GenesisPlanA’s diary(ジェネシスプランA・ダイアリー

主にシミュレーター関連に携わっています。世界的な範囲で扱った実績は多く、現在も複数台所有しています。日々の問い合わせが多く一問一答する側ら、掲載内容は検証・リサーチしたモノを含めて得られた情報など知的財産をオープンにしてます。レビュー等をTwitterやYouTubeなどの動画でも発信しています。現在は海外ブランド数社と友好関係にあり、技術的な面と、マニュアルの和訳にも携わってたりします。また、国内でも技術支援しています。此方の掲載内容は有効な情報を得たいと考える愛読者様への無償奉仕です。

レーシングSIM環境を変える~SIMLAB GT1 EVOをベースとしたシステム構築

(○・∀・)ノ マイド!!ジェネです。

 

今回はモーションとは別で固定レーシングSIM環境を大きく改善する事にしました。

その背景には昨今のDD(ダイレクトドライブ)需要も相まって、高トルクのハンコン(コントローラー)の市場、リリースが多くなってきている事もあり、私自身もその内の何台かを所有している事もあって、従来から使っていたスチールのコックピットでは幾ら強化したとしても高トルクにフレーム強度が保たないという事実がありました。

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従来のスチール製コックピットでは補強パーツを自作したり補強したりしていましたが、基本骨格の設計強度がそれなりなレベルの部分もあって、例えばAccuForce Pro V2であったりPodium DDシリーズであったりすると、どうしてもドライビングしている最中のフレームの歪みがあってピシッと来ない........。例えNEXT LEVEL Racingクラスでも不足を感じます。

そこで、今回は従来のスチール製コックピットからアルミフレームへと大きく強度アップを図ることとしました。

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先ず候補に挙がったのは日本国内で手に入りやすい長谷川工業のDORAPOJI(ドラポジ)。アルミフレームで構成された骨格はスチール製コックピットと比較しても飛躍的な強度アップが図れます。しかし、私の場合は海外製機材の輸入販売をしている傍ら、メンテナンスし、試運転までするので、あらゆる機材を搭載しなければなりません。ホイールベースはもとよりペダルやシフター等もコロコロ換えます。

そこで考えたのが海外製のコックピットです。

 

以前からブログでも幾つか紹介させて頂いていますが、いろいろオプション部分を含めて吟味した結果、あるコックピットをベースにオプションで構築するという手段になりました。

 

◻️私が採用する条件は以下になります。

・あらゆるタイプのハンコンが搭載可能

・ペダル搭載位置の自由度(上下、前後、角度の深さ)

・オプションの多彩性

・他メーカーコックピットパーツとの連携・互換性

・足の不自由な方でも容易な着座(足元のクリアランス)

・高トルクに耐え得る確実な強度

 

などなどいろいろ御座いますが、代表的に挙げるポイントになります。

私がオススメする前提のモノは、私に相談が来るお客様のあらゆるニーズに対応しなくてはいけません。かと言って投資するからには長期的な強度確保をとっても妥協は出来ません。

 

◻️SIMLAB GT1 Evoをベースに

それ等を踏まえて私が選択したのはSIMLAB GT1 EVOです。

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これならば例え後でモーションシステムを採用したとしても強度的にも申し分なく、そしてこれをベースに構成を考えますと比較的安価に仕上がります。

将来的にモーションを実装するなら、フレームの一部分だけを換装すれば強度アップが簡単に出来ていい!

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40×80Lのアルミフレームは写真の様な骨格構造をしています。この構造により乗用車で踏みつけでもしない限りは曲がったり歪んだりしません。

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殆どがこのM8スロットナットを採用しています。コレを溝に嵌め込みネジ止めしていく事でカッチリと寸法精度の良い骨格が組めます。

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《今回のシステム構成》

・SIMLAB GT1 EVO(コックピット本体)

・モニター台(大画面対応)+中型モニター専用ステー

・シフターマウント

・SPARCOフルバケットシート(circuit)

・可動式キーボード台

 

◻️組み立て編

モニター台は正直、本体に固定するタイプでも強度的に問題無かったかも知れません。3画面モニターステーを直付けでもイケます。しかし、将来的な拡張を考えますと保険の為に今回は別体でモニタースタンドを採用するスタイルにしました。

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比較写真を参考までに掲載してみました。今までのモニター台との比較でもこんなに骨格が違います。

接合部はコーナーブラケットで90°にキッチリと固定出来ます。

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写真はモニター台の組み立て工程です。カバーキャップを取り付ければネジは目立ちません。自然な仕上がりになりますね。

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この時点でオプションのVESAマウントパネルは着けてませんが、これでも十分すぎるくらいの強度を保っています。

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続いてフレーム部分の組み立て工程です。慌てずにゆっくりと確実に仕上げていく事が大事です。コーナーブラケットには予めアルミフレームの溝に沿うように爪が付いています。ですのでズレる事は皆無に近しいので誰でも簡単に組めると思います。f:id:GenesisPlanA:20200825113654j:image

 

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フットステーは厚み7mmという分厚いスチール板です。最大の魅力は可動範囲の広さと確実な強度確保。上下、前後、角度の範囲はどのコックピットよりも広く、取付け穴も多く、無加工であらゆるタイプのペダルが装着可能です。

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しかも、これらのパーツには梨地処理がされており、擦り傷防止や目立ち難いといった視覚的なメリットも齎してくれます。
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ハンコン本体の台座も7mmのスチールを曲げて製作されており、しかもsimucube2やOSWはダイレクトステーを追加すれば容易に取り付け可能であり、Podium DDやAccuForce Pro V2などのダイレクトドライブホイールも穴は無加工で着きます。角度調整機構も備わっており、やはり此方もあらゆるタイプのユニットが違和感なく取り付け可能です。

このステーのデザインにより、足元のクリアランスは通常のアルミフレーム構成のコックピットとは異なり、股関節などに不安を抱える、多少脚の不自由な方でも容易に着座しやすいといったメリットを齎します。

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実はこの辺も個人的には重要な要素であり、相談された際のプラン提案や、この許容範囲の広さが、お客様へ提供する前のベンチテスト時の取付けに関しても扱いやすく凄く重宝します。

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シフターブラケットは、いろいろ迷いましたが、Trak Racerのオプションにある多目的に使えるブラケットを考えましたが、ここは敢えてスッキリとシンプルに!という事で同ブランドのモノを採用しました。このシフターブラケットは厚みが7mmもあり、強度的にも十分。縦にも横にも使え、角度も好みで変えられます。自分の場合はFANATEC Club Sport Shifter SQにハンドブレーキを真っ縦に、間に15mmのアルミカラーをスペーサーに噛ませて取り付けています。

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最初、シフター用のフレームはメインフレームの外側に固定していましたが、シフターブラケットをイン側に固定する事でアウト側のクリアランスが違和感なく確保出来たので、結果的にはメインフレームに沿うように固定しました。こうする事で見た目的にもスッキリと確実に固定出来ています。

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ステアリング側のメインフレームは頂点より8cmほど下に下げてレイアウトしました。このアルミフレームの骨格はミリ単位で好みで調整できるので、体型(私は座高が低い)や、ドライビングスタイルに合わせて大幅な調整範囲を得られます。

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時にはGTスタイルに、時にはF1の様な低重心な寝そべるスタイルに。

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各フレームにエンドキャップをはめれば尖った箇所を保護しますから、触っても怪我もしませんし、まとまり感も出ますね。

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今回はキーボード台も採用しました。かなり丈夫に出来ており、角度調整やスライド機構を採用しているので、コックピットからの離着時には重宝します。動きはとてもスムーズです。

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SPARCO用シートステーを採用した事でポジションはより最適化されました。長時間の着座でも疲れ難くなりましたね。

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そして完成です。

 

