GenesisPlanA’s diary(ジェネシスプランA・ダイアリー

主にシミュレーター関連に携わっています。世界的な範囲で扱った実績は多く、現在も複数台所有しています。日々の問い合わせが多く一問一答する側ら、掲載内容は検証・リサーチしたモノを含めて得られた情報など知的財産をオープンにしてます。レビュー等をTwitterやYouTubeなどの動画でも発信しています。現在は海外ブランド数社と友好関係にあり、技術的な面と、マニュアルの和訳にも携わってたりします。また、国内でも技術支援しています。此方の掲載内容は有効な情報を得たいと考える愛読者様への無償奉仕です。

BDHシフターに新たなラインナップ!シーケンシャルシフトも搭載!”H1SQシフター”

マイド!

(*´─ `*)

 

今回のブログ記事はBDH Racing Simulator Hardware(ビー・ディー・エッチ・レーシングシミュレーター・ハードウェア)から新たに追加で公開された”H1SQシフター”の紹介になります。

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従来から、ハイエンド感の高いHパターンシフターですが、特徴としてはカチンと心地よい感触と確かな手応えが魅力です。

 

通常、オードソックスなSIMシフターは内部のシフトゲートにシャフトが動くスタイルが簡素でコストも安い事で採用される事が多いのですが、例を取り上げるならFANATECのシフターが安価帯で最もシフトした感触が良い。しかし、それはTOY系のSIMデバイスではコストと需要が関係してくる部分が大きいので、本当により本物感が欲しいヒトではない限り、この市場は難しい部分がある。

しかし、その、より本物感が欲しいヒトにとっては喉から手が出るほど欲しい「確かなシフター」であって、その数少ないハイエンドなブランドがBDHなのだ!

 

各パーツは旋盤で削り出し、ボディパーツに関しては手作業で磨きあげるという拘りぶりで、細部にまで手が行き届いたハンドメイドでハイクオリティな本格的なシフター。

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これ程まで手が込んでいる割にはリーズナブルな価格で提供されている。

以前にもブログ記事で御紹介しています。

genesisplana.hatenablog.com

 

さて、今回ご紹介する新型の”H1SQシフター”はこの従来のHパターンシフターに、プラスで「シーケンシャルシフト」の機能を付与したモノで、そこはBDHらしい美しい仕上がりになってます。因みに余談ですが、一般的にはシーケンシャルと呼ばれますが、業界ではIパターンとも呼ばれる事があります。

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通常、こういうボディーパーツに関しては入り組んだ形状から鋳造を用いる(ProSimとかの媒体は部分的な鋳造方法で生産されています)けれども、BDHに感心するのはそういう簡易的な手法を使わないで一つ一つ部品を仕上げていく。

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TOY系のシフターとこれらの大きな違いは内部構造も関係してくる。

シフト操作をすると内部のシャフトが実際のマニュアルシフトの様に節度感のあるシフトフィールを齎(もたら)すのだ。

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一般車両とは異なり、レーシーなコキンとした感触で、固い質感と節度感のあるグラつきが無い。

H1SQシフターに関しては、これにシーケンシャル機能が付与される。

今どきのレーシングカーはFord マスタングといえどもパドルシフト化してしまって、Hパターンシフターを操作しながらヒール&トゥー使ってテクニックを駆使して走らせられないのは寂しい感じがしますが、技術の進歩は速さにも繋がる部分ではあるので致し方ないところ・・・。

 

しかし、私達世代はHパターンシフトから慣れ親しんでますから、旧車両やGTでも採用されていた車両にはパドルでは無くてHパターンシフターを使いたいものですね!

 

さて、BDHシフターの新型モデル”H1SQシフター”の紹介は如何だったでしょうか?

以前に細かく触れていますので内容的には割愛した部分は御座いますが、この”H1SQシフター”気になるという方は是非試して見て下さい。

www.bdhracesim.com

 

今回はこの辺で!

またね!

アディオス!!( -`ω-)b💕

富山県のシミュレータースタジオ!『MZK Toyama』に行ってきたゾ!

マイド!

 

今回は年末に帰省した際にちょっと遠出で富山県に。

 

前からSNS上ではご相談頂いたりと接点はあったのですが機会がなくてなかなか行けなかった旨がありましたが、実は以前から行ってみたかったレーシングシミュレーターショップさんである『MZK Toyama』に訪問・お邪魔しました!

 

富山県富山市八尾町に構える店舗でして、ちょっと富山県でも少し奥の方?に位置しますが、富山県内でリアルチックな体験が出来るモーションシュミレーターを設置しているのはここだけであり貴重な存在だ!

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店内にはアクセス製7軸モーションシステムが設置してあり、店内が広く、テーブルやソファーもあるのでくつろげる空間もある。

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主なシミュレーションソフトとしては”ASSETTO CORSA”やrFactor2”がメインで、店主自らダンパー効果を調整し、最適化している。

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実際に私もプレイしてみたが自然な感じで、気が付けば夢中になって走っていた(笑)

 

ホイールベースはFANATEC CSW V2.5というベルトドライブの王様的な商業用途の強力なユニットであるが、現行モデルのDDであるFANATEC CSL DDの8Nmよりも体感的にはパワフルですが、お客様の為に出力は少し抑えた設定になってます。

 

ペダルはSPARCOロゴが付与されたアクセスオリジナルキットだ。ロードセルブレーキを採用している。ASSETTO CORSAに関してはちょっとしたアドバイスめいた事をしてきましたが、ペダルフィールは扱いやすくなってる筈(笑)

 

rFactor2に関しても気持ちよく走る事が出来ました。

モーション=動きがあるので、仮想的なGやヨーモーメントが発生することにより、普段から固定リグに慣れてるプレイヤーでも「おっ!」と凄く新鮮な感覚になると思いますしクセになります(笑)

 

北陸地方では希少なモーションシュミレーターを体験出来るショップさんなので是非とも遊びに来てみて下さい。

私は積もる話もあってか、ついついいつもの調子で話に華が咲いて長話になってました(笑)

 

客層としては体験・遊んでみたいと立ち寄った女性の方から、これからサーキット走る前に予行演習しておきたいという御方などなど。

MODも多数入ってるので、いろんなステージで楽しめますよ♡

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店舗内が広いので、仲間と集まってワイワイと遊ぶのも良し!好きな話で漫談しながらプレイを楽しむ事が出来ます。

 

手ぶらで来てもレンタルシューズやグローブも完備しているのでお気軽に聞いてみて下さい。

 

元々、本職が自動車関係なので平常営業は本職がお休みの日である土曜・日曜日にある程度は限られるけれど、メールで事前に遊びに行っても大丈夫なのか相談されると確実だろう。

 

 

店舗の場所:富山県富山市八尾町1452-7

『MZKレーシングシミュレータースタジオ』

一番確実な問い合わせ先:mzk@pb.ctt.ne.jp

普段はお忙しいのでなかなか電話に出ることが出来ない可能性があるとの事で、なるべくならメールで問い合わせて頂けると助かりますとの事です。

 

TEL :076-456-6699

 

m.facebook.com

 

シミュレーターショップのお隣にお食事処として食堂があり、徒歩で行ける範囲でラーメンチェーン店である「8番らーめん」もありました。

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シミュレーターショップさんの前に駐車スペースが4台分、すぐ近くにショッピングセンター?がありましたので、いろいろとアクセスは容易です。

 

是非とも遊びに行ってみてくださいね!

 

それでは!またね!

((ヾ( ◍´꒳`◍ )

タイヤモデルが変わって走りの質感も爆上がり!RaceRoomRacing/2023年度末の大型アップデート!

マイド!

ᐕ)ノ🌱

 

2023年12月にRaceRoomが更に変わった。同時に実装されたDTM2023 GT2パッケージも当然ながら同時に入手しました。

 

今までのタイヤモデルとどの様に変わったのか?RaceRoomを長きに渡りプレイしてきた私の場合は結論的に言うとかなり好印象!

では、どんな感じになったのか?実は既にLive配信中にインプレッションしているのですが、遅ればせながらブログの方にも記事としてお伝えしたいと思っておりました。

 

RaceRoomのタイヤモデルの変更でどんな風に変わったのか

過去経緯幾度となく変更されているタイヤモデル。他のゲームやSIMにおいてはタイヤモデルが変更になったといっても全く分からないモノもある。そういうものは一体どのようにリアルへフィードバックするのだろうか?と甚だ疑問が残るのだが、RaceRoomみたいに体感的に感じられるものも存在するのだから面白いところ。

物理エンジンは基本的にそういった作用も反映されることが優れている部分だと思いますし、「こんなもんだろ」的なSIMとは違い、きちんと物理的に活かされているのだ。

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今回採用されたのはFALKENブランド。以前のタイヤモデルでもグリップに粘り気があって面白いところではありますが、ほんの少しだけゲームチックな分かり易いグリップの変化があった。スリップした瞬間からザラリとした質感がFFB(フォースフィードバック)としてステアリングから伝わり、その瞬間から手で感じ取ってコントロールしていく訳ですが、少しだらだらと横方向に流れていく傾向ではありましたが、それを感じるままに車体をコントロールしていくのが楽しい部分でもありました。

 

リアルでの話、”縦~横”への変化に合わせてスリップアングルをつけつつコントロールしていく訳ですが、昨今のタイヤの使い方は昔と違ってイメージ的には”縦”・”横”を使う。これはカテゴリーによってそうなのか、そうでないのか全てにおいてそうなのかは分かりませんが、所謂、「今どき」なモデルが今回の大型アップデートで実装されたのである。

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フレンドさんからは「走り難い」という情報を貰っていましたが、実際に走ると「自然」な感じのタイヤの粘り感や、スリップした瞬間からヌメ~っとしたグリップの変化が感じられるが、この質感はプレイに使うハンドルコントローラー(略:ハンコン)で表現できているか否かは分かれると思います。

大きく変更になったためにアップデートの所要時間は長かったので、その日の深夜はテスト走行を断念したのだけれど、次の日に早速テストしはじめから声が出た!

