(*´─ `*)マイド!!
ジェネです。
今回のテーマは先日にリリースされた"グランツーリスモ7"をターゲットにしたハンコン2機種をピックアップしてみます。
気になる人も居るのでは無いかと思いますが、フィーリングを比較してまとめてみました👀💡✨
①Thrustmaster T-GT&T-GT2
②FANATEC GRANTURISMO Pro DD
①のスラストマスターはベルトドライブのホイールコントローラーで、グランツーリスモSPORT世代に公式レースでも使用されたモデルです。2はその発展系であり、少しばかり改良されています。
ペダルはポテンショメータという踏み角に応じて反応するタイプを採用しており、従来からあるTOY系のSIMペダルです。
②のFANATECはダイレクトドライブという方式でモーター直結タイプの所謂DDと呼ばれるものです。GRANTURISMOモデルとして高級ハンコンブランドであるFANATECから最近リリースされたモデルです。
今回のモデルからGRANTURISMOでお馴染みのポリフォニーデザインのステアリングをセットする。
FFB最大トルクはBoostキットを使うとスラストマスターT-GTの約倍である8Nmものトルクを発生する。
(※但しPlayStation接続だと安全基準でやや弱まる)
ペダルは3ペダルだとブレーキはロードセルを採用しており、アクセル&クラッチは非接触磁気センサーを採用する。
◻️フィーリングの違い
~スラストマスターT-GT~
旧来からあるベルトドライブのホイールコントローラーであるけれど、同ブランドの中では一番パワフルな部類になる最上位機種です。
GRANTURISMO公式レースでも採用されていた経緯もあり、実際に使ってみると滑った時にエフェクトが効いてて、滑った瞬間から分かりやすい。FANATEC GRANTURISMO Pro DDがリリースされる前までは個人的には、この機能は"チート"なんじゃないかな💡と思わせる位です(笑)
同ブランドのT300RSも最近のファームウェアアップデートで似た様なエフェクトを付与されている。
バラしてみると分かるのですが、駆動しているモーターは単体。背面に具わるソレが振動効果を誘発している。Bassシェイカーほどの振動は来ないまでも、ステアリングに伝わるエフェクトは、それ等と相乗効果で手の感触で理解する。
ベルトドライブの中ではFANATEC CSL eliteほどタイトな質感では無いものの、癖もなく万人受けする様なナチュラルなフィーリング。
~FANATEC GRANTURISMO Pro DD~
※ペダルの写真を撮り忘れてるので借用(笑)
時代の流れとともにスタンダードになりつつあるFANATECのGRANTURISMO Pro DDホイールコントローラーです。DDとはダイレクトドライブという方式を採用しており、モーター直結タイプであり、ステアリングセンター付近のデットゾーンのコントロールもホイールベースのエフェクトで付与される機構です。
GRANTURISMOモデルとしてリリースされた、このDDはポリフォニーデザインによるステアリングとセット販売されているモノですが、つい最近になってホイールベース単体での販売も開始する事を公式が発表しました。
しかし、GRANTURISMOをプレイするならばボタン類のアサインはデフォルトプリセットで認識するために、走行中に操作する調整機能類は利便性がある。
対してホイールベース単体でのPS5対応DDに関しては、従来からあるFANATEC製ステアリングと接続して使うが、GRANTURISMOをプレイしない人向けといったところだろう。
気になるペダルに関しては、アクセル&クラッチペダルが最近流行りの非接触磁気センサーを採用している。これは経年による検出不良を防ぐばかりか、ポテンショメータ式の様な故障も無い。
ロードセルブレーキに関しては、見たまんまタイトな硬さがあり、踏んだ瞬間から遊びが無い。
「踏む」というより「押す」感覚でコントロールする為に、神経質で緻密な玄人志向なフィーリングであるが故に慣れが必要かなと。
硬さで言ったら同社ブランドの上位機であるV3ペダルにプロMOD&ダンパー装備してるよりも遥かに硬くタイト。
公式レースでもこのホイールベースが採用されるとなると、このペダルの慣れも関係してくる。