◻️DD(ダイレクトドライブ)でMAXトルクを掛けた使用感は

手始めにSimexperience AccuForce Pro V2とFANATEC Podium DDでMAXトルクを掛けた使用感に関しては全く問題なく微動だにしません。この結果に関しては『問題ない』という確証がありました。7mm厚を超える金属板をデザイン性を取り入れつつ綺麗に曲げ、予想以上に高強度な骨格の一部として機能しています。

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設計上、どうしても無骨なデザインになりがちなアルミフレーム構成のコックピット。しかし、パーツの組み合わせ次第ではオリジナリティも得られます。

DDを搭載しての高トルクでのドライビングに関しても問題はなく、全くもって撓みや歪み感はありません。それはパーツひとつひとつの強度がしっかりと確保されている。形状や厚み、デザインに至るまで、全てのトータルバランスも大切だなと思います。

 

DDに特化した使い方なら、オプションでDD専用の固定具を使えばOSWやsimucube2などもまとまり感出ますよね。

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専用設計・デザインであると、どうしてもそこからレベルアップが出来ません。しかし、今やスタンダードになりつつあるアルミフレーム構成なら、部分的に異なるパーツを取り入れて補強やデザイン性も変更出来るのです。

 

◻️最後に

私が今回採用したアルミフレーム構成のコックピットSIMLAB GT1 Evoをベースとした環境つくりですが、実はモニター台、コックピット本体、SPARCOフルバケットシート、オプション、ここまでやって20万円には全然行きません。当然ながら個人輸入ですが、同じものをリーズナブルに揃えるには直接輸入された方が安価に仕上がります。シートもSPARCOに拘らなければ、仮にSabeltや他のブランドで高品位でありながら安価に仕上げる事も可能です。

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御自身のSIM環境への投資は、設置環境や予算を含めていろいろな部分で限りがあります。今回導入したコックピット環境は例を挙げますとSTRASSEブランドよりも実はコンパクトだったりします。

省スペースでありながら確実な強度とデザイン性。

全ての融合が御自身の感覚に上手く噛み合えば納得のいく快適なSIM環境になるのではないかと思います。

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現在使われているSIM環境から、そろそろレベルアップしたいなぁ........と思っている方々に、今回のブログ記事が少しでも参考になる部分があれば幸いです。

 

それでは!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕

 

FANATEC ファームウェアアップデートV373/CSL,CSW,Podium(和訳)

(○・∀・)ノ マイド!!ジェネです。

 

FANATECよりホイールベースの新しいファームウェアのアップデートがありました。依然、ベータ扱いのドライバーなので改良の余地はまだまだありそうで、既存の細かい不具合などの修正も含んでおります。

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『Fanatec Beta Driver V373 (372 before) for CSL, CSW and Podium Bases (all wheels)』

 

◻️オールベース

・チューニングメニューを終了する前にベースをオフにすると、チューニングメニューの設定が保存されない問題を修正。
・ハンドルの振動が機能しない問題を修正。
・運転中にホイールベースがフリーズする可能性がある16ビットの計算の問題を修正。

 

◻️Podium Direct Drive wheel bases 

・PCおよびPS4モードでのCSL EliteステアリングホイールP1ディスプレイとLEDのちらつきを修正。
・XBOモードでのCSL E P1ステアリングホイールの表示とLEDのちらつきの改善。
・CSL E P1ステアリングホイールの不整合なボタン入力とシフトミスを修正。
ホイールベースをオフにしたときのノックの問題を修正しました。
ホイールベースがフリーズする原因となるUSB通信の問題を修正しました。
・チューニングメニューの操作時にホイールベースがフリーズする問題を修正しました。
・XBOモードの開始または終了、またはこのモードでのチューニングメニューの使用に関するFormula V2Xステアリングホイールのフリーズの潜在的な修正。
・ITMまたはホイールベースがフリーズする可能性があったインテリジェントテレメトリモード(ITM)の安定性オプションを修正。
・ITMテレメトリ値の丸めに関するいくつかの問題を修正しました。
・「Fanatec」ロゴを表示するデフォルトのDD画面を使用するときのFFBの衝撃/スパイク/キックを修正しました。 他の画面でもこの問題が発生する可能性があるため、この画面にとどまることをお勧めします。
・DDディスプレイで分析画面を使用すると、ダンパーエフェクトが粗くコギーになるのを修正。
・UHXボタンクラスターが機能しない問題を修正。
・ITMテレメトリが機能するには、FanaLab 1.47以降が必要です。

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◻️CSL Elite Wheel Base 1.0 

・DRIモードが正しく機能しない問題を修正。

 

◻️ClubSport Wheel Base V2.5 

・ドリフトモード設定(DRI)の最大設定が+3になり、過度の発振が防止されます。 +4と+5は問題を防ぐために削除され、残りの値は以前と同様に機能します。
・Podium Button Module Enduranceのベータ(!)サポートを追加しました。すでに持っている場合はフィードバックを提供してください。 これはまだ公式にはサポートされておらず、完全に機能することも保証されていません。 ボタンモジュールを取り付ける前に、ホイールベースファームウェアを更新してください。 ドライバーがBMEを表示するまで数秒かかる場合があります。
BMEを更新するためのブートローダーを追加。
マクラーレンホイールMPSが機能しない問題を修正。

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◻️Podium Hub + ClubSport Steering Wheel Formula V2 

・ハンドル関連のフリーズを修正

 

◻️Podium Button Module Endurance 

・5つのITMページがすべて利用可能になりました
ITMの安定性の向上。
・ITMテレメトリ値の丸めに関するいくつかの問題を修正しました。
・ITMテレメトリーの表面的な問題を修正。
・アップデート後のセンターとシフターのキャリブレーションの間のBME表示のフリーズを修正。
・FunkySwitchを押してXおよびPSボタンの2つの入力が発生する問題を修正。
・ITMテレメトリが機能するには、FanaLab 1.47以降が必要です。

 

◻️Driver Interface 

・P DD WQRファームウェア更新の更新ボタン(ワイヤレスクイックリリース)
・Formula V2 LEDテストで、白だけでなく複数の色が表示されるようになりました。
・テキストの調整。

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◻️Firmware included (ファームウェアが含まれています)

CSW V1 Base: V674 (NEW) 
CSW V2 Base: V674 (NEW) 
CSW V2.5 Base: V674 (NEW) 
・CSL E Base: V674 (NEW) 
・CSL E Base PS4: V674 (NEW) 
・CSL E WB+ and CSW V2.5 Motor: V22 
・DD Base: V674 (NEW) 
・DD WQR: V6 (NEW) 
・P DD1 Motor: V40 (NEW)
・P DD2 Motor: V40 (NEW)
・McLaren Wheel: V31 
・Formula V2 Wheel: V35 (NEW) 
・Podium Hub: V3 (NEW) 
・Button Module Endurance: V13 (NEW) 

 

◻️Known Issues (既知の問題点)

・ドライバーのインストールまたはファームウェアの更新後、ホイールベースがデバイスリストに表示されなくなる場合があります。 この場合、ドライバのインストールを再度開き、修復機能を実行します。
・PDDホイールベースの衝撃は、ITディスプレイやDDディスプレイの分析画面でも発生する可能性があります。 回避策は、運転中に「Fanatec」のロゴが付いたデフォルト画面を使用することです。
・FanaLabとSEN AUTO設定を組み合わせると、ステアリングアングルが1080°であっても360°に変更される可能性があります。回避策は、ドライバーインターフェイスを1回開くか、1080°のSENを使用することです。
・ClubSport磁気パドルモジュールは、ドライバーではPodium Advanced Paddle Moduleとして表示され、テストページにシフター入力を1つ表示する必要があります。 これは表面的な問題であり、入力は意図したとおりに機能します。

 

◻️Download (only if you've read everything above!)

(ダウンロード:上記のすべてを読んだ場合のみ!)

