GenesisPlanA’s diary(ジェネシスプランA・ダイアリー

主にシミュレーター関連に携わっています。世界的な範囲で扱った実績は多く、現在も複数台所有しています。日々の問い合わせが多く一問一答する側ら、掲載内容は検証・リサーチしたモノを含めて得られた情報など知的財産をオープンにしてます。レビュー等をTwitterやYouTubeなどの動画でも発信しています。現在は海外ブランド数社と友好関係にあり、技術的な面と、マニュアルの和訳にも携わってたりします。また、国内でも技術支援しています。此方の掲載内容は有効な情報を得たいと考える愛読者様への無償奉仕です。

足の障害があってもレーシングSIMは楽しめる!そんなツールだゾ

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

だいぶ前に海外の映像で足の障害があってもレーシングSIMを嗜んでる御方の動画を観たことがあります。しかも女性です。

Facebookだったかな?

 

下半身不随なので、普段は車椅子に乗るんですが、車好きなこともあって特注の物々しいシステムをコックピットに据え付けてある環境でして、操作は所謂コラム型シーケンシャルシフトみたいな操作をしてらっしゃいました。

操作感は決して良くないとは思いますが、その楽しんでる姿から「何か純粋で良いな~」と思いました。

見た目や環境からそれなりに裕福なご家庭なのかな?コックピット環境は結構良いモノが揃っている感じでした。

(*'ω'*)......ん?

 

あれから1~2年程経っていますが、もっと手軽にレーシングSIM環境に使えるツール「ハンドコントローラー•シマー」というものを御紹介したいと思います。

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そのツールは手に添えて固定するのですが、アクセルとブレーキを親指を使ってトリガー操作するスタイルになります。少々慣れが必要ですが片手をステアリングから離さずとも、ステアリングを握ったままでそれ等を操作する事が出来るのでドライビングに集中出来ます。

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仮にDirect Driveホイールベースの様なトルクの太いモノでも、ある程度は選択肢として選べるといったメリットもあります。

 

こちらの商品は3D Rapというサイトで約75ユーロ(シップ運搬コストなど含まず)程で販売されております。

接続方法はUSBで、実は「左手用」「右手用」の選択肢がありますので、オーダーされる際にはどちらかを選択して購入する事になります。

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高級な特注機材では無いので比較的お買い求めしやすい価格帯で、この様なツールが販売されているのは素晴らしい事です。

 

楽しいレーシングSIMライフをエンジョイして下さい。

(* ̄▽ ̄)b

 

 

今回はこの様な紹介でした。

 

では!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕

さあ、来るゾ!ACC / 2020 GT WORLD CHALLENGE PACK DLC

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

ASSETTO CORSA COMPETIZIONEに追加実装される「2020 GT WORLD CHALLENGE PACK DLC」がいよいよ

(๑`ᗨ´๑)ڡ 来ーるー!!!

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◻️DLCの内容は以下に記載

•Autodromo Internazionale Enzo e Dino Ferrari - Imola

(エンツォとディノフェラーリ国際競馬場-イモラ)
フェラーリ488 GT3 EVO 2020
メルセデス-AMG GT3 Evo (2020)
• 60台以上の新車のリバリー
•全2020 GTワールドチャレンジドライバーとチームエントリー
• 2020年の新しいピレリ′′と′′彼らのモデル′′
• 2020 GTワールドチャレンジシーズン適応BoP

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GT World Challenge Pack DLCは、UIや性能向上に加え、AIアルゴリズムと物理学を向上させるV 1.6 PCアップデートも含まれています。

 

尚、このDLCPS4Xbox Oneで冬に発売される予定です。

 

KUNOSがこの作品を手掛けてから、当初の予定では今回のDLCパックがASSETTO CORSA COMPETIZIONEの最終章。

長きに渡るリアルとバーチャルの差を埋めるべく、都度、アップデートの度に調整され、今日まで来ました。

最初はBlancpain GT(ブランパン)で始まった訳ですが、翌年からはBlancpain GT series AsiaやInternational GTへとなり現在の形に至ります。

 

最初の発売が2018年9月です。もうそんなに経つのですね。今作ではリアルと連動する形でBoP修正やらリバリーを含めKUNOSが提供し続けてくれました。

レーシングSIMとしては他とは違う、新しい感覚で走る事に夢中になり、そして楽しめたと思います。

 

間もなく実装される追加DLC!楽しみですね!

 

 

今回はこの辺で!

アディオス!!( -`ω-)b💕

AUTO MOBILISTA2にニュルパックDLCが実装されましたゾ!

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

ここのところ、またレーシングSIMアップデート祭?が集中して来ます。何かと忙しくなってきた訳ですが、先日にブログ記事にしたAUTOMOBILISTA2(AMS2)にニュルブルクリンクパックDLCが課金ですが追加実装されました。

価格は1010円です!(Steam)

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24HrコースレイアウトはありませんがGPコースや人気のあるニュル北等、4コースが収録されております。

 

先ずはテスト走行してみました!

