GenesisPlanA’s diary(ジェネシスプランA・ダイアリー

主にシミュレーター関連に携わっています。世界的な範囲で扱った実績は多く、現在も複数台所有しています。日々の問い合わせが多く一問一答する側ら、掲載内容は検証・リサーチしたモノを含めて得られた情報など知的財産をオープンにしてます。レビュー等をTwitterやYouTubeなどの動画でも発信しています。現在は海外ブランド数社と友好関係にあり、技術的な面と、マニュアルの和訳にも携わってたりします。また、国内でも技術支援しています。此方の掲載内容は有効な情報を得たいと考える愛読者様への無償奉仕です。

軽さは武器だ!FANATEC CSL elite Steering wheel P1 軽量高剛性ステアリング

(○・∀・)ノ マイド!!ジェネシスです。

 

今回はステアリングについて触れていきたいと思います。

常に触れるであろうステアリング。握り心地やステアリングを切り込んだ感触などフィーリングをスポイルする部分が大半を占めると思います。これ、軽視されがちですがドライビングするには重要な部分ですよね。

 

さて、今回ピックアップするのはFANATEC CSL elite Steering wheel P1になります。

CSL elite for PlayStation4に標準装備する以外は、他のモデルに関してはステアリングはオプション扱いですが、本ステアリングはクイックリリースこそは実装してませんが、非常に軽量で質感もなかなか良い仕上がりになっています。

表面パネルとメインフレームは金属で、それ以外は強化樹脂の構成です。基本的にバンドとアレンキーで固定します。

f:id:GenesisPlanA:20200226080957j:image

 

◻️CSL elite Steering Wheel P1

このステアリングは3タイプあり、CSL elite for PlayStation4のグリップ部はフェルト、コチラのCSL elite Steering Wheel P1はスゥェード(梨地本革調)、もう1つは少し価格が安いWheel P1でグリップがエラストマーになっているものと存在します。

CSL elite for PlayStation4は、そのステアリングのライフが無くなったらどうするの?と思われがちですが、実はコチラのP1が普通に認識されますので、そのまま使えます。

f:id:GenesisPlanA:20200226081538j:image

日本のサイトではPC、Xbox ONE対応となっていますが、実はCSL elite for PlayStation4にも対応しております。

購入した箱にはXbox ONE色の色濃く出た箱に入っていますが、白いポンチョに包まれた状態で梱包されています。

f:id:GenesisPlanA:20200226081907j:image
f:id:GenesisPlanA:20200226081904j:image
f:id:GenesisPlanA:20200226081910j:image
f:id:GenesisPlanA:20200226081901j:image

握った質感はシットリとしており、自然な感じで手に馴染みます。スタンダードなステアリングでありながら質感は損なわれていません。糸の縫い目も赤いスティッチでさり気なくオシャレなアクセントになっています。

f:id:GenesisPlanA:20200226152826j:image

クイックリリースには対応していないのでアレンキー(六角ボルト)でしっかり固定する方式で本体に取り付けます。

価格は3万を切る価格(💰シップコスト・tax抜き)で売られています。気になるライフは前者のPlayStation4対応機種に実装されているものよりは材質が異なりますので遥かに長いと思います。

 

◻️軽さは武器だ!ソリッドな質感がダイレクトに感じられる

CSL elite Steering Wheel P1はエントリーモデルに見られがちですが、握り心地や軽さから来るFFBのソリッド且つインパクトのある情報伝達が好まれ、多くのユーザーが愛用しています。

 

実はPodium DDにも使えます。但し、固定する際には標準より長めのアレンキー(六角ボルト)を用意して御利用下さい。噛みが浅いとアレンキーがグラついて抜けるか、若しくはハマりません。

f:id:GenesisPlanA:20200226170407j:image
f:id:GenesisPlanA:20200226170410j:image

固定はしっかりと確実に行って下さい。故障の原因にもなります。

 

本ステアリングをPodium DDに装着すると「Low torque」に勝手に切り替わります。

 

CSL elite Steering Wheel P1のパドルは「ケックン♪ケックン♪」とした子気味良い感触も良いですね。マグネティックっぽい感触と、そして静音性の高い静かなパドル操作が出来ます。

その秘密は中身をバラしてみると分かるのですが、薄い甲鈑をピストンが押すとこで接点と触れ、押される事でスイッチが働き、節度感のある不快感のないパドルシフトが可能になっている訳です。

このクオリティならクイックリリース・ボス付けても良いんじゃないの?って個人的には思いますね。

※写真の黒いリングがクイックリリース・ボス

f:id:GenesisPlanA:20200226171212j:image

軽さから来るFFBのレスポンスと、ダイレクトなトルク感、キックバックの感触も強烈で、それを味わいたいユーザーはコイツの良さを知ってて購入されてるのではないでしょうか。海外のプレイヤーの中には、スゥェードレザーを違う色に変えてる人も居ます(笑)

f:id:GenesisPlanA:20200226172937j:image

ラインナップの内、一番ウエイトが重いBMW GT2レプリカだとFFBのソリッド感が緩和されてしまう傾向にあります。ガッツンとしたFFBを味わうならコレ一本!私もオススメです!

 

◻️故障?の際にもメンテが楽

先程触れましたシフト周りの反応が悪くなる事があるかと思います。もし、そうなったら、三本のスポーク背面にあるネジを3つ、表のネジ5本を全て外せば簡単に部分解体出来ます。

パドル部分にピストンが刺さってて、その先端にはラバーが着いています。薄い甲鈑を軽く押してみて節度感のあるケックンとした感じがありましたら、そこの部分は不具合ありません。甲鈑の部分を何度か軽く押して、表面を先程のピストン先端との両方をウェットティッシュを固く搾ったもので優しく丁寧に拭いてあげて下さい。それで直ったりもします。

※滅多にやる事はないとは思いますが(笑)

 

長年使用してるとステアリング上部にあるLED素子抜けが出ることが稀にあります。私も2年使った頃に出ました。

f:id:GenesisPlanA:20200226172108j:image

他のステアリングと換装する時に抜いたり差したりするものだから、接点不良を起こした可能性もあり、やはり長きに渡り使っていると、その部分に関して、いつかはLEDの寿命が来てしまいます。

視覚的な不具合なので性能面では影響はないところではありますが、いつかは交換という部分の目安のひとつとして考えてみては如何でしょうか。

 

 

今回はこの辺で!では!

アディオス!!( -`ω-)b💕