(○・∀・)ノ マイド!!
ジェネです!
実はちょっと前にモデルチェンジしたHeusinkveld(ヒューシンクヴェルド)のハンドブレーキを入手しましたので早速レビューしていきたいと思います🍀*゜
今回のハンドブレーキの特徴はデザインも一新した事もありますが、実はセンサーにロードセルを備えております。
箱はコンパクトに纏められており、所狭しと付属パーツ類が収まっております。
箱の底には厚さ5mmのハンドブレーキフィールドのベース板が入ってますので取り忘れない様に!(笑)
重量は少しあります。従来機とは少し変わって骨太になったというか丈夫そうに見える様になったと言うか。
従来機がモロにスチールカットフレームをデザインのひとつとして取り入れておりましたが、新型に関してはデザインも刷新して新しく生まれ変わっております。
従来機の間接的に効くロードセルは最大17kgを検出してくれます。
新型は2段スプリングシステムというモノを採用しており最大22kgを検出します。
因みにロードセルのスケールは120kg。
何方もハンドブレーキを引いた時の最大荷重になります。
こちらが2段スプリングシステムです。付属しているHeusinkveldのエラストマー(ゴム×2、プラ×5+プラワッシャー×2が付属)でお好みで細かくカスタマイズする事が可能です。簡易的な工具もついてきます。
ハンドブレーキの下部に所狭しとロードセルセンサーが収まってます。デザインを損ねることなく非常に纏まった設計がなされています。
背面から見た状態です。Heusinkveld独特のカットデザインと、丈夫なフレームでサンドされた構成で、軸部にはアルマイト処理されたリングが組み込まれています。
接続方法は付属のUSBケーブルでPCへと繋げます。
付属してくる厚さ5mmのハンドブレーキフィールドブレードと、コックピットのSUSフレームに固定するためのTナットとネジ類が付属してます。
因みにTナットはSIMLABコックピットと同じ類のタイプになります。
予め角度を付けて固定出来るように複数の穴が設けられており、ハンドブレーキを固定するための穴にはネジ山(タップ)がたてられております。
ハンドブレーキのレバーを立てたい場合は、計4箇所のネジを外して入れ替えるスタイルになります。
私はラリーSIMがメインなので基本的に立てたスタイルで使います。
レバーの根元部には5箇所の千鳥穴が設けられており、細かく好みの角度にある程度は調整出来るようにと配慮されたデザインになっています。
実際にハンドブレーキを取り付けた写真です。今回は仮に斜めに最大角で取り付けてみました。斜めに取り付けたとしても引きにくいという事はなく、自然な感じでグッと引けます。
USBケーブルを取り付けた際には荷重を載せないように気をつけましょう。場合によってはカバーをして保護するのも有りです!
ハンドブレーキを利用するにはソフトウェアをPCにインストールします。Heusinkveldのサポートページから"smart control"をダウンロードしましょう。
Windowsのレジストリに食い込まないので基本的には起動時にデスクトップに常駐する形になります。
実はHeusinkveldのペダルも同じく、この゛smarcontrol゛で管理するのですが、キャリブレーションも簡単に行えるばかりか、引いた時のニュアンスを含んだプリセットのマッピングパターンや、細かく任意で調整することも可能です。
実際にハンドブレーキを使用してみた感じは、従来のモノとちょっと感触が違います。どんな風に違うのかは、なかなか表現しにくい部分ではありますが、握りがよりカチッと、そして引いた時にしなかやかに効いてくれる感じです。
メカニカルな作動感は無音で滑らかな感触が手に伝わります。
その感触は、ハンドブレーキを垂直に設置しても変わらず、ただ、従来機のグリップが丸型だったので今回の平面的なデザインが握り心地が好みとして別れるかも知れません。
新旧何方もロードセルを採用していますが、ロードセルセンサーへの伝達する部分の細かいニュアンスが違いますので、ちょっと迷いますよね💡
しかし、Heusinkveldがわざわざ新しく設計してきたからには品質と性能に自信をもって世にリリースされてきた訳で、今後の新規ユーザーはこちらを選択する事になります。
軽くWRC10でテスト走行してみました。
以前までは通常、FANATECのハンドブレーキを使ってたりしました。それのセンサーはポテンショメーターというボリュームを使ったモノであり、基本的には引いた度合いの引きしろで角度を読み取るスタイルなので、フルに効かせたい場合は最大まで引かないといけません。
ロードセルハンドブレーキのメリットは引いた時の圧力を検知するので、キャリブレーション次第ではあまり引かずともMAXにする事も可能な訳で、そこは個人の好みで調整の幅も広がりますし、マッピングで立ち上がり度合いも細かくカスタマイズ出来るというメリットも大きいです。
また、セルフメンテナンス性も耐久度も高いのでメカニカルトラブルの心配もありません。そこは凄くメリットのひとつとして推しなポイントでもあります。
しっかりとした引き応えと、実車の様なグッとした感触がなかなか良い感じです🍀*゜
安価なハンドブレーキでも非接触ホールセンサー(磁気の位置を読み取るシステム)を採用しているモノがありますが、其方もトラブルは少ないのですが、レバーを引いた時のストロークを読み取るので引きしろは大きくなりがちな点はポテンショメーターというセンサーと基本的な面では変わらないのです。
素早く引く瞬間も、ぐーっと引く時もレスポンスが良いのがロードセルセンサーの恩恵でもあります。
これからハンドブレーキ実装で悩んでらっしゃる方や、買い替えを検討している方は、此方のロードセルセンサー搭載のHeusinkveld 新型ハンドブレーキも検討材料のひとつに加えてみては如何でしょうか。
( ๏ㅂ๏。)b グッ!
お値段は送料とかモロモロ込みで約4万円ほどしますが、丈夫なフレームとロードセルセンサーの恩恵を含めて、従来のモノとは比べ物にならないくらいだと思います。
ポテンショメーターの検出不良による故障などのリスクや、安価帯を何個も買い替えるなんて事はしなくとも、安心を買うと思えばアリな選択肢だと私は考えます。
実はこのHeusinkveld新型ハンドブレーキに関してはレビュー動画を公開してます。ハンドブレーキの観察や、付属類の説明、PCへのソフトウェア導入とハンドブレーキの設定方法、そして短いですがWRC10でのデモ走行を収録しております🍀*゜
宜しければご覧になっていって下さい。
(๑•̀ㅂ•́)و✧
それでは今回はこの辺で!
またね!
楽しいSIMライフを🍀*゜
アディオス!!( -`ω-)b💕