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元々グラフィックが綺麗なAMS2ですが、ニュルでも楽しい乗り味は健在でホント走ってて楽しい。

今回も使用したホイールベースはAccuForce Pro V2を使用していますが、他のホイールベース(Simucube2など)でも強烈なトルクバック感と豊かなインフォメーションがステアリングから伝わってきます。時には激しく突き上げる感じや、ジャンプスポットなどを含めて非常にトリッキー。

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グラフィックは細かい部分まで綺麗に描かれておりホント綺麗です。フレンドさんと混走してたのですが「ほんと綺麗ですね~」ってお互い言ってた位ですから(笑)

 

その他に時間帯を変えたり、天候変化を与えたり。

時には夕陽を拝みながら走ったり、晴天時には木漏れ日に当たりながらクルージングなんてのもアリです。

 

レインコンディションで「Storm」まで試して見ました。

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視覚的なのは水弾きや水しぶきの表現など重点的にチェックしましたが結構綺麗です。タイヤから巻き上がる水しぶきは前方視界を遮られるほどでしたが、それはリアルのレースでもあるシチュエーションで「前見えね~💦」なんて言いながらオーバーテイク合戦を繰り広げたり(笑)

「Storm」クラスになると横殴りな雨で視界が悪いのですが、前走者のテールランプが微かに見えたりするので目で捉えるのは容易です。f:id:GenesisPlanA:20201117083030j:image

気になる挙動ですが、少し高めのグリップ感がありますがそこは過剰なグリップ感は無いのであまり問題は無いと思います。気になったのは滑ってる時の感触ですね。

明らかにドライの時とは滑り方が違い、荷重移動を意図的にすればドリフトアングルにも持ち込める。

各コーナーをスライドさせたり、振り返しで連続コーナーを流しっぱなしで行けたりもします。

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ウェットレースに使ったのはランサーエボリューションですので流れ出しとしてはマイルドな挙動ですが、こういったレース車輌でも走らせると楽しいですよォ。

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個人的にも友達的にもお互いに非常に楽しく走れ、グラフィックも綺麗で視覚的にも良き。

 

路面からのインフォメーションはrFactor2などに比べるとソリッドな質感は少し薄いものの、乗る固体によっては個々でステアリングの重さやFFBのキックバック感、車体の挙動感も違うので、どれを乗っても楽しく走れると思います。

 

個人的には「買い」な追加DLCでした。

 

フレンドさんとワイワイやるのも良し。

黙々と走るのも良し。

時間帯の変更や、変更の変化など、そこそこ細かく設定出来ますので、気になる方は是非とも体験してみて下さい。

 

ただ、Direct Driveホイールベースはクラッシュ時の強烈なトルクが危険な時がありますので怪我などに注意して下さい。たしかにFFBを上げると超豊かな上方はモリモリと伝わってくるものの、クラッシュ時には非常に危険です。FFBトルク設定は程々にして、スピンやガードレール等への衝突が予測される際には無理せず身を守る行動をしましょう。

 

〖 速報!〗

アップデート v1.0.5.6でニュル24Hr耐久コースが追加実装来るみたいです🥺

 

 

今回はこの辺で!

アディオス!!( -`ω-)b💕

プチカスタムなコーディネートでガラリと変わるゾ

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

今回は簡単?なプチカスタムコーディネートで雰囲気がガラリと変わる一例を紹介したいと思います。

 

ハンダゴテを使いますので電装工事に不慣れな方は壊してしまう危険性があるので御注意下さい。そこは自己責任でお願いしたいと思っております。自信の無い人は電装工事に慣れた方にお願いするのも良きです!

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写真のソレが一例で、今回はAccuForce Pro V2にセットとして組まれているステアリングのボタンボックスの色を変えてみる事にします。

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元々、標準では赤いスティッチのステアリングとのトータルコーディネートで赤ボタンが組まれています。ステアリングを固定しているネジを外すと写真の様になっております。こちらがボタンボックスです。背面にはクイックリリースが着いていますが、表から全てネジを外す事でクイックリリースも外れます。クイックリリースを外すと背面パネルを固定しているネジ類を全て取ってしまえば中身が剥き出しになります(笑)

 

今回、御用意したのは、欠品していて、発注を掛けていたOMPのステアリングと、そのカラーリングに合わせて予め購入しておいたボタン類です。実はOMPのステアリングは発注してから2ヶ月も待ちました(笑)

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ボタンは10個で約1000円くらいです。しかし、予めテスターなどで不良品の有無を調べておきましょう。取り付けたあとで不良品だと後の祭りになってしまうのです........。

 

さて、作業を進めていきます。

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スペース的には少々狭いのですが、先ずは端子を保護している収縮チューブをラジオペンチなどで軽く摘んで優しく引くことでコレを脱いでいきます。収縮チューブを脱がせたら、剥き出しになった配線された端子に周り(ボディ)にハンダゴテが接触しないように速やかに熱して短時間で配線類を取り外していきます。

 

先ず、ボタンを取り付ける前に、コツとしては新たに購入したボタンの端子部を短時間で熱してハンダを予め軽く付着させておくのがオススメです。そうする事でスペースが狭い場所でもハンダとハンダゴテを入れる事無く配線工事が出来るからです。

ちなみにハンダゴテは安物を使わないこと。長時間熱してしまうと端子台が溶けてしまう恐れがあります。ホームセンターでも3000円ほどする位の価格帯で売られているハンダゴテならば短時間で熱する事が出来ますのでダメージは少なくて済みます。長時間ハンダゴテを当て続けると端子台がドロっと溶けてしまい不良を来す確率はグーーンと増してしまうのです!

