どうも!
デス(๑•̀ㅁ•́ฅ✧
先日お伝えしました通り、リアルレーシングSIM、rFactor2(アールファクター・ツー)に実装されました完全レーザースキャンによるNürburgring(ニュルブルクリンク)4コースについてレビューしていきたいと思います。
(๑•̀ㅁ•́ฅ✨
rFactor2と言えばプロも御用達のレーシングSIMです。プロチームが使ってる位の完成度の高いシュミレーターですが、PlayStationやXBOXなどのコンシュマー機に実装されていませんので他のSIMとは知名度がほんと低いですが本物が欲しいならプレイする価値は十分にあります。
こいつのシステム上、コンシュマー機用へと転用するダウンコンバートは無理なんです。100%不可能では無いにしてもシステムソースから作り直さなきゃならない部分もあるし、そしてコストがめちゃくちゃ掛かるし、FFBなどの情報品質も落ちてしまうのです、、、。
(仕方ないのです)
さて、早速、検証結果をお届けしたいと思います!
( *・ω・)ノ
シュミレーター主体という事でベンチマークはASSETTO CORSAを比較に検証しました。FFB(フォースフィードバック)機能付きのハンコンですと、タイヤやサスペンションを含め車体のグリップが似ており、そしてNürburgringという舞台においてはrFactor2とASSETTO CORSAは挙動シュミレーションとしてはうってつけ!
今までASSETTO CORSAのNürburgringが一番キツいコースであり、細やかな路面から伝わるアンジュレーション(うねり)やバンピーさがよく伝わり、リアル感がめちゃくちゃあったのです。それが故に車体も暴れますし、それを操る楽しさがNürburgringという舞台でありました。
さて、先日にrFactor2に追加DLCで実装された新コースNürburgringですが、早速インプレしていきます。
遡りますと当初Studio397はメインのコース以外の部分は順次追加で実装していくという情報ではありましたが、なんと同時に4コース実装されました!当初のリリース予定から少し遅れていたのはこの調整のせいだったのかも知れません。
ゆっくりとコースコンデションを確かめるべく走行。GPコースを含めた24Hrフルコースを、先ずは足回りが固いMCRを使用して走行してみました。
フルオープンな個体ですし、景色も堪能できますのでコチラを選びました。足回りも含め、スパルタン車輌ならシビアに挙動シュミレーション出来ますしね!
グラフィックこそは某レーシングゲームには負けるものの、レーシングSIMベースとしては他のSIMよりも遥かに綺麗に画かれており、細やかな部分まで再現されております。勿論、過剰なデコりをしますと、ただ重たくなる一方なので路面以外の部分に関しては若干の簡素化が見られるものの、そこはレーシングSIMですから、あまり重要視していません。でも、満足いくほど十分に綺麗です。
ゆっくり走ると細やかな部分にまで挙動シュミレーションが施されており、アスファルトのアンジュレーションを感じ、ヒョコヒョコと細かく飛び跳ねる様は正しくリアル!サスペンションやタイヤの動的作用は、こんな些細な部分でさえもキチンと仕事してシュミレートされています。
※写真はレーザースキャンの画像例
レーザースキャン技術を使い、高精度な測量とコピーをされる事により、コースの高低差やコーナーのバンクまでもが完全コピーなんじゃないかと思うほど時間を掛けて作り込みされている事が分かります。足回り等が固いレーシングカテゴリーの車輌ならそれが顕著に分かります。
細かい部分では鳥の鳴き声や遠くから聞こえるアナウンスなども耳に入ってきて、リアル感をより掻き立てるようなイキな演出もあったりします。
余談ではありますが、私は仕事柄、海外に行くことがありまして、取り引き先のCEOさんが車好きと相まって2度ほど便乗走行しております。レーシングスピードみたいな限界走行こそはしていないものの、Porscheに乗ってリアルを体験していますので、この完成度はマジで凄い!と思いました。
