GenesisPlanA’s diary(ジェネプラA・ダイアリー

主にシミュレーター関連に携わっています。世界的な範囲で扱った実績は多く、現在も複数台所有しています。日々の問い合わせが多く一問一答する側ら、掲載内容は検証・リサーチしたモノを含めて得られた情報など知的財産をオープンにしてます。レビュー等をTwitterやYouTubeなどの動画でも発信しています。現在は海外ブランド数社と友好関係にあり、技術的な面と、マニュアルの和訳にも携わってたりします。また、国内でも技術支援しています。此方の掲載内容は有効な情報を得たいと考える愛読者様への無償奉仕です。

PlayStation5版へアップデート!ASSETTO CORSA COMPETIZIONEはガラリと変わったゾ!

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

従来からPlayStation4、又はXBOX ONEにてプレイされていた方々はASSETTO CORSA COMPETIZIONEを日々楽しまれている事と存じます。あのサウンドと綺麗なグラフィックなど、本格的なシミュレータソフトウェアって今では家庭用ゲーム機でプレイ出来るなんて素晴らしい時代になりました☀️

 

ほんの数年前まではグランツーリスモやFORZA motorsportsなどレーシングゲームはシミュレータチックさを手に入れる事が出来、PlayStationなどの家庭用ゲーム機にASSETTO CORSAが来てから日本国内でも爆発的な人気を獲得してきた。

今までにないハンドリングと挙動変化、グリップバランスなど、ゲーミングPCからの本格的なレーシングシミュレータソフトウェアはProject CARS以来のタウンコンバートソフトとなる。

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実はゲーミングPCでもそれなりに処理が重いASSETTO CORSA COMPETIZIONEは、以前にも申し上げておりますがPlayStation5でリリースされるかと思いきや、PlayStation4へ大きくダウンコンバートされてダウンサイジングされ実装されました。

PlayStation4ではマシンスペックが不足気味であった故に削ぎ落としどころが沢山あって、最初はグラフィックは元よりフレームレートでさえも30Hzとか……本領発揮される環境でのリリースではなかった。

 

プレイしたい人には喉から手が出るほど欲しい。しかし高額なゲーミングPCなど買えない……。そんな一般的な使用用途で使われるお手軽なプレイ環境を構築出来るPlayStationXBOXでの実装は皆さんが待ち焦がれていたのではないでしょうか。筆者はゲーミングPCでASSETTO CORSA COMPETIZIONEをプレイしているがPlayStationなどのコミュニティレースにも使いたいツールとしてPlayStation4でも購入はしていたが、505GAMESの策略なのか、早過ぎたリリースに質を大きく落とされた本格的レーシングシミュレータはPC版とは大きく異なるフィーリングでした。

そしてこの度、漸くPlayStation5、そしてXBOX series Xへの大きなアップデートが来た!

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筆者は海外版ACCであるのでいち早くリリースと同時にアップデートを済ませたが、実はこのアップデートも世界各地でエリア毎に分けられカレンダースケジュールで棲み分けされて順次解放して行った様です🍀*゜

 

◻️今回の目玉とも言うべきオンラインマルチロビーが立てられる様になった

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今までは外部サーバーを契約しないとオンラインでのマルチサーバーでレースする事しか出来なかった。

(´;ω;`)

 

これは"よくソニー陣営が許したな"と私も以前からプレイ中にも申しておりますが、通常はセキュリティの問題で外部接続へと誘う行為は脆弱したところにつけ入るのであまりやりたがらないというのが家庭用ゲーム機であるPlayStationXBOXでの今までの運営の仕方である。

海外のレンタルサーバー、しかもレース出走台数が10台程度で月額2千円半ばと、個人で出すにはまぁまぁな金額であります。

ご存知の通り、グランツーリスモスポーツなどではPlayStationのサービス内でオンラインロビーを簡単に構築出来て、皆さんが手軽に限られた枠組みの中でのレースや、解放して使う所謂"野良部屋"としてオンラインレースが楽しめるのがここ通年での業界ルール的なモノがありました。

しかし、ASSETTO CORSA COMPETIZIONEに関しては外部サーバーを契約し、構築するなど異例なケースで家庭用ゲーム機としてのリリースであった事で面食らった人も多いのではないかと思います……。

_(ゝLꒊ:)_

 

しかし、ここで漸くPlayStation5でグランツーリスモやProjectCARSみたいに手軽にオンラインでのプライベートロビーが構築出来るという事で、今後の人気がどう影響してくるのか見ものであります🌳🍃

私も今後のコミュニティレースにも楽しみが増えました☀️

(ノ∀`笑)

 

〜オンラインでのプライベートロビーのアップデートはPS4にも〜

PlayStation4プレイヤーも今回のアップデートでプライベートロビー対応のアップデートが実装されます。これは以前より505GAMESが報じていた通りの内容です。

現段階でのアップデート方法は、通常ではアップデート通知が来てからインストールする手順であるが、それが出来てないユーザーはキャリアなどをバックアップを済ませた後でACCを一旦アンインストールし、その後に再度インストールする事で正常なアップデートが実装されるという事が現段階で私の方にも周りから報告されてます。

 