 

ボタンはソケットレンチがスペースにギリギリ入るので、少し窮屈ですが、根気よくボタンを外して、新たに購入したボタンを換装していきます。固定のリングもしっかり取り付けましょう。

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予め端子に付着させておいたハンダ部分だけを短時間で熱してサッと速やかに配線を取り付けていきます。

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収縮チューブを履かせて端子部分を保護するのを忘れないで下さい。漏電の危険性がありますのでね。

換装したボタンは写真の様になります。

グッと印象変わりますよね!

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焦らず一つ一つ丁寧に取り付けていきます。急ぐと配線工事が雑になりがちなのです。後のトラブルを防ぐためにも丁寧に仕上げていきましょう。

 

配線類を取り付けたらボタンボックスを組み立てて、先の解体手順の逆で組み立てていきます。

AccuForceのボタンボックスは上部の部分は可動式である程度のステアリングに適合できる設計になってます。お好みのステアリングのカラーリングに仕立てあげてあげるのも宜しいでしょう。

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全て組み立てたら、さぁ、完成です!

今回は固定の皿ネジが間に合わなかったので、異なる規格の皿ネジを使って仮組みしておりますのでご了承下さい。勿論、後で入荷した際には規格の六角皿ネジに付け直します(笑)

 

因みにAccuForceに使う六角皿ネジの規格はM5で10mmと45mmです。

今やホームセンターやカー用品店でもこれらのネジ類は探すのは容易ではありません。ネットでもネジ専門通販サイトを御利用になられると良いでしょう。

 

私は個人的にOMPやTURNのステアリングを好みます。イメージカラーはイエローなので今回はコチラのカラーリングに仕立ててみました。

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他にもお好みのステアリングがあれば気分転換で雰囲気を変えてみるのも宜しいでしょう。

ステアリングは握り心地を含めてフィーリングが変わるとタイムにも影響が出たりするので軽視する事が出来ない要素があります。

 

標準で備わってるステアリングや、御自身でデザインするステアリングを含めて、お好みのカラーコーディネートにするだけでも気分は上がります(笑)

 

個人で電装工事にチャレンジされるのであれば、例え壊しても良いモノがあれば、それでお試しして慣れれいくのもひとつの方法です。慣れた人の手元を見てテクニックを学ぶのも良いでしょう。

 

今回は簡単ではありますがプチカスタムとして、ボタンボックスのカラーコーディネートを記事にしてみました。

(σ・ω・)σ

 

 

今回はこの辺で!

アディオス!!( -`ω-)b💕

相当に進化したAUTO MOBILISTA2~走るのがほんと楽しくなったゾ

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

最近はめっきり冷えてきましたね。

私事ではありますが、つい最近まで風邪を拗らせていましたので、あまりSIMれてませんでした。

しかし、ちょこちょこと検証はしてたりしますので、今回はそのうちの1つ。

AUTO MOBILISTA2(AMS2)をピックアップしたいと思います。

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実はこのAMS2。発売当初から持っていたのですが、車体の物理的な動きやロックし易いブレーキフィールも相まって余り好みではないとして残念ながら初期の頃からプレイはしていませんでした。かと言って初期投資で買った手前、アップデートの度にどう変わったのかはフィーリングの確認の為に少しはプレイしておりました。

 

発売されてから既に数ヶ月経ちましたが、漸く最近、大きく変わってきたので本格的に走り込んで見ることにしました。

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今回使用したハードはAccuForce Pro V2になります。実はこのホイールベースはDDにしては安価ですが性能がホント良くて、所有してるDD(ダイレクトドライブ)ホイールベースの中でもかなりなお気に入りの1台です。最近、ボタンボックスのボタンの色をステアリング(OMP)に合わせてカラーコーディネートしたのでコチラを使用してます。

 

◻️AMS2はどう変化してるのか

初代AMSはハンドリングや物理的な動きを含めて定評のあるSIMです。車輌こそはオリジナルが多く、ラインナップも少ないが、トラックレースなどキワモノ系レースや、フォーミュラカテゴリー、そして、カートも実装されており、実際にプレイされた方はお分かりだと思いますが凄く良かったんですよね。

それはこのSIMの本拠でもあるブラジルでも有名な話です。

その乗り味の良さからSIMレーサーに愛されて来たのですが、AMS2になってから変貌し過ぎてどこと無く疑問に感じるフィーリングになってしまっていました........。

発売前のβ版では「これはProject CARS2のクローンか?」と酷評を漏らす有名どころの海外SIMレーサーも何人か居ましたね。

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しかし、今や幾度となく修正を重ねて生まれ変わったAMS2!初代AMSの乗り味に近づけて来たのは並々ならぬ努力の形だと思います。

今どきのレーシングSIMみたいな細かく緻密なFFB情報は来ないものの、そこはForce gain Boostの数値を0に近づければタイヤ等からのインフォメーションが分かりやすくなりますし、使うホイールベースがDDなら尚更、表現が豊かに伝わるのでより一層面白く感じるのです。

初期頃のAMS2では表現し難くかった正確性の高い物理的な動きも大分忠実に再現出来てきてます。ブレーキフィールに関しては、使うハードによってはロックし易い傾向になる可能性はあるものの、グーンと大きく改善が見られ、ロードセルブレーキ等では細かい投力にブレーキが着いてくる様になってきました。テクニックを駆使して荷重移動を意図的に起こしてコーナーリングが比較的容易に出来るようになっているのです。

 

この大きな進化には驚きました。何だか走ってて楽しいのです!

