GenesisPlanA’s diary(ジェネプラA・ダイアリー

主にシミュレーター関連に携わっています。世界的な範囲で扱った実績は多く、現在も複数台所有しています。日々の問い合わせが多く一問一答する側ら、掲載内容は検証・リサーチしたモノを含めて得られた情報など知的財産をオープンにしてます。レビュー等をTwitterやYouTubeなどの動画でも発信しています。現在は海外ブランド数社と友好関係にあり、技術的な面と、マニュアルの和訳にも携わってたりします。また、国内でも技術支援しています。此方の掲載内容は有効な情報を得たいと考える愛読者様への無償奉仕です。

本物の超リアル体験!無限回転軸を実装した4軸リアル モーション レーシング シュミレーターとは?FORCE DYNAMICS

(○・∀・)ノ マイド!!

 

より本格的なリアル・シュミレーターは無いものか?と、かなり前に海外で面白い情報を集めていた時がありました。

稼働軸を備え、VRを併用するクラスになるとモーション・シュミレーターに類するらしい。物理的な挙動を付与するには稼働ダンパーやシート下に振動機能を備えるものが主だったりする。それを表現するには現代のロボット産業技術の発展により、制御するアクチュエータも、熱対策など高性能化が進み、より高性能なものに進化してきた。この産業技術の発展から、高速稼働は基より正確な情報を再現するにまで成長している。

それ等をフィードバックした代表的なシステムがD-BOXなどのシュミレーターである。

 

稼働軸が多いと、それなりに多段な動きを見せる訳なんですけど、ダンパーの軸であるシリンダーシャフトは可動範囲が限られてますので、グーーーット長い旋回のコーナーでは一瞬カクンッって途中で止まり、そして不自然なGを感じます。ましてや地に脚が着いた土台では、やはり同じく共通する部分があったりします。

そこは致し方無いと思いますよね。

では、究極のリアルを体感出来る、没入感のあるリアル・モーション・シュミレーターとは·····?と探している時にこんなモノを見つけました。

 

2軸?·····NO!

6軸?·····NO!

8軸?·····NO!NOーー!!

(乂'ω')No!!

 

これが究極の没入感を生む、「無限の旋回軸を実装した4軸」リアルモーションシュミレーターだ!(笑)

 

◻️「FORCE DYNAMICS」

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動きはまるで遊園地の遊具に乗ってロデオになってる感じ。だけど体感的なGは自然に感じる。

これ、ヤバくないですか?(笑)

回転軸は360°オーバー、シートサイドに2軸と背面に1軸シリンダーて計3つ。で、計4系統の稼働軸。このリアル・モーション・シュミレーター·····確かに動きはヤバイ。

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各シリンダーが稼働すると、シートを含めユニット全体がグリュングリュンと縦・横・斜めに滑らかに動き、縦横無尽に滑らかに稼働する。通常の可動範囲とは大きく違いが分かる動き。フライトSIMにも適してそうなくらい良く動く。

特にラリーSIMなどは、大きく旋回するコーナーや、ジャンプシーンなどを含め車体の傾きやリアルに近しい忠実な体感Gを再現する理想的なシステムなのだ。

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◻️主な概要

Force Dynamicsはシミュレーションを現実のものにします。
小型のシミュレーターとは異なり、301および401crは大きくて一定のGフォースを提供し、実際の感触で運転を支援します。 コーナリングの難易度を把握し、すべての痙攣と回転を感じ、実際の車の座席の感覚で運転します。

シムレーサーの場合、トラックと車をよりよく理解し、一貫性を向上させ、セットアップを釘付けにし、かつてないほど本物に近づけます。

ドライバーの場合、ラリーから耐久GTレースまで、プロのドライバーやチームが使用するシミュレーターで、そのパフォーマンスを向上させます。

商用ユーザーの場合、比類のないリアリズムと強烈さを提供し、顧客を他の追随を許さないブランドに引き込みます。

3軸システムは、Sparcoシートとハーネス、シミュレーション専用ペダル、ハンドブレーキ、シーケンシャルシフター、Oculus Rift VRヘッドセット、スムーズで強力なフォースフィードバックステアリングシステム、ハイエンドゲームPC ボード。 4軸システムは無限の回転を追加して、究極のフィードバックを実現します。

 

◻️現代で最も究極のリアル・モーション・シュミレーター

こいつは正に現代で最も物理的なリアルを体験出来る、唯一の究極のリアル・モーション・シュミレーター・システムだ。単純に軸数を増やすだけではコストも肥大するし、挙動も本当のリアルか?というと、そうではない。可動範囲には限界があるのだから·····。

しかし、稼働軸であるアーム(ダンパー)をロングストローク化し、可動範囲を大きくとり、稼働させたい中心部にジャイロ回転を加えることで、限りなく縦横無尽に稼働させる事が出来るのだ。それに加えて無限に回る回転軸を装備する事で、まるでソレに乗ってるかのような錯覚を覚えてしまうほど。

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このシステム、意外とビックリするほど高くはなく、少しお高い外車を買う値段と同じ価格帯でリリースされている。無駄を省く=簡素な造りになるので余計なコストは掛からないのだろうか。勿論、シップ運搬コストは込んでない計算ですが·····。

商業目的でのビジネスか、個人による交渉により購入は可能となっている。

 

だが、しかし、コレを置くスペースにゆとりがあるお家でないといけません。

面白い時代になりましたね(笑)

 

 

こんなシステムの紹介でした。

 

では!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