「おもしろい!!」

 

今までのタイヤの使い方とはだいぶ変わるけれども、縦のグリップが相当向上しているために、ブレーキングからの制動距離が凄く・明らかに短く感じられた。

それは他のどの車両に乗っても体験出来る訳で相当な進化を遂げていると個人的に思います。

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その昔、国内のカテゴリーにおいて大活躍したGr.A スカイラインGT-Rだと、今と違って徹底した低床低重心設計では無いので下手すると横転しそうになるくらいに(笑)

グリップバランスが変わったことで物理的な挙動変化も変わっており、サスペンションや車両の物理挙動も当然変わっている。車種やカテゴリーによっては、以前は凄く乗りこなし難かったモノも当然ながら変わっているので少し乗り易くなっていたりと、また違った味わいを見せる。

これは個人的には相当な当たりアップデートだと思いました。

 

rFactor2もスリックタイヤが溶けて粘っている感じも相当好きだけれど、RaceRoomでは更に細やかな路面の凹凸を拾うなど、細やかな情報がステアリングから伝わる事からいろんな観点から楽しめるSIMになった。

 

何回か前だか忘れてしまったが、アップデートでステアリング舵角が狭まってしまったので、個人的には少し落胆していた時期がありましたけれど、今回のアップデートで殆どそれらはどうでも良くなった感じはする(笑)

とにかく走るのが楽しいのです。

 

グリップの限界を感じられやすくなっているので、タイヤが温まるまではペースを上げずに適度にコースを流し、いざタイヤが温まってしまえば「前の周でここのコーナーはグリップが抜けたから今回はこう変えてみよう」とアプローチを変えて模索出来る。

タイムもみるみる内に速くなっていくので目に見えてグリップの向上とタイムアップが分かるのは、体感的なシンクロ感も上がっているので走ってて兎に角楽しいのだ♡

 

また、体験していないプレイヤーは、古くからあるフリーパッケージでもダウンロードして試せるので是非体験してほしい。

またRaceRoomはStoreから新型車両も選んで体験出来るのでテストして感じてみるのも良いだろう。

 

新たに追加されたDTM2023について

今回のアップデートで同時にDTM2023もパッケージとして追加された。

RaceRoomといえば私が乗ってて楽しいWTCRやADACなど他のSIMではなかなか実装しないマニアックなカテゴリーが多く収録されている。もともとRaceRoomをプレイするきっかけになったのは、先に触れたカテゴリーや、GT4カテゴリーのLotusエヴォーラ、X-Bowなど、日本ではあまり馴染みのないレーシング車輛をドライビングしたくてやり始めました。

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勿論、RaceRoomは過去のDTMシリーズをコンスタントに提供してきており、今回も最新のDTM車両を5台追加してきた。

これは個人的にも凄くうれしい♡

 

今回の追加車輛に関しても一通り乗ってみたが、一般的なGT3車輛よりは回頭性がマイルドで、感覚的には従来のDTM車輛よりは曲がり易くなっており、やはり新型車両なのでスタビリティーが高くなっているといった印象。

コックピットに着座した際に座席の位置がミッドマウントされているのでフロント突端までの視点距離が遠くはなるけれど、国内カテゴリーで往年のSuper GT車両も年々レギュレーションで合わせてきている感があるので、それほど違和感も無いだろう。

これを仮にVRでやろうものなら囲まれ感が半端なく、超リアルな体験をしつつ走れる訳なんだから面白くない訳がない!

 

過去に乗り難いと思った旧車両のフィーリングも向上!♡

今回のタイヤモデルで、より自然な粘り感とグリップ感により、物理的な挙動変化が穏やかになり、極端な変化はしない事から、古くからのものから、割と直近で追加実装された車両までをもが実は乗り易くなっている。

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普段からR3Eのバランスは凄く良かったんだけど、どことなく違和感を感じていた部分がこのグリップバランスのイメージのズレだ。実はこの辺も大きく感覚的にも変わっているため、従来から苦手としていた、又は乗り難いと思っていた車両でも操る事が楽しいのだ。これは嬉しいポイントの一つだと思います。

やはりこちらもブレーキング時の制動距離が短く、コーナー侵入時からスッと切り込むと滑らかなコーナーリングをしますし、新型XBOWに関しては、実装当時に凄く期待していたのに、旧タイヤモデルでは「ほんとにこんな感じなの?」と少し不快に思えたのです。・・・が、しかし、新しいタイヤモデルで激変!

以前よりも大きくは変わらないけど不自然さがかなり消えた~といった印象。

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Porsche カレラ964なんて、Hパターンシフター駆使してヒール&トゥーしながら慣性モーメントでコーナーを駆け抜ける喜びだって得られる。元々、面白い個体ではあったが更に奥ゆかしいコントロールが可能になったことで気分も高まる。

 

ジェネシス的総評!

実はR3Eに関しては、VRやヘッドトラキングも使える事もあってか、個人的な評価は高い。メインでプレイしているrFactor2も同様に愛用しているレーシングSIMではあるが、ソフトウェアの安定度や今回の新しいタイヤモデルによるフィーリングの向上により、rFactor2より一番リアルチックな位置づけのシミュレーターとなりました。それはiRacingやACよりも個人的な評価が高くなったと言えましょう。

 

VRに関して言えば丁度いいグラフィックで、何故この様な質感の画像なんだろうと思いますがレンズ越しに見えるその映像は自然にさえ感じます。

日本人的に、日本語表記じゃないと抵抗感があるとして、日本国内ではちょっとマイナーな位置づけのレーシングSIMだけど、質感は本物感あります。

 

Sector3のRaceRoomは元々の物理エンジンの質感はrFactor2と酷似して好んでいたレーシングSIMだっただけに今回のビックアップデートは嬉しい。

ランボルギーニのラインナップは無いものの、WTCR、ADAC、DTMなどちょっとマニアックであるが、一番乗りたいカテゴリーでもあり、これからドラテク磨く人にとってもお薦めのSIMであると思います。

 

体験するには一番古いノーマルパックが無料で試せるものの、Store内で試乗も可能であったり、欲しい車があるとするならばリバリー1色からでも買えるのでリーズナブル。

 

近々、ASSETTO CORSA COMPETIZIONEでも実装されるGT2カテゴリーにおいてもR3Eでは既にラインナップとして持っているので、先んじて楽しめます。

 

気になる方は是非、お試し下さい。

振動ブルブル機能で体感的な情報を得るリアル感をプラスで演出!・Next Level Racing FH8

マイド!

ジェネです。

(*ˊᗜˋ*)/

 

2024年もブログをSTART‼️

今後ともよろしくお願いします🙇‍♀️

 

さて、以前からシミュレーター環境としてプラス付与デバイスとしていろいろと試していますが、中にはバスシェイカーなどの振動させるユニットなどもあったりします。しかし、一般的な御家庭では細かく揺れる振動でさえも騒音問題などがつきまといますし、振動対策にお悩みな方々もいらっしゃると思います。また、バスシェイカーは組み合わせによっては少し安価なシステムを構築できるけれども、そこに騒音問題の対策としてプラスでコストも載ってしまうため、全体的には割高感が出てしまいます。また、シェイカーユニットはしっかりとしたコックピットリグなどに取り付けないと振動そのものの情報が伝わり難い傾向であるため、投じたコスト程にはメリットとして感じていない人も少なからず居るのではないかとも思っています。

アンプ+バスシェイカー+振動対策、、、そしてビジュアル的にどうか・・・・

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そこで御紹介するのはNext Level Racingからリリースされている”FH8”

このユニットはコックピットやゲーミングチェアに据え付けるだけでバスシェイカーとしての機能と環境を得られます。しかも振動は人体に直接伝わるため効率としては良く、そして簡単に振動ブルブル機能が手に入る。ビジュアル的にもあまり景観を損ないませんし一石二鳥なシステムなのです。

 

実はかなり前から気になっているもののテストする優先順位が後回しになってしまっていましたが、2023年12月中頃に公表したところ、非常に好評でバカ売れしました。

2024年に入ってからも周りで購入され、実装して楽しまれているプレイヤーも増えてきましたね。

 

さて、このNext Level Racing”FH8”なのですが、どんな感じなのかをお伝え出来たら良いかな~と思いまして、個人的にも実際に使われた方々のコメントなども含めてブログ記事として紹介するものとします。

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先ず、Next Level Racing”FH8”は少し厚みのあるシートカバーの様な形状をしており、実際のゲーミングチェアーやコックピットリグに備わっているバケットシートなどに載せるようにして固定して使う。このシートカバーの様な形状の中には8つの振動スピーカーが内蔵されており、それは個別で振動させるシステムです。

取り扱いマニュアルに記載されているダウンロードリンクからNext Level Racingサポートページに飛び、ソフトウェアをダウンロードするのですが、実はこのソフト自体の出来が正直悪い。

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信号を検出するインプットの方式が3.5mmミニピンジャックとUSBとで2系統ある。

ミニピンジャックの方は音声から信号を拾って振動させるが、USB接続の方はNext Level Racingのソフトは使わずに実は”SIMHUB”というソフトを使う方が得策。

SIMHUBはフリーソフトでもあるが、凄く多機能で、プレイするゲームが対象であり、且つバスシェイカーなどの情報が予め情報として付与されているものならば振動機能が活きる。

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FH8の振動個所は8つの振動スピーカーを内蔵しているので、SIMHUBで細かく調整すると背中・腰・尻・太もも部分に仕込まれた振動スピーカーは個別で震えるため、体感的な情報が増えるのだ。

 

今回は参考までに大きく二つに分け、ASSETTO CORSA COMPETIZIONEなどの「オンロードタイプのSIM」、EA WRCなどの「ラリーSIM」と個別にSIMHUBでセッティングしたものを参考までに紹介する事とする。

 

SIMHUB上でFH8を指定して何の調整もしていないデフォルトの状態で振動させると全体的に震えるため、どんな状況で振動しているのか分かり難い。そこで必要な情報だけを強調し、あまり必要ではないポイントは抑えた演出をするように考慮してセッティングしてみました。

 

また、ラリーSIMにおいては悪路でも全体的に継続して振動し続けるため、余分な部分は全てカットしているので設定項目は少ないが、ホイールコントローラーのFFB(フォースフィードバック)と相まって相互的に情報が得られるので必要にして十分な変化が体感出来るだろう。

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主にオンロード全般を視野に入れて導き出した私のセッティングが此方。アイドリング時からのマシンの振動が適度に伝わり、マシンスピードが上がるにつれてそれは薄くなる。シフトチェンジやタイヤがスリップした際に変化する物理的な挙動変化に合わせてブルブル振動が強調される様に意識しています。コーナーリング最中のズルっとした瞬間は少し強調して振動するため、より躍動感も楽しめます。

ダイレクトドライブホイールと併用すれば、細やかなFFBと相まっていろいろな情報を身体で感じるので気分も高まりますよ(笑)

 

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EA WRCやDiRT Rally2.0などのラリーSIMに重点を置いて調整をしてみたセッティングになります。特にグラベルなどの悪路においてはデフォルトだと常にゴリゴリと振動してしまうため、ホイールコントローラのFFBは飽くまでも主体にし、路面状況を振動で伝える事で不快感がなく集中してドライビング出来るようにと考えて調整してみました。

一見、簡素に見えますが、必要にして十分な情報を得られると思います。

 

これらの切り替えは予め別系統でSIMHUB上で用意しておくことで、各々のジャンルで走る際には選択肢を選ぶだけで簡単に切り替えられる。

お好みで使い分けてみよう!