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細かい違いについては、各車体毎にステアリングの重さやシフト操作時の味付け等、至る所がちょこちょこと変わっております。

車体がバンピーな動きをすれば、それに連動してステアリングも強烈に揺さぶられる。ブレーキングから前荷重が掛かった状態でのパドルシフト操作している瞬間もガツンとしたインフォメーションがステアリングから強烈に伝わってくるのです。

 

今や出来のいいレーシングSIMが多くなり、昔のSIMとは違ってリアリティが増してるのが当たり前な時代になってきました。久しぶりにAMS2をプレイして思ったのが単純に「楽しい」のです。

前後の荷重移動感を意識しながら走るのは初代AMSに精通する部分であり、形こそは多少異なれど、今や走ることが純粋に楽しめる貴重な1本になりつつあります。

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人気のあるGT3やGT4カテゴリーも実装されており、シーズンパスを買っていなくとも選択肢は大幅に増えています。ほんと1台1台が乗ってて楽しい。

ジネッタGT4でも、バコバコとくる強烈なインフォメーションを感じながらそれを操る楽しさ。車体デザインの忠実度は高く、そしてグラフィックも超綺麗!

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少し走って検証する程度で考えていたのですが、気がついたら200周を軽く超える程、熱中してました(笑)

Σ(゚д゚;)

 

また、AMS2の魅力は同時に改良されたMADエンジンもそうですが、実は簡単にプライベートマルチロビーを立てられるポイントも有難い機能です。

通常、PCでのSIMレースはサーバー管理者を立てるのがオードソックスなスタイルですが、AMS2は個人で簡単にそれが出来てしまうのです。Steamのフレンドさんでしたら簡単な操作で召集可能なんです。

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ソロでのレースでもAIは賢いので下手に当てて来たりしませんが、マルチロビーを立てて仲間でワイワイと楽しむならこの機能を使ってみて下さい。

d('∀'*)

 

さて、今回はAUTO MOBILISTA2の情報をお届けしましたが如何だったでしょうか?

初期頃に買っておいて積みゲーとして眠ってしまってるなら再び見直して楽しむのも手です。

まだ未体験な方はご興味がお有りでしたら是非とも試して頂ければと思います。

 

それでは!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕

Simexperience/AccuForce Pro V2の魅力(Direct Drive wheel)

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

今回はSimexperienceからリリースされているDirect Drive、AccuForce Pro V2の魅力について紹介していきたいと思います。

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メーカーHPではステアリング付きのReady to Run(レディー・トゥー・ラン)キットで$999という価格になっています。

※ペダルが既にあれば、環境に組み込む事で直ぐに始められる

 

因みに、DD(Direct Drive)はモーターその物が重いのでシップ運搬コストが少し価格に載りますので、個人で輸入される際には日本円で約13万位で手に入れられます。

 

一見、安いDDだからと見られがちですが、そこは侮るなかれ!本格的なDDです。

御存知の方もいらっしゃると思いますがSimexperienceはモーションシュミレーターを設計販売しているブランドなので造りはしっかりしているのです。体験された方は「おおっ!」って感じた方もいらっしゃると思います。

実際に私の所有しているAccuForce Pro V2を体験された友人からは驚きの声を聞いております。

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値段の割には期待を裏切るシャープでトルク感のあるFFB(フォースフィードバック)。お値段以上の性能に驚く事と思います。確かにハイエンドなDDとはFFB最大トルクはカタログスペックで保持トルク13Nmと低めになってますが、モリモリとしたしっかりとしたトルク感や、シャープやソリッドなFFBトルクの表現は、Simソフトに盛り込まれているFFB情報を忠実に再現してくれます。

最大トルク設定にすると16~17Nmクラスです。

※各メーカー、モーターの特性で体感的には数値より重く感じることがあるのです。

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ボディーは金属製のケースで覆われていますが、内部はサーボモーターが保護される形になっています。見た目小さいですが、工業用サーボモーターそのもので重量はそれなりにあります。実際に持った人は「重いっ!」って感じたと思います。

OSWとかのMiGEモーターより小さいですが、モーターは規格でいろいろありますので、出力や特性で形が違います。

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フロントパネルはドライカーボンを使っており、強度はしっかりと確保されています。左に見えるコネクタ差し込み口は、ステアリングに備わるボタンBOXのアクセスで、この形状に合うコネクターを採用すれば他社製や自身でカスタムしたステアリングも此方に接続すれば認識はしてくれます。または、ステアリングボタンBOXからUSBで直接PCに接続する使い方もアリです。

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標準で付属しているクイックリリースはオリジナルではなく、競技用のものとしても採用されているもので、写真に見えているカバーはクイックリリースを脱着し易い様に予め指を引っ掛ける為のリングが備わっています。

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クイックリリース部分はアルミの削り出しで、このクイックリリースを外せば他の規格のクイックリリースボスも取り付け可能です。

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SRMから販売されているFANATECステアリング変換キットを間に挟めば、FANATECステアリングを普通にクイックリリースで脱着可能にする事だって出来ますよ。

※変換キットのファームウェアは必ずインストールしてね!

