(○・∀・)ノ マイド!!
ジェネです。
つい最近もですが、スラストマスター製ホイールコントローラー、所謂ハンコンのFFBについて、"何かがおかしい……"とか、"友人と同じハンコンなのにFFBに差が感じるのは何故⁉️"とかいろいろなご質問頂きました💡
当人様は寿命と呼べる程は使っていないのに妙にトルクが弱い……とか、FFB(フォーフィードバック)があまり無い……とか。
これって壊れてるの?など質問を頂くとこがありました。
もしかしたら……という話です💡
(*´・д・)*´。_。)
実は当方でもFANATECに限らず、スラストマスターやLogicool(Logitec)ハンコンの救急患者(稀に承る修理品)を扱う事もあって、実は同じような機種を取り扱う上で、その修理の過程で分かっている事があったりします。
保証期間は切れてるのだけれど……とか、保証期間内であっても、その様な御相談は絶えず、そんな時は自分が修理した時の経験談をもとに説明してたりもするのです。
しかし、そんな相談や修理依頼を全て賄える程の余裕は無いので、最終的には御自身で判断して頂く訳ですが、そんな中でも今回の題目としましては「FFBはちゃんと機能してるの?」に焦点をあててブログで紹介したいと思います🍀*゜
先ずは、FANATECやスラストマスター、Logicool&Logitec製デバイスは家庭用ゲーム機(コンシュマー対応機種)であり、各社、SONYやMicrosoftからライセンスを取得している事で、PlayStationやXBOXに対応しているので、それ等を接続する事で認識されます。
対して、Simucube2やAccuForce、SIMAGICやその他のブランドのホイールコントローラーはコンシュマー対応機種ではありませんので基本的には認識しません。PCを主に機能するハードデバイスです。
PlayStationやXBOXである家庭用ゲーム機に対応させるには、そのブランドのデバイス、つまりホイールコントローラーその物にライセンス認証する為のチップ(分かりやすく言うと)が入っており、それと、それ等の両機どちらか、又は両方の認証を得て動かす為のソフトウェアを予め本体に盛り込まないといけません。
\_(・ω・`)ココ大事
各メーカーからファームウェアというモノをダウンロードして、それを本体に適用しないといけない訳ですが、実はこのファームウェアのパッチが"上手く当たっているか"、"当たってないか"で、トルクの力強さやFFBの細やかなインフォメーションが違ったりするのです。
(`・д・)σ
昔からPCを扱っている経緯のある御方なら、ソフトウェアをダウンロードして、そのまま解凍し、PCへとインストールするというプロセスを多く経験してると思います。昔は今みたいに安定してませんから、解凍してインストールしてる最中に、そのコードがちゃんとインストールされないでいたりする事で、「何かイマイチ」的な事もうっすらあったと思います💡
分からない人の方が多いですが(笑)
何かしら不具合があっても、それが初めて手にするハンコンであれば、その今の状態が正常=当たり前と認識して使っているのが殆どです。
そんな差が有るという事が分かるには、同じような機種を何台も修理してチェックした経験が無いと分からないものなので当たり前と言っちゃ当たり前ですが(笑)
( ´◉ω◉` )σ
当方ではそんな経験があって「おや?」と思える事が……。
何やら個体差があるぞ!という認識が生まれたのです。それからというもの、初動段階から修理したモノは試運転も兼ねてチェック走行したりして細かく質感を確かめているのです。
FANATECの場合は力強さに差はあまり無いけれど、情報が欠落してる時が"稀に"あるので、モノによっては妙に過剰表現なFFBを感じる時もあったりします。
情報の山と谷が大きい様な傾向と言うとわかり易いかもですが。
スラストマスターやLogicoolに関しては、それ等の度合いが大きく、モリモリと力強いのもあれば、何かイマイチな時など差があったりします。
そんな時には"複数回パッチを当てる"という事をしたりします。
ゲーミングPCのみにプログラムを入れる必要性があるものがSimucubeなどの非対応ハンコン。
家庭用ゲーム機などのコンシュマー対応機種は、PCにもホイールベースにも正確にプログラムを入れておく必要性があり、必要性が環境でのプレイに関しては双方でのコントロールが上手くリンクしていないと正確には動いていない!という事を意味します。
仮にホイールベースにプログラムが欠落した状態で家庭用ゲーム機に接続したとしても、ソレは果たして本当に正常に動いているのか?という事なんです💡🌳🍃
ᕙ( ˙-˙ )ᕗ
モーターや基板などのロット差は普通に考えて、設計上や部品製造されてるプロセスで個体差が生まれるとは考えにくい。比較的、小型や中型の一般的なモーターは自動でコイルが巻かれ(大型の工業用モーターは手巻きの場合もある)、巻数も一定なので差はないものと思いますし、基板も半導体生産プロセスを考えますと無いだろう。
差が出るとすれば組立工程での締め付け具合や、組み立て時の微妙な歪みなどは、人が手作業でやってる部分なので少なからず影響は有るだろう。
事、FANATECに関してもベルトドライブに関しては同じことが言えますが、ベルトの張り具合など様子を見ながらケミカルなど併用して丁寧に組み上げるとフリクションロスが少なくなります。
過去に当方が卸したモノは全てチェックしてこの様に組み直ししてたりします。
別物の様だと評価を頂く事もあります(笑)
しかし、Direct Driveはシンプル構造なので、それ等の要素は無くなりつつあるのです。
では、人に情報として伝達するフォースフィードバック(FFB)の差は何処で出ているのか?という論点に戻るわけですが、消去法でいくとパッチという"プログラミングコード"だという事に行き着きます💡☝️✨
◻️パッチが上手く当たっているかの確認方法は?