 

因みにこのセッティングシートをXで公開したところ好評でしたし、選択肢としてはアリという声も頂きましたぞな。

(*^^*)

nextlevelracing.com

 

尚、このNext Level Racing FH8はネット通販でも簡単に手に入るが、入手する選択肢によっては値段の上下があり異なるので、よく確認してから購入すると良いだろう。

付属の取扱説明書には日本語の記載ページには必要最低限な情報しかないため、今回の様なブログ記事などの情報が唯一の情報源だ。

現在のところ、FH8を最も有効活用できるのがSIMHUBという選択肢にはなるが、playstation5などで使うには、3.5mmミニピンジャックをオーディオ端子に挿入し、ダイヤルボタンを押してオーディオモード(点滅する)にすると振動効果は発生する。

PCモードではダイヤルボタンユニット裏側にあるシリアルナンバーをドライバーをダウンロードする際に求められるので予め確認しておくと良いが、実際にはソフトウェアで振動するかの点検にしか現段階では使えないので、この先、Next Level Racingが提供するソフトウェアでフルに対応するのかはわかっていないが、先にも説明した通り、最も有効な活用をするならばSIMHUBが唯一の制御媒体だ。

www.simhubdash.com

 

バスシェイカーも良いだろうが、家庭内騒音問題などあらだろうから、シートの上でブルブル振動するFH8ならばコックピットリグ内で振動は収まるし、SIM環境の景観も損ねない。そして物々しい装置も必要ない。

( *´︶`*)

 

気になるヒトは試してみると良いでしょう。

 

ひとつ注意点として、FH8の厚みの分だけドライビングポジションが微妙に変わります。

私もシートの高さ角度を調整しました。

今までクッションに使っていたモノを取り払ってFH8をセットしてるので大きくは変わってませんが、現時点で納得のいくドラポジにしました。

 

 

FANATEC ClubSport SQ V1.5シフター VS SIMAGIC DX-8Xシフター

マイド!(* ̄0 ̄)/ 

 

何かいいシフター無いですか?とよく聞かれますが、私も過去に5000円程度~18万円以上するものや、軽く20万円オーバークラスに相当するハイエンドなシフターなど扱った事があるのですが、やはり人に薦めるにはコストパフォーマンスに優れる且つリアルチックなシフターを紹介し易い。

理由としては本格的にするなら湯水のように投資すれば確かに良いものは手に入るだろうけど、特にHパターンシフターって世の中の需要はイメージしているより小さい。

多額のコストを投じた割には良くないモノだって実は世の中にあったりする。まあ、そこは自己満足のゾーンになる事もある(笑)

 

過去に、お付き合いのあるブランドにHパターンシフターを開発して欲しいんだと思いの旨を伝えたところ、それほど需要があるという認識では無かったため話が進まなかったという経緯もあったりすることから、そこはビジネスとしても絡む部分ではあるので致し方無いところだろう。

 Heusinkveldですらも過去にプロトタイプまで造っておきながら市場に出していない理由としてもそういう事だろうと思いますね。

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さて、そんな中でも、現在マーケットに出回っていて最もコストパフォーマンス的に優れたHパターンシフターをピックアップしてみたが、何方もシーケンシャルの切り替えられますし、何しろ6万円アンダーで手に入る信頼性の高いシフターで代表的なモノはこのふたつに絞られるだろう。

構造的な部分と設計面においてこの2台以外は性能や質感も一般的なヒトからするとイメージと実際の使用感は乖離していくため、似たようなものを用意して話をしていくとしよう。

 

謳い文句ほど良いものではなかったり、投資した金額に見合っていたか?というとどうでもないと感じているユーザーも居るでしょうから、今回、御紹介するのは代表的な2台に絞る形とします。

尚、シフターはお値段相応という訳ではない相場なので、単純に生産工数が少ないから販売値も高かったり、個人製作に毛が生えた程度だったりと様々だ。

シフターというモノはメカニカルにしていくと内部構造的に複雑になる。単なるスイッチ式だったり非接触磁気センサーさえ採用されていたりする。

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使用感的にリアルチックであり、シーケンシャルシフトも実装していて欲張りで、確実に物理的にも壊れにくい頑丈なシフターで6万円以下のシフターでおススメなのはコレしかない!

その差を交えて御紹介していくとしましょう。

 

FANATEC ClubSport SQ V1.5シフター

FANATECブランドからリリースされているClubsSport SQV1.5シフター。実はかなりな年数が経過しているが、ボディーのデザインは全く変えられておらず、中身だけがエボリューションしている。

fanatec.com

過去を遡ると独自ポテンショメーターを採用したモデルがあったり、磁気センサーになってからも、実はシーケンシャルが無かったりするモデルも存在する。これをもし、中古で買うとするならばパッと見の外観では判別が難しいため、どういった時期に入手したのか確認する必要がある。

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さて、このClubSportシフターですが、Hパターン、シーケンシャルともに磁気センサーを採用しています。基本的にシフターはゲートを介してシフトチェンジの感触は凄く良い。安価帯最強なんじゃないかな!と思えるほどで、シフトチェンジするのはシーケンシャル共にコキン!と効いてて心地よい。

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シフトをPUSHして左奥へ押し込むとR(バック)ギアへ入る。右側奥でシフトをPUSHすると7速が存在する。R+7速ミッションだ。

シーケンシャル(SQ)の切り替えは側面に備わるスライドをぐーーっと押すと機械的に切り替わる。

値段的には3万円を切る価格で販売されており、10万円アンダーならシフトの質感だけをとると凄く良くできたシフターだと思いますね。

 

接続方法としてはFANATECホイールベースに接続する際はRJ12コネクターケーブルを挿せばOKだが、別体でUSB接続して使用する際にはFANATECからリリースされているUSB変換アダプターが必要。

fanatec.com

キャリブレーションするにはFANATECのソフトが必要なのでダウンロードしましょう。

シフトグリップは丸型と少し長いパターンが付属してくる。同梱物はRJ12コネクターケーブルと同社製ハンドブレーキを固定するコレットとネジ類となっている。

 

ネガティブ要素

唯一のネガティブ要素は稀にお見受けする磁気センサーの誤検知だ。①これは新品時に発生していなくとも経年で発生する事があったり、②初期の工場生産時に組む際の生産ロット(作業担当者次第?)や、③輸出される際の配送手段で船便だったりするロットだと起きてる症状である。

①に関しては内部構造上、どうしても実際の車両とHパターンシフターと酷似した設計であるためにシフトした時の強い振動が原因だったり、経時での老朽化で伴うもの。

②に関しては小さなボルト類でも機械締めなために、仮に雑な作業オペレーターがパーツを組んだ時に発生している可能性はある。ねじロック剤の添加量もまちまちで多すぎたりするもんだから他のパーツにまで垂れている事も稀にある。

③に関しては品質の低いリチウムイオングリスを使っているせいか、普通はあり得ませんけれども船便=コンテナーの中で暑い空間に晒された際にグリスから揮発した油分を含んだ気体がシフター内部に充満して基板類を汚染しているケースもあったりする。真夏の炎天下の船便でコンテナー内は90℃くらいにはなっているとは思うが普通はその程度の温度域ではグリス自体が分解しないが、品質があまり宜しくないグリスを使うとその可能性は無くもない。船便に限らず陸送においても同じことが言えるため、なるべくなら品質が普通程度のグリスを使って欲しいところ。

稀に新品でも箱から開梱した際に袋の中がオイルまみれになっているシフターがあるため、この推論は当たっていると思います。

 

これに関しては当方でもメンテナンス方法は、ブログやYouTube動画でも紹介しているので参考までに御覧になって下さい。

genesisplana.hatenablog.com

youtu.be

私の場合は割と新品時に施工しているので5年間ほどの間でも誤検知=誤作動を起こす事は稀で、その間に解体してメンテナンスすらしていません(笑)

 

SIMAGIC DS-8X SQシフター

発売されて未だ日も浅いが、設計面的にも強度的にも信頼性の高いシフターのひとつ。

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価格的には54000円台とFANATECに比べると倍近いが、設計面やしっかりとした造りが個人的には好印象。中華の安価帯のモノや、この価格以上~11万アンダーの高価なシフターを買うよりは確実に幸せになれる一品。

https://en.simagic.com/product/60

シフトの感触としてはちょっと今どきのリアルなタッチと違う。昔流行ったTOYOTA AE101カローラレビン・トレノみたいなシフト可動部の腰から倒れるあの質感が似ているか。FANATECシフターと違って感じるシフトの質感はこの部分にある。

カチンとゲートに入るシフトパターンはR(バック)+8速。

Rと7速・8速ギアは両端でリングをPullしながらシフトをPUSHする事によりゲートに入る仕組み。R+8速シフトだ。

SQへの切り替えは側面に備わる機械式レバーを90度倒せば切り替わる。

 

気になるシーケンシャルシフトの感触もHパターンと同じ様な質感で、頑丈なジョイスティックを倒している感覚なので少し好みが分かれそうだ。

造りとしてはフレームを含めて丈夫な構造をしており、いまのところ誤作動さえ起きていないので信頼性が高い事から、誤検知・誤作動に関する不快感が生まれる事は先ず相当低いと思われます。

キチンと正確に操作しないとシフトミスと認識し易いRaceRoomRacingにおいてもちゃんと認識しているので走っていて調子が良かったです。

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接続もPCにUSBで接続するだけで検出し、必要なドライバーをインストールしてくれるので煩わしさは無い。特に専用ソフトも要らない。

ノーマルの丸グリップがやや大きい場合は、一般乗用車用のノブが着くので好みのものに換装すると良いだろう。私はパターンの刻印されていないグリップに換装済み(笑)

 

ネガティブ要素

現段階においてネガティブととれる要素はない。唯一言えるのがシフトした時の感覚くらいだろうか。

全体的な稼働ストロークはFANATECシフターより少しだけ大き目だけれど慣れてしまえば問題ないだろう。

 

まとめ

初期不良がある可能性があるけど初期のメンテナンスさえキッチリしていれば恐らくは誤検知による不快感が生まれないであろうFANATEC SQシフター。シフトした感触に若干の好みが分かれるかもしれないが、確実に操作が出来てFANATEC同様に丈夫な構造であるSIMAGIC DS-8X SQシフター。

過剰な値段設定ではないし、操作感も悪くはなく、丈夫な構造体であるシフターの2台。

やはりそこにはプレイしている瞬間瞬間に不快感など無い環境を求めたいですし、安価なシフターだとどうしてもカシャカシャ感があってチープに思えるモノ。

特に乗用車にのっておられる大人の方々や、これからHパターン車に乗るであろう若者にこれ等のレベルのシフターは個人的にもお薦めです!

