マイド!
ジェネです。
(*ˊᗜˋ*)/
2024年もブログをSTART‼️
今後ともよろしくお願いします🙇♀️
さて、以前からシミュレーター環境としてプラス付与デバイスとしていろいろと試していますが、中にはバスシェイカーなどの振動させるユニットなどもあったりします。しかし、一般的な御家庭では細かく揺れる振動でさえも騒音問題などがつきまといますし、振動対策にお悩みな方々もいらっしゃると思います。また、バスシェイカーは組み合わせによっては少し安価なシステムを構築できるけれども、そこに騒音問題の対策としてプラスでコストも載ってしまうため、全体的には割高感が出てしまいます。また、シェイカーユニットはしっかりとしたコックピットリグなどに取り付けないと振動そのものの情報が伝わり難い傾向であるため、投じたコスト程にはメリットとして感じていない人も少なからず居るのではないかとも思っています。
アンプ+バスシェイカー+振動対策、、、そしてビジュアル的にどうか・・・・
そこで御紹介するのはNext Level Racingからリリースされている”FH8”
このユニットはコックピットやゲーミングチェアに据え付けるだけでバスシェイカーとしての機能と環境を得られます。しかも振動は人体に直接伝わるため効率としては良く、そして簡単に振動ブルブル機能が手に入る。ビジュアル的にもあまり景観を損ないませんし一石二鳥なシステムなのです。
実はかなり前から気になっているもののテストする優先順位が後回しになってしまっていましたが、2023年12月中頃に公表したところ、非常に好評でバカ売れしました。
2024年に入ってからも周りで購入され、実装して楽しまれているプレイヤーも増えてきましたね。
さて、このNext Level Racing”FH8”なのですが、どんな感じなのかをお伝え出来たら良いかな~と思いまして、個人的にも実際に使われた方々のコメントなども含めてブログ記事として紹介するものとします。
先ず、Next Level Racing”FH8”は少し厚みのあるシートカバーの様な形状をしており、実際のゲーミングチェアーやコックピットリグに備わっているバケットシートなどに載せるようにして固定して使う。このシートカバーの様な形状の中には8つの振動スピーカーが内蔵されており、それは個別で振動させるシステムです。
取り扱いマニュアルに記載されているダウンロードリンクからNext Level Racingサポートページに飛び、ソフトウェアをダウンロードするのですが、実はこのソフト自体の出来が正直悪い。
信号を検出するインプットの方式が3.5mmミニピンジャックとUSBとで2系統ある。
ミニピンジャックの方は音声から信号を拾って振動させるが、USB接続の方はNext Level Racingのソフトは使わずに実は”SIMHUB”というソフトを使う方が得策。
SIMHUBはフリーソフトでもあるが、凄く多機能で、プレイするゲームが対象であり、且つバスシェイカーなどの情報が予め情報として付与されているものならば振動機能が活きる。
FH8の振動個所は8つの振動スピーカーを内蔵しているので、SIMHUBで細かく調整すると背中・腰・尻・太もも部分に仕込まれた振動スピーカーは個別で震えるため、体感的な情報が増えるのだ。
今回は参考までに大きく二つに分け、ASSETTO CORSA COMPETIZIONEなどの「オンロードタイプのSIM」、EA WRCなどの「ラリーSIM」と個別にSIMHUBでセッティングしたものを参考までに紹介する事とする。
SIMHUB上でFH8を指定して何の調整もしていないデフォルトの状態で振動させると全体的に震えるため、どんな状況で振動しているのか分かり難い。そこで必要な情報だけを強調し、あまり必要ではないポイントは抑えた演出をするように考慮してセッティングしてみました。
また、ラリーSIMにおいては悪路でも全体的に継続して振動し続けるため、余分な部分は全てカットしているので設定項目は少ないが、ホイールコントローラーのFFB(フォースフィードバック)と相まって相互的に情報が得られるので必要にして十分な変化が体感出来るだろう。
主にオンロード全般を視野に入れて導き出した私のセッティングが此方。アイドリング時からのマシンの振動が適度に伝わり、マシンスピードが上がるにつれてそれは薄くなる。シフトチェンジやタイヤがスリップした際に変化する物理的な挙動変化に合わせてブルブル振動が強調される様に意識しています。コーナーリング最中のズルっとした瞬間は少し強調して振動するため、より躍動感も楽しめます。
ダイレクトドライブホイールと併用すれば、細やかなFFBと相まっていろいろな情報を身体で感じるので気分も高まりますよ(笑)
EA WRCやDiRT Rally2.0などのラリーSIMに重点を置いて調整をしてみたセッティングになります。特にグラベルなどの悪路においてはデフォルトだと常にゴリゴリと振動してしまうため、ホイールコントローラのFFBは飽くまでも主体にし、路面状況を振動で伝える事で不快感がなく集中してドライビング出来るようにと考えて調整してみました。
一見、簡素に見えますが、必要にして十分な情報を得られると思います。
これらの切り替えは予め別系統でSIMHUB上で用意しておくことで、各々のジャンルで走る際には選択肢を選ぶだけで簡単に切り替えられる。
お好みで使い分けてみよう!
因みにこのセッティングシートをXで公開したところ好評でしたし、選択肢としてはアリという声も頂きましたぞな。
(*^^*)
尚、このNext Level Racing FH8はネット通販でも簡単に手に入るが、入手する選択肢によっては値段の上下があり異なるので、よく確認してから購入すると良いだろう。
付属の取扱説明書には日本語の記載ページには必要最低限な情報しかないため、今回の様なブログ記事などの情報が唯一の情報源だ。
現在のところ、FH8を最も有効活用できるのがSIMHUBという選択肢にはなるが、playstation5などで使うには、3.5mmミニピンジャックをオーディオ端子に挿入し、ダイヤルボタンを押してオーディオモード(点滅する)にすると振動効果は発生する。
PCモードではダイヤルボタンユニット裏側にあるシリアルナンバーをドライバーをダウンロードする際に求められるので予め確認しておくと良いが、実際にはソフトウェアで振動するかの点検にしか現段階では使えないので、この先、Next Level Racingが提供するソフトウェアでフルに対応するのかはわかっていないが、先にも説明した通り、最も有効な活用をするならばSIMHUBが唯一の制御媒体だ。
バスシェイカーも良いだろうが、家庭内騒音問題などあらだろうから、シートの上でブルブル振動するFH8ならばコックピットリグ内で振動は収まるし、SIM環境の景観も損ねない。そして物々しい装置も必要ない。
( *´︶`*)
気になるヒトは試してみると良いでしょう。
ひとつ注意点として、FH8の厚みの分だけドライビングポジションが微妙に変わります。
私もシートの高さ角度を調整しました。
今までクッションに使っていたモノを取り払ってFH8をセットしてるので大きくは変わってませんが、現時点で納得のいくドラポジにしました。