実は個人でやるには複数台を横一列に並べて作業してる訳ではないので、その差は確認のしようが無いだろう。しかし、ファームウェアをPCに正確に且つ正常にインストールし、それを何回かホイールベースにインストールをして、そのプログラムコードのパッチを複数回充ててやる。
例えば、ホイールベースに初回のファームウェアを適用した後に一度、試運転をしてみます。その感触を覚えておき、再度ホイールベースにファームウェアを適用する。そこでも差が出なければ、もう一度、確認の意味を込めてファームウェアを適用する。これで計3回もホイールベースにファームウェアを適用している訳ですが、それで差が無ければ、それは今の時点で正常に作用していると見倣してみる。
2回目にファームウェアを充てた時に、差があるなら、もしかしたら2回目、3回目と差がないかも知れない。
こんな風に"照らし合わせ"的なチェックをする事によって完全体に近い状態で、そのデバイスは初めてフルで性能が機能する💡という事になります(笑)
実は、このパッチが上手く当たっていない傾向が多めなのが、Logicoolよりもスラストマスター製ハンコンにある。ダウンロードして、解凍処理され、それがホイールベースへと伝達される工程で、何らかの不具合が少なからず有るのだと予想されますが、それは飽くまでも予想ですので、"そんな傾向がある"という認識でいると良いのでしょう。
現にスラストマスター製ハンコンである、T150RSや、T300RS、T-GTに至るまでメンテナンスの経験は数回あるけれど、やはりこの様な処理をする事で差が埋まる傾向であり、テストランに関しても2時間という目安の中で負荷を掛けて様子を見ますが、発熱度合いや、オーバーヒートすらしてない、又はし難い傾向である事から正常に作用しているとして判断しています。
もしかしたら、オーバーヒートし易い個体は、改善させるか幾らか軽減されるかも知れませんよ💡
勿論、元々が熱対策が施されている設計ならばオーバーヒートはかなりの確率で発生しにくいのですが、出力の低いT150でさえもグランツーリスモSPORTをフルトルクでプレイしようものなら30分も満たない時間でオーバーヒートしてしまう事だってありますから……。
そうなってくると公式でのイベントでは信頼性が低い要素を引き摺りつつプレイしなければならない訳で、頭の中にそんな不安材料があると集中して気持ちよく走れませんよね🍀*゜
Σ(゚д゚;)
FANATECに関してはオーバーヒートすらしませんが、出力される情報に個体差があるのは、やはり少なからず似たような事が想定される訳ですが、FANATECに限ってはファームウェアをPCにインストールする段階で気をつけなければなりません💡
\_(・ω・`)ココ大事
取扱説明書にも記載されている事項でもありますが、FANATECのファームウェアをPCにインストールする際にはセキュリティーソフトウェアを停止して行って下さいなんて書いてあります。それはLogicoolもスラストマスターも同じ様な事が書いてあったりします。
FANATECの場合は、Logicoolやスラストマスターみたいな簡素なプログラム構造では無いので、PC内でWindowsのレジストリに入り込み、尚且つデバッグ(不具合などが発生したりする情報)を回収するプログラムになっていたりするので特に注意が必要です。
また、セキュリティーソフトとの相性もあったりします💡
実は約半年前ほどにTwitterのフォロワーでFANATECユーザーさんに限定でアンケートをとったところ、私の方で過去に不具合生じた報告を頂いたセキュリティソフトウェアと照らし合わせてみて、ある特定のソフトウェアが過剰な迄に必要な部分(プログラム)を蹴る‼️といった事が判明しています。
問題があったウィルスソフトウェアは具体的な名前を挙げてFANATECにも報告はしてますが、対策が取られているかどうかは定かではありませんので、ここはユーザーが気をつけないといけない訳ですが。