・質問や問題がある場合は、PDFの手順もご覧ください。トラブルシューティングのセクション全体があり、ファームウェアの更新について段階的に説明されています。

 

◻️問題を報告する方法:

ドライバーまたはファームウェアの問題を報告する場合は、クロスチェックを行ってください。

ドライバーとFWを別々に更新して問題を特定し、ドライバーまたはファームウェアが原因かどうかを確認します。
どのドライバまたはファームウェアが問題を示しているか、問題を示さないドライバーまたはファームウェア問題の原因と思われるバージョンに戻った場合、問題を再現できるかどうかを確認します。
上記の質問から収集した回答と、次の情報を含む問題の簡単な説明を投稿してください。

 

ホイールベースモデル(製品ID):...
ステアリングホイールモデル(製品ID):....
ドライバーのバージョン:....
ベースFWバージョン:....
モーターFWバージョン:...
ホイールFWバージョン:....
FanaLabバージョン:....

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今回のファームウェアアップデートに関する情報は以上になります。

兼ねてから『ん?』って思う瞬間がちょこちょこあったりしてましたが、これらは後に再び修正パッチとして配布される事でしょう。Podium DDがリリースされてから暫くぶりのアップデートでしたが、まだ『BETA』扱いになってる事から、まだまだ不具合修正はありそうです。過去経緯振り返りましても、FANATECとしてはラインナップが増えているので、全てを網羅するファームウェアってなかなか難しいとは思います。しかし、いつかは統合したいと考えてる背景もありますので、完成されるその日まで既存のファームウェアを使い、楽しみましょう。

 

今回はこの辺で!

では!

アディオス!!( -`ω-)b💕

 

WRC公式ビデオゲーム/WRC9発売まであと1ヶ月!

(○・∀・)ノ マイド!!ジェネです。

 

WRC公式ビデオゲームWRC9のリリース日があと1ヶ月程となりました。前作WRC8では7より更に大きく進化を遂げて帰ってきました。今作、WRC9ではジャパンラリーも収録されてますのでワクワクもんです。

(*・ω・*)wkwk

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◻️今作はジャパンラリーも収録されてるぜ!

WRCシリーズと言えば、仮想のコースではなく、実際に車輌が疾走しているSSをリアル体験出来るのが特徴です。

実は先日、WRC 9プロデューサーのNaconとKylotonn Racingは、公式WRCビデオゲームシリーズの最新版に登場する3つの新しいSSの1つであるラリージャパンから最初の画像をリリースしました。

2011年以来のラリージャパンでの帰国です。11月のWRCシーズンのフィナーレを開催する、愛知県と岐阜県のスリル満点の山と森を楽しむことができます。

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WRC 9では従来の作品同様にWRC公式ライセンスを取得しているビデオゲームです。

本物のWRCドライバーと同様に、狭いアスファルト道路とアグレッシブなコーナーを備えた厳しいコースをマスターしながら、ドライバーの視界にも影響を与える緑豊かな環境を疾走出来ますゾ!

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WRC 9は、2020年9月3日にEpic Games StoreのPlayStation 4Xbox OneおよびPCでリリースされ、その後PlayStation 5、Xbox One Series XおよびNintendo Switchでリリースされる予定になっております。

 

◻️WRC認定コラボ商品はどうなった?

2020年はFANATECもWRCのサポートをしています。それを記念して、以前に報じたWRC認定のステアリングの断片的な画像を公開していました。

WRC9のリリース日があと1ヶ月しかなく、FANATECからリリースされるであろうステアリングがリリースされるのか否か?発売日はいつなのか?気になるところではあります。

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よく見るとボタンのレイアウトや握りの太さなど細かい点がオリジナルデザインになってますので、実際に触って試してみたいものです。

 

この辺の情報に関しては、何らかの進展が見られましたらお知らせしたいと思います。

 

 

今回はこの辺で!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕

Logicoolに新型ハンコン!?G923についての情報

(○・∀・)ノ マイド!!ジェネです。

 

実は数日前に海外でこんな情報があって、海外の一部の某所コミュニティで盛り上がってました。私もその一人であります(笑)

 

何とLogicoolから新型ハンコン登場か!?という話題です。モデルネームはG923 TRUE FORCE

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実はまだこの辺の詳細は公式でも謳っておりません。しかし、写真だけがフランスの某所で流出してました。

新型機種をリリースするタイミングとしては、今年の年末に掛けてリリースを予定しているXBOX seriesXやPlayStation5が予定されていますが、まさかのこのタイミングで!?と思わせるニュースでした。

正直な話、ガセネタかな?と思われましたが御覧の写真の様にちゃんと用意はされている訳で、あながちガセネタでも無さそうな雰囲気なんですよね。

 

モデルネームが3桁といえばXbox ONE/PC向け互換機のはず。そうG920です。

 

よーく見ると確かに現行機と違う点が!

 

◻️現行機種G920とG923

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ハンドル前面の24点選択ダイヤルと+/-ボタンが追加で備わっています。勘のいい方はもう気付いた方もいらっしゃると思いますが、PlayStation4互換機のG29と同じダイヤルと+-ボタンが備わっています。

何故か差別化で現行機種は省かれてる部分です。

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※こちらの写真はG29です。

 

◻️G29とG920

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こうやって並べて見ますと分かりますように、PlayStation4対応機種であるG29とXbox ONE対応機種であるG920では、後者の方が妙にサッパリして見える事がお分かりになるでしょう。

差別化という意味ではLogicoolに限らず、thrustmasterでも同じ様な事が言え、本体の方のボタンレイアウトも実は異なります。Logicoolで言えば、実装されてる部分に目に見えた偏りがあるとでも申しましょうか、ステアリング下部に備わるダイヤルとボタンが省かれていました。

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何故省かれていたか?

これは予想の範疇ですが、各々のメーカーとのライセンス契約も絡んでると思います。

 

◻️スペックはどうなの?

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現時点ではG923についての詳細なスペックは世界中探しても何処にもありません。

ツインモーター&ヘリカルギアで駆動しFFB(フォースフィードバック)を伝える構造である事は現行機種と全く同じであり、いつもながらトルクの数値に関しては公開されておりません。

海外では新しいFFB伝達システムなのではないか?という憶測も飛び交ってはいましたが、ご覧の通り基本設計は現行品のまんまなんですよね。

 

◻️デザインの比較

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PlayStation4互換機のG29をベースに、センタースポークに並ぶボタンはXBOXマークの丸ボタンのみ備わるスタイルです。

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ホイールベース本体のデザインも現行機種まんまなので単純に比較出来るのはダイヤルとボタン類の追加のみ。それ以外のスペックを含めて真新しいものが何も見当たらないという感想です。

 

◻️G923って何だ?

恐らくこの先リリスされるのか正直今のところ分かりません。それは先に触れました、XB1/PS4等のコンシュマーの次世代機のリリースが押し迫っているからです。

しかし、こんのコアな情報源ではありますが写真は用意されていた訳で、あながちガセという訳でも無さそうだ!というのが個人的な感想です。

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此方の3枚の流出写真とフランスの某ネットショップで既に販売するのをスタンバイしている販売ページを見てみましたが、リリース日は未定であるものの価格が掲載されているのを確認しております。しかし、海外のどのショッピングサイトを見ても載せていない事が殆どで、情報が少なく、本当に販売されるの?って思える程です。

 

◻️予想としてのG923

恐らく具体的な形としてプロトタイプ?ともとれる流出画像から見れる形。そして、もしかしたらPlayStation側とのライセンスの関係で、どうもその辺の縛りがあったとしたなら、それが解除されるとしたならば、ダイヤルと+-ボタンが実装されるという事もあながち考えられなくも無いです。

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この辺のパーツの在庫は現行機種用に大量にあるという情報もあるので、次世代コンシュマー機のリリース前か、その後の対応機種としての本体機能の統合も考えられなくは無いです。

メーカーとしてはFANATECみたいにマルチに使えるなら、わざわざ棲み分けて生産・管理する必要性も無いので、セキュリティ意外の部分での「統合」が出来るならそれに越したことはありません。在庫を抱えるという事はコストも影響してきますから、メーカーによっては少なからず深刻な問題のひとつでもあるのです。

 

PCを主体としたプレイヤーは、そのボタン類の多さからPlayStation4対応機種であるG29を選ぶ人も居たりします。

最近のレースカテゴリーではボタン類の使用頻度が高く、ボタンの割り当てが多く出来ることはハンコンユーザーにとってはアドバンテージになります。

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従来機のG920のボタン類の少なさに不満をもっているかも知れない部分があるとしたなら、それ等が解消される訳で、ボタン類の選択肢が増えるという事は、わざわざキーボードやパットに割り当てる必要性も無くなる訳ですからドライビングに集中出来ますものね!

