(○・∀・)ノ マイド!!
ジェネです。
新年早々に数件の問い合わせを頂きました。Twitterの方へもDMで類似した御相談を頂いております。
その内容は、最近、FANATECユーザーになられた方々で初めてファームウェアを更新したとか、新ファームウェアを適用しようとしたら電源すらつかなくなったとか、微妙にシチュエーションは違うけれども共通して同じなのは「ファームウェアを適用しようとしたら」です。
ここでは、その中でピックアップして、対処法を含めて御紹介していきたいと思います。
その前に、これから新ファームウェアをPC並びにホイールベースに適用するのは初めて~という方は次のステップで行って下さい。
◻️FANATECホイールベースなどのファームウェア適用手順
①ホイールベースなど、PCにUSBで接続されてるなら脱いで下さい。
②ファームウェアをインストールする。
③ホイールベースなどをPCにUSB接続して下さい。
④ホイールベースの電源を入れます。
⑤PCがドライバーを読み込み初め、ホイールベースなどにファームウェアアップデーターの準備を進め始めます。
⑥FANATEC wheel property pageショートカットをクリックし、ホイールベースなどにファームウェアを適用して下さい。
デバイス認識に関してメッセージが出てしまう場合は、いつも差し込んでたUSB接続とは違う場所に変えるとスムーズにいったりします。
全て適用しましたらファームウェアアップデートは完了です。
続いて御相談があったトラブルの御相談があった時のアドバイスの御紹介です。
◻️ファームウェア適用失敗?で電源が入らなくなる
「ファームウェア更新に失敗した後にホイールベースに電源が供給されない」
実はここの所多いのがこのパターンです。ファームウェアを適用している最中に、仮に事故で途中で電源を切ってしまう場合や、今、本当にファームウェア適用してるのか?というちょっとした間が不安感に狩られて電源を強制的に落としてしまう場合。そして、ファームウェア適用する手順が間違っていたりすると同じ様な「電源が入らない」「認識されない」などトラブルを引き起こします。
ここでは、更なる保険の為にアダプターをコンセントから抜き、電源のバイロットランプが消えるまで待つか、約10分ほど放置してから作業を行うという事を付け加えます。
実はホイールベースの電源を切っても、ホイールベースへは次へのスタンバイ?として電力が少し残っています。これは工業用の機械も同じく、古いシーケンサーなどでも小型バッテリーを備えるなどして微弱な電力供給をして保護していたりします。
さて、次のステップに進みます。
◻️緊急手段!ブートローダモードで起動する
実はFANATECホイールベースには緊急時のブートローダモードという機能が備わっています。
ブートローダーモードでの次の操作は以下に記します。
電源ボタンを10秒以上長押しすると、ブートローダモードをベースに起動出来ます。
ホイールベースがUSBでPCに接続されている場合、ホイールベースをブートローダモードで起動すると、ファームウェアアップデーターが自動的にロードされ、ファームウェアのフラッシュを再試行出来ます。
ファームウェアアップデーターを起動できるが、それでもフラッシュに失敗する場合は、FANATECフォーラムから別のベータドライバーパッケージ(例:V345)をインストールしてから、その工程(プロセス)を繰り返して下さい。
この様な対処法があったりします。殆どこの手順で復旧するのですが、最近のロット(個体)では、それでも電源が入らないといった事が少なく有りません。
これでも機能しない場合、またはホイールベースをブートローダーモードで起動出来ない場合は、サポートに連絡して指示を受けて下さいませ。
◻️サポートへの問い合わせ
FANATECで既に個人IDを登録されてるとは思いますが、御自身の購入されたホイールベースなどのユーザー情報からサポートにアクセス出来ます。
因みにGoogleChromeでは進んでいく工程で認識してくれないトラブルがありますので、Microsoftのプラウザ「edge」を使ってみて下さい。
既にトラブルでお困りの方はお試し頂ければと思います。
【追伸】
このブログ記事を載せてから何人かのFANATECユーザーさんから直ったと御報告頂きました(笑)
ファームウェアのプログラムパッチが上手く当たっておらず不具合メッセージ出てたユーザーさんからも、それが直りましたと御礼のメッセージも頂きました。直って良かったです!
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
アディオス!!( -`ω-)b💕