◻️ビュー設定の実装!視野角(FOV)などが調整可能となった

これは動画中にも説明してますが、従来はここがPC版とは異なります固定でした。モニターに映る情報としては家庭用ゲーム機であるPlayStation4/5ではウルトラワイドに対応していないので、前方視界を確保するために大雑把な視点変更で対応するしか方法が無かったが、FOVを含めて少しばかり細かく調整が出来るようになったのは利点ですね🍀*゜

(✌'ω' ✌)

 

◻️コントローラーのボタン割当

ここもPC版とは違い、ハンコンブランドのプリセット固定という形のまま、ほぼ固定な状態で従来はプレイしていました。

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FANATECに関しても、アップデート後にPS非対応のPodiumでアサインしてみましたがある程度のボタン割り当ては可能となったが、センターダイヤルやアップダウンのジョグキーなどは認識してないので、今後のアップデートでこの辺が対応してくるのか期待したいところ。

ACCは走りながら使う機能が多いので、PC版と同等まではいかないにしても、ある程度はボタンのアサインに対応して欲しいところですね。

 

◻️物理的なフィーリングはPC版へと近づいた!

先にも触れました通りASSETTO CORSA COMPETIZIONEはゲーミングPCでもそこそこのスペックを求めるシミュレータであり、家庭用ゲーム機であるPlayStation4では相当に重いソフトです。

何処かを削ぎ落とさないと安定したソフトウェアの稼働は難しく、不安定になる事もあったり、時にはPlayStationそのものがフリーズしてしまう事もあります。

確かに最初の頃はフレームレートも出ておらずレーシングシミュレータとしては致命的でもある30Hzからスタートしたのですが……。

その後のソフトウェアの調整により60Hzに上がりましたよね💡

(^-^)

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そして、一番の削ぎ落とし所はホイールコントローラーへ出力されるフォースフィードバック(FFB)という部分であり、物理的な演算処理に大きな影響を与えていた!

これはどういう事かと申しますと、ゲーミングPCでのACCでは力強いステアリングフィールと細やかに伝わるFFBが、今までは情報としての歯抜け感が大きく、コーナーリング中の情報の抜け感や力強さがなくてどうも物理的にコントロールするには難しい側面がありました。

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放送中にもコメントしている通り、FANATEC PodiumDDではPlayStation4の時にはFFBを調整したとしても押さえ付ける事が大変な位にステアリングがガクガクと暴れ、またコーナーリング中にも情報の歯抜け感が付きまとうのでコントロールが難しかった。

PCでもプレイしている人にとってはフィーリングは別物位の差があったのですが、今回のPlayStation5版のアップデートで実はフィーリング向上としてこの辺の差が大きかった!

そう、PC版のASSETTO CORSA COMPETIZIONEに近しい、本来あるべき姿にアップグレードされているのです。

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滑りやすいポールリカールや、アップダウンやギャップが大きく出るコースなど幾つか走り込みしてみましたが、全体的にPC版ACCみたいなシッカリとしたフィーリングとハンドリング、そして物理的な演算処理が正確に出来ているのでレーシング車輌の挙動やタイヤのグリップ感までもが良くなっているので走るのが楽しくなっているのですよ🍀*゜

ヾ(●´∇`●)ノ

 

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今回のテストでは"FANATEC Podium DD1"を使用していますが、意図的にPS5非対応のホイールベースを使用しています。

認識させる媒体としてCollective mindsのドライブHUBを使っていますが、コレを使ったフォースフィードバック(FFB)のセッティングをしておりましたので当ブログ記事にて紹介したいと思います。

 

参考にどうぞ(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)っ🍵

 

◻️PS5版ACC FANATEC Podium DDのFFB設定

個人的に弄ってみて一番扱いやすいと思った設定です💡

Collective mindsドライブHUB
FANATEC Podium DD1 FFB設定(暫定)

FFB(任意)
Peak
NAT DAMP.50
NAT FRI .OFF
NAT INE .OFF
FFB INT .4
F.EFF INT .70
FORCE .100(ここ下げるとめっちゃ滑る)
SPRING .60
DAMPER .40

 

ストレートでの突き上げ感はPS4は馬鹿みたいに暴れますが、PS5でこの設定だと若干突き上げる程度で制御は可能です🙆‍♀️
FORCEを下げるとスリッピーになるので下げない方が安定したグリップ感を得られます。
Peak(ピーク)とlinear(リニア)ではトルクの出方が違うので、公開した設定は同じではありません🙅‍♀️

 

◻️まとめ

さて、今回のアップデートで大きく変わった!……というか本来持っている性能がPC版並に近しいフィーリングへと変貌したPlayStation5版ACC。

今後のコミュニティレースにも楽しみが増えました☀️

PCと完全一致とはいきませんが、フィーリングが大きく向上した事により、一般家庭でも手に入れやすい価格帯の家庭用ゲーム機で本格的なレーシングシミュレータが楽しめるのが嬉しいところです。

(👍 ̄▽ ̄)👍

 

将来、レーサーを目指す人もこの様な良質なツールでシミュレート出来るなんて素晴らしい時代になったもんです👏🏻👏🏻

 

現段階ではまだ解放されていないGT3車両やGT4カテゴリーなどありますが、今はこのままバグ修正などと並行し付き合いながら楽しんでおき、2022年3月2日に訪れるであろう残りのアップデートで本来のフルパッケージになるという事なので楽しみに待ちましょう✨

(*^^*)

 

それでは!今回はこの辺で!

またね!

アディオス!!( -`ω-)b💕