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さて、実際にリリースされるのか否かはこの先分かりません。それは、後に控えてます新型次世代機であるXBOXとPlayStation5コンシュマーとの互換の問題もあるからです。今のところハンコンの新型機種に関しては、Logicoolやthrustmasterを含めて何も情報としては出てきておりません。

現時点での私の予想の範疇ですが、もう8月になるこのタイミングで、遅くとも12月までに登場するであろうコンシュマー次世代機がありますが、特に何も出て来てないところを見ると「互換」に関してはファームウェアのアップデートで互換の問題を解消される可能性はあると思っています。

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2019年末にFANATECもPodium DDをリリースしてきました。コンシュマー次世代機のリリースが1年とちょっとしか無いのにです!これは、プログラムの書き換えだけで新型機種との互換性が得られるという可能性も無くは無い話だと思います。

 

飽くまでも予想の範疇ですので、いざ蓋を開けてみないと分からないというのが正直なところですが、このタイミングで何も出てこないところを見ると、あながち予想は外れてもいないかもです(笑)

 

しかし、Logicoolもthrustmasterも現行機種は既に4年を超えてますので、遅かれ早かれいつかは新型機種は出てくるとは思います。コンシュマー機種も進化を遂げておりますので、それに追従する形で、より豊かで、より高性能な新型ハンコンの登場は待ち望んでるユーザーにとっては、まだか?と思ってらっしゃる方も居るのでは無いかと思います。

 

しかし、購入するとなるとやはり価格は気になるところでありますので、決して安い買い物ではありません。FANATECの様に明確な価格で売られる事の少ないLogicoolやthrustmasterは日本で買うにも価格変動が大きく、所謂「買い時」が判断し難いところではあります。適正価格に近しい「底値」のときに買うのが一番望ましいですが、在庫が品薄の時は法外な値段で取引されてしまうのが、この両社の製品です。

 

さて、今回のLogicool=Logitec G923。本当に出るのか出ないのか分かりませんが、何かしら情報がありましたらブログに掲載したいと思います。

 

今回はこの辺で!では!

アディオス!!( -`ω-)b💕

XB1/PS4版ASSETTO CORSA COMPETIZIONEのプライベートサーバーが使える様になったゾ!(仮)

(○・∀・)ノ マイド!!ジェネです。

 

Xbox ONEPlayStation4コンソールのASSETTO CORSA COMPETIZIONEに、いよいよプライベートサーバーが立てられるようになりました!

が、しかし……

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現時点ではASSETTO CORSA COMPETIZIONEのNitradoサーバーが現在もセットアップ中のため、一時的な措置として、G-Portalを使用するスタイルのようです。(※スロット事に少し課金します)

 

この記事のタイトル語尾に(仮)と記しているのは、公式のサーバーが準備中との事もあり、ASSETTO CORSA COMPETIZIONEのNitradoサーバーが正式に運営し始めたなら、プライベートサーバーの扱い方も変わってしまうことを懸念して仮タイトルとさせて頂きました。

 

この情報は** 2020年7月28日お知らせ:Assetto Corsa Competizioneでコンソールプライベートサーバーをホストするにはどうしたら良いですか?という505GAMES公式HPに掲載されています。

 

⚫プライベートサーバーのセットアップ:始める前に

 

◻️Xbox One

Xbox Oneゲームのすべてのサーバーは、各プロバイダーがXboxまたはMicrosoft Storeにあるアプリを介して購入/レンタルする必要があります。 始める前に、無料のG-PortalまたはNitradoアプリをインストールし、アカウントを作成してから、そのアプリを介してプライベートサーバーを購入/レンタルしてください。

G-Portalの場合、Xbox Oneで「G-Portal」を検索するか、次のMicrosoft Storeリンクに直接アクセスして、アプリを見つけることができます:

https://www.microsoft.com/en-us/p/gportal -game-servers / 9nm39brp1dd2?rtc = 1&activetab = pivot:overviewtab

 

注:アプリ内から新しいアカウントを登録する必要があります。 このアカウントは、G-PortalのWebサイトで作成されたアカウントとは別のものです。 ただし、同じメールアドレスを使用する場合は、Xbox Oneアプリ内からだけでなく、Webサイト経由でもXbox Oneサーバーを管理できます。
Nitradoの場合も同様のプロセスです。Xboxで「Nitrado」を検索するか、次のMicrosoft Storeリンクからアプリを入手してください。

https://www.microsoft.com/en-us/p/nitrado/9p2cpmvcw0lx?activetab = pivot :overviewtab

 

注:Nitrado Webサイトで作成したアカウントと同じアカウントを使用でき、Nitrado Xbox Oneアプリ、Nitradoモバイルアプリ、またはNitrado Webサイトを介してサーバーを管理できます。


◻️プレイステーション4:

PS4の場合は、パートナーの1つにアクセスするだけです。

EUおよびロシアを拠点とするサーバー向けのG-Portal.com。
世界の他の地域に拠点を置くサーバー用のG-Portal.us。
Nitrado.netは、世界中のどこに拠点を置くサーバーにも対応しています。
ここに、Assetto Corsa CompetizioneのG-Portalを使用したPS4のプライベートサーバーページへの直接リンクがあります。

https://www.g-portal.com/acc-ps4

 

以下は、Nitradoを使用したPS4用のAssetto Corsa Competizioneのプライベートサーバーページへの直接リンクです。

https://server.nitrado.net

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※Par Slot ¥48(日本円)掛かります。


◻️プライベートサーバーホストのセットアップ

プライベートサーバーはパスワードで保護されており、サーバー名の前に南京錠のアイコンが付いています。 サーバーホストは、プライベートサーバーホストページを介してより複雑な設定を行うことができます。 プライベートサーバーに参加したい場合は、参加する前にそこに適用されるルールを確認してください。

 

◻️クイックスタートガイド:

上記のプロセスとリンクを使用して、G-PortalまたはNitradoでアカウントを作成します。
Assetto Corsa Competizione Consoleサーバーを選択します。
[製品]ヘッダーの下で、[ゲームサーバー]を選択し、次にAssetto Corsa Competizione PS4またはXB1を選択します。
サーバーが許可/購入されたら、[マイサーバー]> [基本設定]に移動します。
サーバー名、最大カースロット、トラック、パスワードを選択します。
プライベートサーバーを起動してください!
プライベートサーバーのステータスは、ステータスヘッダーでいつでも確認できます。

Assetto Corsa Competizioneのプライベートサーバー管理に関する詳細な手順(利用可能なすべての構成ファイルの編集ガイドを含む)については、以下のリンク先のドキュメントをダウンロードして読んでください。


マニュアルは、20200728 ACCプライベートサーバーのガイド(コンソール).docx、30 KBの英文マニュアルがダウンロード可能です。

 

 

以上、プライベートサーバーに関する速報でした!