※ホイールを変換キットで改造してしまうと、一つ一つのステアリングを改造しないといけませんので、クイックリリース側を改造する事で、CLUB SPORTのステアリングを購入して直ぐに御利用になれます。

 

ハイエンドDDのユーザーは時として、性能や質感の割には安価なFANATECホイールを流用する人が増えてきてますね。

 

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AccuForce Pro V2のモーターの特性をフルに活かすのは、この外部に備えるBOXとソフトウェアが肝です。モードは様々ありますが5パターン存在します。勿論、任意にFFBの質感をお好みで味付けする事もある程度可能です。

AccuForce Pro V2のモーター本体から伸びる太いケーブルは、此方のBOXに接続され、こちらのBOXからUSBケーブルを介してPCに接続するスタイルです。

 

仮に1番パワフルなハイトルクモードでASSETTO CORSAなどをプレイすると、そのモリモリとした強烈なFFBときめ細やかなフィールに驚かれる事でしょう。雑味がなく繊細なフィールは特に表現が豊かなラリーSIMをプレイされるとより実感出来ると思います。

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勿論、ASSETTO CORSA COMPETIZIONEなどでも細やかなFFBがアウトプット情報として反映されます。

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Ready to Runまたは別売で購入される際にAccuForce用として採用されているボタンボックスは写真の様になっています。ステアリングは他社の物も流用可能で、ボタンBOX上部は稼働しますので多くのステアリング形状に対応する事が出来ます。

私はOMPのステアリングも使用してます。

 

パドルは、今どき流行りのマグネティックこそは採用されていないものの、材質はドライカーボンでお好みでパドル時のストローク(パドリング範囲)を調整出来る機構になっています。個人的にはしっかりとしたパドル感があるので何も不満は感じられません。

手締めでネジを調整する事で任意に変えられます。

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各ボタンは一般的な規格のものですので作動やボタンの感触はまずまずです。標準ステアリングのセンターに備わるホーンボタンチックになっているものはSIM側でもボタン割り当てで変える事が出来ますが、通常はAccuForceのメニューをPC画面上で切り替えるためのボタンとして使えます。

ステアリングはアルカンタラで、赤い縫い目のスティッチで演出が添えられています。因みにステアリングは330φ径になります。

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◻️AccuForce Pro V2って実際どうなのよ?

気になるところだとは思いますが、個人的な主観での性能や質感を他社製Direct Driveと比較すると、同じ16BITレート帯のDDであれば、FANATEC Podiumよりも繊細で自然なトルク感を感じると思います。これは私個人で感じてる質感での感想です。

強力な低慣性モーターは13Nmの持続トルクを発生しますが、SIMによっては、かなりなトルク感を感じます。OSWのMiGEモーターでも17Nmも掛ければ片手で制御出来ない位のトルク感ですから必要にして十分であると思います。決してエントリーモデルとして見てはいけないモデルと私は思います。

突発的に来るキックバック感は時として危険です!

確かにDDとしては安価でリーズナブルな価格帯で売られていますが、コンシュマー機(家庭用ゲーム機)対応では無いので余計なライセンス費は掛かっておりません。故に余計なコストが載ってないという事も安さの理由であると思います。あと、工業用サーボモーターでも、世に出るサーボモーターの生産台数が多いとコストも薄まるという傾向もある事から、メーカーはその仕様を決めたのではないかと思います。

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似た様な価格帯で売られているSimagic M10が候補としてよく取り上げられていますが、此方はモーターがステッピングモーターというものを採用していますので質感も性能も実は違います。

分かりやすく説明しますと、DDではあるのですけれども、低域6Nm、中間8Nm、高域10Nmであり、ハンドリングはどちらかと言うと、ベルトドライブとダイレクトドライブの間の子みたいな質感で、ベルトドライブからの改質的なステップアップをお望みの人なら好むDrive Driveと言った方が分かりやすいかなと思います。ですが、此方も紛れも無いDDなんです。

 

これ(AccuForce Pro V2)より強力なDDが欲しい場合は上位機種か他社製の物をお求め下さい。

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ホイールベースをコックピットやデスクに固定する際には角度付けが必要な事があります。オプションで買える取り付けステーは角度調整機構が備わっていますので、ボルトを外してお好みで調整可能です。厚みは3mmもあるので、それなりに重量感はありますし、しっかりとした造りになっています。

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個人的には所有しているDDの中でもお気に入りの一台であり、使用感に関しては満足しています。

オンからラリーSIMまで幅広く楽しめるDDですし、細やかなフィールはほんと楽しい。

気分でステアリングを換えて使うのもありですし、人それぞれシチュエーションに合わせた楽しみ方はあると思います。

 

いろいろなSIMでも質感は変わらず良い!DDでいろいろなSIMやレースゲームやりますけど、「アレっ!?」って何だか違和感があるモノもありますが、AccuForce Pro V2はどれも余り違和感なく自然にこなせます。私自身、いろいろなモノをプレイしますが楽しめてます(笑)

