(○・∀・)ノ マイド!!
ジェネです。
実はここのところ体調不良であまりSIMれてませんでした。しかし、コツコツと検証はいろいろやってたりします(笑)
今回のお題目は、以前にブログで記事にしたWRC公認のステアリング、CSL elite wheel WRCと従来から存在していたwheel P1との比較検証です。
基本的な構造はP1を継承しています。それは内部に収まる基板や、ボタンの検知方式まで、基本構造は似ているものの実は少し進化してたりします。
wheel WRCもP1もパドルプッシュ部分の構造は似ているものの、使い込んでいく内にパドル→プッシュシリンダー、タッチ部分間のヘタりが出始め、最終的にはシフト検出ミスが出たりします。この検出ミスが出ない方法として、プッシュシリンダーの先端部に薄いプラ板などを貼っておくと先端部のゴムの補助をしてくれるので、検出ミスはかなり少なくなります。実はMcLean GT3レプリカも同じ方式です。
今回のWRCは少し設計デザインが変わってまして、パドル操作時にはしっかり感があります。カツンカツンと子気味良い感触と音が良い感じです。
実はこの記事を書いている最中にFANATEC HPからはいつの間にかP1ステアリングのラインナップが消されています........。
※2020年10月25日現在
〇似て非なるモデル
実はP1とWRCではステアリングのグリップ部の太さが異なります。
WRCの方が少し太めで、ラリーSIMなどをプレイされていても、しっかりとした握り心地が得られます。勿論、この辺は好みの問題がありますから一概に良いとは言えませんが、従来のP1をお使いのユーザーさんで握り心地が細いと思う方は、こちらのWRCの方がしっくり来るかもです。
〇ボタンのレイアウトが変わってるが
ボタンのレイアウトは変わってますけど、慣れてしまえば特に気にする事もありません。
左側に備わるステックは少し固めで、P1の様なマイルドな操作感とは異なり、カチカチとした節度感のあるフィーリングになってます。
ハンドブレーキを持たないユーザーであっても、5つの内の真ん中のボタンを割り当ててあげると、あまり違和感なく仕えます。この辺はお好みで。
〇樹脂製のクイックリリース
今回のモデルでは樹脂製でありながらクイックリリースを採用してます。従来のスタイルであるバンドをアレンキー(ネジ)で締めるタイプではないので、ネジ舐めなどの心配もなく、確実にガッチリと固定出来ます。オプションの金属製クイックリリースにも換装出来ますが、私は個人的には今のままでも十分なのでそのまま使ってます。
金属製は確かに強度は高いけれども、抜き差しやプレイ中の金属+金属による僅かな摩耗が少なからずあったりしますので、強度がしっかりしてれば樹脂製の方が安心して長期で使えます。
なので今は純正に付け直してます(笑)
剛性面はと言いますと、ステアリングを前後に押し引きして回すものではないので、普通のステアリング操作方向であれば何ら問題はなく、寧ろ、従来のP1の設計よりも確実に強度アップを果たしています!
そして耐久面で言うと、CSL、CSWは通常通りで、Podiumに関してはLowトルクを推奨してます。CSW V2でFFBトルクの最大値が7Nm、V2.5のFFBトルクの最大値が8Nmですので、通常使用領域だと大凡9から10Nm位までなら耐えられる設計になってる筈です。
〇CSL、CSW、Podiumとの互換性
互換性に関しては、実を言うとPodiumとP1との相性が少し良くありませんでした。パドル操作時に稀に認識してくれない時があり、それは強くパドル操作をしたとしてもフィーリングは変わりませんでした。
WRCに関しては今のところパドル操作に大きな遅延はないので、この先長い目でライフ検証していきたいと思っております。
勿論、CSLやCSWは何も問題なくスムーズに使えています。
〇オススメですゾ
ラリーをする、しないに関係なく、扱いやすいフィーリングのステアリングであると思います。デザインの好みもあるとは思いますが、P1の設計は古く、特に接合部の破損のトラブルも少なからずあった(私は何本か所有してましたけど壊れたことは無いですよ)らしいので、新設計である樹脂製のクイックリリースを採用したのだと思います。
先にも少し触れましたがFANATEC HPからP1ホイールがラインナップから消えているところを見ると、若しかしたらモデルチェンジするのかな?という予想もしてます。
私もそうですが、メンテナンスする側からすれば、恐らく組み立て工程でも少し手こずる設計だったので、設計変更は有り得なくもありません(笑)
今回はこの辺で!
また!
アディオス!!( -`ω-)b💕