 

また何か進展がありましたらお知らせしたいと思っております。

 

では!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕

スタイリッシュ&高性能&超高級なペダル WAVE ITALY/WAVE IMPETUS SIM Pedal Pro

(○・∀・)ノ マイド!!ジェネです。

 

今回の御紹介はイタリア発WAVE ITALYからリリースされてる高級SIMペダルユニット「WAVE IMPETUS SIM Pedal Pro」になります。

日本では一般の人には聞き慣れないブランドですが、超高級レーシングSIM用のステアリングやペダルをリリースしているブランドなんです。

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ペダルは、オプションのブラケットで吊り下げ式にもなります。ですがデカい!(笑)

コックピットの足場のクリアランスが無いと置けないモノもあるかと思います。

 

◻️特徴

高精度の工作機械で機械加工され、優れた信頼性、堅牢性、耐久性を確保するためにストレステストを実施してます。ブレーキは、最大200 kgの操作圧力と最大100 kgのペダル力(セクターで最大)を可能にし、究極のパフォーマンスと強いエモーション(感情)を実現します。

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各モジュールのベースとペダル本体は、陽極酸化アルミニウムで全体が作られているため、動きの精度が高く、信頼性が高く、快適な運転が可能です。陽極酸化アルミニウムの一部のパーツに異なる色(5色から選べます)を使用する事が可能です。

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洗練されたデザインと素材の品質により、Wave Impetusは機械的および電子的な宝石であり、コントローラーの美学とパフォーマンスを忠実に再現しています。

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◻️調整箇所について

人間工学に基づいて設計されており、あらゆる部分も細かく調整が可能となっています。
・ペダルステムの傾きとペダルプレートの位置は、あらゆるニーズに合わせて設定できます。
・ペダル間の距離を簡単に調整。
・ブレーキ力/変位曲線を完全にカスタマイズする機能。
・調節可能なサポートベース。
・ペダルサポート(付属)を使用すると、シミュレーションプラットフォームにインストールできます。
・ヒールパッドの位置は、ヒールの位置を調整し、人間工学に基づいて脚/足首の角度を調整できます。
・ペダルの性能、力の調整も可能。

 

 

➡アクセルペダル

・アクセルに加えられる操作力は、最も柔らかいものから最も硬いものまで、10の異なる値で調整可能です。
・ペダル力のプリロードは2つの位置で調整可能。
・プロフェッショナルな回転センサー、500万サイクル、0.1°の分解能
・2ポジションのペダル角度:「細かい」調整:ねじ付きストラットによるペダル位置のマイクロメトリック設定。
・メカニカルリミットスイッチで調整可能な最大25°のペダルストローク
・Leo Bodnarの電子機器とWaveのカスタマイズ。

 

➡ブレーキペダル

・フィードバックは、プロのドライバーのドライビングセンセーションを忠実に再現するために、実車のテレメトリックカーブで特徴付けられました。特許取得済みのシステムのおかげで、標準の内部モジュールをWave Italyが提供するモジュールに置き換えることで、ブレーキペダルのフィードバックを変更し、道路、GT、またはフォーミュラカーのフィードバックを取得したり、好みに合わせてカスタマイズしたりできます。
・プロフェッショナルロードセルを装備したブレーキは、最大200 kgの操作圧力と最大100 kgのペダル力を可能にします。これはセクターで最大です。

 

クラッチペダル

クラッチに加えられる操作力は14の異なる値に調整でき、また、カム効果によってクラッチディスクスプリングパックのリリースをシミュレートできます(さまざまなセットアップでソフトからスティッフに設定)。
・2ポジションで調整可能なペダル力プリロード
プロフェッショナルな回転センサー、500万サイクル、0.1°の分解能
・2ポジションのペダル角度
「微調整」:ねじ式ストラットを介したペダル位置の12.5°のマイクロメトリック設定。
・メカニカルリミットスイッチで調整可能な最大25°のペダルストローク

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ペダルは、製品の人間工学的特性を強化するしっかりとしたサポートベースに取り付ける必要があります。提供されたベース上にガイドが設定されていますが、ライダーの快適性に応じてカスタマイズできる距離でペダルを配置できるようになっています。また、ベース自体の傾きを調整して走行位置を最適化することも可能です。

ベースサポートはアルミ製ベースで構成され、関連するペダルサポートはスチール製です。

 

◻️サポートベースはオプションとして2種類用意

・IMOLAレイアウト

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イモラレイアウトは吊り下げ式用のサポートベースです。

 

・MONZAレイアウト

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モンツァレイアウトはベースを底上げして更なる微調整を可能にするサポートベースです。

各々、お値段が違います。

 

◻️注意点として

このペダルユニットの重量は10kgほどあります。強力なブレーキペダル性能と相まって簡易的なコックピットに据え付けるには強度が要ります。

推薦環境はアルミフレーム又は強固なスチール製コックピットになると思います。撓むとコックピットを破損するばかりか操作に対する正確性に欠けてしまう可能性があるからです。

 

レーシングSIMを嗜むには贅沢な逸品ですが、世界にはいろいろな高級レーシングペダルがあります。その質感に一度触れてしまうと沼っていく訳ですが(笑)

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Heusinkveldなど既にユーザーになっておられる方は、その価格帯でも実車感を感じる素晴らしいタッチ感を実感されている筈です。

 

本物で高級志向ならWAVE ITALY以外にも、ALKENTECH AKT-HY HYDRAULIC SIM RACING PEDALSとか、もっともっと沢山の優れたペタルユニットは存在します。

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一般の人からは理解し難い投資の仕方と捉えられたりしますが、よりレーシーに、より本物志向に、商業用途や、自宅で気軽に嗜められるレーシングSIMにこれ等を採用しようと思えば可能です。

貴方だけの拘りの逸品に出会えると良いですね!

 

 

今回はWAVE ITALYのペダルユニットの紹介でした。

次回はまだ未定ですが、その内、また記事にするかも知れません(笑)

 

 

それでは!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕

PS4/XB1版 アップデートVer1.03 /ASSETTO CORSA COMPETIZIONE

(○・∀・)ノ マイド!!ジェネシスです。

 

2020年7月23日の現地時間にASSETTO CORSA COMPETIZIONEの修正パッチ、バージョン1.03がPS4およびXbox Oneで利用可能になりました。

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公式のACCアップデート1.03パッチノートによると、最新のAssetto Corsa Competizioneアップデートにはプライベートロビーとさまざまなバグ修正が追加されています。

これとは別に、ACC 1.03では安定性とパフォーマンスが向上しています。

最近、さまざまなゲームプレイの変更とバグ修正を追加したアップデートがリリースされました。残念ながら、多くのプレイヤーはゲームをプレイしようとしたときにいくつかの問題を経験していました。

リリースされたASSETTO CORSA COMPETIZIONE / PS4バージョン1.03では、これらの問題のいくつかが修正されます。

 

◻️ACCアップデート1.03の新機能
特徴:

プライベートロビー

 

一般:

・レース中のサインインとサインアウトのクラッシュの修正。
・特別なイベントでネットワークから切断するときの問題を表示するネットワークメッセージが解決されました。
・ゲーム内評価のローカリゼーション修正
・コントロールおよびバインドメニュー内に表示されるキーに使用される不適切な用語
・PROモデル(PS4 ProおよびXbox One X)のパフォーマンスの向上

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周辺機器:

・ユーザーにホイールのファームウェアを更新するように促すUI警告画面
・多くのホイール内の接続と安定性の修正
・コンソールでのより適切な感触のための強制フィードバックの変更
・「Steer Linearity」オプション内の修正
・「ロードエフェクト」はフォースフィードバックに影響するようになりました。
・キーボードでアクセスできる特定のビューを停止しました。
・さまざまなパフォーマンスと安定性の改善。
・マイナーレガシーカメラの位置の修正
・その他のマイナーなバグ修正。

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PlayStation 4Xbox Oneで無料のACCパッチ1.03をダウンロードしてください。

 

いよいよプライベートロビーが実装されました。しかし、まだ様々な不具合は出てくると思います。都度修正パッチが配布されるでしょうから、徐々にそれ等は無くなっていくでしょう。

※注意)先程チェックしたところ、個人でのプライベートロビーはまだ建てれません。まだ準備中の可能性があります!