不思議とどれも自然な質感で楽しめるんですよね。

 

コンシュマー機対応では無いけど、PCでしかやらないよ!というユーザーさんは検討の余地あり!な無視出来ないモデルなので安価で確かな質感のDDを検討中であれば是非!(笑)

 

因みになんですが、受注してからの生産なので、手に入れるまでのリードタイムが約2ヶ月ほど掛かります。製造され、性能テストを経てからの出荷なので、手間隙惜しまずで、Simexperienceは手堅くやってますね。

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出荷前チェックリストは担当2人で行われ、担当者署名の成績書が二枚着いてきます(笑)

 

 

さて、今回はこんな感じでAccuForce Pro V2の魅力について触れていきましたが如何だったでしょうか。

 

それでは!この辺で!

アディオス!!( -`ω-)b💕

ここのところDirect Driveでいろいろお試ししてます

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

実は、不眠症ショートスリーパーが災いしてか体調崩していたのでSIM出来なかったのですが、ここのところ少しずつ復調してきたので、ほぼ週毎に所有しているDD(Direct Drive)ホイールベースをコックピットに載せ替えて、再確認の意味でも体感データを取っています。

 

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FANATEC Podium DD、Simexperience AccuForce Pro V2、Simucube2Pro、OSW

 

今は現存している私の所有しているDDがこれになります。

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他にベルトドライブ機種もありますが、今回は敢えてDDで。

 

検証........それを思い立ったのはとあるラリーSIMをプレイしていて気になる事があったので、少しずつやれる範囲で体感的なフィールを含めてやり始めております。

 

今週はOSWに載せ替えました。

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OSWはちょっと他のホイールベースキットより物々しいのです(笑)

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USBケーブルを2本繋ぎます。

一昔前に流行ったキューブ型PC並に物々しい外付けBOX(笑)

 

ユーザさんなら御存知だと思いますが、MiGEモーターの部分は一見シンプルなんですがケーブルはご覧の通りゴツイです(笑)

 

SIMにもよりますがステアリング戻しの際に滑らかなのはSimucube2ですが、個人的にはこれ(OSW)が好きなんですよね。

 

得られた体感的なフィールやデータ(感想)は、場合によっては公表出来ないかも知れませんが、コミュニティ内では開示する事を検討しています。勿論、日々御付き合い頂いてる友達とは、この辺の感想などは私が言っているので存じてる訳ですが(笑)

(* ̄m ̄)プッ

 

そのうち気まぐれにブログで公開出来る情報があるかも知れませんので、その時はご覧頂ければと思っております。

m(*_ _)m

 

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そうそう!失速〇長さんからの依頼の意図的に遊びを具現化する特殊ボスも検証しないとね💡

DDに敢えて実際の箱車感を演出する為の「遊びを作る」ボスなんですが、ステアリングを固定する時にコレを一緒に固定します。

内部構造に関してはブッシュの硬さや、しなやかさが何処まで演出できるのかは今後の開発課題としてモデルチェンジする予定?(笑)

 

市販車ベースの箱車を好んでドリフトする人には面白いアイテムになるかも知れません(笑)

(* ̄m ̄)プッ

 

コチラに関しては失速〇長さんがそのうち動画にするかもですよ(笑)

 

 

今回はこの辺で!

アディオス!!( -`ω-)b💕

FANATEC/ CSL elite Pedalsのちょっとした改質カスタム

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

実は以前よりCSL elite Pedalsの「ロードセルペダルのスポンジの遊びを無くしたい」とか「フィーリング変えられない?」とか質問があったりしたので、その時に自分がやっている対策(案)を参考までに御紹介した事があります。

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最近ではコロナの影響かSIMレーサーが増えた事もありまして、FANATECの人口も増えたように思えます。そこで、価格の割には性能が良いCSL elite Pedalのユーザーさんも多いです。CSL elite Pedalsと言えばブレーキにロードセルが備わった高性能なペダルです。この価格で、この金属フルボディ且つ高剛性なペダルは他には類を見ません。

 

◻️ブレーキペダルのスポンジのストローク量を減らす

CSL elite Pedalsのロードセルブレーキは複数からなる硬度の異なるゴムMODがセットになったモデルです。ペダルタッチは個人的には好みです。ラリーSIMとかプレイする際には時々コックピットに据え付けたりします。

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ロードセルブレーキペダルの中間部には「遊び」を設ける為にウレタンスポンジが備わっています。硬度的には食器洗い用スポンジに似ており、柔らかいです。

 

ここではこの遊び部分のストローク量を変える簡単な方法として紹介したいと思います。

一般の人が自作で綺麗にこの部分を抑制するリングを精度良く作るのは至難の業です。ホビー用旋盤なら作れます。しかし、そんな物は一般家庭には無いと思います(笑)

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写真のリングはホームセンターでも売られているステンレスワッシャーです(笑)これの枚数を好みで増やすだけで遊びの部分を簡単に調整出来ます。

写真は分かりやすい様に一番末端にワッシャーを入れてますが、ここはシャフトが頻繁に動く部分なので、ペダルを踏んでも殆ど動かないシャフトの一番根元にセットする事をオススメします。

 

