(○・∀・)ノ マイド!!
ジェネです。
今回は以前にブログ記事を書いた片側ハンドシフター、push&pullシフターの実装インプレです。
このシフターは実際にWRCでも実装されてるシフトシステムで、それをラリーSIM及びレーシングSIMに実装すべく昨年度から計画的に動いていたプランでした。
何気ない欲求から生まれたこの計画。Ford Fiesta WRCなどと同じようなpush&pullシフターが欲しい!という事から始まっております。
所詮はSIMだと言われそうですが、実車そのものに乗れないからSIMがあるという点もありますので、そこは気分的にもバーチャル体験したいものなのです(笑)
シュミレーターですから。
よく見て頂けると分かりますが、このシフターはOSWを固定するステーに取り付けられる構造になってます。この固定治具の設計により、実はSimucube2やFANATEC Podium等にも取り付けられるように予めデザインされてるスグレモノなのです。
横へのスライド機構と、通常のパドル付きステアリングを使う際に手が干渉してしまう時には奥側へ折り畳める機能もあります。
写真のステアリングは所謂コーン型と言われるデザインなので、通常のステアリングよりも手前に来ますが、そこも合うように少し前後にも調整出来る様になっています。
ステアリングを握りながら、或いは左手でステア操作をしつつ、右はフリーでpush&pull。パドルを軽く引くとシフトup、指先で押すとシフトダウンが素早く行えるため、慣れてしまえば、そう違和感はありません。
パドルはステアリングに固定するスタイルが一般的ですが、ステアリングを回しながらパドルをするのはラリーにおいては賛否両論別れますね。しかし、実際のラリー競技車両において、このpush&pullシフターは既にもう数年前から実装されているシステムなので、意外にも歴史は長いのです。
これを今どきのSIM機材に取り付けられたら........と考えていました。Ford Fiesta WRCステアリングのオーダーをした際にタイムリーな情報から繋がったこの計画。所有しているDirect Drive数機(OSW、Simucube2、FANATEC Podium)には取り付け可能なので基本的にはどのホイールベースにも合います。
少し取り付け方を工夫しますがAccuForce Pro V2にも固定は可能だと考えていますので、そのうちテスト的に組み付けてみようとも思っています。
CSL eliteやCSWもフロントパネルにパドル固定用ボルト穴が備わってますので、そちらでの使用感も気になるところ(笑)
尚、push&pullシフターはラリーに限らずオールマイティに使え、シフト時のレスポンスは結構良い!
使い慣れてくると両パドルシフトと同等位の使い心地かと思います。
どうしても長き歴史のある両パドルでしょうけど、何故、このシステムをWRCで実装しているのかを考えますと、やはりこれがスタンダードでも使えるという事なんだと思います。
気になる人は、以前にも記事に書いてる他社のpush&pullシフターもありますので、一度検討して見ては?と思います。
今回はこの辺で!
また!
アディオス!!( -`ω-)b💕