 

ホイールの使用感や、それ等に関連するフィーリングの不具合(FFBなど)も幾らか修正入ってるみたいです。しかし、まだまだ潜んでる不具合に関しては、各々のユーザーから寄せられた情報により各メーカーと協議しながら継続的な改善に取り組んで行くものと思います。

 

今回は公式からのアップデートを和訳してのお知らせでした。

 

それでは!また!

アディオス!!( -`ω-)b

 

魅力的なTURNブランドステアリング/機能美溢れてるゾ!

(○・∀・)ノ マイド!!ジェネです。

 

今回はステアリングブランドである「TURN」に触れていきたいと思います。勿論、わたしも愛用者の1人です。

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TURNって何!?と思われる方も居らっしゃると思います。レーシングの世界においてはTURNブランドをこよなく愛する人は沢山居ます。この独特のフォルムと握った時のグリップ感など個人的にはすごく気に入っているステアリングの内の1本です。

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◻️TURNの経営理念

一言でターンを説明する。情熱。私たちを駆り立てるのはモータースポーツ、エンジニアリング、美しさ、そしてデザインへの情熱であり、私たちがレースを駆り立てていると感じているものです。

ターンはガレージから何もないところから構築され、ハイエンドのシミュレーションレーシングハードウェアを設計および開発しました。

ターンのビジョンは、現実世界のレースからシミュレーションレースまでの現実を融合するエコシステムを構築することです。

(引用 和訳)

 

◻️レーシングシーンでも御目見えするTURN

ご存知な方も居らっしゃると思いますが、このデザインに見覚えはないだろうか?

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コチラもTURNが手掛けたデザインのステアリングになります。リアルなレーシングシーンやレーシングSIM分野において、彼らの機能美的なデザインは愛されています。

勿論、カスタムデザインされたステアリングは高価ですが、その質感は納得いく出来映えだと思います。

TURNのホームページに新しいデザインのステアリングが載ると即完売します。本数はそれ程作ってはいないのだと思いますが、値段的に見て、それが魅力に映ったなら、所有したくなる衝動に狩られてしまうのは不思議です。

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◻️TURNユーザーとして

かく言う私もユーザーの1人では御座いますが、一時はFANATECホイールベース用にと使いましたが、今ではSIMEXPERIENCE AccuForce Pro V2用に使っています。

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(※写真は一時、Podium HUBに組み合わせたもの)

 

両方のブランドに兼用に使うには、ステアリングが増え続けてしまうのでほどほどに💦(笑)

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(※コチラは以前にカーボンパネルを切ってAccuForceに組み合わせたもの。今はデフォのベースに組み合わせてます)

 

◻️スタンダードモデルも抜群にいいゾ

先に触れたカスタムされたステアリングには販売される本数には限りがあります。即完売するんですけどね💦(笑)

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スタンダードモデルは誰でも其れを欲するならユーザーになれます。値段はそれでもソコソコしますが、この独特なフォルムと、シンプルでありながらグリップ感も納得のいく一本です。見た目ほど重くはありませんし、やはり重量という部分においても考えられた今時のガングリップデザインなのではないでしょうか。

(※写真は商品到着時に撮影したものです)

 

◻️手元に届くまでそれなりに待ちます

即納モデルは無いので、基本的に発注してから納期までのリードタイムは結構待ちます。4週間~8週間くらいでしょうか。値段的にはオプションとかいろいろ関係してきますが、スタンダードモデルでも送料やtax込むと4万円強ほどします。

 

私個人用のステアリング以外にもお客さんからリクエストされた時にも発注はしてますので、納期的には大体それ位は普通に掛かりますね。受注オーダーでハンドメイドで1本1本作るからだと思いますが。

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ステアリングの先の部分まで丁寧に糸で縫われているのでスウェードでも丈夫に出来ています。溶剤臭が若干匂いますが、貼り付けた接着剤の残溶臭ですが、時間の経過とともに無くなります。

神経質な方には気になるかもですが、海外製品ではありがちな微妙なスレ傷とかあったりします。そこは仕方ない部分ではあります。

 

オプションはそれなりに細かく選択出来ますが、ボススペーサーなどは今時普通になってきてる3Dプリンターで成形されていたりします。そういった細かい物を追加オーダーすると更に納期が遅くなりますね。ネジ1本ずつでも長さが事なるオーダーが可能です。

 

◻️カスタムパーツやデータも

今時流行りのTURNブランドのマグネティックパドルシフトや、ステアリングそのもののデザインもCADデータとして販売しています。

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3Dプリンターを所有するユーザーさんなら自作でオリジナルステアリングをデザインする事も可能です。実は私も入っていますが彼等TURNのdiscord内でも、ユーザーさんが各々に自作されたものや、TURNスタッフが手掛けたデザインのステアリングなどの写真をシェアし合っていたりします。結構ヒントになるかもですよ!(笑)

 

◻️ユーザーへのさり気無い気配りと感謝の気持ち

実は購入してから暫くして、TURNからMailが来ます。勿論、購入した製品に関しての情報のフィードバックも兼ねてますが。一人一人の意見やコメントが、彼らの後の製品品質に活かされていくのです。

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「サポートありがとうございます。 ターンレーシングは長い間私の夢でした。私がこれを続けることができるのは、あなたのような素晴らしい愛好家のおかげです。トラックでお会いしましょう!」

「私達が続けてこれるのは、製品を購入してくれるユーザー様の支えが有るからです。(和訳)」と文中にメッセージが添えられています。

 

さて、今回はTURNステアリングの話を掲載しましたが如何だったでしょうか。

リードタイムなど気長に待てるならコレを所有する喜びを感じられる事でしょう。

 

 

それでは!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕

SIM機器類 輸入代行を初めてから、もう半年強程になりますが実はいろいろやってます(笑)

(○・∀・)ノ マイド!!ジェネです。

 

私個人では海外の経験もあってか異国とのコミュニケーションには抵抗感はありません。しかし、誰しもがそんな経験をしている訳では無いのでオールマイティは難しいのです。

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◻️リアルSIMとの出会いからFANATECを扱うまで

日本から遠く離れたAmericaという地で、仕事の関係で、とある企業のCEOさんとお友達感覚で付き合う様になりました。そのCEOさんが、大の車好きと相まって自宅に贅沢なレーシングシュミレーター環境が整っている自宅に遊びに行った際に体験したのがレーシングシュミレーター。

イタリア系アメリカ人の彼はラテン系のノリで気軽に誘ってくれたのを覚えています(笑)

そして彼の愛車はFerrariエンジンが搭載されたマセラティ~♪ずっとソコ自慢してましたね(笑)

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もう何年も前の事ですが、凄くあの当時のインパクトを覚えています。

20代中盤頃から後半に掛けて海外率が多かった私はレーシングシュミレーターを嗜む時間も余り無かった人でした。ましてや、それを体験する前までは「レースゲーム」という意識でしかありませんでした。

学生の頃からリアルに没頭していた時期があった私は、所謂レースゲームってものは少々嗜むものの、インドアよりアウトドアで活発に活動する人であった為か、意外とゲームをプレイしている時間は余りありません。

本格的なレーシングシュミレーターというものを目にしてから、自分の中で「これ、スゲー!」と思う迄にはそう時間は掛かりませんでした。それからというもの、レーシングSIMに意識が芽生え、リアルでも仮想現実でも楽しみたい!と思えたのはこの時期でしたね。

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先ず体験したのはOSW(Simucube)やFANATECブランドのホイールベースに贅沢なコックピットと大画面(笑)

ホイールベースは気分に合わせて換えてます。

(本気度?(笑))