ワッシャーを入れる前に表面にササッと中粘度程度のグリスを薄く塗ってあげて下さい。

完全に遊びを無くすという訳にはいきませんが、ウレタンの柔軟性を損なうことなく無理しない簡単なカスタムです。

気になる方はお試し下さい。

 

◻️吊り下げ式にしてしまう

SIMレーサーでは時折、吊り下げ式にしたいと思うユーザーも居ます。CSL elite Pedalsは購入時にはバラバラで梱包されています。メインフレームに固定する方法には自由度が高く、ペダル位置も好みに調整出来るメリットもあります。

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アクセルとクラッチペダルを左右逆に組み付け、逆さに固定する事で簡単に吊り下げ式になります。ここで注意しなくてはいけないのが、ペダルから伸びているケーブルの長さに限界があります。

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無理して引っ張らずに上手く寄せる事によって組み付けられる筈です。私の場合は安いバケットシート用の固定具とアルミフレームを流用して自作しました。

 

実はCSL elite Pedalsを友人にプレゼントしてしまったのですが、再度購入しているという(笑)

 

参考までに、こんな感じで吊り下げ式にカスタム出来ます。

 

◻️ダンパーMODでペダルフィールを変える

世界的に見てもCSL elite Pedalsのユーザーは多いです。それ故に改質MOD的なアイテムも実は存在しています。純正とは異なるゴムMODの改良バージョンや、場合によってはプラMODだったりしますが、今回は違ったスタイルのMODを紹介したいと思います。

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それはエアーダンパーを用いて組み込むMODで、アクセル、ブレーキ、クラッチそれぞれのラインナップがあります。まだ、あまりオープンに販売されていないかもですが、何れは需要と共に普通に買える日が来るとは思います。

写真のMODはBK LABというブランドですが、Facebookで個人でやり取りしてる様なので気になる人は問い合わせてみては如何でしょうか?

 

さて、今回はFANATEC CSL elite Pedalsのちょっとした改質カスタムを御紹介しました。好みには個人差がありますし、勿論、デフォルトの状態でも良いペダルだと思います。

しかし、好みの仕上げ方はこの先もバリエーションが増えると思います。この様なパーツが出てくるということは、それなりに需要があるという事ですから、今後、面白いパーツが出る事に期待しましょう!

 

それでは!この辺で!

アディオス!!( -`ω-)b💕

FANATEC/CSL elite wheel WRCとP1 wheelの比較

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

実はここのところ体調不良であまりSIMれてませんでした。しかし、コツコツと検証はいろいろやってたりします(笑)

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今回のお題目は、以前にブログで記事にしたWRC公認のステアリング、CSL elite wheel WRCと従来から存在していたwheel P1との比較検証です。

 

基本的な構造はP1を継承しています。それは内部に収まる基板や、ボタンの検知方式まで、基本構造は似ているものの実は少し進化してたりします。

 

wheel WRCもP1もパドルプッシュ部分の構造は似ているものの、使い込んでいく内にパドル→プッシュシリンダー、タッチ部分間のヘタりが出始め、最終的にはシフト検出ミスが出たりします。この検出ミスが出ない方法として、プッシュシリンダーの先端部に薄いプラ板などを貼っておくと先端部のゴムの補助をしてくれるので、検出ミスはかなり少なくなります。実はMcLean GT3レプリカも同じ方式です。

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今回のWRCは少し設計デザインが変わってまして、パドル操作時にはしっかり感があります。カツンカツンと子気味良い感触と音が良い感じです。

実はこの記事を書いている最中にFANATEC HPからはいつの間にかP1ステアリングのラインナップが消されています........。

※2020年10月25日現在

 

〇似て非なるモデル

実はP1とWRCではステアリングのグリップ部の太さが異なります。

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WRCの方が少し太めで、ラリーSIMなどをプレイされていても、しっかりとした握り心地が得られます。勿論、この辺は好みの問題がありますから一概に良いとは言えませんが、従来のP1をお使いのユーザーさんで握り心地が細いと思う方は、こちらのWRCの方がしっくり来るかもです。

 

〇ボタンのレイアウトが変わってるが

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ボタンのレイアウトは変わってますけど、慣れてしまえば特に気にする事もありません。

左側に備わるステックは少し固めで、P1の様なマイルドな操作感とは異なり、カチカチとした節度感のあるフィーリングになってます。

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ハンドブレーキを持たないユーザーであっても、5つの内の真ん中のボタンを割り当ててあげると、あまり違和感なく仕えます。この辺はお好みで。

 

〇樹脂製のクイックリリース

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今回のモデルでは樹脂製でありながらクイックリリースを採用してます。従来のスタイルであるバンドをアレンキー(ネジ)で締めるタイプではないので、ネジ舐めなどの心配もなく、確実にガッチリと固定出来ます。オプションの金属製クイックリリースにも換装出来ますが、私は個人的には今のままでも十分なのでそのまま使ってます。

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金属製は確かに強度は高いけれども、抜き差しやプレイ中の金属+金属による僅かな摩耗が少なからずあったりしますので、強度がしっかりしてれば樹脂製の方が安心して長期で使えます。

なので今は純正に付け直してます(笑)

 

剛性面はと言いますと、ステアリングを前後に押し引きして回すものではないので、普通のステアリング操作方向であれば何ら問題はなく、寧ろ、従来のP1の設計よりも確実に強度アップを果たしています!