Mc〇feeや、ウィル〇〇スターは間違いなく相性が悪く、最悪の場合はファームウェアそのものはPCに入るけれどホイールベースには適用拒否されるなんて事もありましたから、使用は控えるべきだと個人的には判断しています💡
曖昧な判断でこれを書くと責任問題に成りかねませんので、キチンとアンケートを取って判断した結論のひとつです。
仮にCSL elite、CSWはファームウェアの不適切なパッチがあたった時はリブート機能で、再度ホイールベースに適用出来たりしますが、一番多いのがFANATECのDirect Drive(Podium、CSL DD)では最悪の場合、ホイールベース内のプログラムそのものがぶっ飛んでしまい確実にメーカー修理になる!という事になります。DDの需要が増えるにつれ、現に私の方へもかなりな件数の相談を頂いてましたが、それ等はまるっきり同じトラブルであり症状だったのです。
その様な状態ですとFANATECの改修プログラムであるリブート機能すらも作用しないので、当方としては早めにメーカー修理をされた方が良いです!と伝えています👌
但し‼️PlayStation対応のホイールベースは特に気をつけましょう‼️
場合によっては最悪なケースにも成りかねませんので……。
(꒪д꒪II
◻️PCオンリーなホイールベースは大丈夫なの?
では、PCオンリーで使うであろうSimucubeやAccuForceなどは大丈夫なの?という事ですが、ソフトウェアがWindowsレジストリにあまり介入せず、デスクトップに常駐しているソフトウェアなら特に問題は無いとは思います。問題があるとすればインストールした際に、ダウンロード→解凍処理→インストールというプロセスの中で何らかの不具合が発生した可能性は高く、"何かおかしいな……🤔"と感じたなら、アンインストールして再びインストールすれば直ると思います🍀*゜
そしてダウンロード後のウイルスソフトウェア停止も忘れずにね。
このような事例はちゃんとマニュアルに書いてあったりするのです。
(👍 ̄▽ ̄)👍
また、例としてこのようなホイールベースでも最新のファームウェアが必ずしも正確に作用されるのか?と言いますとハズレなバージョンも少なくないので必ずしも健全な状態で使えてるという事も無かったりします。
何か変だぞ⁉️と思ったら前のバージョンに戻すのも手です💡
( ´◉ω◉` )σ
Windowsの状態が健全であれば良いのですが、元々不具合が生じているオペレーションシステム(OS)にプログラムを適用しても正確に動くわけは無いです💡
ドライバーも同じく、古いままだと動くものも正確に動かなかったりします。
そこも頭に置いて愛機と付き合って楽しいSIMライフを送りましょう👍🏻👍🏻✨
実は例外がありましてSimucube(OSW)に関しては研究してらっしゃる方々が居ますので、その方達が検証して"良かれ"と思ったプログラムが更新されてます。バージョンを追う事に良くなってますね。ハズレは無いです。
昨年度の10月頃にアップされたモノは凄く感触が良くなってましたよ🍀*゜
ありがたやー✨
(✌'ω' ✌)
さてさて、今回は詳しく説明する為に長編となりましたが如何だったでしょうか?
最もご相談の多かったスラストマスター製ハンコンのFFB……何か違う⁉️なんて質問や相談を頂いていましたが、主だった内容としてプログラムが正確に適用されないと本来ならもっとスペックある筈なのに、それが発揮されていない💡
ブログで紹介出来ることには限度がありますので、少なからず参考になればと書いてみました🌳🍃
本当なら詳しく書いてしまうと、もっと情報量は増えてしまいます。これでもかなり少なめに書いています(笑)
私の知り得る知識をオープンにしてますが、これをお試しするには個人での判断と注意が必要です。
さて、今回はこの辺で!
またね!
アディオス!!( -`ω-)b💕