 

誰しもがこんな贅沢な環境でプレイ出来る訳ではありませんが、リアルを重んじてこその仕様だったのだと思います。

 

◻️帰国後のSIM環境への意識と取り扱うまでの経緯

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その体験を元に、日本に帰国してから先ずは自分のレーシングシュミレーター環境が欲しいと思い立ち、いろいろとリサーチしていたのを覚えています。

最初は簡易的なもので始まりましたが、実はこの時点で先の具体的な構想を考えていました。

 

以前にも記事として書きましたが、FANATECとうブランドは特にコンシュマー機対応機種の中でも高級な位置づけであり、しかも、PlayStation4対応機種の入手は非常に困難である事がこの当時に初めて知りました。Americaでは普通に入手出来るのに難儀やな!と……。

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自分でレーシングSIMを嗜める様になって、ちょっと落ち着いた頃に、普通、一般の人はどうしてるのだろう?と考え始めました。例えば、FANATECでコンシュマー対応機種が手に入らず困っている人は沢山居るんだろうな?と考え始めたのです。

リサーチしたところ入手出来ずに難儀している人は以外にも多く驚きましたね。

 

◻️確かに日本では買える……しかし価格や、いろいろと……

本の窓口で買えるものは普通に買えます!

しかし、PS4対応機種などはHPにすら載っていません。

 

いろいろとリサーチしていると、某ネットショップでも希少価値を付与し、所謂、適正価格でない価格帯で売られている事を知りました。仮に転送屋さんに依頼したとしても10%ほどのりますが、そこは手数料なので致し方ない所ではありますので良心価格だと思います。しかし、売りっばなしなので、仮に商品到着時に初期不良で訳も分からず「てんやわんや」する事も稀にあると思います(笑)

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特にシフターやハンドブレーキ、ペダル類の周辺機器には特に多く、今使われてるユーザーさんは所謂問題なかったという個体だと思います。結果論にはなりますが、言い方は変かも知れませんけど「たまたま良かった」可能性もあったりします。

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通常、高いもの=壊れにくいというイメージがある様です。既にFANATECユーザーになってる方でトラブルに見舞われた方なら経験しているかと思いますが壊れる時は壊れます。

 

例えるならば、有名どころの外車でも、納車日にいきなり壊れる……って時はあります。

それは他のブランドのハンコンであっても当然壊れますが、クレームや修理対応の窓口が日本語対応だったりするので所謂「楽ぅ」なんです。

 

しかし、そこで妥協してしまうとパワフルなユニットへのステップアップは厳しいかと!

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ホビーや電子部品を個人で取り扱った実績のある人なら個人の知り得る範疇で直してたりします。少なからずそういう経験のある友達が周りに何人か居たりしますが、こういう万が一のトラブルと付き合ってくというリスクも視野に入れないと!という同じ意識を持っていて笑った。

 

◻️FANATEC CSL elite for PlayStation4でも倍額程で売られている時期があった

御存知の方もいらっしゃるでしょうが1年程前までは倍額ほどで売られていたCSL for PlayStation4。コンシュマーでのプレイをメインとされている方々なら、この金額を見たらまさに「高嶺の花」と思われるでしょう。

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私の古い記事に具体的な現地での正規価格を掲載しました。勿論、それにはシップ運搬コストも関税代も入っていない素の状態の価格です。

ある意味、暴露話ではないですけど、その影響があってか今は国内での販売価格はガクンと下がり適正価格に近くなっています。

日本では普通に買えないCSL for PlayStation4だけに、転売屋さんや輸入販売代理店が少しだけ手間賃を載せてますが、価格的にお求めやすくなりました。

 

因みに以前、記事で報じたUS アマゾ〇での購入は当時は可能でしたが、実は出来ない状況となっています。詳細は分かりませんが、USの窓口では取り扱わない事になってますし、いつになっても状況は変わっておりません。

しかし、輸送コストを考えるなら今の日本の通販で買われても、今は価格帯が落ちてますので買いやすいですよね!なんてったって以前は倍でしたから(笑)

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ですので、私の方でも稀に海外から卸しますが、今は新型コロナウイルスの影響でシップ運搬コストは高騰しており、モノによっては値段的にはあまり大きな差はありません。

美品中古や稀に出る出物で未開封新品なんてものがあるので、私はそれを輸入しているケースが多いです。

実はこの辺の在庫はそこそこストックしておりましたがお陰様で6月までに全て吐けております。

提供させて頂いた機種で最も人気なのは、CSWとかではなく、CSL elite for PlayStation4が断トツに人気がありますね!

 

ぶっちゃけた話、ブログでこの辺の話をオープンにする以前には、個人的に噂を聞いて来られた方々で、相談があった方にはポチポチと提供していたりしました。

( -`ω-)b

 

◻️私に出来ることを始めたい

コンシュマー対応機種でありながら高価なFANATECブランドと言えど、やはり稀に出る初期不良や不具合があり、元々私がマシンのエンジニアも兼業しているので機械の扱いには慣れていますので。

勿論、自分で所有している機器類も不具合はあったりしましたが、交換された物の症状が再発し変わらなかったという事もあってか何だかタライ回しされたみたいで時間が勿体ない。

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そこで、自発的に不良箇所を直したり、何故そうなるのかを解析したり、組み立て直して適正化したり、設計上の不備があったりする所は自身でメンテナンスしておりました。高価なものでも壊れる時は壊れますから。

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しかし、一旦直してしまうとその後のメカニカルトラブルなどは一切なく、シフター等でも2年を経過しても尚、トラブルフリーで動いています。

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そこで、自分が提供するならメンテナンスした物をお渡ししたい。安心して使ってもらいたいという思いから、今は私の窓口では全てメンテナンスしたものを提供しています。

 

それはFANATECに限らずAccuForce ProやSimucube、Simagicなどのブランドも実は扱っては居ます。TwitterのDMや書き込みで、この辺の機種に関しても時々問い合わせは頂いてますね。

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メンテナンスもそうですが、無償奉仕とはいきませんので少し手数料として見積もりに加えてます。ケースバイケースですが組み合わせによっては某ネットショップで買うよりは安かったりするのでご予算が合えば依頼られるのも宜しいかと思います。

既に何人ものお客さんに提供しておりますが、皆さん満足されて安心して使って頂いてるみたいで、今のところ全てにおいてトラブルがあったとの報告は1件も来ておりません。

 

◻️故障修理もやっていたりします

実は私の窓口で製品を購入していないけど、現在所有してらっしゃるSIM機器類の故障修理相談は少なくありません。来る時は集中して来たりします。

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ご購入してから保証期間が終わっていたり、新品時に購入して暫く使わずに置いておいたモノが、いざ使おうと思ったら原因不明で不動だったり症状は様々です。そんなモノでも解体してメンテナンスする事で発見出来る不具合があったり、PCに接続しながらテストしたり、いろいろと不備を探しますので少し時間を要しますが……。

解体すると見た目だけで分かってしまう事も多いので、その方の使用感まで分かってしまいます(笑)

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高い買い物ですから、そこは長く使えるならばと思いましてこの様なサービスもやっております。

工賃は部品交換などがあればパーツ代も発生しますが、割と良心的なところで修理代は考えておりますのでご相談頂ければと思います。

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本業は普通にサラリーマンとしてエンジニアをしておりますので、この辺のSIM機器類を扱う事業は副業と言うか手助け的な奉仕の心でやっておりますので多くは承れません。数はこなせませんが1台1台キッチリと仕上げております。その旨ご了承下さい。

 

◻️リアルを感じられるモーションSIM事業

リアルモーションSIM事業は、法人としての窓口をしておりますので、協賛している「Drive and Flight」は一般企業の様にやっております。

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〇Axis(軸)リアルモーションSIMって高嶺の花と思われますでしょうが、そこは海外の魅力的なシステムを輸入し、アフターフォローもしていますので気になる方は是非。4軸~+回転軸を実装したシステムもあります。取り扱いブランドについては少し前のブログ記事を参考にして頂ければと思います。国内での製品に比べるとビックリする価格ではなかったりするので(笑)

海外にはいい製品はゴロゴロあります。

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モーションではなく、動きはしない一般的なSIMシステムも全くやっていなくは無く、扱う数は少なかれど一応やっております。PC、SIM機材、コックピットなど。

御相談下さい。

( -`ω-)b

 

 

それでは!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕

スラストマスター ジャンク扱いペダルキット補修編/レストアで復活させるゾ!の巻

(○・∀・)ノ マイド!!