 

今どき、CVTやパドルシフトがカーラインナップを占めている中、カーディーラでもカタログに載っているのはそういう系統のものばかり・・・。

しかし、昔の車に乗ってる感が欲しいとか、好きな車をHパターンシフトでドライビングしたいと思えるならば練習にもなるので楽しみながら走る感覚が得られます。

 

楽しいSIMライフをお送りください🍀*゜

CAMMUS 新型ダイレクトドライブ!来年度初旬に登場〜か?

2023年までCAMMUSは複数のタイプのダイレクトドライブを世にリリースしてきました。何とここのところのダイレクトドライブ激戦区である、10NmアンダーのライトクラスはMOZA RacingとFANATECの間で複数リリースされており、明らかにMOZAはFANATECのライトクラスユーザー層をターゲットにしている動きを見せている。

一方、SIMAGICやSimucube2は従来通りのポジショニングではあるが、Simucube2は2023年に値上がりをしている。

 

そしてCAMMUSの2023年は従来の15Nm DD以外に、ライトクラスである"C5"や"LP8"といったグレードを追加してきた。

これでCAMMUS(ケィマス)としても3グレード揃ったのです……が!

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実は来年度の2024年版 新型DDに向けてシェイクダウンテストが始まった😇(笑)

 

最近の配信でも使っていますが、斬新なデザインとCAMMUSとしては初の派手なデザインと機能性を持たせた新発想のダイレクトドライブ✨

今のところはシークレットなのでお見せする事は出来ませんが、紹介ムービーを撮りつつ、テストを続けております。

 

シークレット故に写真を公開する事は出来ませんが、体感的なレビューだけ記載したいと思います。

 

◾︎ポイント①☝️

パワー的には一番最初に出た15NmのDDWBのちょっと下位ではありますが、体感パワーは同じくらい出ています。それはプレイするSIMによっても違いますが、とてもパワフルです。

より繊細なFFBの表現力があります。

個人的にはマイルドで力強い15Nm DDWBが大好きですがこの新型も悪くない。

 

◾︎ポイント②

とてもコンパクト。コンパクトなんだけどパワフル💪✨

DD業界に革命をもたらすやも⤴️

発熱も殆どありませんし、熱的な要素でパワーが垂れるなんて事は皆無です。

 

◾︎ポイント③

CAMMUSとしては前々から打診はしていたのですが、いよいよ派手目なデザインで登場‼️

ダイヤル類も多数備わってます。そして光る✨️

\( ´・ω・`)┐しゅたっ

 

もしかしたらら今後の新型ステアリングにもこんな風なデザインが採用されるのかと。

♬╰(˶'ω'˶ )╯Ξ╰( ˶'ω'˶)╯♪

 

◾︎ポイント④

凄くコンパクト故に場所を取りません。……と言ったら分かるかな🤔💭

簡易的な環境でもプレイは出来ますが、何せパワーがあるので強度確保は必須です💪 ̖́-

 

◾︎ポイント⑤

モノの性能の割にはリーズナブルな価格帯で販売される可能性あり‼️

今のところは大凡のプライス設定はされてるものの、新型ペダルとのバンドルのラインナップも検討中。

 

こんな感じです◝(⑅•ᴗ•⑅)◜

 

販売タイミングは来年度の早い段階で発売したいとの意向なので春から夏頃かなと予想してます。

今のところはフルに使っていても問題は出ていないので、スムーズに行けば仕様も変更しないのでそのタイミングで発売されるかもね💡

 

そんな訳でちょっとした速報でした(๑•̀ㅁ•́๑)✧︎

 

 

 

 

FANATECブランドは転換期を迎えている🤔2023

マイド!

GenesisPlanAことジェネです。

 

今回のテーマは”FANATECの動向”について以前から思っていた事を書きたいと思います。尚、BLACKFRIDAYセール期間中には載せるとマズい部分がる?と考えましたので、落ち着いた頃にこの記事をオープンにしたいと思っておりましたので、書き始めたのはちょっと前に遡ります。

 

私はFANATECブランドの使用歴が長いので、それなりに想う事もあるのです。

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さて、FANATECといえばTOY系をひとつ抜け出し、ちょっとハイエンドな部類に属するSIMデバイスブランド。今まではLogicoolやスラストマスターはTOY系な部類に位置し、その上に立っている立場であったのがFANATECという一歩抜きんでた存在であった。

Logicoolやスラストマスター製のコントローラーがTOY系であり、より耐久度を増したそれらの次元とは違った質感としてFANATECブランドというものは君臨しています。

脱TOY系といったところだろうか。今では安価なDD(ダイレクトドライブ)がリリースされてはいるので、一般的には手に届く範囲にまで広げてきた。それ以前までは高嶺の花みたいな存在だったのです。

 

今日に至るまでにMOZA Racingというブランドが頭角を現し、ラインナップや存在の立ち位置がFANATECを意識したモノを感じたりしますよね。PCに至ってはライバルが多くなっているが、家庭用ゲーム機であるコンシュマー機種に対応した機種に関してはトップに君臨している。

しかしFANATECもそんな新たなライバルの登場に黙ってはいないでしょうが、ここで新機種登場に打って出てきた。

今までの経緯からすると直近ではベルトドライブでも最高峰の性能を誇るFANATEC CSW Vシリーズも負けずと劣らず良い性能であるし、商業用としても未だ現役で活躍している名機である。CSL eliteに至ってはLogicoolやスラストマスターなどの機種より遥かに上の水準を行っている。

しかし、主たる部品がモーターであるダイレクトドライブが簡素な設計で創れるもんだから、どんどんといろんなブランドからDDがリリースされてきており、ここ最近の動向を見ていると意識したモノづくりが目立ってきている。

 

今や世界的に人気のあるGT選手権のスポンサーになるなど、真新しい試みも見られるが、トーマス・ジャッカーマイヤー氏は何を想っているのであろう。

CSL DDの登場から本人がCMに出たりして、自信のほどを見せたが、ここ2~3年の間に新たに参入してきたブランドに対して対抗馬を打って出るなど、他のブランドに対して意識しているという傾向としては意図を伺える。

 

<旧クイックリリース(QR1)からQR2へシフト>

旧来から継承し続けてきたFANATEC機種のクイックリリース(QR)も設計的には古くなってきた感があったりするが、2年前程に発表されたQR2が、当初公開したデザインを大きく変えて最近登場しました。しかし、相変わらずのピン挿しスタイルは崩せずにいる訳で、いつになったらホイールベースに仕込まれたワイヤレスモジュールを活用するのであろうか?と常々思っていました。

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さて、先に少し触れたQR。これに関しては現行のモノがQR1として新しいデザインで登場した新型がQR2。FANATEC機種はロジやスラに比べればハイトルクなので旧来からあるQR1だとピン折れという問題があったりしたが、そこはやはり過去にリリースしたステアリングホイールの事もあって、その部分は捨てきれなかったのであろう。

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QR2になりデザインは一新されたが、既存のモノに換装するオプションを用意しているものの、過去のベルトドライブ機は対象外だ。新しいQR2の使用感からすると今のところピン折れするといったトラブルを聞かなくなったため、ピン折れする確立としては激減したことであろう。

しかし、旧来からあるQR1に関しては現在(2023年11月段階)から約2年後には廃盤になるというFANATECの意向もあるため、何れは今ある在庫も底を尽きる。

今までの傾向からすると既存在庫が無くなってしまえば、強制的に切り替えるスタイルであるため、何れはFANATECブランドのスタンダードがQR2を装着したモデルだけになるだろう。それはステアリングも同じことが言えましょう。

 

<そもそも何故ピン折れが起きていたのか?>

そもそも何故ピン折れが起きていたのか?皆さんはどう感じていたのでしょうか?

私自身は現在受けてませんが、過去にはFANATECの「メーカーが受けてくれない」とか「修理に出したけどそのまま返ってきた(?)」とか「修理したけど再発した」とか、そういうメーカーの不具合的な部分を改善して依頼主の元へ返す事をやっていましたが、その中でもピン折れに関しても修理していた実績はありますが、サードパーティーのFANATEC用部品を流用することで折れにくい丈夫なモノへと部品を換装していました。

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ピン折れとしては純正のピン自体が肉薄でデリケートであるので、一般的な使用感では折れることが先ず無いですが、ふとした瞬間的なインパクトでポキンと折れたりしてましたね。そこでSRMなどのブランドから取り寄せた強化部品を代わりに着けていたのですが、その後はピン折れしたという報告は一切聞いていません。

しかし、私も長年FANATECを愛用していますが、実は一度もピン折れしたことが無いのです・・・。

では、ピン折れの原因は一体何だったのだろうかと考察した事がありますが、傾向としては以下に挙げられます。

  • QRのロック締め忘れ(樹脂タイプ)QR Liteや旧バンド固定も含む
  • ロックtoロックを激しく行っていた
  • ステアリングを引きながら操作していた
  • シートから離着座時にステアリングに手を掛けて負荷を与えていた

などが挙げられます。

 

シートの着座位置が寝ていたりするとステアリングを引くように操作している人は少なくなく、そういった”微妙なガタ”を生むような応力を掛けたときに折れている気がします。

私としてはステアリングに手を押し当てる様に、そして回転方向にスムーズに動かせる様にドライビングポジションを最適にしているので、それがピン折れしていないポイントなのではないかと考えています。

 

<ペダルの転換期>

私の場合は過去のPorscheコントローラー時代からFANATECブランドを愛用していた時期があったけれど、そもそもその当時からV1世代のペダルではあった。使用感的にはTOY系から抜け出した金属製の高価なペダルといった印象でしたが、当時としては珍しく、磁気センサーとロードセルを採用していたんですよね。
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個人的な感覚から、所謂ポテンショメータ式の一般的なSIMペダルは踏むのに違和感がありましたので、それは実際の自動車との踏み心地の差があり過ぎたという事になるかなと。

元々の入り口がリアルからSIMに来た人にとっては、私も例外ではなく、子供の時には今どきみたいな環境もプレイする媒体も無いものですから、リアルで走るしか無かった訳で・・・。

V1ペダルもどちらかと言えばSIM系ペダルの基本骨格をしていますので、”踏み心地”的には違和感はあるけど、”踏み応え”を含めたコントロール性はまだ許せる範囲で踏めました。

そこでCSL eliteペダルが登場し、私の場合はそれを永く愛用していたけれど、同時にV3ペダルも所有していましたが、踏み心地や踏み応えは良いんだけど基本骨格がTOY系であるが故にCSL eliteペダルの方が好きでしたね。乗用車のそれに似ている感じで(笑)

安価で簡素なCSLペダルの登場により、個人的に安っぽい感が拭えず少しがっかりしていたけれど、それに追う様に新しく生まれ変わったCSL elite Pedal V2が登場したことにより、従来の泣き所だったセンサー部がホールセンサーに置き換わるなど、基本骨格は良い部分を継承して生まれ変わりました。

上位機であるV3 Pedalは実はかなりな年数がたっており、そろそろマイナーチェンジしてもおかしくはない!

