(○・∀・)ノ マイド!!
GENEです🍀*゜
(๑•̀ㅁ•́ฅ✨
実はここのところ検証など含めてバタバタしており、落ち着きがない日が続きますが……。
つい先日にSIMペダルブランドである"Simforge Engineering"、Niranjan氏が遥々、日本へ来日した✈️🇯🇵
彼とは、日本で初めて私がSimforge Mark-1ペダルを紹介してからの付き合いで、もう結構長い付き合いとなる。まだまだ若い会社ではあるが、彼自身も凄く若く、活動意欲がある。
私が今のスタイルに切り替わった時代に、最初に日本人として初めてブランドとして着目し、オフィシャルとして活動し始めたのがスペインのSIMペダルブランドであるSimRacingPro(SRP)であるけれど、比較的安価帯でも機能的にもデザイン的にも優れてると見極めたブランドが、この"Simforge Engineering"のMark-1ペダルなんです。当然ながら日本人として初の試みでしたが、SRPと同様にもう長い御付き合いになります。
彼は当時の事を覚えていて、今回、来日する目的のひとつとして私と会いたかったという理由もあり、遥々、私が住んでいる地域まで来てくれました。
付き合い始めてから、ずっとエンジニア目線で彼のブランド商品であるSIMペダルに関して、品質面や不足に感じた部分を含めた改良点、世の中の動向を含めて考えたアイデア提案など、私なりにサポートしてきました。
タイミング悪くコロナ禍に突入したことにより、彼の住むインドでも経済的に深刻なダメージを追いましたが、Mark-1ペダルのセールスが非常に好調になった事もあって凄く助けられたと言う。
今やコロナ禍という状況も落ち着きつつある中で、笑い話にもなってますが、そんな世界的な苦境を乗り越えて現在に至ります。
私が最初に手にした彼のブランドのペダルは初期型頃のSimforgeペダル。
フレームを含めた基本設計は凄く良かったのですが、当時は今みたいな簡単な操作で扱える代物では無かったのですが、速さを求める玄人志向色の強いユーザーには凄く刺さった。
当時はメインフレームもコミコミで5万円代で入手出来たこの高性能ペダルは、円安の影響や、世界的な物流コストの高騰によって多少の値段の変動はあったにせよ、未だに人気が衰えないペダルなのです。
私がSRPとSimforgeに絞って御付き合いしているのは、それは両社の生息域において最強な存在だったから。
SRPはどちらかと言うとSimforgeの3倍以上はするけれど、踏みこんだ感触がリアルに近い。高密度GASダンパーと筋肉の細やかな入力に緻密に信号検出するディヒューサー(センサー)と相まって最高水準の高性能ペダルです。
一方、Simforgeの立ち位置はHeusinkveldクラスの性能をもちながら高水準の戦闘力をも導き出せると感じていたペダル。
FANATEC V3ペダルをフルオプション実装したとしても到底追いつけないレベルの水準である高性能ペダルという立ち位置から、安価体最強を目指す!という目標を掲げて、今まで活動してきました。
ベースは良いんだけど、それを活かす為に必要なモノを、その時代、その時代でポイントとしてピックアップし、品質面と信頼性の確保の部分を含めて進化し、結果的に誰でも安価に買えて、レースで勝てるペダルへと目標に向かって走り続けてきたのである。
最初の頃の欠点としては、入門者だと扱いにくいと思えた点を先ずは手を入れていき、ペダルのベースフレームの良さをそのままに、付随する部品類の見直しや、それ等をコントロールするボードの改良を幾度となく繰り返してきた事により、現在の最新バージョンである"V5エレクトリックボード"へと正常進化してきた。
今では入門者から上級者まで幅広い層に使って頂いてるMark-1ペダルではありますが、今のボードに至るまでの中で実は違うポイントにも狙いを定めて開発・改良を進めてきたのです。
それはいつの日か実装されるプラスαの機能として、プラス美味しい機能の一部として改良を進めているものの、開発にはトライ&エラーが必須なので確立するまでは時間は掛かる。
初期頃のコントロールボードから、現在では接続方法やセンサー類等もエボリューションしている事から、未だ人気は衰えず、実はSimforgeの生産量の3分の1近くは日本でのセールスとなっている。
本人曰く、日本だけ見ても、世界的に見ても、これ程までに好調なセールスを記録したのは予想外な部分もあったという。
当時は彼がブランドを立ち上げてそれほど経っていない時期でもあり、彼がデザイン、組み立て、出荷までを1人でこなして来ましたが、現在は複数人のスタッフとビジネスパートナーの協力を経て、日々成長してるのです。
インドって、日本人的にイメージ湧かないと思いますけれど、結構、技術も予想以上に進んでるんですよ💡
そんな私も若かりし頃には仕事でも行っている国なので、予想以上に産業も盛んなんです。
電子工学専門であるNiranjan氏も、そんな現代で活躍するインドの若者であり、また、ペダル自体の価格設定も凄く控え目になっているのは、多くのSIMプレイヤーに使って欲しいという願いが込められているのです。
日本とは違い風土が違うインドでは、稼ぎ頭が稼がないと生活そのものがストップしてしまうという危機感は当然あるが、生活は掛かってるけど、例え手元に残る利益が多少薄くとも、多くのユーザーに愛されたいと願うプライスでご提供している。
それはNiranjan氏の考えであり、想いでもある‼️
Simforge Engineering(シムフォージエンジニアリング)
さて、今回来日するにあたり、更なる進化を求めるべく、限りある時間の中でガッツリと話をした訳ではありますが、いろいろなSIMペダルなどを扱ってきた経験則から、先ずはベースとなるMark-1ペダルを触りながら、ストローク量はどの程度にするのか?フレームのデザインをどう変えるのか?固さや踏み込んだ時の感触をどういう方向に振るのが良いのか?などなど話のネタが尽きない。
当然ながら所有している他社のペダルも実際に踏み込んで感触を確認したり、この時にどうだ?とか、来日する今日まで温まっていた細やかなニュアンスの部分までアイデアを持ち寄り、次なるモデル製作へのヒントになればと沢山話し合いました。
現地で入手出来る素材やパーツ類も関係してきますし、当然コスト意識も必要。それ故にどんなモノが採用出来るのか?というところも重要なポイント。
次なるモデルに具体的なイメージが湧いたかな🤔💡
それと同時に他でも進めてるプランがあるから、順次、完成し、実装していきたいものだ。
既にFANATEC V3ペダルクラスは超えているものの興味津々だった様なので触ってみてもらった。
「こんなに滑らかに超スムーズに動くペダルだっけ⁉️」「質感もなかなか良い」と言われたので、それはジェネシスチューニングされたペダルどよ!と説明したのですが凄く好評でした🤣(笑)
でも、限界まで整備をこのV3に情熱を注ぎ込んだとしても、やはりこの辺のペダルに関してはSimforgeには敵わないだろう。
あっという間の2日間の対談でしたが、遠く離れ、国境を越えた友人に会えてよかったと思います🍀*゜
今後もエンジニア目線で技術サポートしてくぞ!
まだまだ発展する可能性があるSimforge Engineering。
インドという環境からネガティブな要素は無いが、ここ少し前から各国のブランドが中国からインドへシフトしてきてる部分もあるので、そのうち欲しいものが容易に手に入る時代も近いだろう。
シミュレーターという歴史はまだまだ浅いのだろうけど、創造して形にする能力はイイもの持ってる。
頑張れ💪