(○・∀・)ノ マイド!!
ジェネです。
今回はハンドブレーキ特集になります。
ハンドブレーキ選びはSIMにおいてもラリーやドリフトする人にとっては必須デバイスなのではないでしょうか!
筆者はドリフトは敢えてしませんが、ラリーSIM(シミュレーター)はするので、ハンドブレーキ選びは使用感や品質、ライフも考慮して厳選しています。
しかし、ハンドブレーキひとつとってもいろいろありますし、安いモノからお高いモノまで幅広くラインナップがあります。
そんな中で、自分で触った感じや、デザインや設計を含めて「コレは!」というモノまで、ここ数年で凄く増えてきました。
少し前までポピュラーに使われていたセンサーである、"ポテンショメータ"を採用しているハンドブレーキって古くから使われてきたデバイスですが、耐久性と経年劣化によるトラブルにより悩みが絶えないユーザーって結構居たと思うんですよね💡
ここ数年間でだんだんとセンサー自体も、従来のポテンショメーターから、非接触ホールセンサーを採用した安価なモデルや、ロードセルを実装したものまでリリースされてきており、引いた時の感触や効き具合などが本格的なモノまであったりする。
今やSIMと言えども、ドリフトやラリーSIMにおいて必需品とも言えるデバイスです。
そんな中で全てを御紹介する事は数が多すぎて出来ませんが、タイプ別に選抜して紹介出来たら良いなーと思っております🍀*゜
( ´◉ω◉` )σ
旧来からあるスタイルのハンドブレーキです。FANATECなども現行のモデルではポテンショメーターを採用したハンドブレーキがリリースされています。
〇FANATEC Club Sport Hand Brake V1.5(ポテンショ)
ポテンショメーター式のハンドブレーキの特徴は、レバーを引いた角度をポテンショメーターが読み取る事でリニアにボリュームが増していくシステムです。当然ながら強弱はレバーの引きしろ(引いた時のバンク角)の大小で変わりますので可動範囲としては大きめになるのが特徴です。
引いた感触は安価体のハンドブレーキとは違い、重めで変な癖的なモノはあまり感じません。
Club SportハンドブレーキV1.5は、かなりまえから設計が変わってませんが、CS機種(PSやXbox)対応のデバイスとしては、かなり丈夫な設計となってます。
しかし、個体や使用感によっては接続する際のミニピンコネクターの接触不良が誘発するケースがあったりしますが、他社製に比べると信頼性が高い方だと思います。
以前にもブログで紹介しております。
価格は17000円程度なのでわりと安価帯なんですよね。
〇Thrustmaster TSS HandBrake SPARCO MOD(ポテンショ)
ご存知スラストマスターのハンドブレーキSPARCO MODになります。
特徴としては可動範囲を抑制しているガイドの固定位置を任意で変更し、スイッチを切り替えるとシーケンシャルシフトになるという多様性をもたせたモデルになります。
このモデルにはネームのお尻に「+」とついたモデルがありますが、USB接続する際のハーネスが付属しているものになります。私も一時持っておりましたが今は手放しております。以前にブログでも紹介しております。
付属しているものでレバーの角度を変更出来たり、グリップを回すとある程度の可動範囲でレバーの長さを伸縮させて調整することも可能です🙆👌
使用感に関しては個人で別れると思いますが、引いた感触は"カシャカシャ"としていて軽いです。引っ張って離した際にレバーがストップガイドに当たる"カチン"とした金属音が出ます。
ライフに関してはあまり壊れたという報告も聞いておりませんが、ストップガイドに樹脂プラスチックのライナーを使っていたりするので調整の際に強く扱うと割れます。頻繁に切り替えて使う代物ではないと考えます。
( ✋˙࿁˙ )
価格としてはSPARCOブランドを背負っているのもあってか少し高めな値段設定で、大体3万円中盤~4万円超えです。
スラストマスターブランドは値段の変動があるので底値の時が買い時です!
