(○・∀・)ノ マイド!!
ジェネです。
実はココ最近もなんですが、周りでFANATEC Podium DDの電源が壊れる!?という症状がチラホラ出てました。
それはPodiumに限らず他の高出力DD(Direct Drive)でも可能性は無くもありません。しかし、方式が違うので故障するリスクや比率が極めて少ないのも事実としてあるのでは無いでしょうか。
◻️FANATEC Podium DDの電源
FANATEC Podium DDは、DD2にキルスイッチが備わり、DD1がオプション扱いになっている訳ですが、キルスイッチでホイールベースの電源をOFFにしたとしても、実はコンセント~電源ユニットまでは通電しており常にパイロットランプが点いております。
それはPodium DD本体背面にある、ON/OFFボタンを操作しても変わりません。
実はこの、常時通電してる状態が危ないのです。
特に夏場は気温も暑いので、電源ユニットは冷えるまで時間が掛かります。そして冷えた後にも通電しっぱなしになるので経時劣化が進みます。
故障された方々から情報を聴取すると、その大半がコンセント差しっぱなしで、コンセントタップのON/OFFもされてないケースが多い事が分かってきました。
オードソックスなベルトドライブだと電源は小さく、写真の通り、DDだとこんなに大きな電源を使ってますので瞬間的に消費する電力は大きいのでそれなりに負担が蓄積されていくのです。
ここら辺は、個人個人の使用感や、プレイするトータルの時間でも変わってくるので具体的にどう?という事は言えませんが、常時通電している状態を回避する方法はあります。
◻️他のホイールベースも同じ事が
CSWやCSLでも電源のパイロットランプが消えていないです。それはホイールベースの電源を落としたとしても、コンセントから電源までは常に通電してるという事です。FANATECに限らず、他社の機種にも同じ事が言えます。
◻️常時通電の回避策
①コンセントタップでON/OFF付きのものを使用する
②コンセントを抜く
単純にこの2つが挙げられます。
プレイされた後にホイールベースの電源を落とした後に、これらの事をするだけでも経時劣化は相当に防げます。モノには寿命がありますし、少しでも延命して永く使うなら、ほんの少しの手間を付与してあげると宜しいでしょう。
因みに、コンセントタップでOFFをしてもコンセントを抜いても電源ユニットには蓄えた電気が残存しているので直ぐに切れることはありません。
(約5分~10分位パイロットランプが点灯してます)
◻️他社のホイールベースはどうなの?
今のところDDではFANATEC Podiumの設計上、コンセント~電源ユニットまでの電源を切る事が出来ません。また、他社のホイールベースでもパイロットランプが備わっていないモノもありますので一概には言えませんが、ホイールベースの電源を落としたつもりでも電源が切れてない設計のモノがあるのです........。
Simexperience Accu Force Pro V2みたいに電源ユニットの手前にON/OFFスイッチが備わってるモノならば完全にカットされているので、そういった電源絡みの故障の原因を無くしている設計と言えましょう。
無いと動かない結構重要なユニットなので壊れてしまうと困ってしまう。
レーシングSIM出来ないと困りますよね。
◻️壊れた!?と思ったら
FANATECでいえばPodium DD1で3年、DD2で5年の保証が付いています。「壊れたの!?」って思ったら速やかにメーカー窓口に相談して下さい。それは他のメーカーにも同じ事が言えます。FANATECだと極稀に日本国内に余剰在庫があったりします。余剰在庫があると言うことは、他に類似した故障トラブルが頻発した時にという事で、保有しているケースがあります。この場合は約1週間ほどで電源が到着したりします。逆に無い場合は........1ヶ月後とか結構待たされる事もあったりします。
常時通電の対策案で延命処置してあげるだけで、少しでも末永くお付き合い出来るように心掛けていれば少しでも安心出来ますよね。
今回はそんなアナウンスでした。
それでは!また!
アディオス!!( -`ω-)b💕