にコクンコクンと漕ぎ見良いアクセントも楽しい♡
実はSimucube(OSW)で、Euro track simulatorやAmerican track simulator2などをプレイすると、トラックのエンジンや走行中の振動表現に凄く違和感を覚えましたが、CAMMUS DDWBではそれが全く無く楽しく配送ドライブが楽しめた🚚
DiRT Rally2.0やWRC10においても、その振動表現に不自然さは無く、他のDDとはちょっと異なり、時には細かく、時には激しくモリモリと表現するのは個人的にプレイしていて没入感がありました。
また、スリップした時の表現も掴みやすいため、最近ではASSETTO CORSA COMPETIZIONEの海外プレイヤーの巷で人気が出ている(笑)
FANATEC Podium DDではこの編の表現が薄い傾向があるので、スリップの瞬間的な予兆も掴みやすい傾向であるという事でCAMMUSがウケて受け入れられ易くなっているのかも知れませんね。
FORZA HORIZON5もサポートしていたりします。
今後もシミュレーターに限らず、人気のあるレースゲームにも少なからず対応していくのではないかと思います。
てなワケで(笑)
近々挙げる動画でも説明しようと思ってますが、このCAMMUS DDWBは、今まで所有した中のDirectDriveの中でも「良い味出してる」感があるので、今後も吟味して付き合っていくつもりです。
また、この市場はホットになってきてる訳ですが、どのDDでもこのクラスはハズレは無いと思ってます😌
しかし、「感じる質感」には差がある訳で、そこを私的に捉えて説明してる訳ですが(笑)
AccuForceProV2のユーザーがSimucube2に乗り換えても、意外とAccuForceProV2の良さに気づくユーザーも居たりします(笑)
この"CAMMUS e-Sports Racing Sim DDWB"も、そんな魅力的な1台である事には変わりはなく、今後はFANATECなどに限らず、オフィシャルやってるSimペダルと同様に、CAMMUS DDは私の主力デバイスであり、今後とも付き合っていくつもりです🍀*゜
(´ฅ•ω•ฅ`)♡
CAMMUSホームページ
CAMMUS Racing Simホームページ
https://shop.windbooster.com/product-category/gaming-racing-simulator/
実は今、期間限定セールやってます🙋♀️(笑)
今回はこの辺で!
またね!
*˙︶˙*)ノ"