同社製ホイールベースに接続する事でCS機種でも作動してくれます。
〇Aiologs Sim HandBrake(ポテンショ)
私の中でもポテンショメーター採用のハンドブレーキの中では最強であり、超高品質なモデルがAiologs(アイオログス)です。
私も一時所有しておりましたが、質感がほんと素晴らしく、引いた感触は適度な重みと反発性があって気持ちのいい使用感でした。そこには安っぽさは無く、ポテンショ式でありながら実車のような引き心地が印象的であり、個人的にもオススメの1台です💡
ポテンショメーターを採用してますが、不具合らしい事は出ておらず安定してると言えましょう。ただ、長期的に見ると何年か先でポテンショメーターの接触不良が発生する可能性はゼロではないと思います。
カッチリとした正確な引き心地と離した際の挙動も安定しているので思ったよりライフは長いかも知れません。
価格的には安価ながら質もとても良いので、お買い得なモノであります。
〇Heusinkveld SIM HandBrake(ロードセル)
SIMペダルで知名度の高いHeusinkveld(ヒューシングヴェルド)。ハンドブレーキのラインナップもあります。
実は最近フルモデルチェンジしたので発表直後に即買いしました。今はコレも愛用してます🍀*゜
Sim Pedal Sprintのブレーキと同じ機構を持つロードセルセンサーとMODを併用した組み合わせのダンパーが採用され、グッと引いた力で検出してくれます。ここ最近のハイエンドハンドブレーキは、このロードセルが採用される事が多くなってきました。
前モデルでは中華でもパチもんのコピー品が出回ってるみたいですが、MODの強度が弱くて、潰れて最悪の場合MODが破けるといったトラブルがあったりしますが、Heusinkveldは旧モデルであってもフィーリングは悪くはなく、いい質感をもったハンドブレーキでありました。
使った感じはすごく自然です💡
ただ、レバーの長さが少し短く感じる人も居るとは思います。zenkaiさんのところでエクステンションロッドが別体で販売している。
〇安価帯中華品(ロードセル)
特にどれ?という訳ではありませんが、安価体の中華製ハンドブレーキでも感圧式ロードセルセンサーを採用するなど本格的なモノがポピュラーにマーケットで出回っている。
引いた時の感触は悪くは無く、ちゃんとロードセルが効いており、エラストマーのMODが柔らかいのでタイトな硬さは感じない。
しかし、このエラストマーが柔らかいので割れてくる事が稀にある。ポリウレタンの様な硬さでもないので柔らかすぎるといった感触なので、この辺の耐久性は使用感にもよるが問題となる事もあったりする。ノンフィラーのこのMODを他のものと交換するか、大口径ワッシャーで表面積を増やすことである程度は回避出来るものと思われるが、人力での入力を緩和傾向にするなら少しコマを抜いて短くしてやる事で、体感的には固くなるので、力の強いひとはこっちの方が手っ取り早くてオススメかも💡
〇安価体中華品その2 (非接触ホールセンサー)
一昔前前まではポテンショメーターを採用していたモデルも、今や非接触ホールセンサー(磁力の位置をセンサーが測位する)採用のハンドブレーキが海外で数多くリリースされる様になっている状況です。
非接触ホールセンサーは、ポテンショ式の様な接触センサータイプの後続として実装されたモノなので、基本的には引いた時の感触は同じです💡
引いた力でコントロールするのではなく、これもやはり引いた時の距離や引きしろでコントロールするので、従来のSIMデバイスに代表するかのような使い方になります。
極稀に粗悪品があったりするので、ブランドやロットによっては非接触なのに反応しなくなるという不具合もあったりするので、超マイナーなモノは個人的にもオススメ出来ないです。
~まとめ~
鬼の仇とばかりに扱うと、それは実際の車では無くSIM機材であるから壊れるリスクが高くなるのは当然です!
また極端にガッチンガッチンとした操作であった場合はリアルと言えども壊れますので、リアルでもメンテナンスはするでしょう。
SIMデバイスと言えども、このタイプの中ではAiologs HandBrakeが最も耐久度が格上で、使用感も気持ちいい。
削り出しのグリップなど贅沢な仕上がりになっている割には安価な値段で販売されているのは驚きの逸品です。US$170になります。シップコスト入れても$210程なので訳の分からないシロモノを買うくらいなら断然オススメです。しかし、ポテンショなので引きしろでのコントロールになりますが、スラマスのSPARCO MODみたいなレバー引いてるみたいな感じではありません。
値段的には倍程になるけれどHeusinkveldのハンドブレーキはもうひとつのオススメ商品です。
いろいろと扱ってきた中で、プレイ中に効いたり効かなかったりするとコントロールが定まらないばかりか、ストレスを感じてしまうものは少なくはない。それは有名なブランドであっても、誰しもが不具合が出てくるなんて思わないで、ブランドイメージを信じて買ってる人が多いハズ🍀*゜
個人的には、より完璧に近い作動環境が欲しいと思ってました。