リーバースエンジニアリングすると分かるのですが、こんな上級グレードのペダルでさえもちょっと前の旧い形式の基板を使ったりと上手くコストダウンしているのがFANATEC。

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ここ最近、ライバルブランドから続々と登場する新型ペダルに比べて、コントロール性や性能面的には、同価格帯に比べると同等か、若干見劣りしているくらいである事から、そろそろ進化させるためのプランが進んでるんじゃないの?って予想しています。

今どき世代のペダルのスペックを考えるとV3レベルでも最早役不足になりつつある。

 

ぼちぼち次世代のV4ペダルは登場するのか!?

 

ホイールベースの転換期>

ホイールベースに関しても永き歴史があるFANATEC。昔は高額とさえ思え、普通に手に入らない時代があった事から高嶺の花的な存在であった。

Porsche系コントローラーから始まり、CSW V1、V2、CSL elite for PS4CSW V2.5といった感じでベルトドライブのホイールベースをコレクターしていたけど、部屋の中が機材だらけになるので、途中から断捨離で処分したりプレゼントしたりしたっけか(笑)

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一般的なLogicoolやスラストマスターといったコントローラーとは比較にならない位にパワフルでタフな造りは素晴らしい体験だった。CSW機に限っては商業用に使われるなど耐久面でも桁違いな丈夫な造りと確かな手応えを感じる本物志向なFANATECの造りに魅了された時代も長かったですね。

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安価なダイレクトドライブの登場により、世の中の市場がDDブームになり、主なパーツがモーターという事もあり、過去の長き歴史のある複雑構造なベルトドライブからDDへと世代交代していった。当時を遡ると、DDの先駆けとなったOSWがあり、それを追う様にSimucube2の登場。そしてFANATECもPodiumシリーズをDD1/DD2と世にリリースした。そう!当時はLogicoolやスラストマスターではDDラインナップを持ってないが、それらと同じく家庭用ゲーム機に対応したFANATECは既に上位機種にも照準を定め、完全なる広範囲なシェアの拡大を当時から目論んだとも言える。

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その時点で、世の中のビデオゲームはFANATECも標準のDriverとして組み込まれているものが多いので、「互換性の広さ」を武器にした戦略的な行為は大当たりした。

一気に市場のトップに君臨したFANATECは今やGTのスポンサーをするなど目覚ましい活躍を告げ、世界的に見ても最も有名なSIMデバイスブランドとしての顔も確立したといって言えましょう。

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実はコロナ過に入る前くらいから新規のラインナップは乏しい傾向であったけれども、安価帯のCSL DDやGT DD Proといったモデルが投入され、一気に世の中のDDブームの火付け役となった。

コロナ過であるが故のeスポーツブームにも丁度合致する様なタイミングであった事からインドアスポーツとしてのデバイスで”FANATEC”を知らない人も少なくなっており、高嶺の花的な存在だったFANATECは一般の方々でも手に入るとして一気にシェアが広がりましたね!

 

ただ、先にも触れましたQR1から、当時発表されていた初期型QR2の発表から約2年。当時の映像からは、「いよいよPodiumの内部に仕込まれているワイヤレスモジュールが活用されるのか!」と思いましたが、現行で販売されたQR2は相変わらずのFANATECピンスタイル・・・。(残念)

 

結局はFANATECはピンスタイルから抜け出さないんだ~と、個人的には内心では少しがっかりしたけれど、故障リスクが少なくなっているならQR2という選択肢も有りなんじゃないかと思える部分もあったりする。しかしめちゃ高額だよね!私の場合は所持しているFANATECステアリングの本数考えると15万円くらい行きそうだもの。正直泣ける(笑)

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そもそもQR1からQR2への進化?切り替え?のひとつの理由として、ステアリングをHBに接続する際に、特にPodiumに関して言えば「キツくてはまり難い」とか「抜けない」という不具合も訴えるユーザーは居ました。このゴムの部分が遊び防止と、振動によるブレ防止などの対策としてブッシュみたいに備わっていたものですが、ここに滑剤やグリスを塗ると一時的に滑るものの、油分が含浸してゴムが膨れるので余計に不具合が生じるのよね。私の場合はドライタイプのファンデーションを少量だけトントンと塗布する事でスムーズに着脱できるようにしていました。

 

さて、先日に発表されたFANATECの新型DDである”CLUB SPORT DD”。そして標準で新型のQR2が実装されて登場。

よく見るとPodium DDとはモーターの設計も違う様で、この新たに登場した新型DDは今日に至るまでのFANATEC的な思想を基に新たに設計したデザイン。

外装部分に関しては先に発売されたCSL DD系の部品を流用し、パーツを共有化する事により上手くコストダウンもしている。それはパーツの管理コストでもあり、販売コストでもあったりすることが予想されますが、FANATECってこういう部分のコスト削減が上手い。

 

主要な部分であるモーターの構造。そして処理スピードの向上。そして13Nm・15Nmのラインナップとして追加!……Podium DDがあるのにそのトルク帯のDDの追加には何か策略めいたものを感じます。

 

何故ならば、Podium DDが登場してから年数も経っており、ライバル機種も続々と出てきている中で、このトルク帯のDDをリリースしてくる中で、アンダー20Nm帯のDDを出してくるタイミング的にはライバル機種を意識しての登場であるに違いない。

 

そして、Podium DD自体の設計が如何せん古くなってきたことから、個人的な予想を1年前くらいからX(旧Twitter)や個人のディスコードでも予想を謳っていて、これは個人的な飽くまでも予想ですが、ハイトルク帯の新型DDがリリースされるのでは!?と前々から考えておりました。

過去経緯遡ると、Podium DD2/DD1は最初は別の設計であった事、後のマイナーチェンジでDD2のデチューンバージョンがDD1になったり、保持トルクの謳い文句がHP掲載ページではピークトルクなどの謳い文句をころころ変えてきている事と、私の方にメンテナンス依頼があったものの中味からすると、外観部分では判別できないだろうけれど中身が微妙に変わってた。

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FANATEC製品はシフターなども含めて外装は変わらないけど中身をいつの間にか変えている傾向があるのですが、もしかしたらこの長き沈黙の間にハイトルク帯の新型DDを開発していたとしたらどうだろうか?

今回のFANATECブラックフライデーセールも何だか思わせぶりな大幅値引きと相まって、もしかしたらPodiumの在庫一斉セールなの!?って個人的には思っていたり(予想

して(笑)

 

いつものFANATECなら、既存品の生産ラインを止めて、新しいモノを生産している場合、販売窓口での販売台数はそれまでに製造された販売台数のみで追加で補充しない傾向だったりするので、もしかしたら大量の在庫をストックしていた為にセールで排出してしまおうという考えもあるのではないだろうか。

安価であるCSL DDが登場してから、Podiumの販売台数の数割は半減しているでしょうし、FANATEC Podium DDが以前から欲しかったヒトにとっては又とないチャンスである。

 

新型Podium DDが出るのでは?という予想

ブラックフライデーセールが落ち着いた頃に先日に発表された”CLUBSPORT DD”が12月半ばで販売開始。もし予想が当たっているとしたら2023年年末か来年度初旬辺りにDD1グレードの撤廃か、DD1/DD2に置き変わる20~25Nmクラスのハイトルク新型DDが登場するのでは?と、勝手に予想してます(笑)

Genesis research

皆様はお気づきになっているか分かりませんが、既存のCSL DDやGT DDには実装されていないが、ClubSPORT DDには別系統で結構ゴツイCANバスのコネクターが備わっている。実はRJ接続でありながらPodium DDにもCANバスが接続出来るようになっている。しかし、未だに活用される事のない機能かと思いきや、BMW M4 GTステアリングはCANバスという機能を使う。

新型DDとしてFANATECが発売を決定しているClubSport DD(DD+含む)本体裏側にある電源とは対面に位置する左側のコネクター。これがCAN BUSです。

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CANバスとはなにか?

CAN は一般的にはコントローラーエリアネットワークの代表として、 ホストコンピューターなしで自動車の中でマイクロコントローラーとデバイスが相互に通信できるように使用されます。それで、制御とデータ取得ができます。それらのデバイスも電子制御装置(ECU)と呼ばれて、車両の全ての部品間の通信を可能にさせます。CAN BUSは車両の中で連結されたECUの組を含んでいます。それらのECUが 放送に基づいて互いと通信します。

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Genesis research

このCANバス実装と、ClubSport DDでは新しいモーター設計FluxBarrierテクノロジー、それをコントロールする新しいメカニズムとしてFullForce(フルフォース)が採用されている。

FluxBarrier(フラックスバリアー)テクノロジーは先にリリースされているFANATEC CSL DDやGT DDで採用されている新しいモーターの設計。

単純に見比べたら延長しているだけにも見えますが、実はトルクこそはアンダー8Nmですけど、特にCSL DDのトルク特性は悪くない。この世代の新しい設計のメリットを継承した形でスケールアップし、このモーターをFullForceで制御する。

FullForceは、特にFANATEC® Direct Drive用に調整された新しいフォースフィードバックプロトコルです。モーターの瞬時の応答と直接駆動技術のゼロバックラッシュを活かしています。FullForceは、新しいレベルの没入型エフェクトのために、高周波振動を生成。

Genesis research

Genesis research

比較対象であるOther DDが何であるかは分からないのでグラフで比較するには乱暴な表現にはなっているものの、元々Podiumでも正確なトルク特性を持っていただけに更に磨かれている可能性はある。瞬間的な反応と処理能力、そして情報を正確に表現する能力は今のところ未知数ではあるが、既存のPoduimのエンコード処理法が旧いので、ClubSPORT DDでは、その辺のカバーが出来れば面白いDDになるのではと予想します。

 