 

そして耐久面で言うと、CSL、CSWは通常通りで、Podiumに関してはLowトルクを推奨してます。CSW V2でFFBトルクの最大値が7Nm、V2.5のFFBトルクの最大値が8Nmですので、通常使用領域だと大凡9から10Nm位までなら耐えられる設計になってる筈です。

 

〇CSL、CSW、Podiumとの互換性

互換性に関しては、実を言うとPodiumとP1との相性が少し良くありませんでした。パドル操作時に稀に認識してくれない時があり、それは強くパドル操作をしたとしてもフィーリングは変わりませんでした。

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WRCに関しては今のところパドル操作に大きな遅延はないので、この先長い目でライフ検証していきたいと思っております。

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勿論、CSLやCSWは何も問題なくスムーズに使えています。

 

〇オススメですゾ

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ラリーをする、しないに関係なく、扱いやすいフィーリングのステアリングであると思います。デザインの好みもあるとは思いますが、P1の設計は古く、特に接合部の破損のトラブルも少なからずあった(私は何本か所有してましたけど壊れたことは無いですよ)らしいので、新設計である樹脂製のクイックリリースを採用したのだと思います。

 

先にも少し触れましたがFANATEC HPからP1ホイールがラインナップから消えているところを見ると、若しかしたらモデルチェンジするのかな?という予想もしてます。

 

私もそうですが、メンテナンスする側からすれば、恐らく組み立て工程でも少し手こずる設計だったので、設計変更は有り得なくもありません(笑)

 

 

今回はこの辺で!

また!

アディオス!!( -`ω-)b💕

他社のDDホイールベースにFANATECのステアリングは使えるの?について

(○・∀・)ノ マイド!!

ジェネです。

 

実はかなり前からTwitterやコミュニティ内でも質問が多かったのが、この「他社のDDにFANATECのステアリングは使えるの?」って質問です。

ココ最近、私の周りでもDD人気に拍車が掛かり、Simucube2やOSWなどを含めて人口が多くなってきました。これらを購入する前は実を言うとFANATECユーザーさん(CSLやCSW)だったりする事が多く、何本か所有しているFANATECのステアリングを上手く利用出来ないか?という疑問があったみたいです。そこは私、答えはちゃんと持ってます(笑)

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御存知の方もいらっしゃると思いますが、御相談される方々は各々情報検索するものの、欲しいポイントの情報がイマイチ見つからないという事で、丁度、TwitterやDM、コミュニティ等でご縁のある方々から御相談はあったりします。私も常々、自分で実装して試していたり、商材としてお客様から頂いたリクエストやプランニングをして最適なモノをご提供出来たらと常々思っていまして(笑)

 

Simucube2やOSWなど、ホイールベース本体で結構な良いお値段をする事もあったり、合うのかどうなのかよく分からないレプリカだったり、それ等を含めて「買って失敗したらどうしよう........」という方々は少なくはないと思います。FANATECのステアリングはモノの割には意外と安かったりするので、仮にSimucube2やOSW、AccuForce Pro V2などのユーザーとなった方でも同じ方法でFANATECステアリングを使える様に可能になります。

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先ず必要になるのはFANATECステアリング用に変換するキットと、配線を通せるようにするプレートスペーサーなるモノを購入します。Simucube2やOSWに関してはSimRacingBayなどで売られている、FANATECクイックリリース用のアダプター(上の写真を参照)を入手して下さい。

尚、OSWに関してはSimucube2用のSCクイックリリース(MiGEモーター用)がオプションで販売されてますのでFANATEC以外のステアリングでもQR化したい場合は併用すれば色々組み合わせられます。

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お察しの通り、MiGEモーターにこれを使うとSimucube2と同じようなQRになります。

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SCクイックリリース ホイールサイドキットV2を使うと、先に触れたQRキットと組み合わせて使います。

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SRMで販売されているホイールベース側変換キットと、配線を通すためのブレードスペーサーが必要になりますので入手して下さい。それほど値段はしません。

※配線取り回し自由度アップのために私はスペーサーを採用してますが有っても無くても構いません。

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これらを組み合わせるとFANATECステアリングのQRになります。

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AccuForce Pro V2に関してはSimucube2用のキットは不要で、ホイールベース本体に着いている純正QRを外し、ホイールベース変換キットとブレードスペーサー、FANATEC用のQRキットだけで組み合わせる事でFANATECステアリングがそのまま使える様になる訳です。

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私の場合は一部そうしてますが、OSWはOSW用のステアリングとして使いたいので、今はFANATEC QR化していませんのでSimucube2のみそうしてます。

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Simucube2に組むとこの様になります。配線はホイールベース側ではなく、USBを直接PCに接続しますので、ステアリング側に細工をするより、FANATECステアリングを購入したら即使えます。

(※ステアリングに適したファームウェアをインストールして下さい。

 

この方法を他のDDホイールベースにも転用出来ますので、よく仕様を確認して、実装を考えてる方は検討してみて下さい。

 

 

今回はこんな感じでお届けしましたが如何だったでしょうか。

 

それでは!また!

アディオス!!( -`ω-)b💕