GenesisPlanA’s diary(ジェネシスプランA・ダイアリー

主にシミュレーター関連に携わっています。世界的な範囲で扱った実績は多く、現在も複数台所有しています。日々の問い合わせが多く一問一答する側ら、掲載内容は検証・リサーチしたモノを含めて得られた情報など知的財産をオープンにしてます。レビュー等をTwitterやYouTubeなどの動画でも発信しています。現在は海外ブランド数社と友好関係にあり、技術的な面と、マニュアルの和訳にも携わってたりします。また、国内でも技術支援しています。此方の掲載内容は有効な情報を得たいと考える愛読者様への無償奉仕です。

実車感って何?について!今だから話せる開発顧問としての裏話編

マイド!

 

今回のブログの回は、とある有名どころなメーカーさんに協力して、コアな部分の開発に関係していたという事を記録として残しておこうと思い立ち、書いています。

 

日を遡る事、約3年以上前、4年くらい前か。秘密保守契約を結んで有識者として招かれた事が何度かあります。私個人としても凄く貴重な機会であった事から、今回の内容はひとつの記録として残しておこうと思っておりました。

若しかしたら、この記事を読んで頂いて当時の関係者様も「懐かしいな」と思って頂けるだろうと思います。

 

さて、当時は日本国内は出遅れていた感があったeスポーツなんて今や当たり前のようになっている。

 

私は余り言いませんが、実は以前からSIM機材において「実車感」って何?という質問や、例えば3年前程に遡りますと、とある某大手企業さんからオファー頂いてデバイスの開発顧問としてサポートしていた際にも「実車感?」って説明がピンと来ない事から、一般的な人々に対して私は「実車感」という説明の仕方ではなくて「実際の車の様な感触」という言葉を使う事があります。

誰が言い始めたのかは知りませんが、「実車感」というのは、所謂、俗語であって、ハンドルコントローラーを「ハンコン」と言うのと同じ事であって、実車感と言う俗語も、このハンコンについても海外では通じないので、私としてはかなり前から「ホイールコントローラー」と呼称して説明していたりします。

 

とある車輛の新しいデバイスをベースに、それをコアとした形として今のダイレクトドライブ(DD)の様なコントローラーの開発に協力していた時期がありました。

私と接点が生まれる前までは、各ブランドのコントローラーを研究の為に購入・入手して、その当時の「今どき」を感触として確かめてはいらっしゃいました。

ただ如何せん、どういう方向性で味付けなどを含めて表現したら良いのか?

ワクワクするような感動が得られるのか?などなど、リアル感を感じるコアな部分のデバイスを開発したいという想いがあったのだ。

 

彼らが開発した、デバイスに関しては、ソリッドな質感と、細かい砂利の様な路面の状況を細かく伝えるFFB(フォースフィードバック)を再現したコア。これは今どきDDブームになる前の話なので私個人としてはOSWなども所有していた事からそれらを比較すると、簡易的でありながらヒトが感じる質感としては自然で、画期的なシステムであった。

モニターに映し出される映像とシンクロするかの様にダイレクトにステアリングから伝わる情報としてのフィードバックはリアル感があり、今では当たり前のようにマーケットで手に入るダイレクトドライブの様なものであり、サーボモーターなどを用いていないのでDDでは無い!

 

秘密保守的な部分で契約を結んでいるので内容は詳しくは書けないが、リアルの実生活に関係すると有るモノにも採用されているメカニズムで、それを小型化したデバイスです。

 

その時にふと口から出た俗語である「実車感」というショートな言葉に一瞬分からない様な反応をされていたので「実際の車の様な」生々しいフィードバックという説明をした事から、ずっと少しだけ噛み砕いた言い方をすることを心掛けております。因みに”フィードバック”という言葉もはじめての様でしたので、まだまだこれからって感じのフレッシュさを感じましたね。

 

よく、国内で販売しているSIM機材を説明するのに「実車感」という謳い文句で説明されていることをお見受けする事があります。確かにそういうゲームというジャンルやブランドから発する情報に貪欲なヒトはそれをなんとなく理解していると思います。

しかし、シミュレーターというものに余り接点のないヒトにとってはそれが通じないという事も、実際のディスカッションで説明する際にも垣間見たため、「実車感」というモノはスーッと素直に耳に入らないんだと思った次第であります。

 

その某大手企業様がeスポーツに関連する開発事業を発足され、何気なくイメージで創ったコアの部分は動力源であり、そしてそれはモーターではない。

 

凄くコンパクトで小さいのだけれど力強さと細やかな路面の表現力がある。これは凄く面白いコアだと感じました。彼等はこのコアデバイスをそのホイールコントローラーの心臓部に上手く活用できないかと考えていたのです。

実際に舗装路やグラベル(砂利)、雪上等の低ミュー路をスピードレンジを上げて走った実績がないと一般的には分からないでしょうが、そこにシミュレーターとしての知見も持っている私に依頼を頂いたのです。

 

今となっては、その某大手企業様のその部門は、大人の事情でその開発事業は撤退してしまったが、ここまで完成しておきながら、日本人的な表現をすると”勿体ない”という言葉が当てはまるだろう。

 

該社様はセンサー類などにも特化した技術を持っていらっしゃるので、其方の分野で貢献出来たらいいですね!