対してロードセルでは無いタイプだと、硬くとも柔軟な質感をもつウレタンスポンジを採用してるので、少し硬めな従来のペダルの様にコントロールは可能です🙆
ホイールベースはDD特有の直結感覚と、GRANTURISMO7をプレイするとスリップした際にT-GTと同じ様に擦れた感じのエフェクトが来るので分かりやすい💡
グランツーリスモに特化したプレイヤーなら買いな1台であり、公式レースでも採用されるなら慣れる為にも優位性が生まれるかも🦆
◻️まとめ
これはWRFのドライバーさんの意見と、私のフィーリングがほぼ一致しているので、まとめるとこんな感じになります。
FANATEC GRANTURISMO DD ProはBoostKitを使用&Fanatec公式GT7推奨設定
ゲーム内設定「フォースフィードバック強度」は5に設定
(私の場合はセンター感度を8~10に設定)
〇FANATEC GRANTURISMO DD Pro
~メリット~
・FFBの立ち上がりが早くモーターの回転も早い。その為車が滑り出した際の挙動がつかみやすくセルフステアを使った修正舵を素早く正確に入れられる。
・FFBが表現豊かで、前輪が路面から離れ着地する際やABSが効いた時の反応など手から伝わる情報量が多く分かりやすい。
・CSLペダル+ロードセルは足先の細かい操作が可能、しかし、T-GTに比べブレーキの反応が早い。
ただし硬くてタイトな感触であるが故に相応の踏力を求められるので万人向けではない。
(SIMに慣れていない人やドライビングポジションに難がある場合操作に苦労する可能性がある)
~デメリット
・ブレーキバイアスや燃料のマッピングに直接アクセスできるスティックが近い反面、十字キーや丸ボタン等の配置が遠い。
・推奨設定でない初期設定の場合は少し違和感を感じる(あまりFFBを感じないツルツル感)
※ここは好みで細かく調整しようね
・パドルシフトのトリガーが小さく人差し指を使った操作ができない。よく聞く話ですけど私は中指派なので問題無し(笑)
〇スラストマスターT-GT
~メリット~
・振動装置&エフェクトがアンダーステア時に振動を発生させる為、曲げられる限界を掴みやすい。
・純正ステアリングは左右スティック+ダイヤル付きでカメラ操作や燃料マップ/ブレーキバイアスの直観的な調整が可能。
~デメリット~
・ベルト駆動故DDに比べFFBの立ち上がりが遅く回転もゆっくり。
(瞬間的なインパクトで気持ちベルトが撓むのと機構上の癖)
・ステアリングパドルは小ぶりながら少し幅が広くてパドリングし易いが、少しふにゃふにゃとした質感。
・T-GTはセルフステアが小さくなるため修正舵を入れるのは少し大変。
(同じ感覚だと常に流れるイメージになる)
・ペダルは支点が近いため細かい調節が少し難しい。踏力はあまり求められない為、古来からあるポテンショメータ式なので万人向け。
・また構造上耐久性に難アリ。ブレーキとアクセルの硬さが変わらない
【結果】
・FFBの質感や早さに関してDD Proの方が優位。直結感があるが故にタイトな質感だけどビシッとキマる。
・ペダルに関してもCSLペダル+ロードセルのDD Proが勝る。
(タイトに硬いフィーリングなので遊びが無い)
・スラストマスターのロードセルブレーキ搭載のT-LCMはまた違った印象になる。公式ではT-LCMを使用してないので、一般的なプレイヤーならば通常のT3PAに比べるとコントロール性も高いのでアドバンテージある。但しブレーキはタイトに硬いフィーリングなのでバネ感を感じるし慣れが必要。
・万人向けなのはT-GT。ブレーキペダルの踏力があまり必要ない上ゲーム毎の細かなFFBの設定も必要無い。
こんな感じです💡
公式レースで使うなら選択肢は決まってしまう。
けれど、やはりこの辺のクラスとも値段も相応に高価になる。
しかし、FANATEC GRANTURISMO Pro DDはそのパッケージの品質の高さは群を抜いており、昔の一般的な感覚とは違った"TOY"感から脱したFANATECブランドのダイレクトドライブホイールである。
しかし、この高品質ながらセット物でも価格帯を抑えてきたのは立派👍🏻👍🏻
全く異なるフィーリングの2台
あなた何方を使いますか?
(。-`ω´-)ンー
それでは!今回はこの辺で!
またね!
アディオス!!( -`ω-)b💕