GenesisPlanA’s diary(ジェネシス・ダイアリー

主にレーシングSIMを好みます。フライトSIMも少々(笑)。FANATECユーザーとしては長く、他機種も扱った実績は多く複数台を所有しています。SIM機材に関する問い合わせが多く一問一答する傍ら知識を公開する為にブログを開設しました。検証した事を含めレビューをYouTubeなどの動画を記録として残しております。巷ではジェネさんと呼ばれています。掲載内容は経験やリサーチしたものを含めて知的財産をオープンにしており愛読者様への無償奉仕です。SIM機材輸入販売。ペダルブランドSRPオフィシャルパートナー。

FANATEC/ 旧いClub Sportペダルを復活させよ!の巻

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

今回は、以前にイギリスから入手した新品の出物であるFANATEC Porsche turbo Sホイールベースと、美品中古のPorsche GT3ホイールベースに接続して使おうと思いまして、その当時に使われていた、旧い「Club Sport Pedal」を入手!

コレを入手したのでメンテナンスをしました。

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実はこのペダル。ちょと壊れていたモノですが、いつもの調子で全解体メンテナンスをする事で復活させる事から始まりました。

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入手した時は、処々、使用感のあるペダルですが、至る所に接点復活剤やオイルを注油した形跡が見られ、そしてアクセルペダルは不動……という事でしたので先ずはバラしながらアチコチ点検する。
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アクセルペダルはこの基板で磁石の向きを検出する仕組みです。アクセルペダルとクラッチペダルは同じセンサーを使ってますがケーブルの長さが違います。よってクラッチ側のセンサーと入れ替えて使う事は出来ません。新たに入手する必要があります。しかし、入手するまでには時間が掛かり過ぎるので、基板を洗浄して復活させるという方向性で進めていきます。

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ペダルの支持シャフトの先端にネオジウム磁石が固定されていて、磁石には方向性があるので、この角度を読み取る仕組みなんですけれど、Club Sportペダルは既にこの当時の設計から非接触磁気センサーを採用していたんですよね。

接触なので磨耗などはありませんが、実はこのペダルは頻繁な使用頻度のアクセルペダルに検出不良の症状が見られるとの事で、海外のコミュニティでも問題を訴えるユーザーは少なからず居ましたね。

しかし、いろいろ試して見ると原因となるポイントが見つかったので組み立ての時に対策を施します。

先ずはシャフトと基板の洗浄を、綿棒とパーツクリーナーでシコシコと小豆に磨いていきます。f:id:GenesisPlanA:20210817103401j:image

各ペダルを接続するメインボードですが、こちらも各コネクタを外して、端子部分などの細かい部分も洗浄していきます。

 

取り敢えず、全てのパーツをバラバラにして丁寧に組んでいきます。全て組んだ状態が写真になります。

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ネジ類も全てピカピカにしてみたんですけど、スレ感も無くて、こうして組み上げてみると、なかなかの美品です!(笑)

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ブレーキペダルの裏側にはロードセルブレーキの調整ダイヤル(ポテンショメーター)が備わりますが、この当時はホイールベース側でブレーキ投力に対する感度を調整するスタイルではありません。

こちらもピカピカに磨き上げておきました。

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接触磁気センサーは洗浄して磨いたところ、基板はシグナルを発してましたので正常に作動している様です。

磁石の回転角に対して微妙な検出ミスが出たり出なかったりしているので、磁気シャフトと非接触基板との位置関係をいろいろ調節してみました。上下左右に揺さぶりを掛けてもシグナル検出が見られましたので、上手く組みつければ動くはず!と思い、様子を見ながら組み付けたところ、結果的には検出不良は発生しなくなりました。

 

◻️対策メモ:最終的には、各部センサーを取り付ける際に実は細工をしてまして、アクセルペダルとクラッチペダルの外装カバーとゴム板、そして非接触基板の構成で成りますが、外装カバーとゴム板の間に厚み0.5mm外径10mmのワッシャーを仕込む事で基板の撓み防止と磁気シャフトの距離感を調整しています。

固定ネジが3本ありますが、そこに嵌める感じで挟みます。

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メインボードもホコリが被っていては正確な信号が伝達されません。予め綿棒とケミカルを使って基板洗浄をしておきます。

 

因みにメインボードの一番左端のコネクタはハンドブレーキの接合部になりますので、現行のFANATECハンドブレーキは此方に付属してるケーブルで接続します。

 

このボードにはPS/2ポートとUSBが接続できる設計になってます。

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旧いホイールベースPS/2ポートを使用します。

ホイールベースとペダル側は8pinメス型なので、ケーブルはオス型になります。

実はこのPS/2ポートの接続部が捩れたりすると検出不良を誘発するので、ペダルを全て組み上げたら、このケーブルが動いてズレたりしない様にメインフレームに結束するのも良いかも知れません🍀*゜

 

◻️対策メモ:基板の距離感適正化とケーブルのズレ防止が検出不良を無くしてくれます。

基板のホコリ被りも予め掃除しておく事で、それらの不安定な要素は無くなります。

ネクターは小さいのでパーツクリーナーを吹きかけて、目に見えない程の小さな塵でさえも綺麗に流してます。
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全て組み立てて、磁気センサーユニットを固定する際には基板が歪まない様に、優しく丁寧にネジを締めていきましょう。因みにキツく締めすぎると基板にしなりが生じるくらい柔らかめなものなので、優しく組みましょう。ペダルフレームと磁気センサーのカバーとの距離感は1mm以下くらいの隙間であれば概ねOKだと思います。

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ホイールベースに接続して電源をONにするとオートでキャリブレーションされます。

この時ペダルを操作した時に、レベルがMAXにならない等の症状が出ている時は、PS/2ポート接続部がキチンとハマってないか、ピクピク脈動する時は磁気センサーが上手く反映されていない事も考えられますので、微調整をする事で改善されると思います。
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昨晩、実際にPS4版のDiRT5でテスト走行してみましたが、特に何も問題は起きずでした!

2時間程度のテストランを終えましたが、終始安定してましたよ🍀*゜

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Club Sportペダルとはいえ、アクセルとクラッチには非接触磁気センサー、そしてブレーキにはロードセルブレーキが採用されているので非常にリニアな反応を見せます。

現行のV3 Pedalのモデルにもなってるモノなので操作感は大きく変わりません。

ただ、各ペダルは全体的に柔らかめなのですが、やはり、ロードセルブレーキは微妙な力加減でコントロール出来るので心強い武器になります。
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現行のV3は安定感も大きく増してますし、硬さを変えるMOD類もあるので、より細やかな調整が可能となってます。

私のV3 Pedalは細かいところまでカスタムされてるので、標準のMODでは出ないフィールを得られますが、これはこれで良い感じに仕上がってますので、未だに手放さずに所有してます🍀*゜(笑)

(๑´ㅂ`๑)笑笑

 

さて、今回は旧いClub Sportペダルを復活させて、FANATEC Porsche turbo SやPorsche GT3ホイールベースにと使おうと思ったのですが、このペダルの個体数は今や凄く少なくて希少です。

海外でも滅多に「良い出物」が無いです。

 

まだ保有されているユーザーさんは、これらのメンテナンスで復活させるのか?というところでは御座いますが、PS3PS4、PS5、XBOXをメインに、旧い型のホイールベースで遊ぶには、まだまだ使える代物なので試してみるのも良いかも知れません🍀*゜(笑)🙆🏻👌✨

 

 

今回はこの辺で!

またね!

アディオス!!( -`ω-)b💕