また、ClubSPORT DDはピークトルクが12Nm、DD+が15Nmとなっており、この新設計のハイトルク帯の新型がスタンバイしているんじゃないの?って事で、どのタイミングで実装されるのか?はたまた既存のPodium DDがマイナーチェンジしてくるのか?仮にClubSPORT DDが単純にPodiumの下位グレードだと位置したとして、既存のPodiumよりフィーリングが優れていたなら立つ瀬も無くなる。

先日のファームウェア454でステアリングフィールが少し変わったものの、基本的には差ほど変わってはいないが、いい意味で悪くはないけれども。

 

予想だにして無かった改悪な価格改定

そして2023年今年のブラックフライデー以降もDD1の値段がプライスダウン。

ブラフラ終了後にClubSPORT DDの値段が改悪。日本では38100円の値上がり。

もとは公式として提示していた価格は92800円。今は126000円である。

残念ながらDD+は発表したモノの日本での発売は皆無。海外では予約販売してしまっているものだから、私の予想では同時販売しない時点でDD+の発売は壊滅的。

そしてClubSPORT DDの値段の改悪とDD1、DD2のプライスダウン。

全体の価格構想からするとDD1の存在意義は薄くなっており、もしかしたら・・・。グレードの価格的にDD1の存在が無くなるかも知れない。

 

私の勝手な予想ではあるけれども、CSL DD、GTDD、ClubSPORT DD、Podium DD1グレードの撤廃、新型Podium DD2(改名Podium DD)出る!?みたいな(笑)

 

この辺の考えに関してはMOZAブランドへの意識があってか、ClubSPORT DDは当初、控えめなプライスで提示していたものの、トーマスジャッカーマイヤー氏の一喝があってか、はたまた開き直ったのか・・・。この価格改定は改悪といっても間違いはないと思う。

 

まあ、これは私の勝手な予想ですが、意外と当たる部分もあったりする(笑)

FANATECとしても統計的なデータは持っているので、どの辺のクラス帯が、どんなハードで使われているのか?とか用途に合わせたグレードの出荷台数=シェアはどんな感じなのかは把握している。

 

何にせよ、ペダル内部構造の見直しによる進化、よりライトなモデルの安価ペダルの登場、設計的に古くなってきたV3ペダルのモデルチェンジはあるのか?ハイトルク帯のPodium後継機種が出るのか?今後もFANATECから目が離せませんね!

 

これは飽くまでも、今まで長く付き合ってきたFANATECブランドの傾向であったり、今日までの動向を見ていて勝手に将来の戦略的な予想の部分が含まれています。

最終的には蓋を開けてみないと分からん部分はあるけれどもだ。

今まで以上に新ラインナップを増やしてきているFANATECブランドだけに、いよいよ転換期を迎えていると思います。

 

 

今回はこの辺で!

またね!

 

MOZA Racing Rシリーズ上級機種とSimRacingProペダルなどをPS5等で簡単に認識させて使う方法☝️

マイド!

( ´◉ω◉` )σ

 

ジェネです🍀*゜

 

今回のブログ記事は、MOZA Racing Rシリーズ上級機種とSimRacingProペダルを、PS5やXboxでカンタンに認識させ、動作させる方法を初公開します。

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ダッシュボードは当然ながら動かないので(笑)

 

用意するものは"Brook Ras1ution 2"と"CollectiveMindsのDriveHUB"のふたつ、それとHORIさんのPS4コントローラーになります。

後者の組み合わせはテッパンなのでご存知の方も居ると思います。

Brook Ras1ution 2の互換機種とDriveHUBの互換機種を複合させて使うという手法は前々から補助的に私自身も使ってまして、全く互換の無いものはGIMXというアドオンを使ってましたが其方はPCが必要になるのです。

 

今回の御紹介はPCを必要とせず、敢えてこの互換を持ってる媒体である"Brook Ras1ution 2"と"DriveHUB"のふたつを使います。

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MOZA RacingホイールコントローラーをBrook Ras1ution 2の①番に接続。

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Brook Ras1ution 2の接続先はDriveHUBの写真でいう上から②番目。

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正面から見ると左から2番目になります。

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SimRacingProペダルはDriveHUBの一番端のUSBコネクターに接続します。

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DriveHUBから伸びるUSBはPS5に接続します。

後はDualSense若しくはPS4ならDUALSHOCK側で‪✕‬などで確定をすれば認識します。

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Brook Ras1ution 2ってFFBが残念……ってクチコミがあったりしますけど、そもそも家庭用ゲーム機から出ている表現を司るFFB信号が欠落して少ないので、そこはどうしてもPCでのシミュレーターと比較するとそれは妙にこざっぱりしちゃいますが、寧ろ個人的にはPS5互換機種であるFANATECよりはエフェクトを感じやすいですし、走りやすいです。

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CAMMUS C5もBrook Ras1ution 2に対応してますが、寧ろこっちの方がタイヤの粘りや足回りの動きが自然に近くて乗りやすかったりもする💡

 

またBrook Ras1ution 2互換機ならば同じ接続方法で動いてくれるのでバリエーションは広がりますよね。

DriveHUBにしか互換が無いから……とかBrook Ras1ution 2にしか互換が無いからと使用範囲を絞っては面白くないものだったりするので、こういう複合的な組み合わせでも動かせるって事を知っておいて損は無いと思いますね🍀*゜

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勿論、家庭用ゲーム機に使うのに数十万円、下手すると20万円オーバーなんて、個人的には必要ないとは思いますが、普段からゲーミングPCと併用して使いたいと思ってるプレイヤーならばGIMXアドオン駆使するのも良し、Brook Ras1ution 2&DriveHUBをセットで組み替えるのも良し、そこは好き好きでよろしいのではないかと思います。

 

そんな事まで日々検証している私であった(笑)

( -`ω-)b

 

それでは!今回はこの辺で!

またね!アディオス!!( -`ω-)b💕

2023-2024年最新版/FANATEC FFB設定「A SET」「C SET」って何?最新のFFBチューニングマニュアル関連について解説(和訳含む)

マイド!

ちょっとここのところ多忙な日々を送っているジェネです。

故に配信もまちまちになっています(笑)

 

さて、最近のFANATECファームウェア更新に基づき、設定項目も新しい?ものが増えてきました。2023年11月末の時点ではマニュアルにすら掲載されていない情報を参考までに記載したいと思います。

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また、FANATECは過去遡ると何故か不要とされる機能を削除したり、ニュアンスを変えたり、効き方を変えたりと予告なく変更する事もあるため、旧いベルトドライブなどのマニュアル類を含めて掲載されていた内容は古いままだったりするので、今回の記載内容や情報が有効だったりします。

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CSL DDというライトクラスのDD(ダイレクトドライブ)が登場し、高嶺の花だったFANATECが一般のユーザーでも容易に手に入る様になり、それを追う様にGTDDなどのラインナップも増えたために、今まで普通だったベルトドライブからDD層へと一気に移行したため、本当に驚くほどFANATEC人口が増えました。

 

また、FANATEC CSW V2.5以前の個体だと新しいファームウェアに塗り替えた際に細かい項目が排除されて、微調整できなくなるなどの現象もあったりしますので、V2などの個体に関しては古いままで使う方が得策かと思います。

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ここに記載する内容は、此方を見て頂いてメニュー項目が最新になっている場合は有効に活用できると思われますので参考までに御覧になって下さい。

タイトルにもあります通りC SET???と思った方もいらっしゃると思いますので、下記に意味と詳細を記載しています。

 

チューニングメニューの設定説明

FANATECはソフト側でもチューニングメニューの内容は弄って調整する事は可能ですが、ステアリング側のファンクションキーを押すとチューニングメニューが表示されます。Podium DDではそれがウィンドウにも表示されます。設定項目が表示されたら方向スティック (または Funky Switch ™)で動かして調整します。

 

ステアリングホイールチューニング メニューボタンを押して、チューニングメニューをアクティブにしますメニューは ステアリングホイールまたは ホイールベース (Podium DD)のディスプレイに表示されますチューニング メニュー内を移動するには、Fanatec ® ステアリング ホイール の 方向スティック (または Funky Switch ™)を使用します

 

標準チューニング メニュー ( ホイール ベースが デフォルトで使用する) と詳細チューニング メニューの 2 つのチューニング メニューが利用可能です。

 

標準チューニング メニュー :

 1 つの オート (A SET )セットアップ と 1 つのカスタム (C SET)セットアップ で構成されます。 初心者に快適さを提供し、プラグ アンド プレイのみを好むユーザーに最適なフォース フィードバックの感触を提供するために、コア パラメーターのみを調整できます 。   

 

高度なチューニング メニュー :

1 つのオート セットアップと 5 つのカスタム セットアップで構成 –  ユーザーが  ドライビング スタイルに合わせてホイール ベースを微調整したり、フォース フィードバックの感覚を 細部まで好みに 合わせたりするために、すべてのパラメーターを 調整できます。  

 

標準チューニング メニューとアドバンスト チューニング メニューを切り替えるには、まずチューニング メニュー ボタンを押してチューニング メニューを開き、次にもう一度ボタンを押して 3 秒間押し続けます。  

 

自動セットアップの説明:  

  • ゲームでパラメータ値を制御できるようにします 
  • 自動セットアップ を選択して  有効にします 。1 インチOLED ディスプレイでは「A SET」、7 セグメント ディスプレイでは「 A _S 」、 2.7 インチ OLED ディスプレイ では「Auto Setup」と 表示されます。   
  •  ゲームで自動セットアップが積極的に使用されている場合、自動セットアップの表示が表示されます。 
  •  パラメータを選択し 、上/下を使用して現在の値を確認します 
  • 自動セットアップを使用するゲームがない場合は、工場出荷時のデフォルト値が使用されます。 
  •  自動セットアップをサポートするホイールベース CSL DD および GT DD Pro、  P DD、  CSL E WB+、  CS WB V2.5  
  • プラットフォーム:  PC、  PS5 / PS4 

 

カスタムセットアップの説明: 

  • ユーザーがパラメータ値を好みに設定できるようにします 
  • カスタム セットアップを選択して 有効 にします。1 インチ OLED ディスプレイでは「C SET」、7 セグメント ディスプレイでは「C.SET.」、  2,7 インチ OLED ディスプレイでは「カスタム セットアップ」として表示されます。  
  • パラメータを選択し 、上下を押して値を調整します 
  • 値は保存され、この瞬間から使用されます 
  • ホイールベース: -   CSL DD および GT DD Pro、  P DD、  CSL E WB+、  CS WB V2.5 
  • 対応プラットフォーム:  PC、  PS5/PS4、  XBOX  

 

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チューニングメニューパラメータの説明:  