あらゆる物を扱っているジェネです(笑)

 

今回は、ジャンク扱い相当のスラストマスターペダルユニットのジャンク扱いレベルの補修が必要なペダルを延命させるという事でレストアしてしまおう!という企画です。

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写真はスラストマスターT300の2ペダルユニットです。構造は類似グレードなら3ペダルでも基本構造は同じなので、同じ補修が可能です。

では、やっていきましょう♪

 

◻️スチール製ペダルの錆取り

スラストマスターに限らず、ペダルはスチール製が多いです。軽量で剛性が高く、加工しやすいのでコストも安く済みますので、多くのブランドがこれを採用しています。

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写真のペダルは土足で使われた物もありますが、部屋の湿度が比較的高い時も錆が発生し易いです。靴底に付着していた砂や塵などが、ペダルの表面にゴリゴリとヤスリの様に傷を付けることで、サビの原因となる不純物が細かい擦り傷に刷り込まれ、それが錆の原因にもなったりします。

部屋の中でもレーシングシューズ等履いてると、床のゴミや硬度の高い塵等が原因で同じ様な現象が起こることがあります。それらは高倍率スコープなどで観察すると細かい砂の様なものでもあったりしますから、激しいペダルワークをしている内に同じ様になってしまうケースも少なくは有りません。素足も同様に、汗には塩分が含まれますので、遅かれ早かれ錆の発生は0では無いと思います。

 

今回、錆取りにはサンドブラストを用いました。物体に当てる粒子はダメージの少ないガラス粉末を使用しました。一般家庭では先ず無い代物ですが、研磨粒子を高圧空気にのせて、その粉末を噴射する原理の装置です。今回は表面の擦り傷が深かったのでコチラを使いました。

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スラストマスターロゴは予めマスキングテープで保護しておきましたので、ご覧の通り仕上がりは綺麗です。

 

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実は最も簡単な錆取り方法として、ペダル表面の錆びた部分にポピュラーな木工用ボンドを使うと綺麗に錆を剥がす事が出来ます。一般の方ならコレが一番簡単な方法です。

(๑•̀ㅁ•́ฅ✨

 

木工用ボンドの主成分は酢酸ビニルです。エマルジョンの様に滑らかでヌルヌルとしておりますが、コレが錆の細かい部分にまで噛みこみます。乾いた後にゆっくりと剥がしてあげることで綺麗に錆を取る事が出来ます。自転車やバイクには、私個人的にこの方法を使ってたりします(笑)

分かりやすい様に写真を貼ります。

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錆を取った後に表面のボコボコが出来る事がありますが、それは腐食した金属である錆が居なくなった事によるものなので、気になる様でしたら工業用カップブラシなどで表面研磨を軽くしてあげると仕上がりが更に違います。

鏡面仕上げ用のコンパウンドでシコシコと磨きあげるのもてですね(笑)

※メッキ処理してある場合はカップブラシは使用しないで下さい。

 

◻️ペダルユニットの底が何故か割れている!

御自身で所有しているハンコンのペダルの底部に亀裂が入ってたりしませんか?稀に新品でも開梱時に発覚したり、使っているうちに違和感を感じたなら同じ現象が発生していたりします。

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新品なのに底の部分に亀裂が入っててバキバキに割れていたり、中古のハンコンを買われた際には同じ様に隆起した症状が出ていたりします。

この原因はペダルを分解すると分かります。

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お分かりいただけただろうか……(笑)

 

撮影用にちゃんと見易くするために全バラで掃除をしております。

 

ペダルの戻しバネがプラの底の部分を「点」で押されている事が分かります。面圧と点圧では掛かる力の差は全然違います。例えば、手のひらで板を押すのと、指先で押すことでは一点への力の掛かり具合いって全然違います。

これによってプラの底の部分に点圧でストレスが掛かり、そこから割れていく……というのが割れの原因なんです。

 

まぁ、これは設計上のミスです。

 

対策としては、このバネが当たるピンポイントの部分に2mm程度の金属パネル、又は余っている腹の広いワッシャー等を両面テープ等で貼り付けてあげるという方法で補修します。この対策により、これ以上の割れも発生しませんし、結果的にしっかりとした「戻し」が出来ているので、ペタルの感触は気持ちカチッとします。

 

因みにこのリバースバネはT150やT300RS等モデル毎に実装している個数が違います。T300RS以上は2個~。故に個数が多いと押される力も大きくなりますので、底部が押され、クラック=割れが発生します。

 

各ペダルのモデルで違うとか、製造時期が違うモデルはこの辺の設計上のミスがあったりします。

予め金属板が実装されている場合もありますので、付いてない箇所には補強してあげましょう。

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補強板の貼り付け作業がやり難い場合は、ペダル軸を固定している稼働ピンを外すのも手です。特に固定されてる訳では無いので、横からピンを押すとスライドしますので容易に外れます。

しかし、ここを外してしまうとセンサーの位置ズレが起きる場合がありますので注意が必要です。

※下に対策を記載しておきます。
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これはスラストマスター製ならどの類似モデルにも発生する可能性は高いので、この辺の対策がされているのか不安があれば予め対策してあげると良いかと思います。

 

◻️バラしたのは良いけど元に戻すには注意が必要

バラしてみたものの元通りにするには、ちょっと工夫が必要です。

今回は2ペダルですので、適度にペダルを手で押さえつけたままでカバーを被せます。被せたらカバーと底部を固定しつつネジ止めしていきます。しかし、締め過ぎるとネジ舐めしてしまうので注意が必要です。

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稀にセンサーの位置ズレを起こします。それはバラして組み直している時にセンサーの定位置からズレてしまってるのが原因です。

ペダル軸の稼働ピンを外した際にも起きたりする症状ですが、ここはPCを使うと便利です。

PCに接続し、お手持ちのハンコンモデルのドライバーを予めインストールしておきます。ユーティリティソフトウェアもあると良いですね。

スラストマスターのHPから検索を掛けると容易に探せます。

接続機器のプロパティ画面で、アクセルやブレーキの可動範囲がバーで表示されます。この可動範囲が適正値になっているのか確認してみて下さい。仮にズレてしまってる場合は、一度組み上げた本体をバラして、センサー検出位置をPCでモニタリングしながら探ります。適正値に入るまで場合によっては繰り返し作業になってしまいます。

ある程度、適正値に入ったら。ソフトウェアでファームウェアでアップデートとかしますと、位置がリセットされて適正値に戻ります。但し、この作業を行う前にペダルの適正値にある程度入れておかないと不具合が生じる可能性がありますので、この辺の作業は余り妥協しないで欲しいです。

正確なプレイ環境が出来てないと、プレイしている最中にも不安定感が付き纏います……。

頑張って!としか言い様がありませんが、上手く行けば一発で成功します。

 

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はい!これで綺麗な状態にレストア出来ました。

気持ちいいプレイは環境から整えたいものです。

不安感を抱えたままでは気分も乗りませんしね!

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この辺の作業に不安感を感じるなら、こういった作業が得意な方に頼んでみるというのも宜しいかと思います。

 

さて、今回の記事は如何だったでしょうか。

 

 

今回はこの辺で!

アディオス!!( -`ω-)b💕