ASSETTO CORSAも凄いと思わせたSIMですが、rFactor2のNürburgringはヤバいと直ぐに感じました。コースの高低差はリアルと同じく駆け上がり&駆け降り、助手席に乗っている人がいるならばジェットコースターに乗ってる気分になると思います。勿論、運転しているドライバーもそう感じる事でしょう。
コーナーのキツさや、縁石へとアプローチ掛ける時に引き込まれるようにステアリングを持っていかれるコーナーアングルは正しくNürburgring。
難しさと危険を兼ね備えたコースそのものでした。
ちょっと褒めすぎなんじゃない?って思われるかも知れませんが、一般の人が扱える現代のレーシングSIM=シュミレーションとしては最高の出来栄えなんじゃないでしょうか。
その昔、二次元的なレーシングSIMから、現代は三次元な空間で奥ゆかしさをもっており、風を切り裂く空気感までも感じるレーシングSIMになってきており、rFactor2のそれも高次元な再現性を持っています。
ASSETTO CORSA COMPETIZIONE(コンペティツィオーネ)並の高グラフィック化でNürburgringを実装してしまうと、めちゃくちゃ激重なレーシングSIMになってしまいますので現実的ではない。一般のユーザーからプロユースまでを考えると十分な出来栄え。マシンスペックをモンスター化しないと動かないのでは話になりませんし、今のままでも高次元な演算処理で複雑な計算を瞬時に行い、遅延のない形にするには今のままでもバランスがとても良い。
グラフィックに特化してしまう設計だと、どうしても動的作用は薄っぺらな設計にしないとCPUやグラフィックボードのスペックを考えますと、その辺のバランスがネックになってきますよね。
そんな事を頭に置きつつ、細かい所まで設計者の拘りを感じ取れれば!と思い、テスト走行を続けてみました。
続いてGT3車輌にてテストしてみました。最初はベントレーに乗ってみたのですが、足回りが柔らかいので、途中でMcLaren 720Sに乗り換えてテスト走行。
MCRはめちゃくちゃ足回りが固いので、路面のアンジュレーション&ギャップを拾って凄く跳ねますがGT3車輌レベルなら固いけどもしなやかなサスペンションの動きをします。先ずはこの辺の違いも確認してみました。
スピードレンジが上がってくると、どうしても跳ねてしまいがちですが、高速で走っていますので、アンジュレーションやギャップを飛び越えてます。そして、瞬間瞬間でタイヤが路面から離れる瞬間があります。勿論、一瞬ジャンプもしてたりするのですが、GT3車輌なら路面を掴んでる感じが凄くあってMCRよりも落ち着いてドライビング出来ます。その後も淡々と走ってみました。
小さな跳ねから来る唐突なスリップ、サスペンションがしなやかに追従する感覚、スリックタイヤのヌメっとしたグリップの粘り感。どれを取っても素晴らしい出来栄えです。
勿論、難しいですし、単独走行ならまだしもレースすると、また違った顔を見せます。
「味わい深い本格的なリアルNürburgring」
この一言につきると思います。
まだまだ走って検証していきますが、先ずは第一報!皆さんにお届けしたかったのですが如何だったでしょうか?
細かく書くともっと沢山お伝えしたい事がありますが、初動段階でもほんと語り尽くせません。
PCをお持ちの方なら是非ともrFactor2のNürburgringを体験してみては如何でしょうか?ほんと今までのものとは比べ物にならないくらいの出来栄えです。
今後も走って堪能していきたいと思ってます(笑)
◻️サクサク動くマシンスペックは
高画質HDレベルでサクサク動かせる環境は以下のレベルであるなら余裕で動くと思います。勿論、ASSETTO CORSA COMPETIZIONEも軽快に動く環境です。
GPU:RTX2060
メモリ:16G
SSDはメインドライブに必須。
カクツク事も無く、過剰なスペックでもない。先を見据えればGPUをRTX2070か若しくはスーパーが望ましいかと。熱ダレも起こしにくいバランスだと思います。30万以上とかコスト掛けても熱ダレでブラックアウトなんて事もありますし、プレイ出来なければ凄く損した気分になりますよね?
こんな感じのイメージでマシンも選択してみると快適なレーシングSIMライフを満喫出来るのではないでしょうか。
それでは!また!
アディオス!!( -`ω-)b💕