セットアップ 1 – S_1 (セットアップ 1 ~ 5)ホイールベース の  チューニング メニューで、最大 5 つの異なる セットアップを 直接選択して保存できます 各セットアップには次の パラメータが含まれます 

 

感度 – SENSIT –  SEN  (デフォルト = AUTO)  

感度 /ホイール角度は、90°からホイールベースで許容される最大値 まで 変更できます 感度 が「AUTO」に設定されている場合  PC またはコンソールは一部のゲーム (コードマスター F1、アセット コルサ コンペティツィオーネ、GT スポーツなど) で使用されるを 制御 でき ます  

 ホイール ベースごと感度範囲 は 以下の通りです。  

ClubSport ホイール ベース (V1、V2、V2.5)の場合は90 ° ~ 900°  

90 ° -  1080 ° - CSL  Elite  Wheel  Base 、CSL Elite  Wheel  Base  v1.1 および CSL Elite  Wheel Base  PS4   

90 °  -  2520° - 表彰台 ホイールベース  DD1、DD2、および DD1 PS4 ) 

 

フォースフィードバック –  F.FEEDB。-  FF   (デフォルト = 100) 

フォースフィードバック、ホイール ベース 内のモーターの助けを借りて、実際の車を運転するときに感じる機械的応答をシミュレートします フォース フィードバックモーターの最大 強度は、  100 0% の 範囲で 1%刻み で調整できます 

 

ブレーキ レベル インジケーター – BLI (古いドライバーではABS  ) (デフォルト = オフ)この機能はブレーキ入力に関する直接フィードバックを提供します 。値を 100 に設定すると ゲームに 100% のブレーキ入力を与えるとすぐに振動が開始されます。95% に設定すると 95% 以上ブレーキを踏むと振動が始まります。BLI  (古いドライバーは ABS)機能は、  ホイール リム内の振動 とFanatec ペダル セット (Club Sport  Pedals  V2、ClubSport  Pedals  V3、および ClubSport Pedals  V3i)振動モーターを 使用します。   
    

注:ペダルの振動モーターを制御するには、ペダル セットを USB 経由でスタンドアロンバイスとしてではなく、 ホイール ベースに直接接続する 必要があります。   

 

ショック -  SHO  (デフォルト = 100)  

この機能は、 Fanatec ® ステアリングホイール  内の衝撃/振動モーターの強さを表し 、  100%  0% (OFF)まで 10%刻み で 調整できます これらの振動モーターは、ゲームで直接使用すること も、BLI  (古いドライバーでは ABS) 機能で使用することもできます。   

 

フォース (FOR)、スプリング (SPR)、ダンパー(DPR) エフェクト  - (デフォルト = 100)  (範囲: OFF -> 010 … 120) 

 これらのフォース フィードバック モディファイアを使用すると、ゲームが提供するフォース フィードバック信号 の強度を変更できます(ゲームでこれらのエフェクトが使用されている場合にのみ適用可能)。 100 は変更なしを意味します値が低い と強度が低下し 、値が高いと強度が増加します。理論上ゲームが送信できる シグナルには次の 3 種類が あります 。   

 

フォース (FOR) -ホイールを 特定の方向に 押します。 

スプリング (SPR) - ホイールを中心に向かって引っ張ります (ステアリング角度 0)。 

ダンパー (DPR) - 摩擦を発生させます (全体の剛性を調整します) 

すべてのゲームが 3 種類のエフェクトすべてをサポートしているわけではありません。一部のゲームでは、すべての効果を再現するために 3 つのうち 1 つだけが使用されます。 

 

力効果強度 (FEI) - (デフォルト = 100)   

このパラメータはフォース エフェクトの全体的な強度を調整し、ユーザーの好みに応じてエフェクトをスムーズまたはシャープにすることができます  。この設定は、0 ~ 100 の範囲で 10 刻みで調整できます 0 が最も  スムーズオプション  、100 が最もシャープでダイレクトなオプションです) このパラメータを調整すると、一部のゲームでの荒々しいまたは尖ったフォース フィードバック信号を調整するのに役立ちます。   

 

マルチポジションスイッチ (MPS) の機能 - 4 つ のモード- (デフォルト = AUTO) 

MPS スイッチは、  利用可能なポジション MPS スイッチ (合計 12) のそれぞれに異なる車両設定をマッピングする オプションユーザーに提供します たとえば、車のトラクション コントロールと ABS を設定できるため、レース中に値を変更して、自分 に合った適切な設定を見つけたり、 タイヤを節約したり することができます。スイッチは 4 つの異なるモードで動作します。  

 

MPS: 自動 – ステアリング ホイールは、 現在プレイされているゲームにどのモードが適しているかを決定します。  

MPS: エンコーダー – 2 つのボタン (MPS を時計回りに回すと 1 つ、MPS を反時計回りに回すと 1 つ) をシミュレートします。 

MPS: 一定 – MPS は各ポジション (1 ~ 12) に対して一定のボタン信号を出力します。  

MPS: パルス – MPS は各位置に特定のボタン信号を出力しますこの信号は、スイッチを動かしたときに  単一のパルスとしてのみ送信されます 。 

次 の ステアリング ホイールと アクセサリにはMPSスイッチが  付いています 。 

ClubSport Formula V2.5/x -  

https://fanatec.com/eu-en/steering-wheels/clubsport-steering-wheel-formula-v2.5-x 

Podiumボタンモジュールの耐久性: 

https://fanatec.com/eu-en/accessories/steering-wheel-accessories/podium-button-module-endurance  

CSL エリート ステアリング ホイールマクラーレン GT3 V2 -  

https://fanatec.com/eu-en/steering-wheels/csl-elite-steering-wheel-mclaren-gt3-v2

 

 

ブレーキ力 (BRF) -  (デフォルト = 50)  

この設定により、ロードセル ブレーキペダル の感度を調整できます BRF が 100 または MAXに設定されている場合、ブレーキ信号を 100% 達成するには、ユーザーは最大の力でブレーキを踏む 必要があります BRF を MIN に下げると、ユーザーは最小限の労力でブレーキ信号を 100% 達成できるようになり ます ブレーキ信号レベルはドライバー (PC 上) で確認することも 、 付属 ステアリング ホイール LED (ステアリング ホイールのタイプに応じて) で確認することもできます。  

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ダイレクトドライブ ホイールベースのみ の設定です。 

*ナチュラル ダンパー (NDP)  - (デフォルト = 50)  

ナチュラル ダンパーは追加のダンパーを提供し100 からOFFまで  調整できます 100 に設定すると、ステアリングの加速度と角度に反応する最も強力な減衰効果が得られます。OFFにすると、ステアリングに追加のダンピングがかからなくなり、ホイールを回しやすくなります。 ナチュラルダンパーは、ホイールの不要な振動を軽減するのにも役立つ設定です。  

 

*自然摩擦 (NFR)  - (デフォルト = OFF) 

自然な摩擦設定は、車両のステアリング コンポーネント機械的な感触をシミュレートするために使用されます。 設定を高くすると、ホイールを回転させるときに感じる抵抗が大きくなります。 これにより、パワーステアリングのない車両、または非常に幅の広い タイヤ装着した車両を運転する場合、感覚が向上しますこの設定は発振の防止にも役立ちます。  

 

*自然慣性 (NIN)  - (デフォルト = OFF)  

この設定は、ステアリング軸の追加重量をシミュレートします。P1 やマクラーレン GT3 などの軽量ホイールを使用する場合に便利です。自然慣性は、 方向変更時の「粘着性」の低下  から 自然摩擦 (NFR) 設定に も 影響を与える可能性があります。 

 

*フォース フィードバック直線性 (LIN)  - (デフォルト = オフ)  

リニアリティモード  はON/OFFが設定可能ですこの設定を有効にすると、ピークと保持力の間の一貫した出力を保証するために、最大 FFB 出力がわずかに減少します また、ゲーム出力と ホイールベース トルク出力の間の全般的な直線性も向上します。 

 

*フォース フィードバック補間 (INT)  (デフォルト = 6) 

フォース フィードバック 補間「INT」は、入ってくる粗いゲーム FFB 信号をフィルターして滑らかにし、リフレッシュ レートを高めます。 たとえば、一部のゲームでは 60Hz FFB 信号が使用されており 、 非常に粗く感じられる場合があり、yは問題ありませんが、これはフォース フィードバック補間を使用して修正できます。値を大きくすると、ざらつき感が軽減され、信号の滑らかさが増します。 値を OFF に設定すると、フィルターされていない生のフォース フィードバック信号が得られます。 補間を有効にするには、値を 1 ~ 20 に設定する必要があります。 

 

こんな感じになっていますが如何だったでしょうか?

過去経緯振り返りますと、チート機能的なものなど、どこからか指摘されたのか機能をそっくり排除!なんてこともあったため、直接確認するとざっくりとした理由は情報として得られるものの、真意は分からん!って事もあったりするので、私自身もテストして確認したりしていたりします。

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また、いつか内容が変更される可能性もあるため、可能な限りは内容を更新して公開していきたいとは思いますが、私自身も他社のホイールコントローラーも同時に扱っておりますので掲載が多少遅れるかも知れません。

 

今回は以上となります。

また次回のブログ記事でお会いしましょう!

 

 

 

ゲーミングPCや家庭用ゲーム機などで使っているスピーカーを含むサウンドデバイスあれこれを紹介(笑)

マイドどうも!(。・∀・)ノ゙♪

 

今回の記事はちょっと変わった内容でお送りいたします(笑)

 

今や家庭用ゲーム機であるPlayStation5でのプレイ時間は細っていますが、自身がたまにやっているイベントや、過去プレイしているシリーズものをチョイチョイやってたりします。

実は頼まれごとで、とあるチームからオファーがありまして、グランツーリスモのカーリバリーをオリジナルで製作中に、ゲーム中から聞こえてくるBGMを聞きながらコツコツ仕上げている時もあります(笑)

 

元々ゲーマーではないので、今は主だってPCでの環境下でプレイしたり、動画を視聴したり、音楽を聴いたりしているのですが、実は音量が小さくても大きくても音質には拘りたい派で、中高校生の時代から単品高級オーディオを買いそろえるなどしていた時期もありました。

しかし、社会人になってから日本国内もしくは今までの3分の2ほど海外で過ごしているので異動が多く、物々しいものを一式で引っ越すわけにはいかない(笑)

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さて、ここでお題として取り上げますは良い音を奏でる”サウンドバイス”。

今となっては余りプレイできてないが、FPS歴は長く、足音の方向性を感じたりするものでサウンドも音質が良いモノで、且つ安価で手に入れられるモノに限る!

 

今の世の中デジタルが盛んで、ここ数年の間に老舗ブランドが無くなったりと悲しい事もありました。

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実は今の住まいは仕事の関係上、仮住まいであるのですが、PCや家庭用ゲーム機であるplaystation5などでもいい音質で聴きたいけれど、音量をあまり大きくできないという部分もあり、そのある程度の制限がある中で、自分にとっての現時点での最適なサウンドバイスは何を使っているのかを紹介したいと思いました。また、現時点で何をどうしたいのか分からなくて迷っている方にも参考になるのではないかと思い立ち、記事にしております。

 

世の中、凄く多くのブランドがある中、”PC用”と謳われていれば、それは最適だろうと思い、人の心理的に買ってしまうと思います。また、金額的に高いからといって必ずしもいいモノとは限らないモノも沢山あります。

 

そこで・・・・

 

先ずはポイントとして「音量はそれほど出せない環境である」「音量にゆとりがあった方が良い」「音質が良い」「コンパクトである」が主だったところで最終的にはトータルバランスと安価なコスト!

先ずはスピーカーについて触れていきたいと思います。

 

スピーカーに関してはミニピンジャックだと接触不良を誘発し易いので、個人的にはUSB接続をお薦めします!それは家庭用ゲーム機においても同じことが言えますが、PCも含めて実装されているパーツというのはちょっとした事で接触不良が起きたり、経年による劣化で不具合などが出たりするので、確実に得られる環境構築としていつもUSB接続を選ぶ様にしてます。

 

先ずはplaystation5です。プレステのワイヤレスコントローラーである”DualSense”

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実は先代のDualShockの時代から3.5mmミニピンジャックで接続するスタイルであるものの、この部分のパーツに関しては凄く弱い。また、ミニピン自体が接触不良などあったものなら音楽を聴くどころかマイクですらもろくに使えなくなるという事にもなる。

そこで個人的にはUSB接続を敢えて選択している。

USB接続ならば潰して壊さない限りは物理的な接点不良も起きる確率は凄く少ないですし、かなり安定志向だと思うんです。DualSenseにしろ、DualShockの時代にしろ、ミニピンジャックに挿す事がワイヤレスにもなるのでお手頃感や使い勝手感は確かにある。しかしよく壊れる!

( ノД`)シクシク…

 

そこで先ずは現在愛用しているコンパクトスピーカーを紹介します。”小さいけれどもいっちょ前!”というヤツです(笑)

 

お気に入りコンパクトスピーカーその①

サンワサプライUSBスピーカーMM-SPU10BKM

このスピーカーはいろいろ聞き比べて音色が良くて心地よい低音交じりのナチュラルな音質。音量を上げるとそこそこパンチが利いてて、クラシック系やジャズ~ヘヴィメタル系のものまでいい音出してる。

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ボディーは木製キャビネットを使用しているのでボディー内に変な残響感が残らず美しい音質を再現する。

アンプは内臓ているので最大出力は3W+3Wと、数値的なモノだけ見れば大人しめに感じるでしょうか必要にして十分です。USBケーブルでの接続方式なのでデジタルのまま信号を受け取るので、ノイズ交じりで奏でる事はない。

実は音量を小さくしても音質は良いので、あまり音量を上げたくない時でもいい音出てます。ゲーミングPCやplaystation5でもボリューム調整は可能ですが、スピーカー本体にもボリューム調整機能があるのでとっさに回して、その時に最適な音量に調整するのも容易である。一応、ミニピンジャックは付いているものの使ってはいないが、何方もマルチに使える。アンプ内蔵という事で出力源の出力不足を補うというメリットもあったりする。

元々は5,000円台のスピーカーだけれど、今なら単価も安く半額位の二千円半ばくらいで買えてしまう

www.sanwa.co.jp

Amazon.co.jp: サンワサプライ USBスピーカー(ブラック) MM-SPU10BKN : パソコン・周辺機器

 

お気に入りコンパクトスピーカーその②

サンワサプライUSBスピーカーMM-SPU7BK

こちらのスピーカーもサンワサプライ(笑)

先程に紹介したスピーカーの姉妹機ではあるけど音質は似ている。

クラシックもヘヴィな曲も幅広くいい音を奏でる。

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ただ、このスピーカーは背面にパッシブラジエーターを装備しているので少し低音に振ったバージョンかなと思います。同じく、ボディーは木製キャビネットを使用しているのでボディー内に変な残響感が残らず美しい音質を再現するが、パッシブラジエーターが感じの低音交じりの良いスパイスになっている。

アンプは内臓ているので最大出力は2.5W+2.5Wと、先のモデルに比べると数値的なモノだけ見れば大人しめに感じるでしょうか必要にして十分です。USBケーブルでの接続方式なのでデジタルのまま信号を受け取るので、ノイズ交じりで奏でる事はないという内容は同じ。

違いと言えば本体正面にPOWERボタンが備わるので電源のON/OFFが出来る他、POWERをONにしたままにした状態でゲーミングPCやプレステなどを起動すると、一瞬「ポン」と軽い音がするので少々注意が必要。

元々は5,000円台のスピーカーだけれど、今なら単価も安く半額位の二千円半ばくらいで買えてしまう

www.sanwa.co.jp

https://amzn.asia/d/4t5gM9k

 

お気に入りコンパクトスピーカーその③

JBL Quantum Duo

JBLのゲーミングに特化した設計のゲーミングスピーカーです。

音質としてはとにかくパンチが良い。低音もそこそこ力強く奏でます。

そこはJBLらしい高い水準の音質とけして悪くは無いオーディオブランドならではの高品質。

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例えばASSETTO CORSA COMPETIZIONEなどのレーシングシミュにおいても、エンジンサウンドなど迫力のある表現をしてくれる。音質的にはゲーミングとかそっち方向に振っているチューニングをしている感はある。

お値段的には3万円くらいと少々張るけど、イルミが連動して光るなど、高揚感の演出などあったりするのでオシャレ感もあったりする。

個人的には買いなスピーカーです。

jp.jbl.com

 

お気に入りコンパクトスピーカーその④

Bengoo PCスピーカー(サラウンド)

Bengooというブランドのスピーカーで、ぱっと見のイルミが目立つデザインではあるものの音質はそれほど悪くは無い。本体ボディーはエンジニアプラスチック製ではあるものの音響でビビる振動も出ないし基本設計は良さそうなゲーミングスピーカー。

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個々で設置するもよし、2つをドッキングする事でサウンドバー型にもなる。両サイドに立てても良し、サウンドバー型に連結して倒して使うも良しです。

イルミ連動はないものの光が強すぎず光っているのでちょっとしたアクセントにはなる。同社製の類似品を購入したことがあるが似て非なるものでコイツに勝るものでは無かった。

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実は、USBはRGB用の電源確保であり、音声に関しては3.5mmミニピンでの入力ではあるが、私の場合はAmazonベーシックヘッドセットに付属していたアンプを介して音を出力させているが、外部アンプがあった方がコイツの本来の音質が出るみたいな印象。

遊びに来た友達も「まあまあいい音してるな~!」と絶賛だった。

store.shopping.yahoo.co.jp

 

お値段的には3500円代とそれほど高くも無い価格帯で販売されている。

このてのゲーミングスピーカーは見た目で結構裏切られる傾向ではあるものの、これはアンプと併用するともっと厚みのある良い音を奏でますが、単品でもそこそこなのと音の広がりがあるので、良い買い物だったと個人的には思います。

 

お気に入りのコンデンサーマイク

Fifine K658

実はコンデンサーマイクとしては安物買いの大損という事で幾つか試しているものの、1万円台または以下で良いものに巡り合った事が無かった。謳い文句と実際は全然違うって事です(笑)

そこで発売されたばかりのFifine K658というモデルが目についた👀✨

因みに見た目ではありません。見た目も一応、重要ですけど(笑)

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このコンデンサーマイクは音声だけをよく拾う。他のモデルでもそうなのかは分からないですけど、驚いたことにスピーカーからプレイ中のゲーム音を出しているのに、そのゲーム音はVCで話している相手には聞こえていない。声だけを忠実に拾っているという印象です。

声を拾うボリュームは上面にダイヤルとして備わり、トップをタッチするとミュートになる。ONの場合はグリーンのランプ、ミュートの場合は赤くリングランプが光る。

イルミはマイク下部にタッチするとON/OFF出来る。本体への接続は付属のUSBタイプCで、PCなどへは普通にUSB接続する。

価格も1万円ちょいで買えるのでお得に高性能が手に入る。

実は私も普段から配信に使っていますが、最近ではフレンドさんからは他のマイクを使うと声の音量が小さいと言われるので、雑談していたとしても専らコレが主力デバイスになってしまっている(笑)

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https://amzn.asia/d/ceb5g9r

 

お気に入りのゲーミングヘッドセット

EKSAゲーミングヘッドセット E900Pro

ゲーミングヘッドセットはかなりな本数を買い替えてきているけど、謳い文句を鵜呑みにして購入したモノには正直良いモノは無かった。

先ず、ワイヤレスだとマイク音声が曇るし、実はイヤホンの音質もそれほど良くも無くて、FPSやTPSなどをプレイするにおいても足音などの方向性や距離感が重要だったりするので、音質にも拘るけれども一番重要視している点は両方のバランスだったりする。

確かにゼンハイザーとは高級なものは良いとは思うけれども寿命や初期不良を考えたり

すると、正直、個人的にはコスパが悪いと感じてしまう。

item.rakuten.co.jp

 

同モデルはAmazonでも売られていますが、グリーンを愛用しています。レインボーシックスシージやゴーストリコンなどのゲームも足音や方向も、ジャリッとした微かな靴の音まで聞こえる。勿論、高温から低音までの音質と音には厚みがあり、レーシングシミュレーターやフライトシミュなどでもバッチリ良い音を奏でてくれ、そしてパンチもある。

今まで使ってきた中で数万円という高級なゲーミングヘッドセットでも、価格の割には裏切られる事も少なくはなく、そして謳い文句ほど良くもないという事もある。

EKSAゲーミングヘッドセット E900Proはマジで音質が良くてスペアも持っている。意外と知られていないブランドでしょうけど音質や臨場感に拘るならおススメのヘッドセットです。

 

さて、今、自分でプレイ又は配信、音楽・映画鑑賞などマルチで使っている環境をブログ記事にしてみました。

配信に関しては簡易的なモノなので、それは別の意味で参考になればと思っていますし、音を奏でるサウンドバイスに関しては”安くても本当に良いモノ”だけを厳選してますのでコストパフォーマンスに優れているとは思います。

遊びに来た友人も”これは良い音だ!と言って自分も買っているくらいですから、まあまあな環境を構築できていると思います(笑)

 

それでは今回はこの辺で!

またね!